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2015.02.17
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入試は終わりましたが、面接と特色検査が残っています。

今日も、生徒たちを呼び出して、ひとりひとり面接の演習をしています。

それにしても、この理科の問題をつくった人はどういった意図をもって作問をしたのでしょうか。

昨年度、全県の理科の平均点は38.6点でした国語や英語は60点だったので、20点以上の差がつきました。新しい制度で2年目の入試でもあることだし、しかたがないだろう。来年は他の教科とのバランスを考えて平均点も50点代にするような作問をするはずだ。

誰もがそう思っていました。ところが、今年も難易度は昨年度並みか、もしかするとちょっと難しいかもしれないのです。たぶん、平均点は40点を切るはずですし、国語が易しかったので、理科と国語の差はさらに開くはずです。

つまり、国語の70点と理科の70点の価値の差が大きいのです。国語が全受験者の30%が70点以上だとすると、理科はわずか5%しか70点以上がいない、といった試験なのです。これは公平ではありません。つまり、理科で差はつかず、国衙や英語の「できしだい」で合否が決まっていくことになります。理科や数学が得意な生徒が圧倒的に不利になってしまいます。

こんな出題は公立高校の入試問題としてあきらかにおかしいです。

また、数学の問5の方程式の問題です。昨年は正解率が3.7%という出題でしたが、今年の問5もほとんどそんな正解率になるでしょう。もう「問5は無視して先に進め」という指示をだすしかない状況です。こんな出題をして何の意味があるのでしょうか。当然、学校の授業をしっかり受けていれば出来る、などという問題ではありません。

これでいいのでしょうか。



皆で声をあげていかねばいけないと考えています。





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最終更新日  2015.02.17 15:47:01
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