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13日の土曜日に「横浜市栄区公会堂」にて神奈川県教委主催による「学力進学重点校とは何だ!」という中学生・保護者対象の説明会が開かれたようです。わたしは土曜日の授業が忙しいので参加できませんでしたが、信頼出来る県内の学習塾の先生方のレポートからだいたいの様子はわかりました。鎌倉のスバル進学セミナー/中本先生のレポートhttp://offspleiades.net/gksjk2019/小田原の慧真館/岸本先生のレポートhttps://keishinkan.jp/post-9269おさらいをしておくと、進学重点校は以下の4校です。横浜翠嵐、柏陽、湘南、厚木そして、進学重点校エントリー校というのがこの夏に突然に発表になりました。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20181015/
2018.10.15
大学に進学するに際して最初に考えなければいけないことは「何の学部に進学するか」ということでしょう。進学する学部を決めてからどの大学を目指すかを考えることが、目標大学を決める順序として正しい選択になります。たくさんの学部があります。大きく分けると理系学部、文系学部と分かれ、理系学部には代表的なものだけでも理学部、工学部、農学部、薬学部、看護学部などがあり、文系学部には法学部、経済学部、文学部、教育学部、学国語学部などがあります。これ以外に、文理融合の学部、スポーツ系の学部、芸術系の学部もあります。最近では「将来の職業とリンクさせて学部を考えよう」という指導が一般的です。確かに、どの学部に進学するかで将来の仕事が決まる部分は大きいです。ただ、それは大学になにを求めるかによっても変わってくるはずです。大学は就職のためだけにあるのではなく、自分が学びたい学問を身につける場でもあるからです。たとえば「人の心の動きについて関心がある」ならば、心理学部や文学部でそうしたことをつきつめて学ぶことができます。「生き物について知りたい」ということであれば、水産学部や農学部で海や陸の生き物について学ぶ蜜があります。やりたいことがある高校生は、こうして自分の進学する学部をみつけていけば良いでしょう。仕事との結びつきは大学に進学してからみつけられます。やりたいことがわからない、今はみつからない、という生徒はどうすれば良いか。そうした生徒こそ、将来の自分の仕事をイメージして、そこから逆算して学部探しをすることです。仕事というのは「ものやサービスをつくる」「ものやサービスを運ぶ」「ものやサービスを管理する」「ものやサービスを売る」のいずれかに属することです。その中でも最も人数を必要とされるのが「ものやサービスを売る」という部分で、みんながなにも考えずに流されていくと決まってこの部分の仕事をさせられることになります。コミニュケーション能力があり、人を説得したりすることに長けているなら良いですが、そうでないなら「売る」仕事でなく、「つくる」「運ぶ」「管理する」仕事に就けるように自分を磨くことです。「つくる」なら理学部や工学部など、「運ぶ」なら流通系の学問が学べる経営学部や商学部、「管理する」なら法学部など。そうした観点から学部を探してみてください。専門性の強い仕事に興味があるなら学部選択は簡単です。公務員になりたいなら法学部、看護士になりたいなら看護学部、栄養士になりたいなら管理栄養学部、福祉士などになりたければ社会福祉学部、薬剤師になりたいなら薬学部、教員になりたいなら教育学部、などと仕事と学部はがっちりとリンクしています。いずれにしても「先ずは学部を決めること」が大事です。ここをしっかりとしておかないと後々まで後悔することになります。〈10月号の高校生向けの塾通信から〉
2018.10.12
ふるさと納税というのをやってみました。「さとふる https://www.satofull.jp」というサイトで、地域や返礼品から簡単におこなうことができました。ちょうど、小6生と中3生が社会で「税」について学習しているときでもあり、保護者の方もお子さんと一緒に「ふるさと納税」をしてみて、いろいろと学んでも良いのではと思います。そもそも「ふるさと納税」ってなんなんでしょう。自己負担が2,000円で、地域の特産品がいただけて、寄付の使い道も選択できる、とあります。具体的には以下のようにします。自分が応援したいと思う自治体に寄付をする。 ↓続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20181011/
2018.10.11
私立中学受験をする生徒たちには課題図書があって、その内容(あらすじ)をノートにまとめてくる課題を日常的に課しています。この2ヶ月ほどの課題図書は以下の通りです。西の魔女が死んだ 梨木香歩著 https://amzn.to/2C4fSw6十数年も前の作品ですが、今でも輝きを失っていません。映画化もされています。主題は「生と死」というもの。とはいっても、小難しいことが書かれるのではなく、丁寧に思春期の子どもたちにわかるストーリーになっています。それでいて、最後の場面は涙なくしてはいられないものです。多感な心の持ち主である主人公まいと、西の魔女であるまいのおばあちゃんから魔女の手ほどきを受ける場面は、中学入試の問題としてもよくとりあげられます。そんなこと以上に、小学校高学年から中学生にはぜひとも読んで欲しい一冊です。冷たい夜に 江國香織著 https://amzn.to/2A0cnWg短編の集まりです。いわゆる児童文学ではなく、大学入試センター試験などにも題材としてつかわれることのあるものです。今年の小6生は女の子ばかりなので、こうの江國さんの短編小説集もおもしろく読んでくれるのではないかな、と選んだものです。どの作品もストレートにテーマを描くのではなく、日常の何気ない出来事の延長が坦々と進んでいきます。それでも、読んだ後に「あれっ」と残るものがあり。それはひとりひとり違ったものになるような作品群です。わたしは『ねぎを刻む』が好きです。おおきくなる日 佐川光晴著 https://amzn.to/2zZWbUJこれも連作単編ですが、主人公が保育園を卒園して中学を卒業するまでの、家族とその周辺の人々の物語になっています。もちろん子どもが読んでもおもしろいですが、お父さん、お母さんが読めば、子育てのヒントがあちこちにあると思います。とてもすてきな家族の物語です。たとえば、お母さんが、朝のベランダで子どものジャージを干す場面など、ほんとうに日常の一瞬ですが、そこに深い心の動きが描かれ、それはそのまま世のお母さんの心にもストレートにひびくはずです。日常の何気ないひとこま。その瞬間がどれだけ大事な時間なのか、そんなことをこの3冊は教えてくれます。中学受験の読解のチカラを伸ばすためでもありますが、こうした本を通して、小5生、小6生には「豊かな時間」ってなんだろう、ということに気づいてくれるとうれしいですね。
2018.10.09
宮﨑教室内に新しい高校生のための学習塾(予備校)を立ち上げました。Home Pagehttps://compassport.jpTwitterhttps://twitter.com/Compassport2miyajukuの高等部は基本的に中学からの持ち上がりの生徒さんたちを引き受けていて、その生徒さんたちだけで定員になってしまいます。そこで、外部の高校生を対象とした新しいカタチの高等部をつくりました。新しい高等部の名前は Compassport と言います。現役高校生を志望大学合格に導くための「指針」でありたい、という願いをこめています。どんな学習塾なのかはHomePageをご覧ください。とくに http://compassport.jp/wp/ に塾長の思いをまとめています。また、CompassportのTwitterでは、大学入試についての様々な情報をつぶやいています。すでにたくさんの高校生にフォローしてもらっていますが、大学受験を前にした高校生、保護者の方には有益な情報を日々提供していくつもりです。「現役高校生のためのひとりひとりに合わせた学習管理」を提供する学習塾「compassport」をよろしくお願いいたします。
2018.10.04
全国高校「難関私立大学合格力」ランキング・ベスト50【2019年入試版】https://diamond.jp/articles/amp/178088?skin=ampダイヤモンド・セレクト編集部記事にもありますが、首都圏の私立大学の定員厳格化による難化は猛威をふるっています。そんな中、早慶上理やGMARCHなどの難関私立大への合格力を一覧にしたものです。とりあえず、1位から25位までの表を画像で載せていますが、それも含めて神奈川県内の高校を上げると以下のようになります。3位 横浜共立学園(私立)4位 湘南(県立)7位 洗足学園(私立)9位 公文国際学園(私立)10位 栄光学園(私立)11位 フェリス女学院(私立)13位 サレジオ学院(私立)18位 桐蔭中等教育(私立)19位 淺野(私立)20位 聖光学院(私立)24位 逗子開成(私立)25位 横浜翠嵐(県立)26位 川和(県立)35位 横浜緑が丘(市立)48位 神奈川大学附属(私立)続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20181003/
2018.10.03
今日は、わたしが所属する「神奈川県私塾協同組合」の研修会でした。小田原の駅そばにあるUMECOというきれいな公営の市民センターの会議室でした。組合員である小田原の「慧真館」という学習塾の岸本先生によって神奈川県の入試の理科の難しさはどこにあるのか、そして、それに対処するにはどうすれば良いか、という話があり、それに対して出席者でワイワイと話しあうという形式でした。岸本先生の教科に対する研究心は半端ないものがあります。自分で問題を解き、そこから全国の入試問題に探求を広げ、その問題をまた解いて、といった地道な積み上げはなかなか真似できるものではありません。そういった意味で、今日の研修会は得るものがヤマのようにありました。神奈川県の理科は難しいです。合格者の平均点です。2013年 66.4点2014年 38.6点2015年 37.4点2016年 46.5点2017年 46.9点2018年 41.8点続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20191002/
2018.10.02
昨日は1日かけてT中の定期試験対策でした。台風が心配でしたが、夕方まではほぼ影響もなく実施できました。何度か書いていますが、わたしは自習が嫌いです。というよりも、自習が出来る中学生などほとんどいません。試験勉強をしなさい、といってきちんと試験勉強ができる生徒もいません。何をどうすればよいのか、ほとんどの生徒はわかっていません。だから塾に来るのです。ということは、塾はまず「何をどう勉強すれば良いか」をしっかりと示してあげること。それが最も大事な仕事です。自習しなさいは、塾の指導を放棄したに等しいのです。ですから、miyajukuの定期試験対策は、しっかりと「なにを、どう学習するか」を示すものになっています。もちろん、その子の現状によって「やるべきこと」は違ってきます。ひとりひとりにあわせて学習すべきことを示すことも塾の教師の大きな仕事です。個別指導がはやっていますが、生徒ひとりに先生ひとりだからといって、生徒ひとりひとりに合わせた学習カルテがつくれなければ、それは個別指導でも何でもありません。大学生の講師にそれができるとはとても思えません。9月から入塾した生徒が、家に帰ってから「疲れたけど楽しかった」と言っていたとお母さまからメールがありました。なにをどう学習すればよいかを示してあげれば、たいていの生徒は学習が楽しくなります。道を示してあげること。それが塾の教師の仕事です。
2018.10.01
男の子のあつかいに困っているお母さんは多いと思います。miyajukuにも、まさにリアルタイムで息子さんとバトルを繰り広げているお母さんが何人かいらっしゃいます。相談を受けることもあります。そんな時にわたしがするアドバイスの1つです。お母さんの方からお子さんと距離をとる努力をしてください。お母さんは、男の子とのすること、その一挙手一投足が気になってしかたがありません。そして、つい口を出してしまいます。男の子にとっては、そのひと言がウザくてたまらないのです・・・続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180928/
2018.09.28
今朝の「読売新聞」のニュースです。早慶など17私大、3年で合格者3万8千人減https://www.yomiuri.co.jp/national/20180926-OYT1T50120.html?from=ytop_main5何度か記事にしていますが、政府の「都市部への学生の集中を防ぎ地方の大学に進学させる」という方針に拠り、首都圏の私大の定員を厳しく抑制されています。あらためて読売新聞の記事をみてもその数字のすさまじさに驚かされます。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180927/
2018.09.27
東大 大学入試の英語の民間試験 最初の年は活用しない方針https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180925/k10011643741000.htmlというのがニュースになっています。文科省は2021年の大学入試(現在の高校1年生が受験する年)から、英語の民間試験(英検やGTECなど)を導入することにしています。東京大学がその方針に異を唱え、初年度は民間の英語検定試験は合否判定に活用しないことを決定した、というニュースです。多くのニュースが、この決定が他の大学にも影響を与えるだろう、と報じています。そんなことはありません。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180926/
2018.09.26
大和市が部活動についてのガイドラインを出し、周辺の中学校ではおおむねそのガイドラインに従って活動がおこなわれるようになっています。大きな柱は以下のように練習日の基準を設けたことです。* 週あたり2日の休養日を設ける* 平日は少なくとも1日、土日は少なくとも1日以上を休養日とする* 大会などで土日ともに活動した場合は他の日に休養日を振り替える* 朝練習は原則禁止* 長期休養中は、生徒が家族・地域で過ごす時間を考慮する* 1日の活動時間は、できるだけ短時間に* 外部指導者の積極派遣* 部活動指導ボランティアバンクの設置つづき https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180925/
2018.09.25
今朝の朝日新聞の記事です。教科の数値評価、なくなる? 中教審が議論、通知表に影響かhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000012-asahi-soci『学習指導要領の改訂にあわせて、学校現場での評価のあり方を話し合う中央教育審議会のワーキンググループ(WG)が20日にあり、教科ごとに数値評価する「評定」をなくすべきかどうかが議論された。参加した多くの有識者はなくしたうえで、各教科で「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」など項目ごとに「ABC」といった形で評価する「観点別評価」だけにすべきだ、との立場を取った・・・』小学校や中学校の評価については何度か書いています。今・・・続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180921/
2018.09.21
私大定員、管理強化見送り 定員超なら助成減、3年間拡大せずhttps://www.asahi.com/articles/DA3S13686734.html「文部科学省は19日、来年度から予定していた、私立大学を対象とした入学定員の管理強化を3年間見送ると発表した。定員を上回る入学生が1人でもいたら、その人数に応じて私学助成金を減らす予定だったが、既に行っている管理強化で一定の効果が上がっていると判断した・・・・・・」高3生には朗報です。首都圏の私立大学の入学定員の厳格化で、この春の大学入試はとても・・・・・記事の続きはhttps://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180920/
2018.09.20
子どもさんがiPhoneを使っている場合、ぜひとも新しくリリースされたiOS12 https://www.apple.com/jp/ios/ios-12/ にアップデートしてください。iPhoneSE以降のものであればすべて大丈夫とのことです。もちろんiPadなどの機器もアップデートできます。なによりも今度のバージョンがすごいのは、『スクリーンタイム』という機能が設けられていて、どのアプリにどのぐらいの時間を使っているかを見ることができることです。また、それを元に、iOSデバイスを休止する時間を設定したり、特定のタイプのアプリの利用時間を制限したりすることもできます。具体的にいうと、子どもがLINEを使える時間を午後7時〜8時の間、Youtubeの視聴時間は1週間で3時間、午後11時以降は電源が入らないようにする、などという設定が出来ます。時間制限はアプリごとにもできますし、すべてのカテゴリーをあわせて△△分まで、といった設定も可能です。ファミリーアカウントを利用していれば、親が自分のiPhoneから子どものiPhoneを設定できます。ファミリーアカウントは、他に子どもが勝手に様々なものを購入したりできないような設定も出ます。親のアカウントで子どもにiPsdを使わせている人もいるでしょうが、できれば子どものアカウントを別につくって親のアカウントと紐付けしておきたいですね。なんだか難しくてわからない、という方がいらっしゃるはず(^^)であれば、お子さんのiPhoneまたはiPadで『スクリーンタイム』をタップして、それぞれの使用制限を親がしてしまうのが手っ取り早いでしょう。その設定にはパスワードをかけることができるので、お子さんが勝手に設定を変えることはできません。iPhoneやiPadなどのデジタルデバイスは、もはや子どもたちにとっては身近な存在で、なくてはならないものです。ただ、野放図に使わせるのではなく、そこにはある決まったルールを設けるべきです。一方的に『スクリーンタイム』を設定するのではなく、これをきっかけとして1日の中でのスケジューリングをお子さんと話しあってみてはどうでしょう。その中でiPhoneやiPadとどうつき合うか。しっかりと話しあってください。
2018.09.19
生徒の宿題は時間がある限りわたしがチェックしするようにしている。子どもたちに任せると「ぞんざい」な赤入れになるのが目に見えているからだ。昨晩の中1の英語のワークの赤入れ。複数形を学んでいて、問い1は「つぎの語を複数形にしなさい」という問題だ。にもかかわらず・・・I have four pen.How many book do you have?なんて解答ばかり塾での指導ってほんとうに地道にこうした部分の修正を子どもたちに働き続けることだ。魔法のように「やる気スイッチオン」なんてことはゼッタイにない。ひとつひとつ。這うように進んでいくだけだ。赤入れしていると名前を見なくても「また△△だな」とか「○○だな」とわかってくる。それだけ同じような間違いを繰り返しているということだ。来週でこの間違いはなくさせよう。
2018.09.15
私立高校の入試については何度も書いてきていますので簡単にまとめます。1 私立高校の入試は、12月の半ばに所属の中学校と受験予定の私立高校との間で事前相談がおこなわれる。2 事前相談の基準は前もって私立高校側から所属の中学側に伝えられていて、基本的にその基準を満たしている生徒のみを相談にもっていく。3 事前相談でOKをもらった生徒は基本的に合格が確約される。これは書類選考入試だけでなく2月10日に試験が実施される場合も同じ。事前相談の基準は私立高校によって違います。また、神奈川県内の私立校公については基本的に公開されていません。最近は、学校説明会などで口頭で伝えてくれるところも多いようです。東京都内の私立高校についてはホームページ等で公開されています。多くの生徒が、公立高校第一志望で私立高校が第二志望になるはずです。この場合は「併願確約」という基準を参照して下さい。何度もいいますが、この基準を下回っていると事前の相談にのせてもらえません。ということはその私立高校を受験できないということになります。また、12月の半ばの段階で事前相談にのると、その後の変更も出来ません。各私立高校の「打診」の今年の基準は、9月以降に少しずつわかってきます。今までは塾のホームページに鍵をつけてまとめてきたのですが、ネット上のあちこちで基準の数字をひろえるようになっています。今年は、miyajukuのTwitter @miyajuku でつぶやいていくことにしました。塾のホームページを開いていただければ、PCなら右下の方に、スマホなら下にスクロールすれば出てきます。随時、アップしていきますので、そちら https://twitter.com/miyajuku をご覧ください。
2018.09.14
この時期、あちこちで進学相談会がおこなわれます。そんな中、学習塾の団体が主催している進学相談会が以下のものです。とくに町田会場でおこなわれるものは、わたしが実行委員長になっているものです。私立の中学、高校の先生方が個別に受験生とお話しいただける、という相談会です。中3生にとっては、そろそろ併願の私立高校をしぼる時期になります。確かに2学期の成績が出ないことには、どこにいけるのかがはっきりしません。といっても、1学期の成績から考えて、ある程度のところまではしぼり込むことが出来ます。今年の各私立高校の合格基準も少しずつわかってきています。この相談会で、自分の成績でどこの私立高校に合格できるのかを知っておきましょう。何度もいいますが、私立高校の合否は学校の成績だけで決まります。ただ、どの成績をみるのかは学校ごとに違っていますし、中にはオープン入試を実施する学校もあります。さらにやっかいなことは、そうした数字が神奈川県内の私学については、あまりオープンにされていないということです。東京の私学は学校のホームページなどに明示されています。いずれにしても、この相談会で、具体的な数字を直接聞いてみましょう。「あとこの教科を△△段階上げれば大丈夫だよ」などと具体的に教えてくれるはずです。相談会の具体的な中身は「神奈川民間教育協会 http://www.kmkk.or.jp」のホームページで確認下さい。
2018.09.13
湘南学園中学高等学校について(ちょっと厳しく)書きました 。ESD入試というのをはじめるそうですが、もともと1点刻みでの入試をしていた私立中学にそうした制度が馴染むのか疑問です。 と同時に、やっぱり保護者が求めているのは、しっかりとした大学進学への徹底指導です。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180912/
2018.09.12
昨晩、7年ほど前の塾生とLINEでつながり、遊びに行ってもいいですか、ということなので、大歓迎だよとなった。彼女は中学から湘南学園に通い、今は日本女子大に通っている。ハンバーガー屋でお昼を食べながら、当時の話しやら、今の学校の話しやら、これからの就活の話しなんかをした。ちょうどわたしの娘が大学生で塾の仕事を手伝ってくれていた時だったので、そんな話しで盛り上がった。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180911/
2018.09.11
昨日は大和商工会議所の会議室にて「神奈川県私塾協同組合主催読書作文コンクール」の表彰式でした。このコンクールの特長は、作者の方に選考をお願いし、作者の方から表彰をしていただく、というものです。第6回となる今年の課題図書は、醍醐千里さんの「魂の約束」でした。子どもたちにとっては・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180910/
2018.09.10
テレビのニュース番組を見るのがつらいです。出来れば子どもたちに見せたくないですね。いつの頃からかテレビのニュース番組は、情報を伝えるための役割を忘れ、ただただ、視聴率が上がりそうな、劇的な、ニュース映えしそうなとがった話題だけに注力していくようになっています。たとえば、ここのところのパワハラの問題。痛すぎます。問題の本質にせまるのではなく、かわいそう、頑張ってるのに、ひどい、などといった感情に訴える部分だけを大きく取り上げる。と同時に、ちょっとした権力を持っている人たちへの徹底的な攻撃。絶対に子どもたちには見せたくないです。この問題に関していえば、次の2点が問題だと思っています。1 暴力をともなった指導は絶対にダメ2 巨人の星世代の指導は絶対にダメ結果につながれば指導法は問わない、時に暴力も必要なことがある、というのは時代遅れもはなはだだしいですが、そうした指導がまだ残され、それを容認する空気も残っている、ということです。あの18歳の体操選手の言葉の端々にそれを感じさせられるし、そんな言葉をしゃべらせている空気がとてもいやです。誰かが、あなたの言っていることは間違っています、たとえオリンピックに出られたとしても、それが暴力的な指導の結果なのであればなんの意味もないんですよ、と教えてあげてください。あなたの姿を見て、子どもたちが「オリンピックに出られるなら理不尽な指導もがまんしなくちゃいけないんだ」と思ったりしたら大変です。そんなことは百も承知で、視聴率がとれるように番組をつくっていく。そんなニュースはお払い箱です。そして、巨人の星世代の指導。根性論。もうダメダメです。これは今の部活動にもつながることです。筑波大教授で柔道選手だった山口香さんが「巨人の星に感動した世代は指導や組織の要職から外れるべき。これからはキャプテン翼でサッカーの楽しさを知った世代が現場で活躍しないといけない」と言っています。その通りだと思います。せつかくの機会なので、そうした議論を深めるべきなのかマスコミの役割なのでしょうが・・・ そして、わたし自身も巨人の星世代(といっても当時から根性論には違和感を持っていましたが)なので、自分自身を戒めながら子どもたちの学習指導に取り組んでいきたいと思っています。
2018.09.08
すごいアプリを見つけました。Photomathhttps://itunes.apple.com/jp/app/photomath/id919087726?mt=8数式に携帯のカメラを向けるだけで、PhotoMath が問題を解き、魔法のように瞬時に手順ごとの詳しい解答を表示します。下の写真にあるように、式をスキャンするだけで即座に解答が表示されます。解答だけでなく、段階的な計算の過程もみせてくれます。何問かですが、中3の2次方程式は、因数分解で解くものも解の公式を使うものもきちんと解けました。さらにすごいのは、グラフを表示してくれるのです。高1の数学あたりの二次関数のグラフは美しく描いてくれます。説明によると絶対値方程式,複素数,指数関数的な方程式,積分,極限なども解けるとのこと。今日の夜にでも試してみます。無料のアプリですから、みなさんも試してみてください。中高生がこのアプリを知ったら宿題はすぐに終わってしまいますね。でも、使い方次第でかなり強力な数学の学習補助ツールになります。ただし、残念ながらiOSでしか動きません。andoroidはダメです。
2018.09.07
今日の午前中は「成績Ap http://t3-win.com 」の先生と様々な打ち合わせと情報交換でした。 成績Apシステムは、AOや推薦にしぼった形で大学進学をめざす高校生のためのシステムです。具体的には高校の成績をアップさせて、指定校推薦や公募推薦、AO入試で大学進学をめざす生徒の後押しをすることです。高校に入るととたんに勉強をしなくなる生徒はたくさんいます。逆にいうと、そうした生徒がたくさんいるということは、ちょっと勉強すると高校の内申は上げられる、ということです。 また、中学と違って高校の成績はほぼ定期試験の得点だけで決まります。提出物やら授業態度やらといったもので評価がされることは少ない、ということです。 ですから、きちんと定期試験対策をしてあげれば、比較的容易に学校成績を上げることが可能だということです。 今や何らかの形の推薦形式で大学に進学する生徒が5割近くに達しようとしています。首都圏の私大だけに限れば、さらに多くの高校生が推薦形式での大学進学をしています。ですから、まずは学校成績をしっかり確保して、というのが大学進学をめざす上での王道になっているのです。 といっても、今の高校生にそうした具体的なアドバイスができる大人は少ないです。学校の進路指導もあまり期待できません。高校の先生は今でも「一般試験での大学受験がベストだ」と考える方が多いのも事実です。 さらに、大学進学は夢ばかりを追いかけていても結果はでません。現実をきちんと分析し、生徒の得意不得意をしっかりと把握し、さらには向き不向きや、将来の職業との結びつきなど、きちんとした分析と数値化のもとでの進路対策が必要です。 ある意味では、学習塾のきめ細かい対応が、今の高校生には絶対に必要だということです。 中学生を通塾させても、高校生は通塾は必要ないと考える保護者の方も多いのは実際です。しかし、それは逆かもしれません。高校生こそしっかりとした学習塾の指導が必要なのが今の時代だとわたしは考えます。
2018.09.06
国語の成績をアップさせるには語彙力をつけるべき、という記事を先日書きました。ただ、学校の定期試験の国語の成績を上げるには、語彙力をつけるよりももっと劇的な手段があるのです(^^)そんなことを記事にしました → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180905/
2018.09.05
小、中、高校生のお子さんをお持ちの保護者の方に就職活動の話をしても「そんな遠い先の話は・・・」となりそうですが、そんな就活について下のようなニュースが入ってきました。就活ルール廃止検討 学生らに波紋広がるhttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180904-00400148-fnn-bus_all就職活動については、今までは経団連が採用活動の基準を定めていました。大学3年時の3月に企業説明会をはじめ、大学4年時の6月から採用試験や面接を開始する、というのが今のルールです。しかし、多くの企業がそのルールを守っていません。今年のデータによると ・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180904/
2018.09.04
語彙力がない生徒の成績はなかなか伸びません。それに対して語彙力のある生徒は地頭があり、どんな教科についても学習はスムーズです。そんな語彙力についての記事です。まず、語彙力のない生徒は英語の力が伸びない。よく、なかなか英単語が覚えられない生徒がいます。その生徒は致命的に日本語の語彙力がないことが多いです。なぜなら、「suggest」という英単語を覚えようとしても「示唆する」という日本語の意味がわからないからです。さらに、英単語を覚えるときの大切な方法として・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180903/
2018.09.03
1週間が過ぎてしまいましたが、夏の講習が終わった先週の土曜日から月曜日まで、2泊3日で北アルプスに登ってきました。白馬岳(しろうまだけ)です。駅の名前も市の名前も「白馬(はくば)」ですが、もともとは「代馬(しろうま)」なのでそう呼びます。今年の北アルプスの天気は不安定で、2泊3日のうちそこそこ晴れていたのは数時間のみ。三千㍍の稜線では強風にあおられ、ほとんど真っ白いガスの中の登山になりました。それでも楽しい登山になりました。どんな状況になっても「楽しむ」というのが「山登り」です。続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180902/
2018.09.02
神奈川県の県立(市立)高校の入学試験は「内申+入試得点+面接」で合否が決まります。志望校を決めるに当たって何を基準に「合格の可能性」を判断するかはこのことを忘れてはいけません。ともすると、学校の成績だけで「合格可能性」を判断しがちだからです。miyajukuの周辺校では「面接点」で大きな差をつけている中堅、上位校はほとんどありません。ということは「内申+入試得点」で合否は決まるということです。以下は、「内申+入試」を「300点+500点」の800点満点とした場合の「1次ボーダー」の数字です。倍率は今春入試のもの。比は「内申 : 入試」の割合。川和高校 690点 1.46倍 4 : 4大和高校 630点 1.44倍 3 : 5横浜平沼高校 615点 1.24倍 4 : 4市が尾高校 595点 1.18倍 4 : 4松陽高校 570点 1.17倍 4 : 4海老名高校 570点 1,14倍 3 : 5座間高校 565点 1.29倍 3 : 5元石川高校 520点 1.30倍 4 : 4湘南台高校 515点 1.02倍 4 : 4(以下 続きます)続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180831/
2018.08.31
来春大学入試は今年以上に厳しいものになることは間違いない。何度か書いているが、政府が地方の活性化のために首都圏の私立大学の定員を厳格化する政策をとっているからだ。一定の基準をこえて学生を入学させると国からの補助金が交付されなくなる。各私立大学は入学定員充足率に神経質になっている。これまで1.2倍だった入学定員充足率を、16年度は1.17倍に引き下げられ、17年度は1.14倍、18年度は1.1倍と年々厳しくしている。具体的に今週入試で合格者を首都圏の私大がどれだけ減らしたのかというと。日本大(▲3853人)、法政大(▲3633人)、東洋大(▲3170人)、早稲田大(▲1960人)、明治学院大(▲1705人)、専修大(▲1638人)、明治大(▲1638人)、東京理科大(▲1576人)、青山学院大(▲1356人)、駒澤大(▲1223人)・・・この影響はすさまじいものがある。続きは → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180830/
2018.08.30
小学6年生と中が3年生を対象に実施されている「全国学力テスト」ですが、テストそのものだけでなく、保護者対象のアンケート調査もおこなわれています。そして、このアンケート調査から様々なことが読み解かれているようです。具体的には、お茶の水女子大らの研究者が文科省から委託され、小6と中3の児童生徒の保護者から、無作為に10万人規模を抽出。保護者の年収や学歴といった家庭の社会・経済的背景を指標化して4階層に分け、テストの平均正答率との相関関係を分析しているとのこと。そんな調査から表題のような衝撃の事実がわかったというのです。続き → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180829/
2018.08.29
東進ハイスクールから最新の大学、学部偏差値一覧が出ています。東進ハイスクール 2019年大学入試 偏差値ランキングhttp://www.toshin-hensachi.com/80%合格ライン、50%合格ライン別。国公立大学、私立大学別。学部、学科別。学問の体系別。さまざまに分類整理されています。さらに便利なことに、それぞれの大学、学部、学科をクリックすると、それぞれの学校の詳細や入試の内容、来年入試の詳細なでの情報にリンクしています。合格体験記や過去問まで手に入れられます。便利ですねぇ(^^)良くいわれる、早慶上理、GMARCH、日東駒専などといったざっくりとした偏差値帯が実はあまり意味がなく、学部、学科ごとに細かく偏差値は分かれていることがよくわかるはずです。高校生へのこの表のお薦めの使い方は、自分が進みたい学部、学科別の一覧表を開き、上から順に学校名をおってみるやり方です。おっ、こんな学校があるんだ、というような思わぬ発見が必ずあるはずです。また、親の世代にとっては、自分たちが大学受験したときの偏差値と今の大学の偏差値の差を知ることです。昔は難しかったのに、昔は簡単だったのに、という大学がたくさんあるはずです。また、各大学が特色を出すために「看板の学部、学科」を作っています。そうした学部、学科は思いのほかに難しかったりします。大学受験の「今」を知るのにぴったりの表かと思います。
2018.08.24
このブログではできるだけセンシティブな問題については書かないようにしているが、今回はちょっとだけそんな問題にふれてみたい。高校野球についてだ。まず、今回の決勝を戦った2校をはじめ、すべての高校球児をリスペクトしていることを言っておきたい。さて・・・今回の決勝は見るにたえなかった。何で決勝戦をあの日にやらなければいけないのか、ということだ。ひとりの才能豊かな男の子の未来をダメにしてしまうかもしれないことと引き換えに、マスコミがこぞって盛り上がっている様子は醜悪だった。あえて良かったことといえば、早めに打ち込まれて降板したことぐらいだ。高校野球って誰のためにやっているのだろう。高校球児のため? いや絶対に違う。朝日新聞をはじめとした新聞、雑誌、テレビなどのためであり、高校野球というコンテンツで利益を上げているすべてのメディアのためだ。もっというと、そこにドラマを見て悦になっているわたしたちすべてのためだ。決して彼らのためではない。高校球児たちは甲子園をめざす。しかも、それは「負けたら終わり」のドラマチックなものだ。ドラマに飢えている現代人は、その悲喜こもごもの高校球児たちの一挙手一投足にわくわくする。でも、それと引き換えに彼らが失っているものを考えてあげるべきではないか。それが「オトナ」っていうものではないだろうか。甲子園を目指して何が悪い、と彼らは言うだろう。わるいことなどない。彼らは純粋だろうし、若い力はすばらしい。問題は、その将来のある彼らの芽をつぶしかねないことを平気でオトナたちがやっていることであり、その犠牲に目をつぶって盛り上がっていることだ。高校野球に今の中高生が直面している部活動の問題のすべてが凝縮されていると思う。勝利至上主義、行動の一律化、個性の埋没、果てしない練習時間・・・ 何よりも部活動に時間だけでなく心がすべて奪われてしまい知らず知らずに自由をなくしていることだ。本人たちは自由でないことにすら気づいていないことが多い。一所懸命に部活動に打ち込むことが悪い、といっているのでは決してない。問題は、そこにルールがないことだし、子どもたちの個性もなにもなく、勝つことが至上命題となっていることだ。高校野球が変わらないと部活動の問題は何も解決しないと思う。まずはわたしたち「オトナ」が「おかしいよ」という感覚を持つことではないだろうか。
2018.08.23
部活動が高校入試に関わるのかどうか。つまり、部活動を3年間続けていたり、部活動で良い成績をあげれば、高校入試で有利になるかどうか、ということです。結論からいうと、神奈川県の公立高校入試では評定(教科ごとの数字の評価)以外のことは、面接や特色検査で確認する方針のためまったく関係がない、ということです。観点別の評価も活用されません。もう少し細かく説明すると、神奈川県の公立高校入試では、調査書は評定の数字だけを活用することになっています。確かに中学校から提出される調査書には、諸活動の記録や所見欄があります。その内容は面接の時に活用するもので、点数化などはしません。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180822/
2018.08.22
先日の「読書作文コンクール」の作品を読んで感じたことです。小学生の作文はバラエティに富んでいておもしろかったです。家族のこと、習い事のこと、友だちのこと、学校のこと、趣味のこと・・・ 具体的にいろんなことを例に出して自分の言いたいことを書いていました。それぞれの主張も様々で、読んでいてとてもおもしろかったです。それに対して、中高生のほとんどが部活動のことに話題がいってしまいます。作者はこう言っている。わたしはこう思う。先日も部活動で△△なことがあって、という展開での文章になっていくのです。それだけ部活動が彼ら、彼女らの中に占めているものが大きいのはわかります。それを良くないと言っているのではありません。部活動を引き合いに出し、その後の展開も決まった流れになっていることです。みんな「仲間と一緒に成長したい」という主張ばかりになっているのです。中学生だけでなく、高校生もほとんど同じような展開での文章になっているのにはとてもがっかりでした。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180821/
2018.08.21
18日の土曜日、22時までの授業を終えた後、厚木の塾の先生のところに集まって、神奈川県私塾協同組合主催の「読書作文コンクール」の選考会をおこないました。今年の課題図書は、醍醐千里さんの「魂の約束」です。作品は http://www.geocities.jp/shicago3137/yakusoku.html にあります。7回目なるこのコンクールは、つぎのような特長があります。課題図書の作者の方によって選考がされる。課題図書の作者の方から表彰される。課題図書の作者の方とさまざまに交流の機会がある。つまり、子どもたちが読んだ本の著者の方に子どもたちの書いた感想文を読んでいただき、その著者の方から「こんなふうに読んでもらえたんだね」と講評までいただけるのです。さらに著者の方に「わたしはここをこんなふうに読んだのですが、実際にはどんな意味なのですか?」と質問までで来ます。なかなかそんな機会はもてないでしょう。入賞者は以下の日時で表彰式があります。9月9日(日) 午前10時〜大和商工会議所当日は醍醐さんから直接に表彰を受け、自分の書いた感想文に講評もいただけます。できましたら、こどもさんのハレの場に保護者の方もご一緒いただければ幸いです。たくさんの方のご来席をいただければありがたいです。
2018.08.20
miyajukuの習字教室は「公益財団法人 日本習字 https://www.nihon-shuji.or.jp」という組織に所属していて、そこから生徒たちは級位や段位をいただいている。その日本習字では毎年7月に「たなばた競書大会」というのが実施され、ふだんの半紙とは違うおっきな紙に文字を書いて日本習字に送ります。全部で5つの賞があり、上から順に「観峰賞」「金賞」「銀賞」「銅賞」「努力賞」となり、いずれかの賞を授与されます。日本習字の創設者、原田観峰(はらだ かんぽう)先生の名前から由来する「観峰賞」は最優秀賞です。なかなかとることできません。そんな「観峰賞」をmiyajukuから3人の生徒が受賞しました。すごいですねぇ。めでたいことなので名前も消さずに出します。だってこの名前を上手に書くためにも一所懸命に努力をしているのですから。あらためて見ても「おっきな良い字」だと思います。元気いっぱい、あふれんばかりの若い力を感じさせてくれます。こんな文字を書いて欲しいなぁ、という文字そのものです。いいなぁ(^o^) 段位も準4段、準6段と進んでいます。もちろんそのほかの子どもたちも頑張りました。次回は観峰賞をめざしましょう。金賞 3人銀賞 3人銅賞 4人miyajukuの習字教室も4年が経ち、子どもたちも成長していってくれてます。文字と向き合う、を大切にしてこれからも指導を続けていきます。
2018.08.18
現高1が受験する2021年以降の大学入試では、高校3年年時の4月~12月の間の2回までの民間試験の結果を活用することになります。活用のしかたは様々ですが、先日発表になった早稲田大学の入試では、100点満点の英語の入試のうち30点分に外部検定試験の結果を割り振る、としています。その他、一次試験的に外部検定のスコアが△△以上の生徒のみが志願できる、としたり、そのスコアによって英語の試験を免除したり、となるはずです。まとめてみると・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180817/
2018.08.17
台風の影響もなく、8時30分に中央林間駅に集合。電車で関内まで行き、先ずは「神奈川県立歴史博物館」に。ここは建物そのものが、明治時代に作られた「横浜正金銀行」です。国の重要文化財になっています。縄文時代→弥生時代とめぐっていきます。縄文土器や土偶のスケッチを。つぎに平安時代→鎌倉時代と進みます。開国から明治初期にかけての展示は力がはいっているところです。ここまでで2時間ちょっと。みんなしっかりと学習出来ました。続きは → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180809/
2018.08.09
夏の講習前半の最終日です。受験クラスの小学生と中学生の「まとめテスト」です。中1生と中2生は、1学期範囲までの内容でのテストになります。全国順位と偏差値の出るテストです。簡易的ですが志望校判定も出します。学校の成績が絶対評価になり、子どもたちは相対的な評価に慣れていません。人と比べてはいけない、というのはある意味で正しいですが、学習の上ではちょっと違います。自分なりに理解を深めていくことと、相対的な評価の中で自分の位置を知ることは同時並行で進めていくべきことです。高校入試は「競争」です。入試ですから、合格する子と不合格の子がいます。その差は得点ですし、まさしく相対的な評価で合否がわかれていきます。今の子どもは自分の相対的な位置を知ることを嫌う傾向にあります。慣れていないからです。でも、目をつぶっていてもしかたがありません。きちんと自分の立ち位置を知ること。そこからつぎの一歩ははじまります。中3生は「県模試」になります。今まで学習した内容で県入試の出題傾向にあわせた模試になります。こちらは志望校ごとに自分の順位を知ることになり、より具体的な相対評価になります。この夏の時期、しっかりと自分の実力を知り、ここからの学習の出発点にしたいです。小6受験生も、あと少しで6年生の範囲を終えられます。9月までは未修範囲の学習に専念し、そこから志望校ごとの入試問題演習です。高1生と高2生は、それぞれに秋の英検の2級と準2級の合格が目標です。この夏の英検対策でそれなりの手応えを感じているのではないでしょうか。休み中も英単語、英熟語などの学習は継続しましょう。高3生はそれぞれに忙しい中での講習でした。時間と予定の折り合いをつけるのが大変でしたが、後半講習からは学習に専念する環境づくりをしていきましょう。センター試験まで5ヶ月を切りました。明日は予定通り「歴史探訪ツアー」を実施する予定です。台風の影響も今夜中に抜けてくれそうです。10日〜16日は塾の夏休みとなります。久しぶりに北アルプスの剣岳、立山に登ってくる予定です。19歳の大学生の時に合宿山行で登って以来です。良い写真が撮れたらここにアップします。皆さまも良い夏休みをお過ごしください(^^)
2018.08.08
夏期講習の前半は、明日の中学生の「まとめテスト」で終了です。また、9日の木曜日には「歴史探訪ツアー」を予定しています。そんな夏期講習最終コーナーに来ての「台風13号」です(^_^;) 困りました。最新の天気予報では、明日は少なくとも夕方までは風雨もそれほど強くはなさそうです。今のところ予定通り13時スタートで「まとめテスト」は実施の予定です。中止にする場合などは明日のお昼前11時頃に一斉メールします。メールがなければそのままテストを実施とご理解ください。「歴史探訪ツアー」ですが微妙な状況です。台風の進む速さが読めないので、9日の午前中の様子がわかりません。とりあえず、朝の7時の段階で大和市及び横浜市に何らかの警報が出ていたら中止とします。その場合も一斉メールをしますので確認下さい。歴史探訪ツアーは、県立歴史博物館→開港資料館→新聞博物館と3つの博物館をめぐりつつ、キングの塔、クイーンの塔、ジャックの塔という歴史的建造物も見学するという贅沢な(^^)ツアーです。しかも、わたしのガイド付き。神奈川県の歴史から日本の歴史に広げていくツアーです。お昼は中華街でおいしいものも食べて、関帝廟もお参りして・・・と、盛りだくさんのイベントなんですが。台風にはかなわないかぁ(T-T)
2018.08.07
周辺公立高校からの今春大学合格実績の「成蹊、成城、武蔵、明治学院、東京都市大」編です。続きは → https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180806/
2018.08.06
中1生は「一次方程式」の解き方が終わり、その利用に入っていくところです。ふだんから「ミスをしないためには決まったやり方を必ずすること」と何度もいい続けています。たとえば2x-7=2という方程式を解くのに2x=7+2という書き方はやめようと指導します。2x=2+7としなさい、何度も何度も指導します。どういうことかというと、左にあった「-7」を右に移項するのだから、もともとあった「2」を先に書いてから移項させて符号の変わった「+7」を書こう、ということです。そんな細かいことどうでも良いじゃん、という生徒は、複雑な方程式になるとミスがどんどん増えます。また、学年が進むにつれて数学がガタガタになっていきます。ミスをしないためには「決まったやり方」を徹底的に続けることです。学習というのはこうした「些細な」ことの積み重ねです。そして、子どもたちへの指導というのも、ほんとうにこんな細かな指導の繰り返しなのです。できる子は素直に実行します。できないことは、いつまでたっても「テキトー」にやってしまいます。成績が良い子と悪い子の差は、こうしたちょっとしたことなのです。学習塾の指導は地道にひとりひとりに向き合い、しっかりと「移項の際は先にある文字から書くんだよ」ということを徹底させるところからはじまります。
2018.08.03
神奈川県は来春私立高校に入学する生徒から「授業料の実質無償化」の政策を実施します。どんな仕組みかをわかりやすくまとめてみたいと思います。世帯年収が590万円未満の場合私立高校の授業料は実質無償化+入学金10万円を補助進学する私立高校の授業料が400,000円だったとします。今までも国からの「就学支援金」が178,200円あったので、保護者の負担は221,800円でした。今回、県が・・・・・つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180802/
2018.08.02
夏の前半の講習は中間点を過ぎています。今日の午前中は、受験しない小学生のクラス。夏休み中の学習は既習範囲の復習をしつつ、一歩踏み込んだ問題を演習していくこと。それと、しっかりと式を作っていくことの習慣づけです。学校の算数の学習は、たとえ文章題題だとしても数字はそのなかに2つしかなく、何となくかけるか割るか足せば答えは出ます。ほとんど問題文を読む必要はないのです。子どもたちはそうしたことに慣れきっているので、式が2つ以上になるととたんにできなくなってしまいます。たとえば、こんな問題さえもできません。問 まわりの長さが等しいひし形と平行四辺形があります。△の長さを求めなさい。まず、ひし形の周りの長さを出し(12cm×4)、それと平行四辺形の周りの長さが等しい(48cm)ので、わかっている15cmの2本分(15cm×2)を引いて、2で割れば良いだけです。(12×4-15×2)÷2それができないのです。なぜか?思考が複数段階になった瞬間に止まってしまうからです。ふだんから「何も考えずに書かれている数字をかけたり、割ったりして適当に答えを出すこと」に慣れてしまっているので、ちょっとでも考えなければいけない問題になると頭が考えることを停止してしまうのです。そうした小学生は山のようにいます。そして、ほとんどの保護者の方がそれに気づいていません。思考力が問われる流れがある中、小学生の現状はこんなものなのです。まずは、算数の問題で、複数の式を立てて解く問題の演習を数多くこなすこと。それが「思考力」へのはじめの一歩です。
2018.08.01
この夏休みから高校生の学習に「トレスタ」を利用しはじめている。まずは高3生に利用してもらい、徐々に下の学年に広げていく予定だ。生徒はAppストアやGoogle Playで「トレスタ」のアプリを自分のスマホにインストールする。そして、塾が発行したIDとパスを入力すると以下のような画面になる。画面は毎日の学習計画。こんな風に、今日やることがスマホでしっかりと確認できる。たとえば、NextStageは、イディオムのNo241〜No280をやる、といったぐあいだ。塾で使っているテキストだけでなく、学びエイドなどの映像授業についても、今日は「相澤先生の日本史詳解」の「第8章 中世の経済8-4」の学習、という様子だ。つづきは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180731/
2018.07.31
よく、大学は名前で選ぶものではない、ということをいいます。それはある意味では正しいですが、間違っている面もあります。何のために大学に行くのか。自分のやりたい学問を追求する、ということもあるでしょう。ただ、多くの高校生にとっては、社会に出て行くひとつ手前として、将来の自分への投資としての選択だと思うのです。であれば、自分が進学する大学の「知名度」にこだわるのはあながち間違いではないと考えます。みんなが「あぁ、あの大学」と肯いてくれること。それは、生涯にわたっての自分の財産でもあるからです。だから、大学を名前で選ぶことが間違いだ、とは言い切れないのです。同じことが学べるのであれば、知名度の高い大学をめざす、というのは正しい選択でしょう。以下は、リクルート総研がまとめた、2018年7月18日発表の「大学ブランド調査」から、「知っている大学ランキング(関東エリア)」です。( )内は昨年のランキングです。1(5) 明治大学2(1) 早稲田大学3(2) 慶應義塾大学3(2) 東京大学5(3) 青山学院大学6(6) 上智大学以下、続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180730/
2018.07.30
リクルート総研から「大学ブランドランキング 進学ブランド調査 2018」というのが出ている。関東エリアの志願したい大学【全体】 1位 早稲田大学 2位 明治大学 3位 青山学院大学 4位 日本大学 5位 立教大学 6位 法政大学 7位 慶應義塾大学 8位 中央大学 9位 上智大学 10位 東洋大学【男子】 1位 明治大学 2位 早稲田大学 3位 日本大学 4位 青山学院大学 5位 法政大学 6位 中央大学 7位 慶應義塾大学 8位 立教大学 9位 東京理科大学 10位 東洋大学【女子】 1位 早稲田大学 2位 青山学院大学 3位 ・・・・・・続きは https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180727/
2018.07.27
夏休み中はふだんよりも塾に来る回数が多くなります。結果、子どもたちの学習量を増やすことができます。それでも、家での学習を「0」にしてしまうと、学習の効果は大きく後退してしまいます。夏講習中は宿題用のテキストが授業用とは別にあります。それが「練ゼミnote[+10]」です。何度か紹介していますが、このテキストにはすべての問題に10段階がふられています。模擬試験などでの生徒の正答率から割り出された問題の難易度が数字で表記されています。子どもたちは、自分の学力レベルに合わせて、これは解けないとダメだな、とか、これは今はできなくてもだいじょうぶ、などと問題と自分との距離をはかりながら学習を進めることが出来ます。宿題にするにあたっても、8〜10の問題はやらなくていいよ、今日は5pから12pの1〜6の問題だけをやっておいで、と具体的に指示することが可能です。まとめると①難し過ぎる問題は後回しにする。②易しい問題は自分の力で解決する。③習えば解る問題は自分の力で解けるようになるまで何度も繰り返し練習する。ということです。そうした指導を教師の勘に頼るのではなく、具体的なデータに基づいた難易度わけにそって、しかも10段階が明示された問題を使って指示できるので、子どもたちにも明確にこちらの意図が伝えられます。夏講習では、この「練ゼミnote[+10]」と「スーパー学習システムメビウス」をつかって子どもたちの「振り返り学習」を進めていきます。miyajukuは決して「テキスト“を”使った指導」はしません。
2018.07.26
午前中は高3生の現代国語の授業。テキストは「高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ)」今日の題材は「ボランティアとは何か 中井久夫」と「つながりとぬくもりと 鷲田修介」「ボランティアとは何か」では、ボランティアの倫理的根拠を「惻隠の情」にあるとし、そのもとでボランティアは「熱く」動いていく。それは熱くなってはいけない行政の立場と補い合うものだ、と論を進める。「つながりとぬくもりと」では、現代社会における「つながっていたい」という思いについて、それを都市生活の様態から考察。いまの子どもたちには遮断の認識が深いことを見逃してはいけないと結論づけていく。ひとつひとつの題材はそれほど長くないが、現代の思想家・学者の著書からのアンソロジーになっている。大学入試の現代国語の対策としては、まずは、入試に出題される文章に「頭を慣れさせる」必要がある。「慣れる」ということは、一度はそこに書かれていることについて「考えたことがある」という頭をつくることだ。今日の授業であつかった文書でいうと、現代社会における「個」と「集団」の関係について、というテーマに対して、少なくとも一度は向き合ってみたことがあるかどうか、ということになる。それは「コンテクスト」と「テキスト」の関係をきちんと考えることと同じだ。「テキスト」と「コンテクスト」は相互に支え合っている。ただ、本当であればこのテキストのレベルで終わらせてはいけない。ここから気になった著者の本に興味をつなげていって欲しい。とはいっても、入試までには他の教科の学習もあるので無理かもしれない。大学生になってから、思索の深みをおっていってくれればありがたい。大人の方にもお薦めの一冊です。2015年が初版なのでちょっと古くはなっているが、現代を考えるのに様々な切り口の評論が掲載されている。1,000円で「今」を読み解くことができる一冊です。
2018.07.25
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