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2008/01/11

イチローの言葉

カテゴリ：夢を叶えるヒント

今まで明かしてこなかったイチローの
プライベートからメジャーリーガーとしての生活を密着取材。

野球は全く興味のない私でも、これは興味がありました。

イチローって野球選手というよりも、
それはもはや「野球道」を行く探求者の域に入っいる。

驚いたことに、この7年間ブランチは、
ずーっと奥様手作りのカレーライスとのこと。

つわものだ。

打順を待つまでの時間の過ごし方、どこの席に座るまで、
自分のリズム・スペースが決まっていて、その通りに進む。

そして、バッターボックスに立つときには
自分の精神・肉体を一番いい状態もっていく。

一つ一つの小さな所作が、あのイチローを作っていくわけだ。

一郎からイチローへスイッチが入る。

■印象に残ったイチローの言葉

「バッターボックスに立って、守備の穴を探しても
　それはどこにもない、完璧な守備に見えるだよ。

　でも、来た球を 自分に取り込んで、自分のスタイルで
　打てれば、絶妙な隙間を潜り抜けヒットになり、

　それはもう、だれかがシナリオを書いたかのように
　終わってみれば完璧なものになってるんだよ。」

「試合終わった夜は、必ず電動足裏マッサージで
　足の裏を揉み解すんです。

　そうすると、足の裏からいろんないらないものが

　（一人ベットに腰掛け、雑誌を読みながら足をマッサージ機の
　　上に置いた姿は、とても地味な姿でした。
　　しかもそのマッサージ機は自前でシーズン中、
　　トランクへ入れて持ち歩くのです。）

何の世界でも一流の人の感性は、共通のものがあると思う。

究極の瞬間、微細な感覚を研ぎ澄ませているからこそ
見えてくる世界なのだろう。

どんなに剛速球でも、鉄の壁があろうとも、
自分のスタイルで、その状況を自分に取り込めば、
球はバットの芯に当たり、勢い良く、止まることなく、
むしろ球の進む道を壁自らが開けて、大ヒットとなる。

人生にも通じると思った。