――AIの時代を迎え、私自身を含めて自分が無用な存在になることを恐れる中高年は多いと思います。適応するにはどうすればいいのでしょうか。 うーん。これまでの人間の歴史を振り返っても、新技術に対応できる旧世代は基本的には存在しないので、淘汰(とうた)されるんですよ。新しい世代の人たちに取って代わられる。そこに期待をかけるのは間違っていると思います。
――私は61歳ですが、まだまだ淘汰されたくないんですよ。定年後も物書きとして活動し続けたいですし。
個人向けにアドバイスするならば、適応するにはやっぱり勉強することでしょうね。だけど、たいていの人は勉強が嫌いだからたぶんやりませんね、っていうのが僕の思っていることです。
――具体的に何をすればいいのですか?
とにかくAIを使ってみることですよ。
――晩ご飯のレシピを聞いてみる、とかでも?
全然役に立ちます。あらゆることをとにかく聞いてみることですね。自分のやっていることのほとんどはAIにやらせた方が得なので、それを任せられる人が強くなっていく。マネジメントと一緒ですね。自分がやりたいことを手放せない人、部下に任せられない人は管理職失格でしょう。AIに頼らず自分でやっちゃう人が弱い、ということです。
出典: AIを使えない中高年は淘汰される?ドワンゴ川上量生さんの答えは:朝日新聞
――それはきついです。「文章を書くことだけはAIに任せられない」と本能的に思ってしまうんですよ。
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