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2008.07.21
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カテゴリ: 日記雑談   
s-IMG_3977.jpg


 この絵はフェルメールと知ってか知らずか・・見たことはある。
先日ラジオ深夜便で金沢21世紀美術館長と紹介されていたから蓑豊氏だったのかな?
「フェルメールを見ずして印象派の絵を語るな」と語気つよく話してるのが強く残った。
さっそく、探したら写真の本を探し出し読むことになった。
有吉佐和子氏の娘がこの玉青(たまお)氏だった。一人の画家の作品に惚れるというか、
義務感を抱いてのごとくフェルメールを観歩く様はほとほと感心させられる。
 どんな感覚で観るか、何処を観るかはその人さまざまでいいことは論を待たないが、
絵を描いてる人、描かない人とではその観点が大きく異なるのではないか?・・・と

 彼の作品は36点しか残っていない。そのうち「合奏」という作品は盗難にあい未だ
不明。だから35点しかない。世界中に散らばっていて訪ね歩くのは至難の業。
 出身地オランダでのフェルメール展開催へのツアーが組まれたそうだが、一つの芸術
鑑賞を目的にしたツアーなど観たこともない。国内なら随分あるだろうが。
 若干43歳で没したフェルメールだからまだまだ若さが漲って・・・・といいたいが。
当時の寿命を考えると相当なもの。晩年作品へは年齢を感じさせるような評もあったが、
なんとなんと時代を感じますね。
 当時の日常の風俗を描いた絵が多いのだが、そこには当時いろいろと絵の表現に決まりが
あったようだが、素直に見たとおりの日常生活のワン・シーンを描いた作者にこの人は
感動していた。
 母親の有吉佐和子は53歳で没する。彼女がもの心ついた頃は父はいなかった。

オランダでのフェルメール展の話をして、フェルメール独特の青色・・・いわゆるウルトラ
マリンブルー。日本では群青という。ラピスラズリといってアフガニスタンでしか採れない
鉱石を砕いたもの。極めて高価で手に入らない。そんな話をしたら父は・・・「私は玉青(たまお)のほうがいいよ」と言った。この下りが涙ぐましく印象に残った。
 オランダといえばあのゴッホもそうだ。従来の決められた慣習からはみ出して新しい世界を
求めてもがいた。フェルメールもその一人で彼らの後に印象派全盛を迎えるのであろう。

「真珠の耳飾り」なら忘れない。







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Last updated  2008.07.21 15:49:45
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