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2009.01.05
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テーマ: たわごと(26935)
カテゴリ: 日記雑談   
先ほど遠藤実のビッグショウをBSで見た。

学生時代に友達にモーツアルト崇拝者がいて日本の演歌は芸術ではないと
言い張るやつがいた。私は猛烈に反発した。私自身演歌の崇拝者ではないが彼の
言い草が気に食わなかった。そんなことを今日のテレビを見て思い出していた。
 確かに演歌は歌詞が悪い。感情が先走り、求めるところの意味合が低次元。
そこは解るが、日本人として生きてきて「なにくそ」と思う心意気や相手を思う
心意気はやはり惹かれる。
 新潟へ疎開して食うや食わずの生活を送り、何気なく浮かぶメロデイーを頼りに
歌作りに励む。 彼自身、歌はあまりうまくはないが苦労したその心が痛く響く。

 人に感動を与え、奮い立たせ、きれいな気持ちの境地にまいこむ。
これが芸術だろうや・・・・。

 小さい頃食べ物の少ない時代があった。昭和20年代だ。
とにかく、毎日、大根の葉を干したものを水でもどして、味噌汁を作る、
煮干は安く手に入ったから、良かったのだろう。煮干のだしでの味噌汁「ほしなじる」。
朝、昼、晩である。 去年、今年、畑を始めて、大根も作った。
 虫の防除は大変だが、何のことはない。ニョキニョキ伸びる。
葉っぱを捨てるのがもったいない。車庫に干した。「ほしな」である。
 しかし、昔の味は出ない。環境と心が違うのだろう。
毎日のお袋の苦労がいまさら身に滲みて思う。
 今私は11月以来毎日鍋物を食べる。自分の作った白菜を具にしてである。

でも。ほしなの味はどうしてもなじめない。
 歌も、同じ。環境と境遇と、取巻く空気の違いが味を変えるのだ。
感動は心だ。感動はその人の置かれた状態だ。
 ・・・でも私は遠藤実に・・・あのほしな汁を見た。







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Last updated  2009.01.05 22:36:44
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