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2006/04/19
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カテゴリ: まじめな教育論
団塊の世代の大量退職者が教師を務める、公立塾ができるそうだ。


授業料はなんと無料。長期休暇には講習会も行うらしい。
多くの塾関係者は、危機感を抱いているに違いない。

特に学校の補習中心の、定期試験対策をメインにしている塾は、大打撃を蒙るだろう。
だって、公立塾で教える先生は、ついさっきまで学校現場で定期試験を作っていた人である。
学校の試験対策には、学校のOBが一番だと思う人は多い。

学校OBの公立塾の先生に、
「先生さあ。去年まで試験問題作っていたんだよ。どんな問題が出るか、コツを教えてあげる」


とにかく公立塾が、なりふり構わず「定期試験過去問対策」をやり始めたら、補習塾の定期試験対策はお手上げである。
定期試験対策メインの民間塾は、厳しく淘汰される可能性がある。

また、近所の学校が加齢臭のするオッサン退職講師ではなく、バリバリの有名人講師を、夜の公立塾に投入してきたらどうなるか?

たとえば去年まで、私の塾の近くの小学校の校長は、あの「百ます計算」の陰山英男氏だった。
4月から陰山氏は立命館小学校の副校長に就任したが、陰山氏が校長だった2年間、塾生の5分の1は景山氏の小学校の生徒で、昼は陰山校長の小学校で学び、夜はうちの塾にやって来るという状況が続いた。

昼は陰山校長の授業を受け、夜は私の授業を受ける小学生は、私と陰山校長の力量を無意識に比べている。
日本で一番著名な教育者と比較されて、私が大きなプレッシャーを感じていたのは事実である。

さて、陰山校長級の有名校長がいる小学校・中学校が、公立塾を始めたらどうなるか?
陰山校長自身が、夜の公立塾に講師として登板してきたらどうか?

勝つ自信は、正直言ってあまりない。強い不安がよぎる。





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Last updated  2006/04/19 11:08:43 PM
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