へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2011年08月26日
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花と悪魔(第10巻)

魔界から人間界に遊びに来た大悪魔(次期魔王候補っていうんだからすごい!)のビビが、

屋敷の前に捨てられていた女の子を拾い、「はな」と名付けて育てることから

お話がスタート致します。

赤ちゃんだったはなはすくすくと成長し、やがてビビに恋心を抱くようになります。

まぁ、お屋敷の中で無菌培養状態で育てられ、男の人っていえば

ビビと召使いしかいないんだから当然の成り行きといえましょう~~

 (途中から学校に通い始めますが、その頃にはもうビビしか眼中になかった模様。

 こうなるともう光源氏と紫の上みたいですな。)

ビビは悪魔で歳のとり方が人間とはまったく違います。



ハッピーエンドになるんだろうけど、そこのところはどうするのかな~、

大悪魔の力ではなも悪魔にしちゃうのかな~、などなど 妄想 想像していたのです。

それが、最終巻では切ないハッピーエンド…

はなはしっかり歳をとり、やがてビビと永遠のお別れ…

残されたビビは一人で(正確にははなとの子供たちと)長い長い時間を

過ごさなければなりません。

それでも幸せだったというはなとビビ…

哀しい…

でも一番しっくりくるエンディングなんだろうなぁと思います。

なかなか歳をとらない子供たち(ここはしっかりビビの血)ですが、



はなのお墓にお花を供えるシーンはもの悲しいけど素敵です。





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最終更新日  2011年08月26日 11時08分54秒


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