へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2014年07月21日
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黒執事(19)


19巻の表紙は人狼の森の領主・サリヴァン。

カバーの下は… 「黒腹話術師」!!

あれ? そのままやん!

裏表紙ではシエルも人形になってます(召使いたちもね!)。

シエル人形の膝小僧、膝小僧フェチ(そんな人いる?)が見たら、鼻血ものですわよ。。。

上司に新年会での一発芸を命じられた堅物サラリーマン・ヴォルフラムが、困り果てた末迷い込んだ美しい人形を売る怪しい店で 店主に腹話術を習ったり習わなかったりするエキゾチック・ホラー・ストーリー! …かもしれない。

ちなみに店主はセバスチャンです。



やっと“狼の谷”の村へたどり着いたシエル一行。

その村はよそ者の滞在を一切認めていないのですが、夜の森はあまりにも危険で、絶対に無事に抜けられないだろうということで、領主・サリヴァンに「今晩だけ特別に滞在を許して」もらいます。

サリヴァンの城『緑の館』に向かうシエルたちは、途中拷問具がごろごろしている広場(?)を通ったりします。





『緑の館』で夕食をふるまわれることになったのはいいのですが、ヴォルフラムさんはどうも要領が悪いようでして、時間がかかることかかること…

結局セバスチャンが手伝ってようやく夕食にありつくことができました。。

肉の塊にナイフとフォークをぶっ刺して食すという、領主らしからぬ気取らない作法のサリヴァンに、シエルがドン引きしている時、突然「人狼が出ました!」とヒルデさんが飛び込んできました。

急いで駆けつけてみると、若い娘が背中を切り裂かれていまして、どうやら人狼除けの護符を持たずに薬草取りに行ったようなのです。

人狼が村人を牙にかけるのはこれが初めてだとサリヴァンは言います。



サリヴァンの祖先の『緑の魔女』は、人間に追われ命からがらこの森に逃れ、自分の足を供物に捧げることで人狼と契約を交わしました。

以降、領主は代々“こう”して歩けないようにするんだそうです。

※シエルがサリヴァンの足を見て『纏足(てんそく)』じゃないかと訝っていましたが、こういう理由があったんですね。



その夜、シエルとセバスチャンはこっそり森へ入っていきます。。

するとなぜかシエルの目から涙が…

その時ガサッと音がして、人狼が現れます。



セバスチャンは森へ戻るのですが、次はセバスチャンの目にも涙が…

鼻血も出て、顔や手にブツブツができ…



慌てて館へ戻ったセバスチャンは、自分と同じ状態になったシエルを目の当たりにし、サリヴァンに助けを求めます。

う~ん、シエルはわかるけどセバスチャンもなんて…

悪魔が魔物の瘴気に当てられるなんてありえません(ってセバスチャンが言ってる)。





完全に幼児返り(?)したシエルはセバスチャンまでも拒絶、なぜかフィニだけが傍にいても大丈夫のようです。



シエルが治療を終えるまでの間、サリヴァンの執事になったセバスチャン。

どうもサリヴァンは外の世界のことを聞きたくて仕方ないみたいですね。



料理に使う白ワインが切れていることを口実に、階下を探りに行くセバスチャンとスネーク(とオスカー)。

行き止まりの壁を探ると、ブロックが一枚動いてその奥には地下(?)へと続く階段が!

そこへヴォルフラムが現れたため、探索は中断。

しか~し、オスカーはブロックが元にもどる前に壁の中へ!!



さて、セバスチャンの代わりにシエルのお世話を命じられたフィニは、かつてどこぞの研究所の非検体でした。

(たぶん女王陛下の命令でその研究所をぶっ潰しに来た)シエルに救われ、兵器ではなく庭師(=フィニアン)として生きていくことになりました。

そのことを感謝しているフィニは、「絶対に坊っちゃんを守ってみせます!」とシエルに約束、実際に人狼が襲ってきた時には身を呈してシエルをかばい、後ろ回し蹴りで人狼を撃退するのです。

…でもね、この時、フィニは瘴気にやられなかったんですよ。。。

どういうことなんでしょうかね???

『緑の館』にまで人狼がやって来るなんて、契約はどうしたんでしょう?

わからないことだらけです。



オスカーが探りに行った地下ですが、長い階段を下りた先には鳥かごのようなエレベーターがありまして、それに乗ってさらに下ったところに8匹(8人?)の人狼がいます。

その中心でサリヴァンが儀式を執り行っているのですが、これまた不思議な…

「貴方達の命の源たる魔力 それを生み出す究極魔法がもうすぐ完成する だからどうか どうか怒りを収めてくれ…」

…はて?



一方シエルは「もうこんな所やだ!! うちに帰る!!」と駄々こねてます…

さてどうする? セバスチャン??

20巻は今冬発売予定です! 

今冬って随分アバウトですな…





邂逅、緑の魔女――。



足を踏み入れただけで呪い殺されるという“人狼の森"。

その謎を暴くため、異国の地・ドイツを訪れたセバスチャンとシエル。

二人の前に現れたのは、森を納める幼き魔女とその執事だった。

大人気執事コミック、待望の最新刊登場!!









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最終更新日  2014年07月21日 21時40分08秒


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