へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2015年01月30日
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今回の表紙は若君 扉絵も若君


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しっかし!!

甘い笑顔や雅なお姿に騙されてはいけませんっ!

読み終わった瞬間、“若君っ、あんたってヤツは!!”と、雑誌を打ち捨てたくなりましたよっ。



“やっと、やっと涙の再会!”って誰もが期待していただろうに…

これはないよなぁ…

以前若君は、成之に跡目を譲るとかなんとか言ってませんでしたか?( 第33戦



この先ネタバレです。



いろいろありましたが、唯ちゃんは遂に戦国の世へ戻ることができました。

実に5カ月ぶりです。

早く若君に会いたい一心でお城へ駆け出す唯ちゃん。

途中、何者かに襲われている一行に遭遇します。

尊くんにもらった のけむり (※下線部原文のまま)を使い、無事に一行を救出したのは良かったのですが…

「しまった      助けたのは失敗だったか     」と、後で思い知る破目になるんですわ。



唯ちゃんが助けた一行というのは、あの松丸亜湖(今回も呼び捨て)と家来たちだったんですね。





それが…

「百姓の童(=唯ちゃん)の前にお出ましになることはない」というお女中を諫めて、駕籠から出てくるような姫なんですよ(ふ~ん、だから何?)。

そして唯ちゃんにお礼を言っちゃうような姫なんですよ(ふ~ん、助けてもらったんだから当然だよね)。

これがまた可愛いんですよ(ふ~ん、私の好みじゃないけどね)。



……



参ったな、高木くん(若君の生まれ変わり?と一瞬騒がれた人)とはどこか違うよ…



松丸亜湖が黒羽城へ入る前に阻止しようと、高山が刺客を放ったようなのですが、その目的は何としてもこの縁組を止めたいからなんですって!!

この縁組って?? まさか??



お城にたどり着いた唯ちゃんは、門番から

若君の婚礼は三日後

だと聞いて大慌て。

その足でおふくろ様のところへ行きます。

(おふくろ様は小平太の父親と再婚してました。小平太父、やったね! どうでもいいけどね)



若君はおふくろ様に「唯は生まれた故郷に帰った 二度とここへは戻らぬ」と伝えてあったんですね。

だからですか、おふくろ様、唯ちゃんと再会してもあっさりしたもんでしたよ…

お城の門番も「(唯之助は)年上の後家を嫁にもろうて梅谷村で百姓をしている」だの、「これまでの悪業を悔いて出家した」だの、好き勝手に噂していました…

もしかして… この時代の唯ちゃんの存在って薄かったの?

5か月ぶりに再会したっていうのに、誰も喜んでないよ… あちゃあ…



本筋に戻って。

「何とかして城に入って 若君の婚礼を阻止する」と息巻く唯ちゃんに、おふくろ様は


 邪魔をしてはなりません」
と言うんですよ…

茫然自失の唯ちゃん、無理もないよなぁ…

必死の思いで戻ってきたのにこれだもの… 



その頃、諸悪の根源!の若君は何をしているのかといいますと。

自室の縁側(らしきところ)で、唯ちゃんの写真を眺めておりました。

そこへやってきた小平太に、「本日これより亜湖姫様とご対面の儀 明後日には御婚礼でございますぞ」なんて言われてます。

「ご自身で承知なされた縁談でございますぞ」って、やっぱり縁談話は本当なんですね…



唯ちゃんには二度と会えないと若君は思っているんだし、羽木家のためとか和平のためとか、そんな理由で渋々承知した縁談なんでしょうね。

兄・成之に家督を譲りたくても、周囲が許さなかったのかも?



だったら…

唯ちゃんが戻ってきたことを知ったら、若君はどうするんでしょうか?

男の見せどころですね、若君!



でもここでちびっと申し上げておきたい!

唯ちゃんがいなくなって5カ月たらずなのに、婚礼あげちゃうんだ?

唯ちゃんに未練タラタラなくせして、嫁さんもらっちゃうんだ?

そんで唯ちゃんが帰ってきたら、松丸亜湖との縁談はなかったことにして、また唯ちゃんとラブラブしちゃうんだ?

それとも唯ちゃんは側室待遇ですか?

激おこの私を放置したまま4月号(2月28日発売)へ続きます。








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最終更新日  2015年01月30日 18時06分07秒


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