へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2015年02月28日
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扉絵はあの松丸亜湖(しつこく呼び捨て)だったんで貼りませんっ! きりっ!



先月号で唯ちゃんに助けられた松丸亜湖は、お城で若君とご対面。。。

「いく久しくよろしゅうお願いいたしまする」という松丸亜湖に答えて、

「遠路よう参られた よろしゅう頼む」 と若君。

亜湖姫が思わず頬染めちゃういい笑顔なんですけどっ!

家臣たちも「にあいの夫婦になられましょう」ですってさ!

これでお家も安泰、嫁さんは可愛いし、殿さまも家臣たちも喜んでるし、良かったじゃん、若君!

この縁組で国も民も救われるんだったら本望だよね!

二人でよろしゅうやればいいよ。 





昨年暮れの戦で、高山軍は一度陣を退きました。

冬の間は戦はすまいと誰もが思っていましたが、若君だけは「必ず年内に攻めてくる」と言って、小垣の陣を解きませんでした。

若君の言葉どおり、高山軍は二度にわたって奇襲をかけてきたのですが、小垣の陣のおかげで国境を守ることができたんです。



「やっぱり若君が歴史を変えたんだねー」と感心する唯ちゃん。

でも話はここからが大事なんですよ。



そこへ松丸家から再度の縁組の文が来ちゃったんですよ。

木村先生から見せられたあの文です。



羽木家の周囲は、北は野上衆、西は高山家、南は松丸家となっていまして、松丸家を敵に回すと、三方が敵になっちゃうんです。

それゆえ若君はこの縁談を受けたんですね。



おふくろ様は唯ちゃんの気持ちはわかっているし、若君が唯ちゃんを好いてくれているのも察しています。

それでも「羽木家、家臣、領民を守るため若君様がお決めになられたこと、邪魔をしてはなりません」と厳しい厳しい。



決して鬼バ○ァとか思いませんよ、私は… 

唯ちゃんも「羽木家とか家臣とか領民とか関係ない どうなったって知らない!!」とは言えないわけで。。。



おふくろ様がいる小平太の家はお祝ムードでいっぱい。

満月までの一か月、そこにいるのはあまりにも辛いので、唯ちゃんは梅谷村へ行くことにしました。

川べりをとぼとぼ歩いていると、馬の蹄の音が。



「わわっっ 若君ィィィ!!!」 唯ちゃんは声を限りに叫びましたよ。

若君も「唯………?」と立ち止まり、唯ちゃんは叢からガサガサ出てきて待望の再会か?!ってとこで…



出たよ、出ましたよ! 松丸亜湖ですよ!

遠乗りに出た若君を追って来たんですって! 

ずいぶん乗馬が達者だと若君に褒められて、「幼い頃より兄達と外を駆け回る方が好きでございました」ですって!

そして「若君様は外を駆け回るような女子はお嫌いですか?」ですって!

若君は、 「…いや その方がよい」 だってさ。



城へ戻る二人の後ろ姿を見ながら、 「何…あれ めっちゃお似合いのカップルじゃん」 と涙する唯ちゃん。

若君には絶対幸せになってもらいたいけど、ほかの女と幸せになるのを祝えるかっていうとまた別の話だしね…



城への帰り道、若君は松丸亜湖から「唯之助と申す者に救われた」と聞き、今来た道を引き返します!

そこで唯ちゃんと再会!! 今度こそホントに再会!!

「わしがどのような思いでお前を返したと     と唯ちゃんをぎゅ~~!!

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…再会はめでたい。めでたいけど、松丸亜湖はどうするんだ?

結構イイ子なんだよね、松丸亜湖。(ずっと呼び捨てだけど…)

ここまできて「この話はなかったことに…」なんて無理でしょ?

3月28日発売の5月号に続きます。

次号で若君の力量が試される(かもしれない)!!










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最終更新日  2015年02月28日 17時19分18秒


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