へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2016年01月29日
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黒伯爵は星を愛でる 4


2月19日に5巻が発売されます。

その前に滑り込みで4巻のネタばれです…



相変わらずエスターLOVEのレオン。

この巻でも涙ぐましい努力をしていますわ…

黙っていればカッコいいのに、エスターが絡むとどうしてヘタレになってしまうのか…





レオンのお邸は復活祭の特別エッグハント大会で大賑わい。

それもそのはず、当主(=レオン)自ら卵に絵付けをし、夜明け頃からイースター・エッグを隠すという張り切りようなんですから。

しかもエッグハント大会で最下位の者は、レオンの言う事をひとつ聞かなければならないという俺様ルールまで作っちゃいました。

エスターには勿論、口づけを要求する気満々です。



エスターに「キスなんて絶っっ対にしませんから!」と言われ、凹んでましたけど。。。



お楽しみの結果ですが… やっぱりエスターが最下位でして、レオンはお約束のキスをもらったのです。

このキスひとつのために、レオンが払った努力を考えると、 情けなくて いじらしくて涙が出そうです…

とりあえず目的は達成したわけだし、良かった良かった。。。

でもね、目的がキスだけなんて… 志低すぎてブラボ~~…



楽しい雰囲気に水を差すかのように、あのリチャード叔父様がやって来た!

しかもレオンの許嫁・レベッカを連れて!



このレベッカ嬢、社交界では「青薔薇」と称されるレディ・キラーなのです。

(そういえばレオンは白薔薇様、ゲイリーは赤薔薇様、ギルバート公爵は黒薔薇様と呼ばれていましたっけwww) 

「昔から男より女にモテるというだけの話だよ」と、ご自分でさらっと言っちゃうんだからよっぽどですな。



そうは言ってもエスターから見たら、レベッカは一族がレオンの妻にと認めた完璧なレディで、自分との差を考えると意気消沈するのも無理からぬこと。

いくらレオンが「エスター以外を妻にする気はない」って言っても、レオンとは棲む世界が違うと思っていますし。



社交界デビューに備え、レベッカにレディ教育をお願いしたエスター。

レディとしての所作は及第点ですが、エスターには「自信」が足りないんです…

なのでレオンの言葉も事務的にしか受け取れないのでは…





社交シーズンが始まり、ロンドンに戻ったエスター達。

明日はいよいよ社交界デビューの日!って時に、リチャード叔父様が訪ねてきました。

レオンもノアも留守の時を狙って、エスターに会いに来たのです。

そしたらもう話は決まってます。

「レオンに諦めさせるためにも 自らウィンターソン家を出て行ってもらいたい」

これですよ…

エスターは、女王陛下への拝謁が終わったら出ていくことを約束します。



無事拝謁が終わり、エスターの社交界デビューは無事終了。

エスターはリチャード叔父様から渡された睡眠薬をお茶に入れ、レオンに飲ませます。

そして、レオンが爆睡こいている間に、屋敷を出るのです…



じれじれ、やきもき…

自信満々のエスターって想像できないけど、過小評価しすぎですね。。。

レオンが何を言っても糠に釘。

一回離れてみるのも手かもしれません。







復活祭のエッグハント大会で賑わうお邸!

エスターが最下位になったら、レオンへキスをしないといけなくて!?

そんな最中、レオンの許嫁だという女性が…。

レベッカと名乗る彼女は、レオンの遠縁にあたる、完璧なレディで…!?

社交界デビューを控えたエスターが揺れるハーフ吸血鬼(ダンピール)のシンデレラストーリー、第4巻 2015年11月刊。








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最終更新日  2016年01月29日 23時14分09秒


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