へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2017年04月01日
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カテゴリ: 読書記録

上流階級 [ 高殿円 ]


これは『上流階級 富久丸百貨店外商部II』。

IIがあるなら前作があるのに… 

またまたとばして読んでしまいました。

「はて?」と思うところはありましたが、支障なく読了。

上流階級の人たちの生活が、自分の日常とかけ離れ過ぎていて、とても新鮮でした。

外商さんのお仕事の大変さもよく伝わってきます。

“こんなことまで?”と思うようなことも、顧客のために頑張ります。

ただモノを売るだけじゃないのが外商さんなんですね。



主要登場人物のそれぞれに共感できる部分があって、(相手は超セレブで恐れ多いですけど)親近感が湧いてきます。



上流階級の人もそうでない人も、生きていくのは大変だってことは同じですね。

デパート外商部の話だけで終わらない、人間味溢れる一冊で読みごたえがありました。





【内容情報】

芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商部の鮫島静緒と桝家修平。

バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平の同居は案外うまくいっている。

暴力団幹部の愛人をする元教師、所有不動産の空き部屋に悩む元剛腕石油マン、孫の不登校にやきもきする歯科医院夫人、セレブ専門の結婚相談所を経営するやり手の女社長……。

お客様に育ててもらいながら、今日も究極のサービスを売る、外商員たちの奮闘記!






今度ぜひ読みたい。


上流階級 [ 高殿円 ]

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。

洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。

実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。

これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。

勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶがー。









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最終更新日  2017年04月01日 20時17分25秒


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