種差別・動物の権利(アニマルライツ)・動物の解放を考える

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南茶手 美井雁

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2015年07月16日
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よって動物を殺す伝統もあってはならない。

上述の論理はありえないですか?

[玉林(中国) 22日 ロイター] - 中国南部の広西チワン族自治区玉林市で夏至に合わせて毎年開かれている「犬肉祭り」への風当たりがますます強まっている。



22日には25人ほどの動物愛護活動家が市政府庁舎前で犬肉祭りの廃止を訴えた。また、中国北部出身の女性、楊暁雲さんは市場で売られている犬を助けるために国中から資金を集めた。玉林近くにこうした犬が暮らす場所をつくりたいとしている。

ただ、市民の多くは犬肉食を続けると話す。

祭りのために帰郷したというリャン・シャオリさんは「犬肉食はわれわれの伝統の1つだ。反対する人々は慈悲心がないとわれわれを非難するが、例えば私が豚肉を食べることが残虐だと考えているからといって、誰も豚肉を食べられなくなるということがあり得るだろうか。そんなことは認められない」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000063-reut-int

>「犬肉食はわれわれの伝統の1つだ。
>反対する人々は慈悲心がないとわれわれを非難するが、
>例えば私が豚肉を食べることが残虐だと
>考えているからといって、誰も豚肉を
>食べられなくなるということがあり得るだろうか。
>そんなことは認められない」



日本の和歌山県太地町のイルカ追い込み猟も
「伝統だ」と主張していますが、これもアホですね。

かつて黒人を奴隷として重労働に従事させて、
虐げていた白人どもがいた。

今はそれはない。
ただし差別意識が残っている白人は少なくないが。

時代が変われば文化も変わるのだ。

かつて、オリビア・ニュートン=ジョンが、

「イルカは知能の高い動物。だから殺さないで」

と、知能の高いことを理由に反対したことがありました。
それは非難されました。

知能の高さ、低さで、動物の虐待、屠殺を
判断することが完璧に間違いだからです。

さて、では、工場畜産の動物はどうなのかな?

工場畜産は、 伝統的文化でもなんでもありません

動物を過酷な条件で肥育するシステムを
作ったことに過ぎません。
これこそが一番に非難を受けるべきだと思います。
しかしそれは問題にされていません。
おかしくはありませんか?



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Last updated  2015年07月16日 21時23分17秒
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