安定した高収益を生み出す”田舎戦略”のススメ

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田舎のゲリラマーケッター

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新橋のふじのり。 @ Re:しばらくブログは休止(03/02) 結構分かる気がします 動く時、考える時…
再建の虎123 @ Re:山口チャー研仕切りなおします(02/16) 5月ですね、再スタートは! 鯉のぼりの…
再建の虎123 @ Re:しばらくブログは休止(03/02) 新しいステージに進んだのですね。 次回…
田舎のゲリラマーケッター @ Re[1]:島瀬の混沌をお見せします(02/11) 再建の虎123さん >思いつくままに書いて…
再建の虎123 @ Re:島瀬の混沌をお見せします(02/11) 思いつくままに書いている私とは大違いで…

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田舎のゲリラマーケッターとは何者か?


物語の復活


2005年の振り返り


オリジナリティの獲得


役割と自分らしさ


狩人商人と農夫商人


内から外へ、あるいは外から内へ


自分の本質に近づく


オリジナルな魅力を生み出す


ある街のタバコ屋のおばあちゃんの物語


物語の威力


流れに乗る


導入期と成長期の売り方は違う


痛みの奥にある大事なもの


オリジナリティの獲得(まとめ)


チャームポジションについてあれこれ


珍しさの花と本物の花


ポジショニングについて


商売とコミュニケーション


商品の使用価値とチャームポジション


チャームポジションの落とし穴


ポジショニングと役割


商品作り・商品の種まき


ひっくり返すその1・売ると言うこと


ひっくり返す2


自分が思う自分と、他人から見える自分


未知の領域をひっくり返す


未知の領域をひっくり返す・その2


上質の笑い


名前は呪


商品名の呪


名前が価値を伝える


答えは自分で見つけるもの


白か黒かをはっきりさせる


山(∧)が谷(∨)に見える


幸せに繋がる


好きなことと稼ぐこと


続けられる事実が大事


自分が何をやりたいのか?


あなたは商売が好きですか?


最終的には商売は心で喜んでもらうもの


田舎商売の智恵


ひっくり返すの連続


大好きな人を喜ばす


集客とは何か?1


集客とは何か?2


集客とは何か?3


集客とは何か?4


集客とは何か?5


集客とは何か?6


集客とは何か?7


集客とは何か?8


商売は戦争ではありません


マーケティングとデザイン


マーケティングとデザイン2


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この日記でご縁を頂いた方へ


東京の商売で成功するためには


東京の商売その1 経堂


東京の商売その2 石神井


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2009.08.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類



ごめんなさい。

そして、そのバタバタの中でも無事に第49回山口チャーミングビジネス研究会を開催出来ました。

参加者の皆さん、お疲れさまでした。

今回のチャー研では様々なことを短い時間の中に押し込めるように語りましたが、私の方ではとても大事なものに幾つか触れた感触があります。

その大事なものは、おそらくこれから年末までにかけてのチャー研の中で再構成され語られるものだろうと思いますので、今回参加できなかった方もそれらの機会を捉えてぜひ聞いて、考えられて下さい。

その中で、今日は当日もご紹介した本を1つ紹介しましょう。


アンダーグラウンド



マーケティングというものが、かつては特殊な技術と思われていた時期はとうの昔に過ぎたらしく、最近はいたるところでマーケティングという話を聞きます。
地元の行政の方から「マーケティング的に」という一言を聞いた時には「随分浸透しちゃったなぁ」とびっくりしたものです。




そこで語られる

「この年代の男性は」
「この地域の人達は」

という言葉の背景には何もないという虚ろな印象がぬぐえないのです。

そして、顧客理解とは、本来そのようなものではないのではないか?と感じるのです。


ここで紹介した村上春樹氏の著書は、もちろんマーケティングの本ではありません。
1995年に起こった地下鉄サリン事件の被害者の方へ村上春樹自身が行ったインタビューをまとめた本です。

その中で村上春樹氏は、ただ単に事件当日の話を聞くだけではなく、その人達の趣味や生活の話も聞きつつ、その1人1人のバックグラウンドと1人1人の物語も併せて提示し、その中から全体的な”何か”を抽出するという作業をしています。


この本そのものは発売当初から話題になり、その内容に関する賛否の両方が存在しますが、それは別として、ここで村上春樹氏が行った「1人1人に向き合う」という姿勢と、そうすることで見えてくるものがとても大事だと思うのです。


商売上の顧客理解も同じです。

1人1人のお客さんが、1人1人のバックグラウンドを持っています。


マーケティングのスキル的に「20代の男性サラリーマンはこうこう」という表面的な理解ではなく、自分のお店・会社のお客さん1人1人に向き合う中で、総体的に見えてくる共通項のようなもの。
そこを拾上げて考えたときに、初めて本当の意味での”マーケットセグメント”や顧客の絞込みが成立するのです。


しかし、1人1人のお客さんに向き合う作業と言うのはとても難しい作業です。
ともすると、ついその人の中にあるその人の気持ちを流してしまう。


実は今日も、あるお客様からうちのお店のことでキツイお叱りの言葉を受けました。



「私のように感じている客もいることを知っていて下さい」

と言われた一言に、胸が突かれる気持ちがしました。

1人1人のお客様を見ようとはしていたけれど、まだまだ見えていなかったのだな、と。


もちろん、それは「1人1人に完全に対応したオーダーメイド的な商売でなければいけない」という話ではありません。
そういう商売が可能ならばベストです。

しかし、場合によってはそれが完全には出来ないことも多く、そういう商売においてはマーケティング的な顧客の絞込みや、客層戦略というものがはやはり重要になってきます。


しかし、それをやろうと思うならば(そして、それを実行している中にあっても)1人1人のお客様を見る作業は必要なのです。


このブログでも時々紹介するコンサルタント・田上康朗氏の文章の中に

「そのお店の実力は、そのお店の店主の接客経験に比例する」

という一言があり、今更ながらその一言の持つ意味の大きさを感じたりもします。


自分の商売の主体性を大事に思うならば、同時に、お客さんの主体性も大事なのだとも言えます。

1人1人のお客さんに向き合う作業は大変で、複雑なものですが、そういう複雑さを通らなければ、本当の意味でのシンプルには至らないのです。


複雑さから生まれるシンプルなもの。


そこに本質は宿ると思いますよ。



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戦略的な経営を意識される方のための教材。
田舎のゲリラの戦略ノウハウの全てはここに語られています。
”チャーミングビジネス研究会DVD”
詳細は↓をごらん下さい。
http://charming-business.com/seminardvd.html



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繰り返しの中から商売人の基礎実力を叩き上げる”商売人の寺小屋”
チャーミングビジネス研究会

第49回山口チャーミングビジネス研究会は8月19日(水)開催。
詳細は↓をごらん下さい。

http://charming-business.com/seminarY49.html













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Last updated  2009.08.21 16:33:53
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