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2009.03.11
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~講談社ノベルス、2001年~

 Vシリーズ第7作です。今回はある事実にふれますので、未読の方はご注意ください。
 それでは、内容紹介と感想を。

ーーー
瀬在丸紅子、30歳(?)

 瀬在丸紅子と小鳥遊練無は、土井博士が設立した研究室のパーティに招かれた。保呂草潤平と香具山紫子は二人を研究室まで送るが、車のエンジンがかからなくなり、二人も研究室に入ることになる。
 仮面をし、車いすに乗った土井博士を含め、研究室には六人の研究者がいるという。ファラディ博士が顔を見せなかったものの、パーティはつつがなく進んだ。土井博士がある発表をするということで、テレビ局の人間も二名招かれていたが、保呂草と紫子は彼らの手伝いをすることになる。
 一方、祖父江七夏は、橋を爆破するという予告電話を受け、警官たちとともに現場を訪れていた。そこは、土井博士の研究室へ向かう道にある橋。七夏が研究室側の岸に渡ったとき、予告通り橋が破壊された。七夏はやむなく、研究室へ向かう。

ーーー

 ちょっと文字色を反転しておきます。
紅子さんが研究室に呼ばれたのは、「桜鳴六角邸」の元所有者だった小田原博士(『黒猫の三角』参照)の紹介で、小鳥遊さんが招かれたのは纐纈氏の関係(「気さくなお人形、19歳」『地球儀のスライス』)です。こんなところで作品がリンクしているとは…。

 ところで、本作はプロローグが楽しかったです。 『魔剣天翔』 を読んで以来、小鳥遊さんと紫子さんの二人の関係がとても素敵に見えてきました(会話が楽しいのも含めて)。そして、紫子さんがこのグループをつなげる役割を果たしている、といったことを保呂草さんが指摘していますが、頷きながら読みました。

 それでは、興味深かった言葉を引用しておきます(文字色反転)。

そう、目先の整合性のために、将来の矛盾を見過ごす。人が犯すミスの多くは、それと同じメカニズムです 」( 275 頁)

(2009/03/07読了)





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Last updated  2009.03.11 06:29:54
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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