バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」

バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

Bad Lab.@ Re[1]:パワフルなスイング(4)(12/28) ラフェスタパパさんへ >そういう意味で…
ラフェスタパパ @ Re:パワフルなスイング(4)(12/28) おはようございます ここのところ、実際…
Bad Lab.@ Re:パワフルなスイング(4)(12/28) こんにちは。 記事拝読させて頂きました…
Bad Lab.@ Re[2]:パワフルなスイング(1)(12/17) ラフェスタパパさんへ ご返信下さりあり…
ラフェスタパパ @ Re[1]:パワフルなスイング(1)(12/17) Bad Lab.さんへ 同じ疑問を持つ方からのご…

カレンダー

プロフィール

ラフェスタパパ

ラフェスタパパ

お気に入りブログ

まだ登録されていません

フリーページ

2024年06月10日
XML


最近とある中学校のバドミントン部の練習をお手伝いしていて、20〜30人の子供達とコート3面で練習しています。出来るだけ効率よくコートに入って練習してもらう為にメニューを考えているので、そんな中で出てきた良さげな練習方法を上げていっています。(春から新入部員20人余りを迎え全体で50人近くになっていることから、最近は隣の剣道部のご厚意でもう1面強の面積をもらって4面での練習になっていますが・・・)

《試合前になれば・・・》
大人数のバドミントン部での少ないコートの効率良い練習としていろいろ検討してきていますが、練習時間を通してコートの利用効率を考えて10人以上で1コートを利用するというのもひとつですけど、対外試合等が近付くと、どうしても実践に近い練習が必要となり、大人数で半コートづつ利用するようなパターン練習にも限界がでてきます。
そうなると練習時間を時間軸でみて、ある程度の時間は試合に出場するメンバーのために少人数でコートを利用することも必要になるでしょう。その場合、少人数で、如何に短時間で有効な練習が重要になるかと思います。
それを踏まえた練習を考えてみましょう。

《ダブルスのローテーション》
ダブルスの陣形は攻撃的な「トップアンドバック」と守備的な「サイドバイサイド」に大別されますが、これを基本として実際はストロークによって臨機応変に変化します。
ただ、この「臨機応変」と言っても、日頃から基本的な動きをやっていないと急にゲームになって複雑な動きが入ってくると行き場所が分からなくなります。
で、その為に基本的な動きを含むローテーションのパターン練習をしましょう。

【準備】

3分 を測定できる タイマー(ストップウォッチ) を用意しましょう。

ダブルスですから一度に4人がコートに入ります。1コートあたり「練習する子(部員・生徒)」が6人~8人で考えます。

基本的にはペアを固定する方が互いの事を理解しやすいです。

【実施方法】
ベースとして考えて欲しいのは

・一方のペアは「ストレートドロップ(カット)」「(ミスのない)ストレートスマッシュ」「クリア」の順番に打ちます。
・もう一方のペアは「ストレートロブ(ロビング)」「クロスロブ(ロビング)」の順番に打ちます。

で、当然ですが「ドロップ(カット)」「スマッシュ」を打っているペアが攻撃側なのでトップアンドバックになります。反対側のペアは守備側なのでサイドバイサイドです。
守備側からの「クロスロブ(ロビング)」を攻撃側が「クリア」で上げたところで攻守交代です。

《強い約束事》
この練習はローテーションし続けてはじめて効果が上がります。なので、「3分間」の実施中「ノーミス」で打ち続けられることが必要です。
「ミス」したら他の3人に謝るくらいのプレッシャーを感じながら練習します。
(同時に「ミス」しない中でストローク、特に「確実に入れるスマッシュ」することは実戦に直結します)

《実際の動き》

普通に4人(2ペア)でコートに入ります。
まず最初はロングサーブで始めます。この場合④からストレートに①へロングサーブを上げています。
でロングサーブで上げているので③と④は守備側ですからサイドバイサイドに開きます。

約束通り①はストレートに「ドロップ(カット)」を落とします。
「ドロップ(カット)」して主導権を握っているので①と②はとトップアンドバックで、②がネット前への返球に備えます。
①の落とした「ドロップ(カット)」には正面の④が対応します。

④がストレートに「ロブ(ロビング)」を上げて、これに後方の①が対応します。
④はロブを上げてから元の位置に戻ります。

①が今度はストレート方向に「スマッシュ」しますが、ネットしたりオーバーしたりしない確実な「スマッシュ」をします。ネットを越えてからネットの高さより沈んだショットであれば攻撃しかえされませんから、7~8分の力でも良いのでしっかり沈んだ「スマッシュ」を打ちます。
この場合、①からのスマッシュには近い方の④が対応します。

④は約束通りクロス方向に深い「ロブ(ロビング)」を上げます。
①からのスマッシュの勢いも借りて、コート対角の最長距離に「ロブ(ロビング)」をしっかり上げます。
深い「ロブ(ロビング)」が上がってくるので、すでにトップアンドバックで後方に居る①が対応します。①が右から左へ移動するので、それに合わせて②は逆に左から右に移動します。

①が上がってきているクロスの「ロブ(ロビング)」をストレート方向に「クリア」で上げ直します。
これで攻守交代です。「クリア」を上げた①と②はサイドバイサイドに開きます。
サイドバイサイドでそちらに居る③が対応します。
以降、同じですが、
③がストレートに「ドロップ(カット)」します。
ここで③と④が攻撃側になりトップアンドバックとなります。
(④はネット際のカバーで前に出ます)

ストレート側の①が対応し、ストレートに「ロブ(ロビング)」を返します。

③がストレートに確実な「スマッシュ」を入れます(沈めます)。

守備側の対応出来るプレイヤーがクロス方向に深い「ロブ(ロビング)」を上げます。

これを(基本的には)トップアンドバックで後方にいる③が対応して「クリア」を上げ攻守交代します。

以降繰り返しです。

何度も書きますが、とにかくミスなく続けることが大事な練習です。3分間休まず続けたいです。
その為にはもしものミスの為に、各プレイヤーが1個づつくらいシャトルを持っておくのも良いでしょう。

《逆サイド》
上記は「ドロップ(カット)」「スマッシュ」を打つプレイヤーのフォア側に「ロブ(ロビング)」「クリア」が上がってくる形の練習ですが、逆サイドの練習もしましょう。
形は以下です。

ここから始めて、①の左側(バック側)にシャトルが上がります。(右利きの場合ですが・・・)

④からの「ロングサーブ(クリアの代わり)」
①からの「ドロップ(カット)」
④からの「ロブ(ロビング)」

①からの「スマッシュ」
④からの「クロスロブ(ロビング)」
①からの「クリア」

③からの「ドロップ(カット)」
①からの「ロブ(ロビング)」
③からの「スマッシュ」

①からの「クロスロブ(ロビング)」

《ポイント》
図を見れば分かりますが、攻撃側が守備側からの「クロスロブ(ロビング)」に対応して、後方のプレイヤーと前方のプレイヤーが左右入れ替わることでその後の役割を交代してます。
したがって、「クロスロブ(ロビング)」がしっかり上がらなければこの交代が出来ません。

攻撃側の「スマッシュ」の力を利用して深くに「クロスロブ(ロビング)」を返すことが重要ですが、クロス方向を意識するより、少々真ん中寄りでも「深く」返すことに意味があります。

これは実戦でも同じで、クロス方向でも「ロブ(ロビング)」が浅くなってしまうと、もともと前衛で前に出てきているプレイヤーの餌食になります。






























お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年06月12日 16時23分22秒
コメントを書く
[大人数の学校バドミントン部の練習方法] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: