バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」

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2024年06月11日
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​最近とある中学校のバドミントン部の練習をお手伝いしていて、20〜30人の子供達とコート3面で練習しています。出来るだけ効率よくコートに入って練習してもらう為にメニューを考えているので、そんな中で出てきた良さげな練習方法を上げていっています。(春から新入部員20人余りを迎え全体で50人近くになっていることから、最近は隣の剣道部のご厚意でもう1面強の面積をもらって4面での練習になっていますが・・・)​

【練習の前提】
「バドミントン部の新入部員の練習(3)ロングサーブとドライブのコントロールショット」で「ロングサーブをちゃんと打てる子」のオーディションを行うとしていましたが、初心者にとってロングザーブをちゃんと打てるようになることは上達の道における最初のハードルのひとつです。

今までに、
「バドミントン部に入ったら」新入部員にやって欲しい事その3(ロングサーブ) | バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
「バドミントン部に入ったら」新入部員にやって欲しい事その3の2(ロングサーブのつづき) | バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

で「ロングサーブ」については解説しているので、これを参考に練習してもらっていると思います。

次にこのブログではすべてのストロークの基本としている「ドライブ」ストロークについてはここまでである程度解説しているので、こちらの練習してくれていると思います。

さらに、頭の上でシャトルを捉えて、コートの後方から相手コートの後方に打ち返す「ハイクリア」については
ストローク(11)ハイクリアの作り方(1) | バドミントンのつどい「ぬりかべ」&「はねっこ」 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
からの一連の記事で解説していますのでこちらを参考に練習して欲しいと思います。

で、その「ロングサーブ」・「ドライブ」・「ハイクリア」の基本が頭に入っていて、「バドミントン部の新入部員」にこれまでお願いした「やって欲しい事」をちゃんとこなしてもらえているという前提でお話を進めましょう・・・

【練習の目標】


その「目標課題」は以下にあるようなコート半面での「ラリー」がミスなく「2分程度続けられる」ことです。

【目標課題】
①が「ショートサーブ」を正面に出します。
②がネット際に短く返球します。
①が「ロブ(ロビング)」を相手コートの奥に返します。
④が「クリア」で反対のコートの奥まで返球します。
③が「ドライブ」で相手コートに返球します。
②が③からの「ドライブ」がネットを越えたところで「プッシュ」等で反対コートに押し返します
(ここまで)

で、上に示した条件
『この「ラリー」が2分間ミスなく行えること』


この中で特に初心者に難しいのは
・「ロブ(ロビング)」を高く上げるだけでなく相手コートの奥まで打ち返すこと
・「クリア」を自分のコートの後ろから相手コートの奥まで打ち返すこと
・コートの後ろから「ドライブ」を相手コートの狙ったところまで打ち返すこと
でしょう。


それぞれの「課題練習」をクリアしたら次に進み、最終的にこの「目標課題」にチャレンジできることとします。

【課題練習⑤】
上の「目標課題」を実施して良いのは、以下の「課題練習⑤」がクリアできた子(部員・生徒)ということにします。

⑤が「ショートサーブ」を正面に出します。
⑥が「ロブ(ロビング)」で反対コートの奥に返球します。
⑦が「クリア」で相手コートの奥に返球します。
⑧が「ドロップ(カット)」で⑤にシャトルを返します。
(ここまで)

この「ラリー」を2分間続けられることが条件です。
この練習でポイントになるのは2本目の「ロブ(ロビング)」を反対コートの奥までしっかり飛ばすことと、3本目の「クリア」をコートの後ろから反対の後ろまで飛ばすことです。
さらに、この2種類のストロークを半面コート内に収めることが大事です。左右後方すべてにコートの外に打っていては続きません。

【課題練習④】
「課題練習⑤」に進むのはこの「課題練習④」がクリアできた子(部員・生徒)ということにします。
コートの後方に立って向かい合い、互いに「クリア」を打ち合ってラリーを続ける

この「クリア」の「ラリー」を10往復(20本)以上つづけられること。
最低限コート半面の範囲内で収める。(収めるということはシャトルがコートから出て行かないことは勿論、打ち合っている子(部員・生徒)も半面コートから出て行かないこと。

【課題練習③】
「課題練習④」に進むのはこの「課題練習③」がクリアできた子(部員・生徒)ということにします。
⑬と⑮がサーブラインの後ろ、⑭と⑯がコート後方に立ち
⑬と⑮が「ロングサーブ」をコート後方まで届くように打ち上げます。
⑭と⑯が「ドロップ(カット)」で⑬と⑮の前にシャトルを落とす。
⑬と⑮が「ロブ(ロビング)」で再びコート後方まで届くように打ち上げます。

この「ロブ(ロビング)」と「ドロップ(カット)」の「ラリー」を10往復(20本)以上つづけられること。
最低限コート半面の範囲内で収める。(収めるということはシャトルがコートから出て行かないことは勿論、打ち合っている子(部員・生徒)も半面コートから出て行かないこと。

【課題練習②】
「課題練習③」に進むのはこの「課題練習②」がクリアできた子(部員・生徒)ということにします。
この「課題練習③」は「クリア」を飛ばすことだけに特化しています。
⑨と⑪がコート奥にあげた「ロングサーブ」を⑩と⑫が「クリア」で反対のコートの奥まで飛ばします。

ひとり10球づつ打ちます。うち8球以上が半コート内のコート後方のダブルスのサーブライン付近に落下することが必要です。コートを出たとしても50cm程度以内であるべきです。
サーブを打つ⑨と⑪は後ろに下がらずに⑩と⑫が打ったシャトルをラケットで触れれば、触ってシャトルを落とします。⑩と⑫が「クリア」のつもりで打ったシャトルが⑨と⑪に落とされればアウトにします。
(これは、つまり「クリア」のつもりが「ドライブ」になっていて、高さが足りないと言うことです)
だからといって、⑩と⑫が、⑨と⑪にシャトルを落とされないために高く打ち過ぎるとコートの奥まで届きません。高さと距離のバランスを考えて打つのが「クリア」です。

【課題練習①】
「課題練習②」に進むのはこの「課題練習①」がクリアできた子(部員・生徒)ということにします。
この「課題練習①」が「ロングサーブ」です。
⑬と⑮が「ロングサーブ」を打ちます。
⑭と⑯はコート後方のダブルスのサーブラインとエンドラインの間の四角の中に立って、
1)オーバーヘッドストロークの構えのポーズで利き手の逆の手を上にかざした状態で、そのかざした手でシャトルをキャッチします。

→このキャッチする⑭と⑯の片脚がサーブラインとエンドラインの間の四角にかかっていればOKです。

2)ラケットを持ってきてラケットを頭の上方前で構えていて、シャトルをその高さで「チョン」と当てて目の前の反対側にサーブしている「練習をしている子」のところに打ち返します。
(腕を強く振って「打ち返す」のではなく、腕は上前方に差し上げたままで、手首(回内)のみでラケットを振って「チョン」と当てて打ち返します。)




10球づつ「ロングサーブ」を打って
1)で、「ロングサーブ」を10球打って8球以上OKなところまで飛ばせればクリアです。
2)で、「ロングサーブ」を10球打ってもらって8球以上サーブを打った子のところまで打ち返せればクリアです。

課題練習① → 課題練習② → 課題練習③ → 課題練習④ → 課題練習⑤ → 目標課題

の順に勧めます。逆順に説明したので、それぞれの課題練習の必要性と難易度がわかると思います。 ​​





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最終更新日  2024年06月19日 12時08分13秒
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