仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.08.23
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カテゴリ: 宮城
昨年9月のこの事件。よく報道されるので被告の名前まで覚えてしまったが、色んな点で記憶に残る事件だ。

投げ落とされたとされる女性は、自力で岸にたどり着いて110番したというが、湖面から水中に沈んだときに、力を抜くと楽になるという父親の言葉を思い出して助かったのだという。そんなものだろうかという気持ちともに、パニックを回避する人間のたくましさのようなものを感じた。

女性の車に勝手に乗り込んで、未明のダムまで運転させたという経緯も特異だ。

また、21日の論告求刑では懲役10年とされたと報道があったが、以前から気になっている点として、なぜ、この被告は殺人未遂と傷害の双方の罪に問われているのだろうか。傷害が、ダムに突き落とすという1つの行為から生じた結果なのであれば、殺人(未遂)に吸収されて、傷害罪が別個に成立するのはおかしいと思うのだが。

刑事裁判のことはよくわからないが、或いは、この傷害は「ダムに突き落とす」行為とは別の行為、例えば、突き落とす前に車内で殴った行為の結果であると認定されているのだろうか。一応、そう理解しておきたい。





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最終更新日  2009.08.23 09:37:08
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