仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.06.30
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カテゴリ: 仙台
新聞の私立高校紹介で校名を初めて見た。全体を見わたすと、工大高校の名がないから、校名変更かと想像しつつ確認してみた。

既に 城南高等学校サイト があるが、平成25年度からの新校名であり、現在は東北工業大学高等学校である。

同高校の沿革をみると、昭和36年4月に東北電子工業高等学校が開設。初代校長は宮城音五郎。ちなみに第2代が宇野量介校長で、県教育委員会と縁が深いようだ。39年に大学開設。41年普通科新設。平成6年に現校名に改称。11年普通科男女共学。16年電子科共学。17年特別進学コース設置。18年電気工事士コース設置(従来の養成課程を解消)。

場所はご存じの八木山東北放送の近くだが、東北工大(八木山香澄町)がベニーランドのバス通り向かいであるのに対して、高校はやや東南に離れているので、八木山バス通りの賑わいの地である八木山神社(俗に八木山銀座)前を少し過ぎたあたりから降りていく。

ちなみに、東北工業大学の長町(二ツ沢)キャンパスは2008年開設のライフデザイン学部が主。

もちろん単なる名称変更ではなく、教育内容を一新し、特進、探究、科学技術の3学科構成で、大学と接続した新しい学びの創造を掲げている。グローバル社会や知的基盤社会を生き抜き、持続可能な社会に貢献する人材を育成する県内随一の私立高校をめざすとしているが、当ジャーナルなりの理解としては、視野の広い主体的な施策や実践のできる素養を育て上げるという意気込みだろう。

同一学校法人が設置している兄貴分の東北工業大学は、建築や電気、電子分野などで優れた研究と教育の成果を誇っている。学生は熱心で、教育側も厳しく指導すると聞く。私自身も、卒業生で研究や仕事に活躍する数人を知っているが、仙台・東北の誇る質の高い大学だと言えるだろう。

その東北工大との連携で高校生人材の育成を強化しようと言うのだから、大いに期待したい。





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最終更新日  2012.06.30 11:00:10
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