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購入履歴

2012.09.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
  • IMG_3171.JPG



あーちゃん(私の母の呼び名)宅から徒歩1分の距離にある公園で

毎年盛大に行われています。



お姉ちゃんは、歌も好きですが踊るのも大好き。

恥ずかしがって踊りの輪に加われない多くの子ども達をよそに

無邪気に、そして懸命に踊る姿が、我が子ながらとっても可愛らしく

素直な”子どもらしいこども”だなぁと感心して

見ていました。


と・こ・ろ・が・・・





「ほらっ。踊ってきなよ」と促すと

「いやだ!!!」と。



「え?なんで?なんで嫌なの」と聞くと信じられない言葉が耳に

入ってきました。




「恥ずかしいの」




「え~っっっ!!!!」



ガビーーーーンって感じです。

去年まであんなに楽しそうに踊ったのにぃ。


もう、あの可愛らしい姿は見れないのかっ。

ザンネン。


仕方がないですね。頭が真っ白な状態で




『恥ずかしいから踊らない』『恥ずかしいから踊らない』

頭の中はまるで念仏みたいに、おねえちゃんの言葉が繰り返し

流れます。


踊らないなら盆踊りじゃないですよね。

カキ氷の次はおもちゃ屋さん。



閉店間近のお店には欲しいものがなくて何も買わずじまいでした。


大きくなるってこういうことなんですよね。

だんだんと恥ずかしくなって、子どもらしい無邪気な

部分が無くなっていく。


ま、いつまでも子どもじゃいられませんから

仕方が無い事なんでしょう。


母はとってもさみしかったです。





  • IMG_3160.JPG


この夏のイベントで、子ども達が一番楽しみにしていたのは

横浜アリーナで行われた

『ディズニーオンアイス ミッキーミニーのプリンセス&ヒーロー』

というスケートショーです。


6月が誕生日の妹ちゃんと9月が誕生日のおねえちゃん。


8月はちょうど真ん中の月になるので

「ふたりのお誕生日プレゼントだよ」とご招待しました。


早くから「あとなんにち?」「あとなんかい寝たら?」と

も~ぅ、しつこいくらいに聞かれました(笑)。

それ位楽しみにしていてくれたんです。


チケットは、前売り先行予約の先行予約(2年前にも1度行っているので

チケット会社からメルマガでお知らせがきました)で

受付開始時間ぴったりに郵便局から振り込むことが出来、

その甲斐あってか前から4列目、というチケットが届きました。


どんな席で観れるのだろう。


私も内心わくわくしていました。


(こちらも)と・こ・ろ・が。


アリーナの4列目までは斜度も無く平坦になっていて、前の方が座ると

高さの無いステージ(リンク)が全く観えなくなってしまうんです。

5列目からは20センチ弱位の段差がありましたが

5列目の方でも「これじゃ観えない」ともらしていらっしゃいました。


(ちなみに3列目に座っていた小学校4~5年生位の女の子も

立ち見していました。)


自分より前の席に、小さなお子さんが座った場合はまだいいのですが

私達の前の席の方はほとんどが大人。


しかも手を大きく伸ばし、携帯やデジカメでビデオを撮ってらっしゃる。

自分だけが観れればいいのでしょうか。



ちらりと横を観ると、観えないながらも一生懸命、文句も言わずに

狭い隙間から覗くようにしてショーを楽しむ我が子がいます。


二人の目は、絵本でしか見たことのない憧れのプリンセス達に

会えたことで、キラキラと輝いていました。


「二人が喜んでいるのなら、それでいいのかも」

「大の大人が、子どもが文句も言わずに観ているのに

夢を壊すようなこと言ったり考えたりしては駄目!」





「でもやっぱりこの席全然観えない!!!」

「二人の誕生日プレゼントなのに!」


休憩までの1時間。こんな事ばかり考えていたんです。


で、駄目もとで交渉してみることにしました。


「子どもが全く観えないので何とかしてほしい」

「アリーナ席の空席の固まりに移動されている方が

いらっしゃるから、子どもの2席分だけでも用意して下さい」と。


すると

「空席のアリーナ席への移動は無理」

「料金が一緒ですので下がる(ステージから遠くなる)ぶんには構いません」

ということでした。


それなら、と下がってみると


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ステージの全貌が見える!

隙間からではありましたが、間近で観る迫力と天秤にかけた時

迷わず下がる事に決めました。


子ども達もこちらの方がいい、というので。


と言うことで、交渉の甲斐あって残りの1時間はディズニーの

夢の世界にどっぷりと浸かり、ショーを楽しんできました。




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それから最後にもうひとつ。


妹ちゃん、”はじめてのおつかい”に挑戦しました!


その日の夕方。牛乳が残り少ない事に気づいた私は

そばにいた牛乳大好きっこの妹ちゃんに

「セブンイレブンで牛乳買ってきて」と

お願いしてみました。

すると

「了解」と額に手を当て敬礼しました(笑)。



こんなことは、はじめて。



本人が行く気なので、私も慌ててポーチに500円玉を入れ

「おつりをもらってくるのよ」と

手渡し、「いってらっしゃい」と送り出しました。



コンビにまでは信号も無く直線で、妹ちゃんの足なら5分位。

しかも、しょっちゅう”じーじ”がお菓子を買う為に

二人を連れ出してくれている、歩きなれた道です。


それでも本当に一人で行かせる訳にはいきませんから

「大人が行かないなら私は行かない」と

残ったおねえちゃんと隠れながら妹ちゃんの後を

ついていきました。



少し遅れて店に到着し、店内をそ~っとみると・・・

レジで妹ちゃんがお店の人とお話をしているようでした。


「きっと牛乳の場所を聞いているんだね」と

のんきにおねえちゃんと話していると。


なんとっ!


妹ちゃん、牛乳買って出てきました。

お店の出入り口でばったり!


「あれ?!妹ちゃん、牛乳の場所、知らないでしょう。」

「牛乳、上のほうにあって、届かなかったんじゃない?」と聞くと




「場所は知ってたよ。ヤクルトの横だもん」

「手も届いたよ」

と平然と答えます。



すごい!

たいしたもんだ~。


普段はおねえちゃんにも私にも、甘えてばかりの妹ちゃん。

でも肝は座っているというか、根性があるというか。




普段から、ご近所の方なら知らなくてもご挨拶をし、

たわいもない立ち話を交わしてなるべく子ども達の顔を

覚えてもらえるようにしています。


何かあった時、ご近所のお力も借りられるからです。


そのお陰か、子ども達もご近所の方たちと、

何気ない会話をすることが出来るようになっています。


そしてこの時、妹ちゃんはコンビにへ行くまでの間に

ご近所の方2名と会話を交わしていました。



帰宅した妹ちゃん、すぐにばばちゃんに買ってきた牛乳を見せ

「一人で買ってこれたよ~」とご満悦。



オムツがなかなか取れなくて苦労した妹ちゃんの姿は

もうありません。


夕方とはいえまだ暑いこの季節に、重い牛乳を最後まで離さずに

持ち帰りました。


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私と3人でさいたまへ電車で帰省の途中、妹ちゃんを気づかい

先頭を歩くお姉ちゃん。私の荷物を取り

「重いでしょう、持ってあげるね」とも。


この夏、普段なかなか気づかなかった子ども達の成長ぶりには

目を見張るものがありました。


少しずつですが、優しく、強くなっている子ども達に

私も心が癒されました。


私も二人に負けないように、少しずつ成長していきたいな

そんな風に思った夏休みでした。





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最終更新日  2012.09.03 16:15:16


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