4555422

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

衝動買いなんてしません

Freepage List

プミポン国王が修行した寺院『ワットボウォーンニウェート』

(2)

テーマ：タイ(3308)

カテゴリ：旅

プミポン国王が修行

『ワットボウォーンニウェート』

をご紹介します。

他の第一級寺院やさらに格上のワットプラケオ

とも 異なる雰囲気 を持つ寺院です。

観光名所として紹介されることは少なく、

観光客は少ない場所です

その代わりタイ人が大勢訪れます。

安堵したような笑顔 です

瞑想をするというより、家族や友人と来て、

一緒に写真を撮ったり、おしゃべりをする人も多く、

護衛の警察ともおしゃべりをしています

これが他と異なる雰囲気を醸し出す大きな要因です。

何というか 穏やかで賑やかで楽しそう です

その理由はラーマ9世が国王に即位する際、

出家 修行をした寺院 だからです

タイ人は未だにラーマ9世(プミポン国王)が

大好きですから、ここの寺院に来るとプミポン国王を

なお、ラーマ9世に限らずラーマ5世からこの寺院で

王子は出家修行をしてきました。

最寄り駅は昨年延伸した MRTのSam Yot駅 ですが

歩くと2Km 近くありますので、暑い日はタクシーが

Googleマップでこの経路を表示する

歩いていくと途中に カオサン通り などもあります。

パッと見では全店舗休業中に見えますし、

もちろん人も歩いていませんでした・・。

寺院には続々と人が入っていきます。

多くの人は黄色いシャツを着ていますが、

これはプミポン国王の誕生日が月曜日であり、

タイで月曜日の色は黄色であるためです。

寺院に入ったところで体温測定がありました。

自分はプミポン国王の崩御日直前に行ったため、

式典があるようで警察が大勢いました。

体温測定に問題が無ければ肩にシールを貼られ

ますが、普通のデパートなどとは違う特別製の

シールですね

「ワットボウォーンニウェート寺院」と

書かれています

タイの方々は入ってすぐ右に向かい、

プミポン国王に挨拶をしていました。

修行中の若い姿で仏様と同じく鎮座しています。

大変凛々しい姿です。

式典の関係から、本堂には入れませんでした。

警護の警察に聞いてみましたが、丁寧に教えて

くれました。

こればかりは仕方が無いです。

隙間からちょっとだけ中の仏像が見えます・・

豪華絢爛な寺院では無く、清楚で品格のある

佇まいです。

この本堂は他の寺院には見られない結界石を

持っています

正面の結界石 です。

朱色をしており、容器には納められていません。

左右の結界石はなんと 寺院の壁に貼り付いて います。

俗界との境界を引くための石なので、普通は四角形

で囲む形に配置されていますが、この寺院は

直線には拘りなく配置してあります。

さらに裏手の結界石は 仏塔の壁に付いて います。

写真の左側が本堂で、右側が仏塔です。

なるべく邪魔にならないように配置したの

でしょうか・・。

大変興味深いです

一級寺院らしい 金の仏塔 があり、周囲をぐるりと

歩くことができます。

本日は小雨が降っていたので、地面が濡れています

から靴下を脱いで歩きました。

ちょっと 滑るので注意 が必要ですが、素足で歩くのは

気持ち良かったです

小雨が降っていても敬虔な仏教徒の方々は

しっかりとお祈りを捧げていました。

奥の礼拝堂には入ることができました。

この建物はなんと 屋根が真っ白 です

継ぎ目なく、ぐるりと壁画が描かれており、

荘厳な雰囲気です。

敷地は広く、緑も多く運河も流れています

散歩するのも楽しいです。

まだ10時過ぎでしたが、皆さんごはんを食べて

談笑していました

宿坊があり、200名ほどの僧が暮らしています。

式典が何時から始まるのか分かりませんので

早めに引き上げました

この寺院の周辺はワットプラケオと同じように

道路や歩道の幅が非常に広く、整備されており

清々しい環境です。

ちょっと駅から遠いですが、今の時期の朝方なら

歩くのも楽しいと思います

長く国民に敬愛されるプミポン国王ゆかりの寺院で

訪れる人々の楽しそうな様子を見て、自分まで

気持ちに余裕が生まれたような気がします。

小雨の中でしたが、来て凄く良かったです

おすすめです！