おじん0523のヒロ散歩

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2022.03.12
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カテゴリ: ヒロ散歩
毘沙門堂から文覚さんと毘沙門道を下り伊豆滝山不動へ移動。

2月2日(水) 13:38
伊豆滝山不動
所在地:静岡県伊豆の国市韮山山木
富士見農園前を通り富士見パークウエイを進み道路脇の駐車場に駐車(無料)して散策。


毘沙門堂 → 滝山不動明王へ、所要時間 8分、4.0km。
黄色の丸印は、旗上不動明王奥之院。


伊豆滝山不動
名 称 伊豆滝山不動明王(別名 旗揚不動・呼止不動)
堂 宇 本堂・奥の院
名 所 不動の滝(高さ十八M)、文覚上人の隠れ穴
本 尊   不動三尊像(不動明王・矜羯童子・制吐童子)
由 来 不動明王は大日如来の使者で、衆生を救うための仮の姿とされる。慣怒の相をし、手
    には三鈷剣と羂索を持ち迦楼羅の焔という火炎を背員う。 
    本不動明王の由来は詳らかではないが、石造物や伝承から江戸時代中期までは遡れる。
    奥の院の下には、鎌倉時代の僧、文覚が隠れたとされる洞窟があり、文覚がここで、
    源頼朝に平家打倒を勧めたとの謂れから、旗揚不動とも呼ばれている。また、この洞
    窟は文覚が配流されていた奈古谷の毘沙門堂へつながっていると言い伝えられている。
    このように、中世には既に祀られてあり、古くは修験者の震場として知られていたと
    推察できる。
    堂内の奉納物などからは、地元をはじめ近郷近在の人々を護ってくれる不動として、
    江戸時代から大変栄えていたことが窺えます。
        平成十六年十月
        平成二十三年六月再製
                 山木区  


近辺に案内図、「伊豆滝山不動」。


治承四年八月十七日、源頼朝は山木目代平兼隆を夜襲し、この山木の地で源平合戦の火蓋が
きられた。
これに先立ち、この滝山不動で、平家の流人文覚上人と頼朝が、平家追討の策謀を練ったと
伝えられる。


参道を進み桜並木の奥に、滝山不動堂。


参道の右側に、石碑、案内板。
黄色のロウバイが咲いていた。


こちらの石碑には「奉納 滝山水神」。


滝山水神 由来
当山最古の水神様なり 現在の滝壺の端附近にあり 再度の台風水害により流失不明此の水神様
の神勅に基き昭和五十六年二月四日現在地に再建神祭す。
  奉納 滝山水神
    昭和五十八年九月吉日 堂主 佐藤 勝


石碑には「奉納 滝山不動明王」、「滝山大不動明王」の案内板。


参道横には、ロウバイの花が満開状態。



とも呼ばれ、その名の通り中国原産の樹木。蝋梅(ロウバイ)は 12 月~2 月に、よい香りのす
る花を咲かせます。日本に蝋梅(ロウバイ)が入ってきたのは江戸時代頃と言われています。
また、雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれる雪の中で咲く 4 つの花のひとつです。


直径1センチほどの花を多くつけて咲く。以前種をいただき蒔いたが発芽せず。


参道を上り左手にあったのが「滝山不動堂」の「本堂」。
氏子?の方がおられ「奥の院まではどのくらい」と尋ね「約15分ぐらいで登れます」とのことで



内 陣。
平家の流人文覚上人と頼朝が平家追討の策謀をこの場所でも練ったのであろうか?
本堂(不動堂)には、源頼朝が文覚とともに祈願崇拝した不動明王(旗挙不動明王)が安置
されているとのことであったが、御開帳されていなかった。


旗上不動明王 由来
源頼朝旗上げをするため文覚聖人と共に祈願崇拝した不動明王なり。
  奉納 旗上不動明王
    昭和五十八年九月吉日 堂主 佐藤 勝


滝山不動堂を見下ろす。


巨岩の転がる中に築かれた狭い参道を上る、沢の奥に奥之院。


急な坂を上る。


石垣の上に築かれた「奥之院」。


13:52
なんとか「奥の院」に到着。
奥の院には、江川家三十五代当主江川英毅が奉納した大不動明王が安置されている。三十六代
英龍が盗まれた不動明王を日本橋で発見し、買い戻したという伝説が残されている。


内陣には「滝山不動明王」と書かれた提灯がぶら下がる。


内陣をズームアップ。


滝山不動
由 来 
  江川家三十五代当主江川太郎左衛門英毅滝山に天保三年十二月十五日大不動明王奉納神祭
  する三十六代英毅時代・・・盗難にあって英龍江戸勤番も無事終り自宅に帰る道すがら日
  本橋の角の古道具屋の前に来た時太郎左衛門、太郎左衛門と云う声にかごを止めて出て見
  れば小道具屋の前何にげなく店に入る。奥にきて見れば韮山不動明王ほこりまみれてあわ
  れな姿早速店の主人に実状を話し手持金全部ニ銭三厘三毛七買戻し不動明王を駕籠にのせ
  自分は歩きつづけ故郷に到着、自宅によらず滝山に一直無事奉納再神祭せらる由、今にし
  て大不動明王故こに鎮座す。今直を伝説として世に残る英龍こと坦庵公信仰の深さを知る。
 奉納 滝山大不動明王
    昭和五十八年九月吉日 堂主 佐藤 勝


ステンレス製の鳥居の先に小さな石祠があり傍に「滝山明神」の石柱。


落差十八メートルの不動の滝


不動の滝には水がチョロチョロと僅かに流れる、また多賀火山の溶岩の端にかかる滝であると。


滝壺周辺を歩きまわる先輩。
私は珍しく疲れ、滝山不動奥之院の濡縁に座る。


滝壺廻りをズームアップ。
不動の滝周りに「文覚上人隠窟」があるのだが案内板がなく未確認。


14:00
8分程滞在して下ることに。


急な坂を下り「奥之院」を振り返る。


坂道に岩が転がるので足下に注意しながら下る。


14:05
滝山不動堂に降り立ち、再度 黄金色に輝くロウバイを楽しんだ。


見事なロウバイ(旅友の写真を借用しました)。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2022.03.12 03:00:05
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