おじん0523のヒロ散歩

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2022.10.05
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カテゴリ: 藤沢市歴史散策



9月16日(金) 12:51
道幅が2間もない狭い江の島道を南下。


江の島道の左側に「山車小屋 東り町 下の谷」と書かれた倉庫。
この界隈の山車が収納されているのであろう。格納庫の手前に今日の目的地のひとつである
「庚申塔」を見つける。


三猿が刻まれている。


庚申塔の前にはおちょこが並べられていた。


庚申塔から直ぐにあった「諏訪神社 上社」
所在地:神奈川県藤沢市片瀬2丁目19
ここには昨年(2021年) 1月30日に参拝しておりますので、詳細はその時のブログ「​ 藤沢の七福
神めぐり
​」👈 をクリック願います。


玉垣には「上諏訪神社」と。
社殿はこの階段を上り高台にあり社殿前から富士山が眺望できる絶好のビューポイントである。


鳥居の扁額「諏訪神社」。


しかしこの日は富士山が見えていなかったのでスルーことにし、ここで引返す。


諏訪神社上社御由緒
我国の諏訪神社は五千社を数うも上、下両社を備えしは、信濃諏訪本社と我諏訪社のみと言う
も可なり。養老七年(723)信濃国諏訪大社の御分霊を勧請、上社に建御名方富命、下社に八坂
刀売命を奉斎、弘仁三年(812)諏訪ヶ谷の地より浪合の現地に御遷座、天慶二年(939)伊豆国
守護菅原氏〇御修理、正慶二年(1333)新田義貞鎌倉攻の類焼、貞和三年別当玉蔵院の再建、
安永七年(1778)の改修、爾来二百年御社殿老朽は止むべくもなかりし。ここに甘糟豊太郎、
甘糟三郎、甘糟四郎、三兄弟は敬神崇祖の志より氏神弥栄、父母孝養を祈り多額の浄財もて
一間社流造の荘厳なる御社殿を御造営、御境内をも整備、ここに上社の面目一新せり。
三兄弟の義挙を称え且つは、御神威一層の御発揚を祈り、昭和の御造営記とする。
    昭和六十乙丑二月吉日
      諏訪神社 宮司 相原雅路
           役員 総代一同


江の島道を進むと直ぐにあったのが密蔵寺。


13:00
山門前に建つ寺号標石「真言宗 寶盛山 密蔵寺」。
所在地:神奈川県藤沢市片瀬3丁目3-44


密蔵寺山門


山門前に青銅製の「親子の愛情像」。


台座に「為 観音院優苑正順居士菩提
    為 慈光院縫徳薫幹大姉菩提
           平成22年8月29日
        施主 臼井 総司
              照子」と。 


山門前の左側にはいろんな石碑が建っていた。


石碑には「相模国弐拾一ヶ所 第十七番
     南無大師遍照金剛
                密蔵寺」  


庚申塔と刻まれた石碑の下には三猿が刻まれている。

塀際に「庚申塔」。


石碑には「愛染明王?」と。


新しい「文字道祖神」。


愛車の駐輪は境内に。


山門の変額「寶盛山」。


真言宗大覚寺派の寺で宝盛山薬師院密蔵寺。相模国準四国八十八箇所のうち十七番札所。 
鎌倉時代末期に有弁僧正によって開山され、何度かの火災に会ったが、江戸時代に良忍上人に
よって再建されたとのこと。
本尊は創建時から薬師如来だが、本堂に祀られている愛染明王の方が知られているのだと。

桂の木「愛染かつら」。
「愛染かつら」は、川口松太郎の昭和12年の小説を映画化したもので、金持ちの医師と看護婦
の叶わぬ恋物語。二人が桂の木の前で、願い事を書いて木に結ぶと叶うと聞いて願いをかけた。
この映画に小暮美千代が出演しており、かつて小暮美千代は、江ノ島カーニバルのお芝居に出
演していて、その時密蔵寺に泊まっていたとのこと。
そこから、密蔵寺本尊の愛染明王を奉るご本尊の前に桂の木を植え、命名したのだと。

札には「記念植樹 愛染かつら 小暮實千代 昭和三十二年四月二十二日」。


桂(かつらのき)
本尊愛染明王の境内にある桂の木に由来 ”愛染かつら” と称す。鎌倉彫りの彫材に用いられる
縁結びの木(愛染かつら以後)。


銅板葺きの本堂。


本堂の扁額「密蔵寺」。


本堂前には、弘法大師「南無大師遍照金剛」の立像。
像の下の台には、四国八十八箇所の砂が納められているのだと。

中央の如意宝珠は補修中なのか?


弘法大師の立像横に「四国八十八ヶ所 御砂踏霊場」の石柱。


お砂踏み
足もと石板の下に四国八十八ヶ所各霊場のお砂を納めています。石板の上に立って合掌して
お祈りを東西南北○○○○お回り下さい。四国八十八ヶ所を巡拝したおかげがいただけます。
   平成七年六月○○日


空になっていた天水桶。
下側にドレン抜きがあるのかきれいに抜かれていた。


大正天皇御即位・記念樹「楠」。


境内左手には六地蔵が並んでいた。後ろの木はイチョウ。

六地蔵の横に水子地蔵。


六地蔵の隣には、小さな弘法大師の石像が26体鎮座。
四国八十八ヶ所巡りの大師像を大正時代に実現しようとして関東大震災で頓挫した名残りだと。

弘法大師の石像をズームアップ。


富士見大師。


石造の大師をズームアップ。


弘法大師の石像26体を別の角度から。


本堂の左側、裏に墓地が広がっていた。


密蔵寺開山七百年記念 本堂庫裡新築篤志者芳名


金額が多かったのでズームアップ。
金壱億五千萬円  密蔵寺
金五百萬円    大西弘全・濱野司郎
金五拾萬円    大西弘純
金弐百萬円    薬師寺 市川成寛
金壱百萬円    青蓮寺 服部全弘
  ・
  ・


裏面には「平成十七年五月十八日」と。


13:15
本堂前には2本の木が聳える。



                                     ー 続く ー






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最終更新日  2022.10.05 03:00:08
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