おじん0523のヒロ散歩

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2023.03.19
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散策
Googleマップにチェックしていた今日の目的地である「鎌倉市腰越の寺社史蹟巡り」を続ける。

2月12日(日) 14:55
日蓮宗本龍寺
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目26-2
本龍寺は山号を龍口山といい、本尊は大曼荼羅。霊跡本山比企谷妙本寺の旧末寺である。


駐車場入口に立つ石柱には山号の「龍口山」と。


本龍寺の駐車場。


寺号標石には「日蓮宗 本龍寺」。


こちらはお題目塔碑「南無妙法蓮華経 本龍寺」。


本堂手前左側に2階建ての寺務所。



この寺は、日蓮聖人の直弟子である日朗聖人の弟子、朗門九鳳の一人、妙音坊日行聖人を開山
とする。比企高家の屋敷跡に建てられたと伝えられ、境内には高家の墓が残る。
龍口寺輪番八ヶ寺の一つで、慶長六年 (1601年) に津村の国人で日蓮宗の信奉篤い島村采女に
より龍口寺が本格的な寺としての格式を整えられてから、江戸時代までは片瀬腰越八ヶ寺 (通称
片瀬八ヶ寺) が輪番で維持していた。
本龍寺もそれまでは、「与蓮山」と号していたが、「龍口山」と改める。
平成十四年、立教開宗750・創建700年を期して、本堂建て替え並び寺域整備を行う。
宗 派  池上法脈 土富店法縁 妙本寺末寺
本 尊  大曼荼羅御本尊
創建年  1302年


本堂の見事な龍の彫刻。
本堂内には臨滅度時大曼荼羅御本尊(模刻)、 雨乞い日蓮聖人像 、日行聖人像(室町期)、
鬼子母神 、大黒天・三面大黒天が安置されている。


本堂の扁額も彫刻の上に「本龍精舎」と。


右側の見事な木鼻。


本堂の右側奥には墓地がありその一角に「法界萬霊」。


本堂を右側面から。


境内に植木職人の方?がおられ「この鉢は」と尋ねると、
「日本サクラソウで2,000鉢あると、4/中~下旬に咲き大船フラワーセンターへ出している」と。





クリスマスローズ。


旅友のブログから「牡丹」「芍薬」もあるようだ。


こちらの鉢はハスであろうか。鎌倉への途中時々立寄りたいものだ。


日蓮宗本行寺 (ほんぎょうじ)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越3丁目25-19
再度、腰越大船線 (県道304号線) へ戻り海岸方向へ進むと道路脇に建つお寺である。



寺号標石には「祈祷道場 龍松山 本行寺」。


本行寺は県道の腰越大船線沿いに建ち、腰越の市街住宅地に建つ鉄筋コンクリート造りの寺で、
浸水を考えてか二階が本堂になっている。


御本尊 久遠実成本師釈迦牟尼佛


本行寺前から腰越大船線 (県道304号線) を南下、江ノ電が走る神戸橋交差点。 


神戸橋交差点を左折、左奥に江ノ電 腰越駅。


道路脇に 「WINE SHOP」「SHONANPHOTO CAFE」
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目13-2
店先で鶏?の丸焼きをやっていたのでいい香りがしていた。店内も満席状態になっていた。
2階はゲストハウスになっており宿泊も可能だと。


江ノ電 腰越駅


15:15
江ノ電 腰越駅


腰越駅周辺観光案内図


今回訪れた腰越地区にも多くのお寺がある。
この後左側のエリアを参拝する。


諏訪仮宮 (すわかりみや)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目17
諏訪仮宮は、鎌倉市腰越に鎮座する神社です。
仮宮とつけられている通り、基本的には御神輿を安置しておく場所であり御旅所という扱いです。
実際の諏訪神社は近くの小動神社に合祀されており、お祭りの時のみ仮宮が使われており、8月
の祭典の時の祭事場となりますと。


御朱印:なし
例祭日:8月
どんど焼き・古神札焼納祭:なし
創 建:不明 (諏訪神社としても不明)


狛犬(右側)


狛犬(左側)


境内に立っていた、
「皇太子殿下御成婚祝賀 社殿竣工記念碑 平成六年六月吉日 五ヶ町」。


社殿前から境内を見下ろす。
狭い境内だが8月の祭典の時には祭事場となり人でごった返しているのではと。


スマホの案内で次の場所へ移動。
道路角に「南無妙法蓮華経 本成寺」と刻まれた寺号標石が立っていた。
本成寺は参道奥にあるのでここの参拝は後にし、スルー。


スマホの案内で進んでいると左側に、ブロックで囲まれた「供養塔」。


供養塔
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目17-11
敷地内には二基の供養塔が立っていた。上は大正八年六月、下は大正十年六月建之。


石碑には「當町無縁之供養塔也
       大正八年六月建之  世話人の名」と。


道祖神塔・庚申供養塔

所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目25-13
供養塔から十メートル程の所にある。
庚申塔は、庚申塚ともいい、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた
石塔のこと。庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い。塚の上に石塔を建てるこ
とから庚申塚、塔の建立に際して供養を伴ったことから庚申供養塔とも呼ばれると。 


道祖神塔・庚申供養塔
道祖神は道路の悪霊を防いで道行く人を守ってくれる神様です。
石塔① は冠をつけ、笏 (威厳を整えるために手に持つ板) を持つ神官姿の道祖神です。文政五年
(1822年)、諏訪神社・神戸の氏子 (氏神様を信じる人達) により建立されたものです。
石塔② は二体並んだ神官と考えられる姿の道祖神です。右側面に「神戸」とあります。毎年一月
の左義長 (どんど、サイト) の時に、この道祖神の石塔が海岸に移されお祀りされます。
石塔③ は神官姿と考えられる道祖神です。明治九年 (1876年) に山崎氏が建立したものです。
石塔④ は二体並んだ神官と考えられる道祖神。大正十二年 (1923年) に井上氏が建立したもの
です。
石塔⑤ は庚申供養塔です。本尊の青面金剛は病魔・病鬼を払い除いてくれる神様です。
邪鬼 (邪悪な鬼) の上に青面金剛立像、上部に日月 (太陽と月)、邪鬼の下に三猿を浮き彫りにし
ています。右側面に「右へかまくらみち」と刻まれています。(みちしるべ)
      (詳しくは「腰越まちづくり市民懇話会」のホームページ)
                   腰越まちづくり市民懇話会
                   腰越地区町内組織連絡会


社の中に「道祖神塔・庚申供養塔」。
腰越地区には上記のような親切な説明板があり勉強になる。


近くに点在していたものを集めたのか。


15:25
日蓮宗 勧行寺 (かんぎょうじ)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目19-15
住宅街を進むとお題目塔「南無妙法蓮華経」が立っていた。
こぢんまりと心地よい雰囲気が魅力なお寺で、勧行寺での永代供養墓・樹木葬を募っていた。


勧行寺は天和三年に堂宇を焼失、寛政三年に大暴風雨で、大正十二年に関東大震災で潰されたが、
その都度再建されたと。


本 堂
勧行寺は龍口寺を守った龍口寺輪番片瀬八ヶ寺のひとつで、山号は龍口山。
本尊は久遠本師釈迦牟尼仏で、嘉元元年に但馬阿闍梨日実上人が開創と伝わっている。
本堂には本尊のマンダラが祀られている。


本堂の扁額は山号の「龍口山」。


本堂前から境内を望む、後方の丘の上には他寺の墓地であろうか。
新地は永代供養墓・樹木葬のスペースであろう。


水子観世音菩薩像をズームアップ。


境内の西側には、勧行寺墓苑 ・永代供養墓やすらぎ。


15:30
境内の句碑に「花は座る・・・・・・・・  瓢左」。


句碑の台座に、
清水瓢左先生略譜
明治三十一年信州松代に生る。若年より俳諧の途を志し、松涛軒三世・抱虚庵六世を襲号芭蕉
正統の連句伝承の為に生涯を棒ぐ。
人となり誠実清廉海内の雅友と風交を結び作品三十余を遺す。
   昭和六十三年五月没
     (1898~1988年) 行年 九十一歳



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.03.19 03:00:05
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