おじん0523のヒロ散歩

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2023.03.20
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散策
今日の目的地である「鎌倉市腰越の寺社史蹟巡り」を続ける。
この辺りのお寺は日蓮宗が多い。

2月12日(日) 15:30
日蓮宗勧行寺から住宅街を奥へ百メートルほど進むとお寺の山門前へ。


日蓮宗 妙典寺
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目20-5
山門前六地蔵横に寺号標石「南無妙法蓮華経 妙典寺」。


山門前に新しい帽子をかぶった六地蔵が並んでいた。


六地蔵菩薩
地蔵菩薩は、お釈迦様の滅後、弥勒菩薩の出現までの間親しみやすい僧形をとり、現世で苦悩

我々人間は、己の欲を満たさんと我を忘れ、争いを好み、生老病死の宿命を知りながらも幸福
・財・長寿の幸を得ると、それがいつまでも続くものと思いがちです。
仏教では、この迷い苦しみに満ちた世界を六道と称し、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の
六種に分けます。
地蔵菩薩は、この六道世界で人々の苦しみを救う旅を続けています。また他の仏たちと同じく、
人々を救済するだけでなく、亡き人の罪苦も救い、六道に迷う亡き人や、賽の河原で迷う幼児
を温かく抱く菩薩でもあります。
ご参拝の皆様、門前の六地蔵菩薩に手を合わせ、己の貧りの心・怒りの心・愚痴の心を取り去
り、笑顔で仏様・ご先祖様にお会い下さい。
                    合掌 妙典寺住職 


腰越谷戸六地蔵菩薩。



南無妙法蓮華経 日蓮
大毘沙門天王・・・


右側の門柱には「日蓮宗 妙典寺」と。


本 堂
正和2年(1313年)、天目が建立した日蓮宗の寺院。



本堂の扁額「妙典寺」。


妙典寺福徳大黒尊天
この大黒様は本堂内に安置されている大黒様の御前立(おまえだち)です。
御前立を拝むことにより本堂内の大黒様を拝む事と同じ御利益が得られます。
大黒様の頭を撫で合掌し心静かに。
  寿福増進安穏楽 除病廷命息災我
  福我円満重果報 衆人愛敬従恭敬
  人来衆人得七宝 南無妙法蓮華経
の「大黒天神授文」を三回御唱え下さい。

大黒様は仏去を護り、飯食を豊かに、福徳を給う神様として仏教では福徳円満自在菩薩の化身
と説かれています。
大黒様の御姿はいったい何を示されているのでしようか。
働いて働いて真黒になる。つまり大黒になって働けば
足元から『幸』が盛り上がってくるのであろうと教えられています。大黒様は希望を叶える小
槌を持ち、この小槌で物をたたくと「コツコツ」音がします。つまりコツコツとたゆまず励む
事が幸福への近道であるのです。つまり大黒様とは私達の精神そのものの姿なのです。
努力する事が愚かであるかのように考えられる今の世の中であればあるほど、大黒様の精神は
光り輝き、私達の心の中に留めるべき相なのです。         
                           瀧口山妙興寺住職


本堂前には仏法を護り飯食を豊かにし、福徳を給う「大黒天像」が。


愛犬の写真が貼られた動物供養墓。


境内で咲いていた白梅は満開。


妙典寺の境内は石畳になっていた。


日蓮宗 東漸寺
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目22-13
妙典寺の直ぐ奥にあるお寺である。


山門前に立つお題目碑「南無妙法蓮華経 東漸寺」。


山門の扁額「龍口山」。


東漸寺山門の由来
当山 山門の形式を薬医門という。
建立の施主は、藤沢市片瀬上州屋六代目 新倉守蔵氏で、日蓮聖人御入滅 第七百遠忌の御報恩
に撰すると共に、新倉家先祖累代の供養、更には昭和五十一年十月十二日 五十ニ歳で逝去され
し令室、慈修院妙珠日喜大姉(俗名喜代子)霊位の菩提を弔い、一基建立されしものにして、
妻の早逝を痛まれし守蔵氏は、この山門を出入する人々が、薬方の力を受けずとも斉しく長寿
されんことを願い、この薬医門の形式を選定されたり。
今茲にその縁由を勒銘し以て後証と為す。
   昭和五十五年三月十五日 山門落成の砌
     当山第四十五世日秀


山門から本堂を望む。
境内の植木はきれいに整姿されていた。


本 堂
東漸寺は550年に渡って続いた龍口寺輪番八ヶ寺のひとつであり、日東上人が1325年に開山。
日蓮上人が仏法の力によって処刑を免れたといわれる聖地・龍口刑場を護持するために建てら
れた腰越六寺のひとつです。龍口刑場の地は江戸時代に入り1601年、島村采女が土地を寄進し
本格的な寺院、龍口寺となりました。龍口寺には選任住職は置かれず、腰越六寺が輪番で維持
しました。後に藤沢市片瀬のふたつの寺院を追加し龍口寺輪番八ヶ寺となり明治19年 (1886)、
龍口寺に住職が置かれるまでこの制度が続きましたと。

本堂の扁額「東漸寺」。


本堂の右側に観音像。


東漸寺を後にするが、龍口寺輪番を勤めた腰越六寺 (本龍寺、本成寺、勧行寺、妙典寺、東漸寺、
法源寺) は、みなこの辺りの谷戸にあるのだった。


東漸寺を後にし、江ノ電腰越駅方向へ向かい振り返る。


次に訪れたのが先程スルーした「本成寺」。
寺号標石の側面には「天保十年己○十二月吉辰」と彫られている。


日蓮宗 本成寺 (ほんじょうじ)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目19-9
本成寺は龍口寺輪番八ヵ寺の一つで、日蓮の淡路阿闍梨日賢が延慶二年 (1309) に開山とされ、
もとは本覚寺 (鎌倉市大町) の末寺だった。山号寺号:龍口山本成寺。


表札に「日蓮宗 本成寺」と。


山門を入り正面に本堂、丘の上に満福寺。


山門の左側に新しい稲荷社があった。


本堂には本尊三宝祖師と日蓮上人像が祀られ、境内には稲荷明神も祀られている。


本堂の扁額「日蓮宗 本成寺」。


本堂が開いていたので内陣を見る。


ズームアップ。


本堂前から山門を見る、境内には墓地もある。この松の樹齢は?。


本堂右側に墓地が広がる。本堂の裏は崖になっている。


墓地に「陸軍歩兵上等兵 勲八等 功七級 ○○○墓」の墓碑。


丘の上にはこの後訪れる「満福寺」。


山門横に形の整った松がありその下に稲荷社。


15:45
本成寺から戻り、次の目的地「満福寺」へ向かう。
前方は江ノ電の踏切。


道路脇に手漕ぎポンプ。


非常用で残しているのであろう。


その横で「ボケ」が咲いていた。


狭い生活道路から戻り南下、「真言宗 満福寺」入口。


入口に立つ「義経腰越状旧跡 満福寺」。


満福寺前を走る江ノ電。


15:50
境内まで車で行けるが、今日は愛車のリンちゃんで訪れた。



                                                                                                    ー 続く ー





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最終更新日  2023.03.20 03:00:07
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