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2023.03.23
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散策
鎌倉市の腰越の浄泉寺、小動神社へ参拝。

2月28日(火) 14:30
浄泉寺(真言宗大覚寺派 小動山 松岩院 浄泉寺)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目10-7
弘仁10年(819)、空海によって開かれたと伝えられる真言宗大覚寺派の寺院。
本尊の不動明王は、左手で剣を持っていることから「左剣不動明王」と呼ばれている。


朱色の山門を振り返る。


山門を入ると右側に、梵語が刻まれた石碑が立っていた。


一段高いところに「石塔・石仏群」。
石燈籠の横には「東京 堅川講」と刻まれた水鉢も。





浄泉寺永代供養堂、地蔵堂が並ぶ。


浄泉寺永代供養堂前に、御本尊の真言宗祖 弘法大師さま。


小動山 浄泉寺 永代供養廟
この永代供養廟は昨今の少子化、核等によって、墓地の維持継承に不安がある方の為に建立を
発願致しました。今後は代々住職によって供養させて頂きます。
この廟の御本尊様は真言宗祖 弘法大師様です。お大師様は「虚空盡き、集生盡き、涅槃盡きな
ば、我が願いも盡きん」と永く我々をお救い下さるという御誓願を立てられました。
亡くなられた方も我々もお大師様の慈悲の元に深く帰依することによって現世においても来世
においても大きな安楽を得ることが出来るのです。 
                         当山 住職 書


地蔵堂





地蔵堂内を覗く。


関東大震災の供養塔
石碑には「大正十二年九月一日 関東大震災殃死者供養塔」と。


本堂前に整姿された松が聳える。


本堂の扁額「浄泉寺」





左側には「左剣不動明王」と。
本尊の不動明王は、左手で剣を持っていることから「左剣不動明王」と呼ばれている。


本堂前に咲くツバキ。


白梅も満開に。


大きな蘇鉄も。


蘇鉄の下に石仏。


14:40



14:42
小動神社 (こゆるぎじんじゃ)
所在地:神奈川県鎌倉市腰越2丁目9-12
海に突き出た爽やかな小動山に建つ小動神社である。かつて風がなくても美しくゆらぐ松があ
ったことから小動(こゆるぎ)と名がついたという風情ある場所。
石で出来た一の鳥居が逆光に映える。


文治年間 (1185~1189年) の源平合戦の際、佐々木盛綱が父祖の領国であった近江国の八王子
宮を勧請したものと伝え、江戸時代までは三神社や八王子社と称していた。元弘3年 (1333年)
5月には、仁田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したと伝えられる。また、新田義貞は建武年間 (13
34~1338年) に社を再興している。江戸中期には、小田原藩主・大久保忠真が扁額を奉納した。
明治元年 (1868年) 、神仏分離に伴い地名をとって小動神社と改称し、村社に列格した。


石鳥居に注連飾り。


社号標石には「小動神社」と。


鳥居の左横に建つ「鬼子母神(きしもじん)」。


扁額には「子育て 子授けの神様 鬼子母神 日蓮宗の守護神」
鬼子母神は安産や育児の神様。しかし鬼子母神は仏教の神様。
かつて日本もともとの信仰 (神道) と外国から入ってきた仏教が融合し一つの信仰として合体
した。いわゆる神仏習合。その名残で神道の敷地に仏教の神様がいたり、その逆で仏教の敷地
に神道のお社があったりするのだ。
そういうわけで、大正時代まで近くの寺がこの小動神社を管理してした。
小動神社の鳥居から道路を挟んだ反対側にある、先程訪ねた「浄泉寺」という寺と。


鳥居の先の左手に山車舎があり山車がおさめられている。
六町の山車舎でそれぞれ入口に「下町」「濱上町」「神戸町」「土橋町」「中原町」と。
手前には「お仮屋」。


小動神社
● 主祭神 建速須佐之男命 (たけはやすさのおのみこと)
      建御名方神 (たけみなかたのかみ)
      日本武尊 (やまとたけるのみこと)
小動の地名は、風もないのにゆれる美しい松「小動の松」がこの岬の頂にあったということに
由来します。
縁起によれば、源頼朝に伊豆配流の時代から仕えた佐々木盛綱が、源平合戦の時に父祖の領国
であった近江国から八王子宮を勧請したものと伝えられています。元弘三年 (1333) 五月には、
新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したといいます。
七月第一日曜日から第二日曜日にかけて行われる天王祭は、江の島の八坂神社との共同の大規
模な祭で、町一帯を回る御輿や氏子五か町の囃子屋台などで大いに賑わいます。


説明板の写真「社殿」。


国道を挟んだ社前に在する浄泉寺は、もと小動神社の別当寺院で、神仏分離以降も大正六年
(1917) 七月に至るまで管理が行われていた。


参道を進み一の鳥居を振り返る。


鳥居を潜り参道の右側に広場がありそこに満開のサクラが咲いていた。
サクラの幹に「玉縄桜」の名札がぶら下げられていた。


玉縄桜は少しピンク系が入った花である。


玉縄桜は大船フラワーセンターで生まれた桜。
ソメイヨシノの種をまいた中から、早く開花する個体を選んで育成したものなのだそうです。
昭和49年 (1974) から挿し木・接木で繁殖が開始され、平成2年 (1990) に農林水産省に品種
登録されました。例年、2月中旬から下旬頃に咲き始め、開花期は1ヶ月程度と長く、 ソメイヨ
シノが咲く頃まで楽しめます。


特徴として、ソメイヨシノがベースとなっている桜。ソメイヨシノより早咲きのため、気温の
低い時期に咲き、鑑賞期間が長い。数はまだまだ少ない。
ソメイヨシノがベースとなっているため、玉縄桜ももとをたどれば、大島桜と江戸彼岸の雑種
が含まれている。


ズームアップ。


境内に新しい苗木が5、6本植えられていた。


小動神社由緒略記
祭 神
 日本武尊(やまとたけるのみこと)(1月例大祭の祭神)

                                                                              御子神:八王子の命 (五男三女神)】              
 建御名方神(たけみなかたのかみ)(8月諏訪祭の祭神)
 歳徳神(としとくしん)     (お正月の神様)  
伝 承
 相模風土記に往時、弘仁年中 (810年 ~ 822年) 弘法大師、小動山に登りし時、老松に神女
   影向あり、この松を小動の松と云うとあり。新編鎌倉史に、土御門内大臣の歌『こゆるぎの
 磯の松風音すれば、タ波千鳥たちさはぐなり』の歌は、此所の事とも云い、或いは、大磯の
 浜を詠うとも云う。相模の名所「こゆるぎ」の歌、多しとある。社名は、古くは八王子宮、 
 八王子大権現などと称された。相模風土記には、八王子社を鎮守とし、社地を小動 (古由留
 義) と云うとあり。明治初年、現在の『小動神社』と改称した。明治42年当所字、神戸の鎮
 守であった諏訪社を合祀した。
由 緒
 文治年中 (1185年) 佐々木盛綱の創建と伝えられる。盛綱は、源頼朝に伊豆配流の時代から
 仕えた武将で、源平合戦の時に、神恩報賽のため守護神である父祖伝来の領国、近江の八王
 子宮を新たに勧請すべく、その地を探し求めていたが、ある日、江の島弁財天に参詣の途次、
 小動山に登り、大いにその風光を賞せされ勧請の地と定められた。
 新田義貞が、鎌倉攻めの戦勝を祈願をされ、後に『報賽』として『剣一振に黄金』を添えて
 寄進され、社殿は再興された。
 ハ王子宮縁起によれば、新田義貞を中興の祖と称している。江戸時代、小田原城主、大久保
 忠真公 (113,000石) は【三神社】の扁額を揮毫し奉納された。三神社とは、三柱の祭神を
   尊称したものである。
社 殿
 文化14年4月 (1817年) 当所、井上氏の丹誠により、400有余の氏子により、再建されたと
   棟札に記録がある。しかし、大正12年9月1日の関東大震災により被害を受け、昭和4年12月
 本殿は修復されたが、拝殿は新築された。現在の、『神寶殿』・『山車小屋』は平成15年か
 ら平成18年にかけて新築し、『本殿・幣殿』は平成19年4月大規模修復された。
   境内社として、海 (わたつみ) 神社 (海上安全の神様)・稲荷社・金刀比羅宮・第六天社を、
   お祠りしています。
祭 礼                 
 1月16日                 例大祭 (湯花神楽祭)【鎌倉神楽奉納】社殿内にて
   4月第二土曜日         祈年祭
   7月第二日曜日         天王祭
                               江の島八坂神社との共同の大規模な祭りで、午前11に海中渡御、午後2
                               時には江の島八坂神社の神輿が、龍ロ寺下より小動神社 社頭まで神幸し、
                               腰越五ヶ町の祭囃子・山車がお迎えに出て、大いに賑わいます。
   8月下旬                 諏訪祭
   12月第一土曜日      新嘗祭  


参道の右側に「直会殿」。


玄関先に「直会殿」。

参道の左側に「手水舎」。


山車舎を見る。


参道左側に建っている「腰越 小動會」の建物。


内部に入っていた神輿。


14:50
二の鳥居の石段下右側に「授与所」。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.03.23 03:00:05
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