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2019.06.18
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カテゴリ: カメラ・ビデオ
デジタル一眼レフ「OM-D E-M1X」

デジタル一眼レフ「OM-D E-M1X」

 ジャイロセンサーを強化し重い望遠レンズも手持ちでいける。画像処理エンジンを2枚にすることで処理能力も向上。
製造/販売 オリンパス
製品情報 デジタル一眼レフ「OM-D E-M1X」
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OM-D の中では大きくて重いプロ向け望遠向けのモデルだ。従来機 OM-D E-M1 Mark II より縦持ち時のグリップが良く、縦でも横でも同じように使えるようボタン配置などを工夫した。有効画素数は約 2037 万画素。

機能的にはジャイロセンサーを良いものにして手ぶれ補正最大 7.5 段を実現したのが大きな特徴(OM-D E-M1 Mark II は最大 6.5 段)。7.5 段は望遠手持ち 4秒が実用的というレベル。オリンパスいわく OM-D の強みは小型軽量・高解像レンズ・手ぶれ補正。「35mm 換算600mm F4 手持ち」をつきつめてここまで来た。
ちなみにこのくらいジャイロの検出精度が上がると地球の自転をノイズとして拾ってしまうらしく、センサーを基盤に搭載するときにかかる応力のような他のノイズを減らすことで実現したと同社は説明していた。すごい世界だ。

他に大きなところでは画像処理エンジン TruePic VIII のプロセッサーを 1 枚→2 枚に倍増。パフォーマンスを良くして、映像処理系の新機能を入れた。

目玉機能は 3 つ。
(1)インテリジェント被写体認識AF 機能。AI が「バイク」「電車」「飛行機」等を認識して、たとえばバイクならドライバーのヘルメットに自動でピントがくる(普通1 点 AF で撮るのが難しい)。画像をたくさん学習させて認識できるようにしたとのこと。原理的には瞳AF などにも応用できるそうで今後に期待。
(2)手持ちハイレゾショット機能。三脚を使わなくても高解像度の写真を生成できる。従来 8 枚の写真を連続生成・合成で高解像度写真を生成していたが、16 枚の写真をランダム生成・合成させることで、手持ちでも 50 メガの高解像度写真を作れるようになった。普通のハイレゾショットは処理速度が上がった。
(3)ライブ ND 機能。ND フィルター持ってなくても日中スローシャッターができる。普通はフィルターで光量を減らすが、ライブ ND では細かく区切って露光した複数の画像を生成・合成し、疑似的に ND 同等の長秒時を実現したとのこと。魚眼レンズ装着時など物理的にフィルターをつけづらいときにも便利な機能。

メモリーカードスロットは 2 つで、両方とも転送速度が早い UHS-II に対応した(SDHC/SDXC メモリーカード)。連写に便利だ。これもプロセッサー倍増で実現した。起動やスリープからの復帰なども従来機より早くなっているそうだ。

他に、オートフォーカス、連写、動画なども新機能を追加した。
オートフォーカス方式は従来同様 121 点オールクロス像面位相差 AF。ファインダーをのぞきながら測距点を変えやすいマルチセレクターを新搭載し、C-AF 中にフォーカスリングを回して MF に切り替えられる機能も新たにつけた。どちらもファインダーに目をつけたまま焦点合わせをしやすくするための工夫。
AF ターゲットは 1 点、5 点、9 点に加えて 25 点を追加。25 点は鳥や小動物の撮影向きだという。さらに自分で AF 測距点を選べるカスタムモードもついた。縦一列、横一列のオビなど、任意の測距点群を自分で作れる。AF 低輝度限界は-6EV。
連写は従来機同様で毎秒最高約 60 コマ(AF/AE追従で同約 18 コマ)。新機能は LED 光源のフリッカーレス撮影。LED 光源で連写すると明暗にばらつきが出てしまうので、光量ピーク時のみ撮るというもの。ピーク時以外を省くためにコマ速度どおりは撮れないが、代わりに光量不足のショットがなくなる仕組み。
動画は LOG 撮影に対応して、撮影後のカラー・グレーディング(色合わせ)がしやすくなった。手ぶれ補正強度を 3 段階から選べる機能もついた。これは従来、手ぶれ補正が強すぎてカメラをパンさせたときに手ぶれと認識されて不自然な映像になってしまうことがあったためという。

OM-D の強みである防塵防滴・耐低温性能もさらに向上した。レンズ交換時ほこりが入らないようにするダストリダクション機構では、フィルターにほこりがつきづらいコーティングを施した。野外撮影で重宝しそうだ。

【主な仕様】
撮像素子 4/3 型 Live MOSセンサー×1
有効画素数 2037万(超音波防塵フィルター)
光学系 レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
シャッター速度 1/8000~60秒, バルブ
手ぶれ補正 あり(撮像センサーシフト式 5軸手ぶれ補正,7.0段)
モニター 3.0型(2軸可動式,約104万ドット,視野率 約100%)
電子ビューファインダー(視野率 100%,約236万ドット,約1.48~1.65倍)
露出制御 測光方式 324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト / シャドウ
測光範囲 EV -2~20(F2.8レンズ使用、ISO100相当)
露出モード・撮影モード P:プログラムAE(プログラムシフト可)、 A:絞り優先 AE、S:シャッター優先 AE、M:マニュアル、B:バルブ(バルブ、タイム、コンポジット)、C1~C4
ISO感度 64~25,600
露出補正範囲 ±5 EV(1/3、1/2、1EV ステップ)
画像編集 ホワイトバランス オート、プリセット(7種)、ワンタッチWB(4件登録可)、CWB(色温度指定)
ピクチャーモード i-Finish 、Vivid 、Natural 、Flat 、Portrait 、モノトーン 、カスタム 、eポートレート 、水中 、カラークリエーター、アートフィルター
ライブコンポジット撮影(0.5秒~60秒/比較明合成)
インターバル撮影(インターバル間隔 1秒~24時間 999枚まで撮影可能タイムラプス動画の自動生成可能)
多重露光(2コマ/自動ゲイン補正、再生画(RAW)+多重)
HDR撮影機能(HDR1(写真調)、HDR2(絵画調))
アートフィルター
カラークリエーター
ライブデジタルシフト撮影
編集機能 RAW編集、階調オート、モノクロ作成、セピア作成、赤目補正、鮮やかさ調整、リサイズ、トリミング、アスペクト、eポートレート、画像合成、アフレコ
RAW編集
動画編集
ブラケット撮影
ライブデジタルシフト撮影
フィッシュアイ補正撮影
ハイレゾショット・手持ちハイレゾショット
静止画記録 最大解像度 5,184×3,888 ピクセル
記録方式 JPEG, RAW(12bit), JPEG + RAW(DCF2.0、Exif2.3)
連写 最大約 60コマ/秒,最大99枚
動画記録 最大 4,096×2,160, 24p(記録方式 MPEG-4AVC/H.264, 約29分)
音声 ステレオ(記録方式 WAVE,リニアPCM/16bit,サンプリング周波数48kHz)
記録メディア SD/SDHC/SDXCカード(UHS-I/II対応)×2
インターフェース USB 3.0×1
HDMI端子×1
フラッシュ端子(ホットシュー、シンクロ端子)×1
外部マイク入力端子(?3.5 ステレオミニジャック,プラグインパワーOn / Off可)×1
ヘッドホン端子(?3.5 ステレオミニジャック)×1
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac×1
Bluetooth Ver.4.2 BLE×1
本体サイズ (幅)144.4×(奥行)75.4×(高さ)146.8×(直径)×(全長)ミリ
本体重量 約 997グラム
電源 リチウムイオンバッテリーパック×1






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最終更新日  2019.06.18 12:04:11
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