特許の思想体系

特許の思想体系

2005.03.29
XML
こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」 の「特許の重要性がわからない。経営層が理解していない(レベル1 その1)」についてです。

啓発活動の参考にしてください。





「高い授業料(ライセンス料、損害賠償金)を払わないと、大変だということがわからない」


ということがこの業界ではよく言われています。

たしかに、知的財産という目に見えないものを相手にしているわけですから、実感がわかないというのが実態です。

そして、痛い目に遭えば、知的財産権に強い会社になれます。例えば、プロジェクトXで特許について取り上げられたキヤノンです。

しかし、痛い目、高い授業料が致命的になってしまうこともありえます。

なにせ特許権は独占排他権ですから、市場から追い出されるかもしれません。それは、企業として死活問題です。

人間は、将来を予測することができます。経営者であれば、その能力は必須でしょう。




知的財産に対する対策をまったく行っていないところというのは、
「心の欲するところに従いて矩(のり)をこえず、の境地に達しているから、うちは特許権侵害ということはありえませんよ」
ということなのでしょうか。

「残念ながら」です。

やましいことをしていない、と思っているのでしょうが、その「やましいこと」というのは模倣だと考えていませんか?

「人の製品を真似て作る、なんてことは行っていないよ。だから大丈夫。」が根拠になっていませんか。


次回に続く。


<追記>
損害賠償額について、下の コメント欄 を参照ください。



キーワード 知財活動、特許、重要性、啓発

感想・質問・意見交換は下の コメント欄 私書箱

「今宵はここまでにいたしとうござりまする」 (流行語大賞 1988年 流行語部門・金賞)

【運気アップ クリック2つ】  人気blogランキング ブログポポタル  【感謝】

特許制度の基本 本ページの先頭に戻る





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.03.31 10:29:57
コメント(2) | コメントを書く
[02 知財活動 どのレベルですか?] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

kuni@ 直接的かつ一義的に 直接的かつ一義的に、の検索から拝見しま…
Gimmick @ Re:25D 知財の活用(06/10) なにかしらつながりが必要・・・ この…
Gimmick @ Re:24B ゲッツ(05/23)    ゲッツ! ・・・・・(^∇^)″ …
Gimmick @ Re:249 過去の弁理士試験制度との比較(05/21) すご~い! 私が学生だったころは、世…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: