ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 8, 2010
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カテゴリ: 映画、テレビ
「偉大なる芸術家の思ひ出」★★★★☆


<内容>
 モスクワ在住の元指揮者アンドレイは30年前の音楽仲間を強引に寄せ集め、オケを再結成。ちゃっかり名門ボリショイオケになりすまし、パリへと演奏旅行に向かう。演目はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。今をときめく若手バイオリニストを独奏者に指名し、ぶっつけ本番で演奏会を行なう。そして30年前のとある秘密が明らかになる。

Le-concert.jpg邦題は 「オーケストラ!」(公式サイト)


<感想>
 音楽映画という意味では「のだめ映画版」のほうが楽しめると思うけれど、映画最後のチャイコン演奏場面には思わず引き込まれてしまった。役者の弾き真似がイマイチだの僕自身チャイコが苦手だのという事実を抜きにして、お見事っ!

 純粋に笑って泣けるこうゆう映画、最近少ないよーな気もする。素直に楽しんだもん勝ち。

 「美しすぎるバイオリニスト」役を演じたメラニー・ロランという役者さん、前から注目してはいたけれど、こんな立派な大女優に成長なさってたとわ。






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最終更新日  Aug 11, 2010 06:58:48 AM
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映画: オーケストラ! Le Concert(2008年フランス/ロシア)   
カバシマ さん
☆おもしろそうな映画。

☆コテコテのチャイコにしては“ある芸術家の思い出”は大人の憂愁があるし、“バイオリンコンチェルト”もイントロのためらい、抑制がベルベットの様なメロディを際立たせ、品格があると思えます。
☆音楽映画という意味では「のだめ映画版」のほうが楽しめると思うけれど>>全くです。のだめ(映画版は未だ)は素晴らしいでしたョ。特に表現方法が斬新でオペラの演出等に使って欲しいと思います。(オペラで遥か彼方で苦しい!愛してる!等絶叫しても感情移入しにくい時代です。その点“のだめ”の映像テク、発想がよくオペラの参考になると思えますし、何よりおもしろかったです。)
(Aug 12, 2010 02:46:29 PM)

Re:映画: オーケストラ! Le Concert(2008年フランス/ロシア)(08/08)  
カバシマさん

>☆おもしろそうな映画。

おすすめです。ネタバレになってしまいますが、偉大なる芸術家の思ひ出が物語上の重要な筋となってます。

>全くです。のだめ(映画版は未だ)は素晴らしいでしたョ。特に表現方法が斬新でオペラの演出等に使って欲しいと思います。

オペラの演出ですか。なるほど。
ぼくはのだめは映画版前編を観ました。いつか後編も観てみたいと思ってますです。

(Aug 13, 2010 06:28:36 PM)

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