ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 13, 2014
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カテゴリ: 映画、テレビ


 現在NY市内で催されている日本映画祭にて鑑賞。

 矢口史靖監督の最新作。さりげなく期待しまくり。氏の作品は「スウィングガールズ」を観たことがあって、とても良かった記憶があるので。


<感想>
 素晴らしかった。なんてゆーか「均衡感」が秀逸。全てがほどよく優れている。
 例えば、ぼくは最近の日本の若い役者さんはよく知らないけれど、主演の三名(染谷将太、伊藤英明、長澤まさみ)のキャラがいい具合に抑えられてる。伊藤氏や長澤氏のキャラを前面に押し出しすぎてなくて、全体に嫌味なく観られるのはすごく良かった。

 脚本というか、おそらく原作がよく書けてるからこうゆう名作が生まれたのだと思ふ。
 物語の軸がしっかりしていて、かつ小ネタやドタバタで笑いをとるという手法は、日本映画は特に上手い。

 面白かったのは、会場の観客の反応。おそらく日本人と非日本人が半々ぐらいで、泣いたり笑ったり反応する箇所がビミョーに違ってた。
 例えば、林業に従事して一年が経ち、主人公が村を去る場面(駅/列車の場面)。ぼくの周りの日本人女子はすすり泣きしてたけれども、白人男子らはなぜか爆笑しており。





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最終更新日  Jul 17, 2014 08:16:54 AM コメントを書く


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