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2010.01.16
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カテゴリ: 読書


なぜ落ちたかというと
(1)仕事が忙しかった
(2)IdeaPad S10-2のほうの環境設定が更に改善し、なれた
(3)そのせいで、通勤途上でいっぱい活用した

そんなわけで、通勤の行きも帰りも、電車のなかで、書類を直したり、書きかけの教科書の原稿の推敲をしたり、推敲した部分をIdeaPad & Ubuntu & OpenOfficeで打ち込んだりしていたのである。Ubuntuで軽量化してサクサク使うというのであれば、IdeaPad S10-2はとても快適です。バッテリーは4~5時間もつ(もうちょっともつかも?)ので、通勤途上だけに使うのならば3日は充電不要。ハイバネート状態からの再起動は快速。閉じるときも快速。OpenOfficeで編集中の動作ももたつかない。

さてさて。そんなわけで、読書のペース落ちました。はい。ともあれ、 メディアワークス文庫、 創刊おめでとうございます。新たなエンタテインメント文庫のシリーズとなるか、電撃文庫が培ってきた、また発掘して育ててきた新人作家たちの、あらたな発表の場となるか、興味が尽きないところであります。

【本日の読書】メディアワークス文庫創刊特集その1
探偵花咲太郎は閃かない 入間人間 メディアワークス文庫



入間人間氏という(わりと新人の)ライトノベル作家がいる。

これまで発表してきたシリーズとしては
・うそつきみーくんと壊れたまーちゃん
・電波女と青春男     (いずれも電撃文庫)がある。
Piyotaはうそつきみーくんと壊れたまーちゃんのシリーズは読んでいない。シリーズがはじまったときに買いそびれてしまうと、あとから大人買いしにくいのである。大人買いしても、まとめて読むだけの暇がないかもしれないし、他にも新刊でほしいのがたくさんあるし、というような感じ。電波女と青春男は読んでいる。ひきこもり少女と熱血青春少年とその他女の子たちの青春恋愛ラブコメ小説。楽しい感じ。

ところで、この「探偵花咲太郎は閃かない」であるが、これは世の中すべてのミステリーに対するパロディー小説としての「探偵小説」であり、入間人間が仕掛けた実験小説ふうポップ小説でもあるのだが・・・
現時点では、『不発だった』といわざるを得ない。スラップスティックコメディーにも徹しきれていないし、ミステリーとしてはいまいちだし、入間人間氏のよいところであるポップ小説風の新しい言語感覚(なにげない描写のときの言葉使いが、すごくおもしろいのだ、この人は)をメインに出すのだとしたら、逆に道具だてがイマイチ、というふうに。(ポップ小説に対するPiyotaの採点は、辛いのだ(なんといってもその分野の洗礼を受けたのが大学時代に読んだ高橋源一郎だから)。

予感だが、入間人間氏は、おそらく何年後かに、ライトノベルではなく純文学・一般ポップ文学の次世代の新進気鋭の作家として、多くの読者に認知される作家になるであろう、という片鱗がある。20年後くらいには直木賞をとるかもしれない。(そのころに直木賞があれば)。入間氏が10年後か15年後に、「花咲太郎」を改稿する日がきたら、そのときこの作品は大バケするのではないだろうか、というような。つまり、(一般向けの作品であると仮定したとすると)、この作品からは作者の年令が透けて見えるのである。そこがちょっと、なあ。

出版界において、文庫の販売戦略は熾烈を極めると聞く。書店ないし卸による販売スペースの取り合い、「平台」の奪い合い。新調・文春・講談社・角川などの大手文庫がまず一等地を占めて、光文社・ハルキ・徳間などがそのまわりにひしめき、創元推理文庫や早川文庫などは、隅においやられ、ライトノベルレーベルはむしろコミックやゲームなどのコーナーに、というのが一般的な書店の配置であろう。そんななかで、新創刊のメディアワークス文庫がどの立ち位置を狙うのか。Piyotaは40代前半だが、メディアワークス文庫は40代~60代の読者を獲得する気があるのか?そういう意味ではライトノベルレーベルは、書店で、一般読者からは隔離されてきていた。少女小説(コバルト・ホワイトハート)やBLレーベルや成人向け小説レーベルと同じに、別の区画に追いやられることで。

そんな思いもこめて、頑張れ入間先生、と言いたい。

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最終更新日  2010.01.16 11:20:55 コメントを書く


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