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2015.03.13
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カテゴリ: 読書
むらさきゆきや著 浮遊学園のアリス&シャーリー 全4巻 




だが、著者が、むらさきゆきや氏である。氏の「覇剣の皇姫アルティーナ」は非力な読書マニア軍師が大活躍する爽快な王道ファンタジーである。その氏が、この定番テーマをどう料理するのか、ちょっと興味があったのだ。

で、結論はといえば、☆5が最高点としたときの☆☆☆☆というところだろうか?ツンデレ高慢お姫様(でも不器用)のアリスの無敵っぷりが、イラストの愛らしさもあって、二重丸。一方、健康+脳筋美少女幼なじみのシャーリーと主人公の柾貴の関係は、幼なじみというよりも普通の友達関係なので、主人公をはさんだ三角関係的ラブコメには、決して発展しない。これを抑制が効いた展開ととるべきか、物足りないと評価するか、人によって好みが分かれるだろう。

一方で、アリス&シャーリーは、トラブルシューターとしてはパートナーという設定で、二人そろわなければ学園外で異能を使ってはいけない、という設定になっている。女の子二人組が暴れまわるとなれば、初代プリキュアやダーティ・ペア、佐伯かよの「口紅コンバット」などといった、そちらはそちらで黄金の設定があるのだが・・・こちらはこちらで、存外にもりあがらない。シャーリーはあくまで健康的体育会系脳筋だし、アリスは「コミュ障女王様」だからだ。

そして極め付けが、柾貴の設定。戦いが嫌いな平和主義者、趣味は料理とお菓子作り、最強レベル・レベル7のその異能は、架空の箱庭に人々を招待して、お茶とお菓子を振舞うという、徹底的な癒し系異能なのである。こういう、癒し系ラノベは、良い。殺伐とした気配を漂わせながら、技の名前を絶叫する、中二病系ラノベとは一線を画する、癒し系ラノベなのである。

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最終更新日  2015.03.18 22:04:49
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