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pomodori_rossi @ はざくら2005さん なかなかウィットに富んだ表現で、唸って…
はざくら2005 @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business っていうのがい…
pomodori_rossi @ 86netさん お久しぶりです。 甘く見ていたら、下り…
86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…
pomodori_rossi @ はざくら2005さん 伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…
2007/11/30
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カテゴリ: 小説の本棚



自分の中に何か好ましくない部分を見つけたとき、
「これは自分じゃない … 」 と考え、
他人= シャドウ に好ましくない自分を投影して、
妄想の世界に逃げ込んでしまうことがあるという。

病死と自殺 ...妄想に取り憑かれたのは誰だ!
相次いで母親を失った二組の家族に隠された真実とは?

2007年、第7回本格ミステリ大賞、「このミス」 第3位の作品。
こちら





細部に渡って張り巡らされた伏線が緻密で見事だった。
事件の全容が分かった上で、ひとつひとつの伏線を確認しながら、
もう一度読み返すのも楽しいかも知れない。

誰が異常人格で悪者なのか?
騙されずに謎を明かしてやろうと意気込んで読み進むが、
プロの物書きがそんな手がかりを残しているはずがない。
最後は、予想しなかった結末に 「ほほう~」 と唸らされる。

ただ、人間味のないTVゲームのように感じられたのが残念だ
人間の恐ろしさやエゴ、一方で優しさや強さなど、
各要素は含まれているのに、心に訴えかけるものがない。

『ガリレオ』 シリーズ。
TVでは 「実におもしろい!」 が、
原作では科学的な謎解きに終始してしまい味気なかった。
だからこそ、謎解きに並行して人間ドラマが描かれた
『容疑者Xの献身』

薬丸岳 『闇の底』 のように、
目を背けたくなるような人の醜い部分に敢えて目を向けさせ、
強烈なインパクトを読者に残す作品もある。

この作品、技巧的だが読み応えがないと言うべきか ...
前に読んだ 『ソロモンの犬』 では、大どんでん返しの巧妙さに、
ついつい ★★★ (星3つ)を付けてしまったが、
登場人物の描きはやっぱり未熟だった。

 ● ● ● ● ●

トリッキーさはミステリーの本随だろうが、
ヴァーチャルリアリティのような人間らしさが感じられない話は、
何だろう ...心に残るもの、心に響くものがなくて、
自分の中ではもうひとつ物足りないのだ

う~ん ...いつになく厳しいかな?
満足度は ☆☆(星1つ)





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Last updated  2007/12/01 10:44:23 AM
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