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ここのところずっと忙しかった理由の一つがこれで。
ちょうど地震があった頃に義母の病気がわかって、
春休みも結構長い間帰省してたし、夏休みも帰省。
お父さんはもっと何度も。
だけど、とうとう・・・11月10日の夜に。
たっくんにはおばあちゃんが病気であることを告げていたけど、
そして亡くなったことも告げたけど、特に様子は変わらず。
ただ九州に行くことを喜んでいるような感じでした。
11日の金曜日、学校が終わってから九州へ向かい。ほぼ深夜に到着。
そして土曜日はお通夜。
たっくんはお棺に横たわるおばあちゃんを見ても普通に手を合わせていました。お通夜の間も割と普通にしてた。
初めてだったけど頑張りました。
さて、日曜日はお葬式。
葬儀場に向かう途中で、「今日は何をするの?」と聞かれたので、
「お坊さんがお経を読んで、その後お焼香をするの」と答えたら
「それって昨日と同じでしょ」と。
でもね。
「そのあとに火葬するの」と、火葬の説明をしたら、それは抵抗してた。
「しなくてもいいじゃん」って。
外国ではしないところもあるけど、日本では普通は火葬なんだと説明したんだけどね。
葬儀場に着くと、先に会場入りしてたお父さんにそのことを話してた。そして火葬が絶対なんだとわかったとき。
たっくんは泣き崩れた。
それまでずっと普段通りに振舞っていたたっくんだったけど、
涙はずっと止まらなかった。
お葬式が始まるまでに少し時間があって、お弁当を食べたのだけど、
まぁ・・・精進料理なこともあって、食はすすみませんでした。
とりあえず、少し落ち着いて。
お葬式。
電報が読まれると、たっくん、またまた号泣。
弔辞でさらに号泣。
悲しい気持ちがたくさんこもった、電報や弔辞の言葉。
たっくんはしっかり共感していました。
その感受性の強さに、大人たちはびっくりしていたよ。
結局火葬場に行くのは無理でしょう・・・ってことで、
お葬式が終わると、たっくんと私だけ先に家に戻りました。その時にはもうだいぶ立ち直っていたけれど。
きっと、ここ何日かの間に、ずいぶんと心が成長したんだろうなと思います。