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2014年06月09日
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カテゴリ: キネシオロジー


福岡にいる時にアップしようと思っていたものの
これは書き出すと長くなりそうだなあ〜と、NYに戻ってから書こう
と思っていたわけですが(といっても、何を書いても長くなるんだけど
いざニューヨークに戻ってくると
何だかんだで、気持ちも変化していって
すっかり書きそびれてしまっていました。

でも、私のブログを読んでくださっているクライアントさんから
「お父様大丈夫でしたか~?」と気遣って頂くことも何度かあって
人の親のことまで気遣ってくれるなんて、なんとありがたいことかしら
という感謝とともに、とりあえず、自分の記録のためにも
今回の父のことをブログにも書いておくことにしました。
(もっともあまり楽しい話題ではないかもなので
心優しい人はあまり読まない方がいいかも)

さて、1年ぶりに会った父は、たった1年でここまで変わるか、というほど
すっかり衰えてしまっていました。
1年前は、家の周りを散歩したりできたし、私が数回セッションをした後は
身体が随分軽くなって、バスで出かけても大丈夫になったと喜んでいたほどだったのに
今は、もう家から外に歩くこともできず
1日中座りっぱなしで、トイレに行くのが精一杯の状態でした。

それでセッションをやってみて、わかったのは
薬の副作用。というより、猛毒の薬を飲み続けた結果
身体のあらゆる器官がダメージを受けてしまっていました。
特に見て驚いたのが、その手足。
人の身体はここまでなるのか〜と驚くほど
足はまるで石像のように堅く固まってしまっていて
足首は1ミリも動かない状態でした。
筋肉、骨の問題だけでなく、リンパも通っていない状態で
この状態で歩けるはずがありません。
また、手は1年前は少し赤みがある程度だったのですが
今は、どす黒く変色していて、母に尋ねると最近はちょっと強く手を握っただけでも
出血し、血が止まらなくなってしまうのだそうで、大変なのだそう。
皮膚科に通い続けても治らないということで
これはセッションで調べなくても、皮膚の問題ではなく
肝臓の血液の凝固に関する機能や、脾臓、リンパなども機能障害であることは明らかでした。
実際にセッションで調べてみても
薬のために肝臓の解毒機能は衰え、脾臓、リンパなどは
かなりのダメージがある状態でした。
またもともと父は昔から、ぜんそくで、
呼吸器や大腸などに問題を抱えている人だったのですが
今回調べてみても、心臓以外のすべての臓器や器官
腎臓、膀胱、消化器官、肺、大腸、骨、筋肉など
ほとんど機能していない状態でした。
ここまであらゆる器官や臓器が機能していなくて
それでも生きているなんて、人の生命力はすごいと
妙なところに感心したのですが。

特に父が飲んでいたパーキンソン病の薬は、猛毒とも言えるもので
こんなもの毎日飲んだら、自殺行為というか
身体のあらゆる機能が損なわれるのは明らかでした。
1年前に戻った時も、薬の害を伝えて
その時は父は薬をやめたのですが、私がNYに戻った後
また医者から新たな薬を出されて、不安な父は
結局、また飲んでしまっていたのでした。
このまま飲み続ければ、間もなく死ぬことになることは目に見えていたので
とりあえず、私がセッションをやった日から薬はやめてもらいました。

前回の日本の滞在の時には、パーキンソン病の調整までに至らなかったので
今回は、パーキンソン病に対して調整できて回復も望めるかも?と
思っていたのですが、それはかなり甘い予想だったようで
ここまですべての身体の機能が働いていない状態で
今回の10回ほどのキネシオロジーのセッションで、どこまでやれるのか
というより、最初、この父の手足を最初に見た時には、もうセッションはできないと
父の身体は反応するんじゃないかと思ったのですが
それでも父の身体はセッションで調整すると伝えてきました。
それに何より、父もセッションを受けたいという思いが強く
1回の調整が3、4時間かかっても、けして途中でやめると言い出すことなく
マッサージベッドの上に横たわっていました。

パーキンソン病というのは、難病指定されている病気ですが
脳の黒質から出されるドーパミンの分泌量が少なく
それに呼応してアセチルコリンの分泌量が増えていることが
知られている病気です。
私は、普段のセッションでも
神経伝達物質の調整は、よく行っているので
父のドーパミンの調整もそれほど問題でなないのではないか?思っていました。
実際、筋反射で調べてみると、ドーパミンやノルエピネフリンなどの
問題はクリアに出てきます。
ところが数回セッションを行って、ドーパミンやノルエピネルリンの分泌量が
かなり戻ってきているのにも関わらず
父の症状には全く変化が見られませんでした。

それでさらにあれこれ調べてみると
右脳の多くの部分に血栓があるのがわかり
そこが感覚器官や運動障害を起こしていることと
さらに運動機能を司る小脳や運動ニューロン
平衡感覚を司る前庭神経や内耳
また言語を司る左脳のウエルニッケ野やブローカ野などにも
問題があり、結局、ドーパミンだけでなく
脳や耳などのほとんどすべてに問題があることが明らかになってきました。

何かの本に「老人の多くは多かれ少なかれ
パーキンソン病のような症状を持っている」と書かれてありましたが
手足の震えや、動きがスムーズでなくなったり、言葉のろれつが回らないなど
そういう老人特有の症状をパーキンソン病と認定しているだけで
実際は、薬や様々なストレスから、脳の様々な箇所に問題を生じて
そういう症状になっていることが多いのではないかしら?
と今回、私なりの仮説が出てきました。
少なくとも私の父は、ドーパミンの問題だけでなく
脳のあらゆるところに問題はあったわけです。
父がかかっている脳専門の医者は
パーキンソン病の権威、と言われている人なんだそうですが
その医者が母に
『もしかしてパーキンソン病じゃないかもしれないなあ。
でもまあこの薬でやってみるか』
とつぶやいたそうで
結局、医者は本当はどこが悪いかなんてことはわからず
一かバチかで、猛毒とも言える薬を出していることが’
ほとんどなのだろうなあと。
父がかかっている皮膚科の先生も、父の診察はいつも1分で終了し
いつもの薬を出されるだけなのだそうで
母は「全く治そうなんて気ないのよ」と言っていました。
脳の先生は「皮膚科はまだこれを治せないのか」と
父の手を見ていつも笑うのだそう。
そういう医者のあり方に関しては
これまでもクライアントさんのケースから
よくわかってはいたので、もうそれほど怒りなどはないものの
私より遥かに人の身体のことを学び、知っているはずの医者が
すべての臓器や器官は密接につながっていて、皮膚と内臓と脳の問題が
別々ではないという、ごく当たり前のことが、どうしてわからないのかしら?
と思わずにいられませんでした。

さて、セッションの2回目のこと。
その回のセッションでは、父の身体は、魂の統合のプロセスが必要、と伝えてきました。
これまでも何度か書いてきましたが、魂の統合とはIHで行うプロセスの一つで
心とエネルギーの統合と安定のためのプロセスです。
様々なストレスやトラウマなどによって
心が分裂した状態になっている場合、エネルギー的に不安定な状態になります。
私は最近は、筋反射で調べなくても
会って話をしただけで、その人の魂統合率が何%ぐらいかが
だいたいわかるので(たまに勘が外れることもあるけど)
父の魂統合率がかなり低いのは前からよくわかっていたものの
それまでのセッションでは一度も出てきませんでした。

調べてみると、これはほぼ予想していた通り
父の魂の統合率は17%しかありませんでした。
通常、魂の’統合のプロセスの際には、その人がショックやストレスを感じた年代や時期が
上がってきます。
イメージとしては、一つストレスをピックアップする度に
その時失った魂のかけらが戻ってくる、という感じです。
特に脳梗塞を起こした年は、大きなショックとストレスがありましたが
父の80年の人生の中でのたくさんの年代が上がってきました。

と、その情報を上げている最中、急に父の容態が急変しました。
それまでのセッションでは、父はセッションが始まった途端
眠ってしまって、ほぼ意識はない状態になっていました。
これは脳に問題がある人は、セッションの最初から
意識が飛んでしまうことが多く、その場合
私はクライアントさんと会話することなく、眠っている間にセッションを行います。
ところが、この魂の統合のプロセスの最中に初めて
父は苦しそうに喘ぎはじめました。
魂の統合のプロセスの中では、魂が分裂した年代、つまりストレスやショックを感じた
時をピックアップすることで
一時的にそのストレスが戻ってくるような状態になります。
そして、すべての魂が戻ってきた後で、調整(ヒーリング)を行うわけですが
父の場合、分裂率が大きく
しかも体力的に弱い状態であることで、その一時的にストレスのある魂のかけらが
戻ってきた状態が、かなりの負担になるわけです。
だからこれまでのセッションでは、まだそれに父の身体は耐えれないので
出てこなかったわけですね。

父はカーっと目を見開き、オオ〜〜〜と叫び声ともうめき声ともつかぬ声をあげ
完全に身体が硬直した状態になりました。
ちょうどその時間、母は買い物に行って家にいなかったのでよかったですが
そのホラー映画のような父の様子を見たら、たぶんさすがに肝が座っている母も
救急車を呼んだだろうなあと。
私ももしそれがセッション中でない時に起こっていたら
あ〜これはもうだめかな、と思ったでしょうが
それが魂の統合のプロセスから来ていることはわかっていたし
身体はけして無理なことは指示しないこともよくわかっていたので
心配することはなく、父の身体に今、どうしたらいいか?と尋ねました。
父の身体は、すべての情報をピックアップする前に
一旦チューニングフォークを使って調整すると出たので
そこで選ばれたチューニんグフォークを使ったら
ホラー映画のような恐ろしい表情をしながら苦しんでいた父が
みるみる穏やかになり、息づかいも普通に戻ってきました。

それが収まってから、父はあはは〜と笑い出し
「どうやら俺は夢を見ていたようだ」と言いました。
父にとっては、今、起こったことが何なのかとても理解できないので
悪夢でも見てそんな風になった、と思ったのでしょう。
(私もそれを説明する必要もないので、そうね〜とうなずきましたが)
これまでクライアントさんがセッション中に叫びだすとか泣き出すとかは
たくさんありましたが、ここまで壮絶なセッションは
滅多になかったので、私にとっていい経験だったかもしれません。

魂の統合の後、母が「顔色が随分よくなっているわ」と言ったのですが
確かに、そのセッションの後、父の顔に赤みが戻っていました。
これまで魂がほとんどない状態だったわけですから、やっと生き返って
血の気が戻ってきたという感じだなあと。

この2回目の魂の統合のセッションで
これからの調整がさらに効果を上げることができるんじゃないかしら?
とその時は思ったわけですが、実際はそう簡単にはいかなったわけです。

文字制限になったので、続きは分けてアップします〜。
(あ〜やっぱり長くなってしまう〜〜)





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最終更新日  2014年06月10日 02時22分24秒 コメント(2) | コメントを書く
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