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2020年07月02日

猫ちゃんの姿に、驚いたお話。

(12)

カテゴリ：生活雑記

２０２０年７月１日（水）

今日も、ひたすらミシンを踏んでおります。
完成までには、あと1日必要です。

先週金曜日に出会った、猫ちゃんのお話です。

「いのちのミュージアム」に向かうため、自宅近くのバス停に向かいました。
我が家は、多摩地区独特ののんびりした環境の中にあります。
一応住宅街ではありますが、まだあたりには田んぼや畑、果樹園などが広がっています。

３０数年前に引っ越してきたときは、カエルの鳴き声がうるさくって眠れないほどでした。
そのころに比べれば、田や畑が埋め立てられて住宅街になったりとずいぶん環境が変わりましたが、それでも農業用水路があちこちあり巡らせてあるのは、当時のままです。

その果樹園の横にはかなり広い農業用水路があり、その両岸はしっかり分厚いコンクリートで固められています。
その水路をまたぐ形で車道が走っており、バス停はちょうど水路の真上にある感じです。

いつもバスを待つ間、水路を覗き込んで小魚が泳いでいたり葉が流れていくのを見たりして時間をつぶしているのですが、今日はコンクリートの上に違和感を感じて目を凝らしました。
よく見ると、猫が横たわっているのです。

最初は、寝ているのかと思いました。
でもしばらく見ていると、呼吸をしている様子がありません。
これはもしかして、死んでいるのかもしれないと焦りました。
死んでいるのだったら、なんとかしてやらなければ。。。
このままだと、獰猛なカラスに突っつかれちゃう💦

でも、もうバスの到着時刻は過ぎていていつバスがやってくるかわかりません。
このバスを逃せば、歩くよりほかありません。

そこで水路の横にあるコンクリートの護岸に、降りてみました。
猫ちゃんのいる護岸と、反対側になります。
そこしか、降りられる階段がありませんので、反対側に。

反対側から水路をはさんで猫ちゃんに向き合いましたが、猫はピクリとも動きません。
やっぱり死んでいる？？？

「大丈夫？生きている？」

すると猫ちゃん、むくりと頭をもたげました。
何も言いませんでしたが、「せっかくいい気持で寝ていたのに、うるさいなあ」って表情でした。
健康そうな丸い顔をしている、とっても可愛いいキジ猫でした。

「悪いね、起こして」って謝ってバス停に大急ぎで戻りました。
幸いバスは大幅に遅れてきたので、無事に乗ることができました。

見過ごさなくって良かった！！
生きているのを確認出来て、良かった！！

と、バスの中で一人幸福感に浸って、ミュージアムにでかけた日になりました。

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