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2008年10月19日
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チビタ.jpg

葡萄とオリーブが果てしなく広がる緑のハートのイタリア中部に
不思議な町がありました。

地元の道路標識にも、il paese che muore(死に行く町)と
書いてあるこの町は、2500年以上前にエトルリア人が造った
要塞都市「チビタ・バニョレッジョ」という崖っぷちの町です。

約300年前の地震で周囲の土地の大部分が崩落してしまい、
市街の中心だけが天空に浮かんだようにポッカリ残り、
そのまま時間が止まってしまったかのような町。


「天空の城ラピュタ」のモデルの場所とも云われています。

今もなお風雨による浸食が進んでいて、
周辺の砂岩がホ゜ロホ゜ロと崩れ落ちていくのを見ると、
いずれ滅んでしまう町かも‥美しくも哀しさも漂って‥

数家族しか住んでいないという旧市街に入るには、
修復した300メートルの橋しかありません。
しかも車は通行禁止。
以前はロバで生活用品を運んだそうです。

ということは歩いて渡るしかないのです。
橋の手前で待っていようかとも思いました。

でも、でも、眼前に魅惑的な中世の佇まい、

歩くの苦手な私ですが、行きました~

チビタこんなに登った.jpg

橋の途中で振り向くと、
ギョッ!こんなに登ったの?!

チビタ門.jpg

旧市街の門にエトルリア時代の装飾が‥
キリスト教以前の宗教の名残りだそうです。

チビタ教会.jpg


時を知らせる教会の鐘の音が、悠久の歴史を刻んでいます。

チビタ村.jpg

村にレストランが二つあり、
そのうちの一軒では日本人カップルが結婚式を
挙げたことがあるそうです。

チビタ レストラン.jpg
チビタ レストラン中.jpg

谷間の向うの崖の上、
へばりつくような家々が‥
チビタ谷の向こうに.jpg

自然の流れに寄り添うように生きてきた人の暮らしを
偲ばせます。

チビタ崖.jpg





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最終更新日  2008年10月19日 07時28分28秒
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