2008年05月14日
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カテゴリ: 映画日記
2008年度日本作品

出演は前田公輝、飛鳥凛、松山愛里、杉本哲太、川原亜矢子。


2月に「ラストコーション」を観たきり、ずっと映画を観れないでいた。
先週(日)に午前中高幡不動で新撰組のパレードとパフォーマンスを見物して、娘のお付き合いで、MOVIX昭島で午後4:45の回の「ひぐらしのなく頃に」を観た。

実はこの作品について全く興味もなく全く予備知識もなかった。
同じくらいの時間帯で他の映画を観ようと思ったが、頃合の良い時間に始まる作品がなく、仕方がないので「ひぐらしのなく頃に」を観る事にした。

折角久しぶりの映画なので、できたら自分の観たい作品にしたかったが、仕方がない。

原作はコミックマーケットでブレイクした同人ゲームで、その後アニメ化され、今回映画で実写化された。


全く予備知識もない私は、作品に置いて行かれるだろうと覚悟していた。

まだ上映中なのでネタバレせずに感想を書く。

一言で書くと、これは拾い物だった!!
全く予備知識のない私でも、置いて行かれる事なく本当に面白かった!!

サスペンスと言うよりホラーに近い作品だと思う。

それもちょっと横溝作品チックなんだけど、あんなにちょっと笑えるコミックな描写はなく、背中がゾクゾクっとするような怖さがある。

本当に怖かったけど面白かった。

出演者はメインになる主人公始め、村の分校の女子生徒役も、私は初見の若手の俳優だった。
そこにベテランの杉本哲太と川原亜矢子が絡む。

まず主人公の前田圭一役に前田公輝。
一目観た時には一瞬森山未来かと思ったくらい風貌や雰囲気が似ていたが、彼より背が高い。

個人的にはこれから注目していたい。
最近の若手俳優は、小栗旬は個性があると思うが、松山ケンイチ君より下の世代は結構似たような個性の男の子が多いような気がしていた。
その中でこの前田君は個性があるし、演技もしっかりしている。

個人的には注目の若手ですぞ(笑)

その主人公前田圭一が転校して来る、盆地で外界から遮断されたようにある雛見沢村の小さな分校のクラスメートが、岡崎魅音と竜宮レナ達。

なるほど映像が村の遠景になると、合掌造りの家が点在していた。

かつて鬼が住んでいたと言われている村。

そこに住む女子生徒達は一見健康そうな普通の女の子に見えるんだけど、普通に話していて、突如威嚇するように強い目線になって有無も言わさぬ口調に変わる。
笑ってるんだけど目が笑ってない怖さ(笑)

全てが謎めいて曰くありげ。

空気が澄んで、ちょっと懐かしさが漂う美しい風景なだけに、ちょっとずつ何かがその裏に潜む妙な物を感じさせ、他所から入って来た者には得体の知れない不気味さを感じさせるのだ。

観客は主人公と一緒に主人公と同じように異様さ、不気味さを感じて行く。

でも、「ひぐらしのなく頃に」はそれだけではないらしい。

作品のエンディングはまだ途中。

続編が企画中で、全てはその続編に託される。

この横溝作品チックな、でも背中がゾクゾクするような怖い「ひぐらしのなく頃に」是非ご覧あれ。

上映館が少ないけど、お勧めです。






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最終更新日  2008年05月14日 18時07分38秒
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