ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2022.04.09
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​【ニューグローブ ヴィルバーギュ ヴィンテージ2004】​


​​モーリシャスのラムです。

以前飲んだニューグローブはレギュラーラインナップの「​ オールドトラディッション10年 ​」でした。

とても特徴的なラムで、当時超初心者ラム愛好家だった(今は初心者レベルになっていると思います)僕は、その独自風味を楽しみながらも、他の一般的なラム、特に飲みやすいスペイン語圏ラムに夢中になっていて、後半はあまり楽しむことができていませんでした。

今回のニューグローブはヴィンテージで、かなりスペシャルなやつです。
​​


ヴィルバーギュというのはモーリシャス島に最初にできた製糖工場があった場所だそうです。

2004年蒸留、ボトリングは2020年、フレンチオークの新樽とコニャックカスクで16年熟成させているそうです。
蒸留はコラムスティルで度数は45%。

バーボンカスクを使うラムが多い中、昔々はフランス領だったこともあってか、ブランデー的にバージンフレンチオークカスクとコニャックカスクが使われているのが特徴的です。


​​​​​
香りも味も、以前飲んだ10年とはかなり違っています。

根底にある風味の要素に共通項 (紅茶やピーチの感じ)はありますが、力強さと円やかさ、それに内包された落ち着いたフルーツ感が強く、大幅にグレードアップされている感じがします。
そのうっとりする香りには、熟した生の桃、オーブンでよく焼いた桃とマスカット、それのカラメル、木の枡にそそいだ柑橘の汁など、「いい香り」を集めたような感じです。



飲んでも、ちょうどいい濃度とコラムスティルなのにしっかりしたボディ、それに透明感が共存していて、見事なバランス。

濃縮した桃と濃く淹れた紅茶、タンニン、フルーツのジュースとフルーツのカラメルなどの風味が強く、全体的な印象としてはラムと上等なブランデーのハイブリッド的な印象があります。
後味はまさにコニャックみたいな感じもあります。
知らない人が飲んだらラムだとわかる人は少ないかもしれません。

何かわからんけどウマイ酒だな、ブランデーの一種かな?みたいなことを言う可能性が高いと思います。
これはウマイ!

【僕の評価】5段階中の5+
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最終更新日  2022.04.09 20:30:06
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