るんたるんた 民族楽器専門店

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「てぃんさぐ ぬ 花」



1、てぃんさーぐーぬーはーなーやー
  爪先(チミサチ)ーにー染(ス)ーみーてぃー
  親(ウヤ)ぬーゆーしー言(グートゥ)ーやー
  肝(チム)にー染(ス)ーみーりー

〔鳳仙花の花は、爪先を染める、親の教えは、心に染まる〕

2、夜(ユル)走(ハ)らーすー船(フーニ)ーやー
  ニヌファー星(ブーシ)ー目当(ミーア)ーてぃー
  我(ワ)ん生(ナ)ーちぇーるー親(ウヤ)ーやー
  我(ワ)んどぅー目当(ミーア)ーてぃー

〔夜走らす船は、北極星を目安、私の親は、私を見守る。(目標に生きている)〕

3、天(ティン)ぬー群星(ムーリーブーシ)ーやー
  読(ユ)みばー読(ユ)ーまりーしーがー
  親(ウヤ)ぬーゆーしー言(グトゥ)ーやー
  読(ユ)みんーなーらーんー

〔天空の多くの星は、教えようと思えば、教える事ができるが、親の教えは(言葉では)、教えられない(心で伝えるもの)〕






 この歌にある「親」が子供に教えるのではなく、「子供」自身が自分の教訓として、歌っている。

「親の教えは、深く心に染めなさい」と、自己叱咤してる様に感じる。

 この歌は、広く親しまれているが、歌いまわし・意味が、まだ渾然とし、解釈はむずかしい。

 時代背景や、作者の意図が読みにくい。
 作者の地位などで、かなり変ってくる民謡があり、童謡への影響が、どの位あるか。


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