りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2020.12.30
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カテゴリ: これからの家族
父の墓は新しく、場所もいいので掃除はサッと済む。

山の木が枝ごと落ちていたりして、
しかも、12畳以上の居間ほども広いので、毎回掃除は重労働。

前回はイノシシに掘り荒らされ、しかも笹が伸び放題だった(そう予想してハサミを持ってって正解だった)が、今回は落ち葉が10cmほどにも降り積もっていた。

小学生の頃から母と私ら姉妹でその墓の掃除を年に何回かしてきたけれど、
母もこちらに引っ越してきてから、近くに管理する親戚は無い。

母の知人や姪っ子さんたちが、父のお墓にはたまに寄って御花を変えて下さったりしているようだけど、上の先祖の墓に寄る人は無い。

寺ではもう梅とロウバイが咲いてました。




私の祖父母はそこに眠ってるけど、次男である父の墓ではないので、本家がやるべき掃除だが、
ずーっと私の母が一人で頑張ってきたので、本家の人はその大変さを知らず、
従妹たちは我が家より遠くに嫁にいっているので、年に一回交代で墓参りに来る程度らしく、
行く度にうちが大掃除することになってしまう。

そもそも、母は戦後大学を中退しようとした父を止めるため、
婚約中に自ら上京してカフェの女給さんから、ホステス(当然仕事に徹し、当時他のホステスとは違うと「エレガンスさん」と呼ばれて人気があったと、自分で言う 笑)として稼ぎ、
父だけでなく父の弟たちの面倒まで見て卒業させたという経緯があり
父の母、私の祖母はずっと母に感謝してくれていて、広すぎる墓は、半分父が使うと良いといった。

しかし、伯父伯母はさんざ父の1級建築士免許を無料で利用してきた恩も感じず、拒否したという経緯があるのだ。
拒否して独り占めしたのはいいが、結局はその山の上の広すぎる墓地を持て余しているんだよね。
毎度思うけど、ほんとに伯父と伯母は目先のことばかり欲張って、信頼をなおざりにして生きてきたと思う。


従妹4姉妹は、そのことを知らないはずはないのだが、
今までの掃除にも特にお礼を言われたことは無く、
今もこんな状況で、私としてはなんでこんな役回り?と。

でも、父の墓と同じ寺だし放置もできず、それに祖父母と若くして亡くなった叔父には何の恨みもないわけで、結局やる。

毎回用事が無ければ夫も子供たちも、一緒に協力してくれるのでありがたい。


墓掃除をしてると、良く知らないけど近所の人たちと挨拶を交わしたりもする。
墓掃除は、なんだかんだ言ってすがすがしい作業だ。

結局は、誰しも何が大事だと思って生きるかであって、
そりゃそれぞれ考えは違うでしょう。

祖母にプレゼントしたりして仲良くしてた私の妹と違い、
私は祖母に甘えるタイプでもなかったし、祖母が内孫を「うちの〇ちゃん」というのに対し、
私のことは名前も呼ばず「あんた」とあくまでも愛情の欠片もない態度だったし
(私は祖母譲りのブス&コンパクトグラマー&浪費家で、そっくりなところがあるというのに)何の親しみも感じず、お互い他人のようだった。

でも、やはり墓が荒れ放題というのは、私には耐えがたいことで、
まあ、ともかく墓掃除なのだ、私にとっては、墓参りというよりね。

毎回線香をあげているとき、「みんな元気にやってますよ」位報告しようと思うんだけど、
なぜか無心になってしまう。

まあ、そうしかできないならそれでもいいと思う。
私、ろくなこと考えてないからな。




で、その後母方の祖母の墓参りに。
ここは祖父の後妻に入った祖母が自分で決めた墓で、祖母と伯父伯母が眠っている。
空気が良くて見晴らしの良い、明るい墓でいいところ。

私の仲の悪い従兄は、
(小学校位から虐められた。私には同じ年の従姉妹もいたからいいんだけど。
多分私の方が成績が良くて、いつも同じ地区の文集や絵画展に私が選ばれていたから、妬み?)
その両親が入っているので、もう掃除済みかとおもったら、まだだった。
家に近いから、もっと年末に綺麗にする予定なんだろう。


母方の祖母には特別な思いがある。
働いていないと落ちつかない性分、
ロマンより現実的なお金が重要と思うところとか、
私は祖母の価値観が良く理解できる。

祖母は後妻に入ったものの、夫は幼い娘(母)を残し早く亡くなってしまい、
祖母と母二人で必死に働いたという。
戦争もあって苦労したが、母の父側の兄弟が幼い年の離れた血のつながった妹であるが故に、とても良くしてくれて、今もその子供たちが母を助けてくれている。

母の父側の親戚の、そういう人としての温かさも好きだし、
欲張りすぎず、他人にもできるだけ良くしてあげようという系統を誇りに感じる。

母自身にも、自己中な部分とともにそういう部分もあって、
おそらくそれ故に母はそれなりに恵まれているのではないか・・・と思うこともある。

以前背後霊がわかるという人に、私の後ろにはその祖母が付いてくれていると聞き、ますます祖母への思いが強くなった。
小学4年の時亡くなったので、人としては良く理解できていないが、
静岡にはよくある、おでんや焼きそばなどの軽食もできる駄菓子屋さんを経営してたので、
いつもかき氷などごちそうしてもらっていた。

祖母は新潟だか秋田だかの大雪から逃れて静岡に嫁に来た姉を慕って、静岡に出てきたそうで、
できれば一回祖母の生まれ故郷を訪ねてみたかったけれど、もうそれを詳しく知る人は生きていない。

不思議だよねー。
戸籍をたどれば行けるのだろうから、
もしも機会があったら、行ってみたいなとは思ったりする。




墓参りの帰り。

今回も伊豆長岡の一匹の鯨のラーメンを頂いたけど、やっぱり美味しい!!
前回来られなかった長男も、今回めっちゃ気に入っていた、大人のラーメン。
ミョウガが好きではないこの子も、「むしろ、ミョウガが入ってるからこそより美味しくなってた!」と感激してたよ。


その後、久々に丹那のオラッチェへ。
オラッチェではミルクプリンは売り切れだったけど、近くの丹那牛乳工場の隣のデイリーヤマザキで発見♪
買えてよかった。



オラッチェは動物もいるし、美味しいものも買えるので、
近場からちょっと子供と遊びに行くには良いかも。



パラセイリングの人が沢山空に浮かんでて、気持ちよさそうだった~。



でも、いつも丹那盆地に一回降りると方向がさっぱりわからなくなってしまう。
無事熱函道路に戻れて良かったです。

どっちを観ても、田んぼで背景は山っす↓



山の上の墓掃除が大変だったせいか、帰ってから肩こりがひどく、
目の奥がしんどくて、読みかけた本を閉じて早く寝たけど、
今朝はすごい寝坊してしまった。

大掃除・・・もうやる気ないな。
注文してあるミーレの掃除機の配達予定は「保管中 1月1日配達予定」と書いてあるけど、
いったいどういう理由で保管中なんだろう!?

わけわからないけど、1月1日に掃除すればいいか~。





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最終更新日  2020.12.30 16:11:59
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