2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全30件 (30件中 1-30件目)
1
私の店のお茶はハーブティーが主体だ(詳しくはパスポートのホームページをご覧下さい)勿論オーガニックのエスプレッソや紅茶もある。一昔の濃い味付けの料理とは違い、素材の特色を全面に出した料理では、最後のお茶は濃いエスプレッソ!とは限らず、お好みで色々なタイプを要求される。常時15種類のハーブティーを用意しているのだが、全てが無農薬の自家製だ。野菜も収穫時期があるように、ハーブも最適期がある。人気のハーブの中に山柿の葉茶があるが、これは野生の山柿の葉を加工したものだ。ビタミンCが豊富で花粉症にも対応しているこのお茶は、味も優しく人気がある。この採取時期は6月、この時期が一番ビタミンCが多いという。山に採取に向かう手間を省く為に、自宅に移植して採取している。今葉が開ききり、緑がやや濃くなってきたこの時期が採取加工の時期だ。お客様から加工法をよく聞かれるが、ただ干して乾燥させるだけではない。チョッとしたテクニックがあるが、それは商売でやっている事で企業秘密になっている。只で手に入る物に価値観を与えるのだ、やはり教えるわけには行かない・・・次回は桑の葉・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 30, 2007
コメント(0)
トマトの原産地は南米ペルー、インカ帝国の作物だ。これがスペインの帝国の征服と共にスペインに持ち込まれたのが今のトマトの起源だ。この話は殆どの人が理解していると思うが、今の主要作物の7~80パーセントが当時のインカ帝国ではすでに存在していたと言うから驚きだ。私達の料理の世界では、戦争と宗教が絡み合い発展してきた。それにより侵略と滅亡、融合とで又新しい文化が芽生える。当然新しい理にかなった文化が生まれ、その中に料理の発展も見られる。今の西洋料理にはトマトの存在は不可欠で、日本食の中にも進出をしはじめた・・・私が子供の頃にはトマトは青臭い、いわゆるトマト臭が強い野菜だった。今でこそ野菜としての地位を確立しているが、戦時中は果物として扱われ、高価な物だったと聞く。このトマト果物か野菜か?と言う事になるが、以前書いたのでここでは省略する。さて現在このトマトの種類は実に多い!一般的に良く見かける丸い形の物もあるし、楕円形のカラスウリのようなものもある。大きさも味も多様で、かなり糖度を上げたフルーツトマトと呼ばれる物まで入れると何百と言う種類になるのではないか。この中で珍しい物を紹介しよう。青いトマトだ。この品種は数種あるようだが、私が見たのは楕円形のカラスウリを大きくしたようなトマトだ。これは完熟しても赤くはならず、青いままで利用する種類だ。味はというと、さほど甘くは無く酸味も薄い。ただ瑞々しさと爽やかな香り、後はカリカリトした食感だろうか。まだあまり出回ってはいない品種で、私は神奈川県の農業試験場で栽培状況を見学させていただいた。この青いトマトの利用法は以前から私の料理には存在していたのだが、現実的に入手が難しく、止む終えず、熟すと赤くなる品種のトマトを未熟果として収穫をして頂き利用してきた。熟せば赤くなる品種で、収穫後は冷蔵保存をしなくては赤味が刺してきてしまう。だがこの青いトマトの利用法は工夫次第で色々利用出きるもので、料理人としては興味が尽きない・・・・・・次回は柿の葉・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 29, 2007
コメント(2)
なぜ水にこだわるのかと、人に聞かれる事もあるし、自分自身でも疑問に思う事もあるが、水は生活の基本でもあり、営業で飲食業を営む以上当たり前だと自分に言い聞かせる。今は浄水器も進歩し、本当に美味しい水を作れる。が、個性がないと私は思う。どんな水が美味しいと感じるのか、個人差はあるのだろうが、多少の問題があっても純粋な水!よりも多少の個性がある自然の水の方が体には優しいと思うし、そう信じている。日々の仕事をこなしながら、あれもこれもとこなすのだから、一向に前には進まないが、今でも美味しい水を求めて山をさまよう事がある・・・完・・・明日からは日々の出来事などを書き込んで行きます・・・青いトマト!からの予定です・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 28, 2007
コメント(0)
山北の丹沢湖の山奥に通う日々が続いた。水質は問題無かったが、通う距離がなんとも辛い。往復で100キロ、時間は支度から水汲み時間などを加えると3時間は必要だ。だが新たな場所と言ってもおいそれとは見つかるはずは無い。そんな状況を愚痴ったことがあった。確か秦野のハーブ園「高山山水園」だ。そこの経営者とは以前から面識があり、時折お邪魔をしては勉強をさせていただいていた。そこで話に登ったのが伊勢原市にある美味しい水が沸く場所だ。東名高速道路よりも北側に位置していて、恵泉女学園(今は廃校)の側にある民家の庭にある井戸水だ。名前は「ラチの泉」と言う。何でも名水に選ばれているとか・・・だが問題がある。一つには個人の自宅の私有地内にあるということだ。これでは幾らお断りをしても、深夜しか行動時間が取れない私にとっては無理!確かに店からは近いし、魅力はあるのだが・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 27, 2007
コメント(0)
山の夜道を走ると、昼間では絶対見ることが出来ない光景にに遭遇する。狸や狐などは可愛い物だが、大型の鹿となると話は別だ。鹿のオスはあまり群れることは無い。せいぜい数頭だろうか。だがメスは別でかなりの数で行動する事がある。と言っても5~6頭だが、これが道を横切ることがある。車が近ずくと急に道を横切ることがあるのだが、1頭が横切ると残りの鹿が後に続き次々と横切るのだ。後者は安全確認などはしないで、とにかく後に続く。ライトに横切る鹿を捕らえた時は必ず徐行しなくてはならない。必ず後続の鹿が飛び出すからだ・・・この鹿結構重量があり、車にぶつかると必ず車がへこんでしまう。鹿は丈夫で、何事も無かったように立ち去ってしまう事が多い。又鹿を避けようとして急ハンドルを切れば、間違いなくこちらが事故ってしまう。対向車は無いのだが、狭い林道では片や崖で反対側は深い谷、ガードレールがあれば何とかなるが、無い所もある・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 26, 2007
コメント(0)
新しい水汲み場で快適な取水が続いた。道中にも慣れ周りの景色を眺めたり、時たま現れる夜行性の小動物、狸や狐ハクビシンなどもライトの中に現れ、目を楽しませてくれた。小動物の狸などは、車の騒音にビックリして逃げライトの中を迷走する。習性なのだろうが、一定の距離を走ると立ち止まりこちらを振り返る。なんとも愛嬌があるのだが、その時に車に引かれる可能性がある。狐は走り去るのが実に早い、スルスルと走り去りライトの中から消えてしまう。テンなどはもっとスバシッコイ!逃げる先に切り立った岸壁やコンクリートの壁があってもスルスルと登り、暗闇に消える。このテン、真冬は綺麗だ。黄金色に光り輝いているのだ。だがこの夜行性の動物達も、鹿などの大型となると話は別だ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 25, 2007
コメント(0)
一度こんな怖い思いをしたことがあった。台風の接近があり、直撃されれば山道は通行止めとなるため、在庫の関係もあり無理を押して出かけた時だ。やはり深夜で店が終わってから出かけたので、11時頃だろうか?後数時間で台風の影響が現れるとの天気予報であったが、無理を押して出かけていった。国道を走っているときには、たいした雨量を感じなかったが、一旦山道に入るとバケツをひっくり返したような雨に見舞われた。林道を走り、更に細い林道に出て目的の場所に向かったのだが、どうも様子が可笑しい。山が音を出しているのだ。水汲み場に到着し、ポリタンクを車から下ろし始めると雨脚が激しさをましてきた。それと水汲み場の周りの岩盤から水が噴出しているのだ。激しい雨音と共に山が振動している「ゴゴゴ・・」と地のそこから出ているような音!思わず足がすくんでしまった。見上げるような切り立った岸壁からは、小石がパラパラと落ち始めた頃には、さすがの私も水汲みを中断し慌てて安全な場所まで逃げた!予定の本数までは汲めなかったが、命の危険を感じ中途で切り上げ帰路に付いた。後日聞いた話では、やはり大規模な崖崩れがあり通行不能になったとか・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 24, 2007
コメント(0)
新しい水汲み場に通い始めた。距離は店から車で49.5キロ、夜間で一時間は掛かる場所にある。国道246号線を静岡方面に下り、途中から山道に入る。深夜では交通量は少なく向かうには比較的楽だが、帰る時間帯になるとトラックが急激に増え、ヒヤヒヤする事もあるし、私自信も睡魔に襲われることもしばしばある。だがそれでも通わなくてはならない、ここしか美味しい水を確保するところが見当たらないからだ。一番難儀する時は雨や風が強い時だろうか?平地でそこそこの雨でも山間部に入ると急に強まる事がある。そんなときは安全な場所に車を止め、勢いをやり過ごす事にしている。今回の水汲み場は丹沢湖から更に山奥に向かう林道の脇にある。一般の人が立ち寄る場所ではなく、ハイカーや林業に携わる人が通る位の細い道で、片側は沢で反対側が切り立った山だ。その山肌を削り取るようにして、細い道が出来ている。削り取られた山肌には雑木が生い茂っているが、地盤はもろく、一度大雨に見舞われれば土砂が崩れ通行不能となってしまう。だが一年中変わらない水量があり、味もやや固めではあるが私の条件を満たしてくれる。暫くここに通うことになった・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 23, 2007
コメント(0)
水汲みの場所が変わった。以前の所は色々な問題があり、すっかり嫌気がさしてしまったからだ。水の出る場所は沢山あるが、営業で使う以上安全安心が当たり前で、更に美味しくなくてはならない・・・当たり前の話だが・・・更に継続して使うには通いやすい場所と、私自身の安全性が確保されなくてはならない。水は実に重い、これを採取し車に積み込んで帰る訳だから、足場が悪い所ではいつか大怪我をしてしまう。さりとて道端の便がよい所はそうそう無いし、あればすでに利用者が詰め掛けていて、そこに押しかけていっても事ははかどらない。色々な場所の条件や安全性、味を検討した結果丹沢湖の上流の湧き水に決定した。ただ凄い所で雪が降れば四輪駆動車でなければ、とても通える場所ではない。又一旦事故を起こせば、通行車両が全く無い山道だけに自力で解決しなければならない所だ・・・それだからこそ、人知れず環境も維持されているのだろうが・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 22, 2007
コメント(0)
ここ護摩屋敷の水汲み場にすっかり嫌気が差してしまった。理由は幾つかあるが、一つにはタガが外れた水汲み場は荒れにあれ、収支がつかないようになっていた。市の観光課がこまめに維持管理など出来る訳が無く、ゴミは山ほど捨てられるし、ルールを無視した人たちで一般の水愛好者が迷惑をこうむっていた。もう一つは山小屋の番頭の交代があった。細かい内容は明かせないが、詐欺に合ったようなもので、今まで預かり管理していた私の友人が追い出されてしまったのだ。この後を引きついた男と言うのが、これまたひどい奴で人の悪口で飯食っているような男!AがいないときはBの悪口をいい、Bがいない時にはAの悪口を言う!と言う奴、おまけに本人はとんでもないずるがしこい男と来ていた。現に山男の名誉職ともいえる、鳥獣保護委員の役職も交代させられたくらいだ。この件があってから、山小屋に近ずくのも嫌になってしまったが、こちらから喧嘩を売るわけには行かなかった。それと言うのもここが私の狩猟の場で、猟犬が迷うとこの小屋に向かい保護される事が多いからだ・・・人間関係はどうあれ、犬達に関係ない事で苛められても可愛そう、そこで「近ず離れず」の関係を保ってきたが、水汲み場には行かなくなってしまった。さりとて美味しい安全な水は営業を続ける以上は必要・・・・そこで以前見つけておいた場所に通い始めた・・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 21, 2007
コメント(0)
いろいろな問題が発生して、どうにも収支がつかなくなってしまった。水の会のハッピまで作り、管理してきたのだがこれ以上の活動は不可能との結論に達し,解散する事にした。水汲み場の管理は市の観光化が行なうようになり、私たち山小屋の関係者は一切の口出しをしなくなった。すると、今まで抑えられていたタガが外れた反動だろうか、一気に取水場が荒れ始め、マナーの悪さが表面化し、又ゴミが山ほど捨てられるようになってしまった・・・・当然水質の検査などもうやむやとなり、日々の清掃も無くなり、水質がも悪化してしまった。やはり幾ら自然の湧き水であっても、最低舷の清掃管理を行なってやらなければ美味しくて安心安全な水は維持できない・・・と言うことか・・・続・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 20, 2007
コメント(1)
市からはクレームが付き、新たな問題が発生し、水の管理を放棄する事になった。新たな問題とはゴミの不法投棄だ。今までは山小屋のごつい連中がボランティアをかって出て、やかましい位に注意を呼びかけてきたお陰で、ゴミと言う問題は発生しなかった。ところがあまりの混雑に市の観光課が水汲み場用の駐車場を設けた。確かに必要な物だが、これが新たな問題を呼び起こす事は判っていた。ゴミの不法投棄という問題だ。私たちは山の事は熟知している。大きな社会問題であるゴミや産業廃棄物が山の斜面や谷間に捨てられている状態も、よく承知している。又どのような状況下で捨てられるかもだ・・・捨てる奴は殆ど車で捨てる場所を物色する。それは側まで車を寄せられ、又は止められる場所がある事だ。対向車が来ると車を移動しなければすれ違えないような場所では、先ず捨てられない。だから、車の避難場所というか、車を路肩に寄せられる場所が不法投棄のやり易い場所となる。勿論人目に付きにくい所だが・・・その条件の幾つかを水汲み場の駐車場が満たしてしまったのだ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 19, 2007
コメント(0)
水汲み場の混雑解消の為に取水場を増やす事にした。これは山小屋が主体になり、有志から資金を募り工事費を賄った。場所は道路のすぐ脇、車を真横に止められる便のよいお所だ。これで少しは混雑の解消に・・・と思えたが、前にも増し混雑が激しくなってしまった。水量もやや減少、だが充分に賄える量はでていた。この頃になると、心無い人による悪戯が増え始めた。悪戯は前からチョクチョクあったのだが、目に余るようになってしまった。先ず水の噴出し口に飾ってあるカエルの置物が盗まれ、ひどい場合は土管を倒される事も数回起きる始末・・・その度になけなしの金でカエルを買い求め飾りなおす・・・何が気に入らないのか、油が撒かれたこともあった。この水汲み場の管理に嫌気が差した頃、市の観光課からクレームが付いたと言う。私は直接は聞かなかったのだが、山小屋に申し入れがあったというのだ。何でも取水場を増設したことが気に入らないらしい。増設した場所は橋のたもとで、土地は財産区というところが管理している。勿論そこには了解を取り付けていたのだが、観光課の許可は受けていなかったようだ。そこに、ある問題が発生し始め、ここの管理を止め権利を市の方にわたす事になってしまった・・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 18, 2007
コメント(0)
一度にどの位の水を運ぶのか?私は一週間分プラス数本だ。ポリタンクは飲料水用の白い容器で10リットルサイズを20~25本。20本もあれば足りるのだが、仕事の都合や天候などを考えればこの位は運ばなくてはならない。水のブームでにわか愛好者が増え、色々な容器を持ち込む。一番多いのが清涼飲料水の空きボトルだ。これは一番利にかなった容器だ。先ず手ごろな量が入るし、持ち帰って冷蔵庫で冷やすにも場所を取らないサイズだし、第一買わずに自分が消費した飲料水のポットを溜めてくれば良いからだ。だが中にはポリタンクを買い込んで訪れる人もいる。これが飲料水専用ならば問題は無いのだが、中には灯油用の赤いポリタンクを持参する。これは問題ありで、私も管理者側として一言アドバイスをする。この容器は灯油用ですね?これは溶剤が水に溶け込む可能性があるので、消防法で指定された飲料水用に変えられたら・・・・値段は高いですが・・と。値段が安いので灯油用を買ってしまうらしい。それと水の保管場所も・・・水は生ものでそう長くは持たないもの、特に常温や日光が当たると変質し易い。船に積まれた水が長時間もつのは、船が揺れ水が常に動いているからで、静置していたのでは限界がある。もたせる方法としては、日光を遮り涼しい所に置く事が肝心だ。それと使い終わった容器は綺麗に洗浄して水苔などが生えないように管理する。もし水苔が生えたら、ハイターなどの塩素殺菌剤の原液で中を洗い、水道水でよくすすぎ、においが気になるようならば、一晩水道水を入れて置き、匂いを取る。そんなことをアドバイスする事もある・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 17, 2007
コメント(1)
水汲み場は相変わらず賑わっていた。もう昼も夜も無い、一日中だ。深夜出かけても何人かが順番を待っているし、この時間帯は大量に汲んで帰る人が多い(私もだが)水はあちこちで出ているのだが、安定した水量と味・安全性はここが一番であった。その場所から更に車で4~50分走れば安全な水が無い訳でもない。しかし年間を通じて採取となればおのずから限られた場所となる。山の天候は乙女心よりも複雑に変化する。風が吹いても雨が降っても下界の比ではないし、急激でとにかく激しいのだ・・・そして真冬には雪が降り、夜間は当然凍てついてしまい、車の走行もままならない状態がある。特に1月から3月までは要注意!一度降った雪はなかなか溶ける事が無いし、溶けた水が部分的に路面をスケートリンクにしてしまう。市で一部の区間は除雪をしてくれるが、完全ではないし、路肩に積み上げられた雪が溶け出せば、又路面は凍結してしまう。塩化カリウムで融雪はしても、完全ではないからだ。自分はなれているので事故は起こさないのだが、相手がいる事だ。山道に慣れない運転手が走っている訳で、こちらが慎重にならなければ、相手が戸惑い事故を起こす。それでも夜間の走行は昼間よりも安全に走ることが出来る。カーブや坂が多くても対向車はライトで確認できるからだ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 16, 2007
コメント(0)
とんでも無いやつも現れた。この水を運んで商売をしている奴だが、水質に苦情を申し立てる奴だ。モットもこの男は私が関係していたのだが・・・店には色々な人が出入りする。商売である以上殆どの人を受け入れなければならない。先ず政治関係、そして色々な団体と宗教関係だ。政治団体の場合は何があっても軽く受け流しておく。例え自分がその団体に共鳴していても、決して口には出してはならない。なぜならば、それが他のお客に判ってしまった場合、偏ったお客のみに受け入れられ、他の方が遠ざかってしまうからだ。これは宗教でも同じで、特に新興宗教は気を付けなければならない。一般の宗教よりも考え方が極端だからだ。さりとてそれを外せばお客様である。付かず離れずがベストの営業姿勢だ。そんな団体の中のお客に水の場所を聞かれた。何も隠す事はない、事実色々な雑誌やテレビに紹介しているのだから・・・だがこの男、早速この水を運んで商売を始めたのだ。10リットルの飲料水用のポリタンクを沢山買い込み、1本800円で・・・・いい商売になる、一回に5~60本は運んでいるのだから。その男が水にクレームをつけたのだ。汲む水に異物が入る!と言うのだ。山肌にパイプを突き刺し、水を引いてから大きなタンクに落とし込む。砂などを沈殿させた後、オーバーブローした水を汲み場まで引き下ろしている。特別なろ過装置などは設置していないので、100パーセント完全とは言えない水だが、それを只で汲んで商売をしている人間が、砂が入ると言ってクレームをつけるだろうか?新興宗教の関係だから?どうも解せない話だ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 15, 2007
コメント(0)
水汲み場は相変わらずの盛況を博していたが、新たな問題が幾つも発生した。一つが前回書いた業者の大量の採取だ。水汲み場の取水口の構造は、山肌から導管で水を引きおろし、太い土管を立て下から水を噴出させる。それを十文字に4箇所から水がこぼれるようになっていて、それを容器で受け止め取水する仕組みだ。一人一ヶ所の水を受ければ4人が一緒に水汲みが出来るようになっている所を、業者?は、延々と数時間全てを独占してしまうわけだ。列を作り順番待ちをしている人から苦情が出ても何処吹く風!一向にラチがあかない状態が続いたのだ・・・と言って、私たちも仕事をもっているので平日まで監視管理は出来ない。困り果てていた所、さすがにこの業者も気が引けるのか、昼間ではなく夜間に現れるようになった。が、やり口はもっと悪質になっていた。水の噴出し口に合うホースを支度して一気に水を汲む事を始めたのだ。確かに4箇所からこぼれる水をタンクに受けていたのでは、落差もありタンクには入らずにこぼれる水も大分ある。この方法なら100パーセント汲む事が出来る。更にこのホースを延長し、トラックの荷台まで直接水を引き始めたのだ。それと言うのも、車道からこの水汲み場までは25~6メートル歩いた所にあり、小さな広場にしてある。水汲み場で汲んだ水を歩いて車まで運ばなくてはならない様子になっているのだ。だがこれも問題になり止めさせる事になった・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 14, 2007
コメント(0)
ここ護摩屋敷の水は日本名水100選に選ばれている。おりからの水ブームに拍車がかかり、大混雑!どうにも整理が付かない状態が続いていた。するとこのブームに便乗して商売を始めるやからが現れ始めた。先ず人だかりに目を付け、品物を売る人だ。どうやら秦野に在住している韓国人らしいにだが(奥さんが韓国人と聞いている)キムチを作りパックに入れ売り始めたのだ。美味しい水を汲むところに、強烈な香りを放つキムチ?どうも解せないが、これが結構商売として成り立つらしく、人だかりが出来る土日・祝日となると必ず現れるようになった。後は水そのものを売り、商売にするやからだ・・・大量のポリタンクを持ち込み、長蛇の列が出来る水汲み場を長時間独占をするのだ。山小屋関係の人が監視をしている時には現れないのだが、平日となると大きなトラックで乗り付け、数時間取水場を独占してしまう。私も営業でこの水を汲んでいるので、とやかく言うつもりは無いが、水を売り現金化するのは問題!法律から行けば違法行為だからだ。水を勝手に取水し販売するには各都道府県の許可か、厚生省の許可が必要のはずだからだ。このような業者?が増え始め新たな問題の火種となってしまった・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 13, 2007
コメント(0)
美味しい水を探す、一口に言ってもかなり難しい事だ。一つには安全性に自信が無ければならない、当たり前の話だが・・・大分前の話になるが、ある宗教団体の幹部が丹沢山の護摩屋敷の水について、苦情を申し立てた。あそこの水は危ない!と・・・理由はと言うと、水汲み場の上流でハイカーが乾電池を捨てたから・・・と言うのだ。一体何処にどの位?と問いただせば・・心無いハイカーが持ち帰るのを面倒がり、道脇に捨てたのを目撃した人から聞いたと言う話から出た言葉だった。確かに有害なカドミウムなどが地中に染み出す危険性はあるだろうし、決して歓迎される行為ではない。しかし、そこまで気にすれば何も口には出来ないどころか、道すら歩けない事になる!異常な反応を示す事は無いが、最低限の安全への確信は欲しい・・・そうなれば、定期的に水質検査を行なっている水場か、自費で検査を依頼するか又はここならば!と言う安全性に自信がある所となる。そうなるとかなり限られて来るわけで、又そのような場所は人には知らさずに現状維持をしたくなる。決して意地悪ではない!人だかりが出来ると必ず心無い人に環境を破壊されてしまうからだ・・・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 12, 2007
コメント(0)
喉の渇きが強まり腕時計を確認すると、午後一時を回っている。山頂での作業ではこれが引き上げの時間となる。これから水場まで下り、林道に出て小一時間歩き、乗ってきた車まで行き山小屋に帰る。小屋につく時間は4時を回るはずで、秋の山は日暮れが早い、限界の時間だ。さて焼け付くような喉の渇きを無理やり抑え、水場まで降りなければならない。水場といっても沢の源流で流れは小さい、が水はある。湧き水ではなく沢の頭,ちょろちょろと流れる水には木の葉が沈んでいたり、枯れた木の小枝などが小さな水溜りをこさえているような所だ。だが水には違いない!尾根から一気に斜面に踏み出すと革靴が赤茶けた泥を蹴散らして下っていく。一歩踏み出すと一メートルくらい滑り落ちるだろうか?歩くと言うより。斜面を滑り落ちるという感じだ。だが道ではない、私たちは藪こき!と言うが、笹や雑木の中を掻き分けながら進んでいくのだ。だがここで油断するといきなり絶壁に出くわす事がある。いきなり数十メートル切り立った崖に出くわすのだ。落ちれば勿論命は無い、山を知り尽くしているつもりでも、マダマダわからない所ばかりで、単独で行動している私は一旦事故に合えば先ず助からないだろう・トランシーバーの電波も入り組んだ地形では遠くまでは届かず、朝山小屋で大雑把な行き先を告げてはいるが、山は大きく深い・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 11, 2007
コメント(0)
だが水なしでの行動は実に辛く心細い。山中で人に出くわす訳でもない。ここは獣道でハイカーなどは足を踏み入れない場所だからだ。山の10月は結構暑い。日が落ちれば一気に寒さが訪れるが斜面を這いずり、岩場に取り付いていると全身汗まみれとなる。やっとの事で尾根にたどり着き、腰下までの笹原をかき分け、お目当ての茸、ムラサキシメジを探す。高さが5センチもあろうか?小さな紫色の茸で、地面に這いつくばるようにして探す。そこは去年も訪れた場所で必ずあるはず!いや、あると確信して探さなくては見つかる物ではない。動きを止め尾根を渡る風に吹かれていると、体温が急速に下がる。服装は迷彩のズボンに迷彩のメッシュの半袖、腰には水筒のほかにナイフやトランシーバーなどがゴチャゴチャとぶら下がっているし、茸の採取用に小さな茸の籠まで下がっている。これじゃどう見ても山の乞食スタイルだ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 10, 2007
コメント(0)
ではどんな水が美味しく感じるのだろうか?その時の状況に大きく左右去れと思う。真夏の山では水は雅に命の水!水なしでは登る事も降りる事もままならない。山になれた男なら一般の人よりも水の消費は少なくて済むが、それでも道なき道を歩くとやはり量は必要だ。当然下りよりも登りの方がエネルギーの消費が多く又大量の水も必要とする。一旦山に入ると自然下では予定どうりに事が進まない。こちらの都合ではなく自然の都合で動かなくてはならないからだ。今日は塩水の沢に入りマタタビの実を確認して、先の岩山に上りアカモミ茸を採取して堂平を経由して帰路に・・・こんな予定を組んで山に入るのだが、行って見ればマタタビは実はなく、山肌は日照りでカラカラに乾いている!と言うこともある。これでは茸の発生などは望めず・・・しかしここまで登ったのだから反対側の尾根に出て、ムラサキシメジ(茸)を探して帰るか?と、こんな急な予定変更の時,先ず水筒の残量を確認しなければならない。道まで降りていれば良いのだが、今は山の中腹で岩山にヘバリ付いた状態、尾根に出るにも下の山道に下りるにも時間が掛かる。さりとて手ぶらで帰るには悔しいし時間の浪費が惜しい!だが次の目的地まで登ると水筒の水は飲みきってしまう・・・・だが後は下り道、一時間辛抱すれば小さな流れにたどり着く計算・・・と言う具合に予定を組替えて行動する・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 9, 2007
コメント(0)
美味しい水を求める・・・何もこんな事はしたくはない。しかし水道水は安全性はあるが実にまずい!だがこの水道水も優れた重宝な部分もある。それは一番安価な殺菌水だと言う事だ。塩素で滅菌された水は食器を洗ったり、手や指を洗うにはとても重宝する水だ。自家製チーズの仕込には雑菌の排除が最優先される。器具は塩素殺菌や湯煎での殺菌が可能だが、生身の手などはそうは行かない。私は皮膚が丈夫で、まな板や布きんなどを塩素殺菌する時でもゴム手袋などはあまり使用しないで作業をする。しかし原液を使っての長時間作業は別だ。長い時間原液に手先を浸していると、さすがに皮膚が溶け指先などから血がにじんでくるし、熱い物を掴むと耐えられないほど感じる。それから考えると、人の皮膚と言うのは実に良く出来ている。多少の熱さも直接神経に伝えないようにしてくれる。雅に皮膚の手袋だ。そんなに長時間塩素を?料理で使う皿は、使用後に流しでソースなどが大雑把に流され、食器洗浄機で洗われる。洗剤が溶け込んだ熱い湯(60度)が巡回して洗い落とし、最後は綺麗な濯ぎの湯(80度)で仕上げられる。これで一般雑菌やウイルスなどは死滅する。ウイルスなどは60度Cで瞬時に死滅するし、一般雑菌でも70度Cであれば15秒もあれば大丈夫だからだ・・・・だが完全とは言えず、かすかな汚れがアクのように表面に付着する。それを定期的に塩素液で溶かし洗い流す作業がある。営業の皿の種類は多く、又枚数もかなり多い。全部の作業は実に2~3時間くらいは掛かる。その間素手で作業をこなしたのでは、いくら丈夫な皮膚を自慢しても耐えられる物ではない。だが水道水に残留する量ならば、全く問題にはならないし、洗剤で汚れを落とした後に使用する水としてはうってつけの安価な殺菌水だ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 8, 2007
コメント(0)
こんなことがあった。テレビのドキュメンタリー番組に出演していた時だ。レポーターは大和田獏さんが同行し、丸4日間山に入り小屋でも一泊しての収録だった。お目当ては茸で季節は10月の半ば過ぎ、数々のアクシデントに見舞われカメラマンが足に落石を受け負傷。しかし場面が足りないとの要請で、再度別山に登った時だ。小さな沢沿いを上流に500メートルも登っただろうか。小さな沢のほとりをベースに、私は急な斜面を登りカメラマンはその沢のほとりに待機させて茸を探していた。結果的には熊の出現で撮影を断念、急遽下山し撤退を始めた。収録の終了と聞いて気が緩んだのか、私は尿意を覚え片隅で用を足し始めた。沢に向かってだ。テレビ局のスタッフも連れション!何山中での事、何も考えずにジョロジョロ・・・やがて身支度を終え、沢を下り車をおいてある場所へと移動していった。道が見え始めると人の気配がするではないか、何事かと目を凝らすと、道路から下を流れる沢にロープで繋いだバケツを下げている。どうやら沢の水を汲み上げているようだ。近ずき、その水を如何なさるの?と聞くと持ち帰り、飲料水にするという。見回すと5~6人で、数グループ。思わず、「この水大丈夫ですか?」と聞くと「ハイ、美味しいですよ」・・・まさか今上流でオシッコを・・・とは言えず、スタッフと顔を見合わせてしまった。丁度あの黄金水が流れ着く頃だが、言わない方が無難かとその場を後にした。とにかく流水は空気の晒されている時間が長い。その間何があるかわからない・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 7, 2007
コメント(0)
ここ護摩屋敷の水は美味しく、パンの発酵などにも大きく貢献した。又雑誌やテレビの取材にも何十回と紹介し、わたしの株も上げることが出来た。しかし、あまりに有名になったこの水汲み場での取水が困難になってきた、一人一回の取水制限を訪れる人に御願いしている手前、私だけが大量に汲むと言う事は、いくら管理側とはいえ気が引け、難しくなってきたのだ。その頃は、山に入っても一度は小屋に顔を出して水も汲んでいたのだが、あまりの込みように、昼間の取水は断念せざるを得なくなった。そう、又夜間の行動となってしまったのだ。ならば他に美味しい安全な水は無いだろうか?と又探し始めた。丹沢山には名水と呼ばれる場所は数箇所あり、又知る人ぞ知る!と言う場所が無数にある。それが私が求めている水であるかどうかだ・・・最低限の条件は、車で側まで行ける事と一年中水量が変わらない事。そして美味しい水で、流水ではなく、自噴水である事だ!・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 6, 2007
コメント(0)
復旧作業を開始する。原水の確認からで、水が出ていれば問題は無い。元から水汲み場までの導管のチェックを始める。導管の殆どが径10センチほどの樹脂のホースを利用している。約50メートルの距離を一本で導いているのではない。10メートル位ずつの長さで繋いである。理由は予算が無く、ダムの工事現場などから使用済みのホースを別けて頂き、それをジョイントで繋いで使用しているからだ。この法が詰まりなどが生じた場合に対処しやすいと言う理由もある。上の方から順番に詰まりを確認して降りてくる。雨は相変わらず降り、カッパなどは殆ど用を足さないが、濡れた体に風が直接当たるのだけは避けられる。濡れた体に風をまともに受けると、急速に体温の低下が起き、行動が制約されるからだ。深夜の山の斜面にヘバリ付いての作業は、昼間の数倍の時間を必要とする。濡れた草や地肌の赤土が足元をすくうからだ・・・それでも作業は続けなければならない、誰も手を貸してはくれないからだ。やがてジョイントでの詰まりを見つけると、工具を使いホースを外す。たいがい小石などがジョイントで狭くなった所に引っかかり、水を止めている場合が殆どだから、後は細い竹などを突っ込み小石を流し取る。詰まった個所を発見できれば、後は時間の問題で数時間もあれば復旧させる事が出来る。こんな緊急作業は年に数回あっただろうか?深夜作業を行なう理由はもう一つあった。昼間の作業では一般の水汲みに訪れた人に原水の場所や、導管の位置などを見せることになる。心無い人もいる訳で、悪戯を防ぐ意味でも人目に触れずに作業をしたい・・・勢い深夜の作業となる・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 5, 2007
コメント(0)
水が何らかの原因で止まると番頭から電話が入る。大雨や台風の後だ。作業は深夜に行なわれる事が多い。それと言うのも番頭自体がサラリーマンで平日に出かけることは難しいのと、応援に駆けつける私とて昼間も夜も営業がある。時間が作れるのは深夜となる。雨が降りしきる中、カッパに身を包みシャベルと軍手を持参して駆けつけるが、店からは車で4~50分掛かる。小屋に着くと早速現状の把握から始まる。先ず小屋まで引き込んである水のラインを復旧させるのが第一優先、これが止まったままでは食事の支度が出来ず、宿泊の登山客を受け入れる事など不可能だし、食事だけで寄る客もいる。それとフロにも入りたい!ここの水で沸かした風呂は実に心地良い!まるで温泉に入ったような感覚で肌はツルツル、なかなか湯ざめもしない。ただ風呂場は狭く夜間などは小さな豆電球一つで浴室を照らす。少し不気味さも漂わせてはいるが、この風呂は魅力がある。ご飯を炊いても一味も二味も美味く炊ける。私は前に書いたように、テーブルの水とパンの仕込み水に利用する・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 4, 2007
コメント(0)
山小屋では何時の間にか「丹沢水の会」なる物が出来ていた。私もそのメンバーなのだが、それによって私の携わる仕事が増えていった。一番大変なことは、大雨の後や台風の後だ。山では平地以上の降水量がある。下界で雨脚が強いと言う事は、山ではバケツをひっくり返したような降り方となる。この護摩屋敷の水の源水は水汲み場より上流に5~60メートルの所にある。山肌に太い塩ビ管を突き刺し、水を取っている。その水をいきなり引き下ろしたのでは、土や砂が一緒に流れてしまうので、これを大きなマンホール(人が一人入れる径)に落とし、砂などを沈めた後のうわ水を水汲み場まで導いている。山肌は水が湧き出るくらいだから結構もろい。大雨などが降ると何時も以上に泥や砂がマンホールに流れ込み、やがて水汲み場まで引かれた導管を詰まらせる事となる。こうなると私にお声が掛かる訳だ・・・「オーイシェフ!水が止まったから来てくれ・・」と。そこで閉店時間を調整して小屋に駆けつける事となるが、たいがい金曜の夜が多い。土日は水汲みの人が多く、それまでに復旧させたいからだ・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 3, 2007
コメント(0)
護摩屋敷の水汲み場は大混雑を起こしていた。この水場は、小屋から100メートル下った道路沿いにあるが、水汲みの車の駐車が100メートルに及ぶ事もあり、曲りくねった道では対向車の確認も出来ずに反対車線を走り、やがて対向車と鉢合わせとなると、もう行く事も引く事も出来ずに大渋滞が起きてしまう。そこで山小屋にたむろす山男どもが腰を上げ、交通整理役を買って出るのだが、ここでトラブルが発生してしまう。普段でも気が荒い連中が、小屋で一杯飲み、その勢いで腰を上げるのだから仕方がないのかもしれないが・・・狭い県道の片側は水汲みに訪れた車で埋まっている。それを交互に車を誘導するのだが、中には何の権利があって交通規制をするのだ!と食って掛かるドライバーもいる。方や山男はボランティアでやっていると言う自負がある。酒も入っている事で、つい大きな声を上げ公論となる。私も参加するのだが、やはり多少のトラブルが発生、嫌になることも有るが、自分も大量に汲ませていただいている以上、文句も言えない・・・車の整理も大変だが、水汲み場も大混乱となる。山から塩ビ管で水を引きおろし、土管から4箇所水を流している。その流れる水をポリタンクで受け止める訳だが、一回に4箇所からしか水を汲めない。しかも遠くから訪れる人ばかりで、一回で沢山汲んで帰りたい人ばかりだ。気持ちは痛いほど判る、がこれでは延々と長蛇の列を作り順番待ちをする人を裁くのは不可能だ。並ぶだけで2時間と考えられないような状態が続く。仕方なく一回に汲むポリタンクの数を制限してもらう事となったが、これが実に曖昧な数字でたいして効果はもてなかった。二時間も待つのだから、当然待ちながらタバコを吸ったりガムを噛んだりということが行なわれる。このとき吸殻や後の噛んだガムを捨てる人が現れる。これにも山男から小言が飛ぶ!そこの人、ガムを捨てないで!タバコの吸殻は捨てずに持ち帰って!と・・・これもかなりキツイ口調で・・・そのくらいしなければ、周りはゴミの山と化してしまうからだ。私たちが口煩く注意するのにも理由がある。その水汲み場は山小屋が管理し、心無い人によって悪戯で壊されても、自費で修理管理しているからだ。そして年に一回の大掃除では、周りの雑木の伐採から、沢に捨てられたゴミの回収等々も自主参加で行なっているからだ。勿論普段からゴミ一つ落ちていないように清掃もしている。だが水汲みに訪れる人とのトラブルは絶えなかった・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 2, 2007
コメント(0)
当時の山小屋は土日と祝日のみの営業だった。今の中高年登山ブーム前の話で、平日山に登る人はまれで閑散としていて、山小屋を開けても商売にはならなかったからだ。普段たむろすハンターなども殆どがサラリーマンで、猟をするのも犬の訓練で山に入るのも土日祝日が殆どで、小屋を開けても仕事にならないからだ。モットも小屋の番頭自体がサラリーマンで、自分の空いた時間を割き小屋を空けなければ、自分の給料などは賄えない。私も当時は毎週日曜日が定休日で、小屋に身を寄せるには好都合であった。客商売で?と不思議に思われるかもしれなが、当時子供が小さく、少しでも一緒の時間を・・・と、採算度外視で日曜日を休んでいたのだ。だが開店して三年間は年中無休!盆も正月も営業し、台風の日にも開けていたのだが、さすがに子供と接する時間が取れずに、日曜日を休むようになった。毎週一度は小屋に顔を出し山に入るようになった。水汲み場は徐々に込み始め、やがては長蛇の列が出来始めた。こうなると秩序が保てなくなり、胡散臭い山男の出番となった。先ず始めは交通整理からだ。この山道は県道70号線で、下界の246号線から分かれて約30分の地点にある。水汲みに来る人は車で来るのだが、当時道幅の拡張前で舗装はされてはいるがマダマダ道幅は狭く、所々で片側通行が余儀なくされる状態だった。水汲み場の脇も例外ではなく、片側に駐車してしまうともうどうしようもなく混んでしまう。一台や二台ではなく十数台も止まると見通しも利かず、数珠繋ぎ状態になるともうお手上げになってしまう。そこで交代で交通整理に当たる事になる。幸いにもハンターが多いので、携帯トランシーバーを各自持っている。これで町中の工事現場さながらの規制と誘導を行なうのだが、これがチト問題を引き起こす事となった・・・・続く・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ
June 1, 2007
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1