MATRIX7

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2007.01.09
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カテゴリ: サッカー
 プレミア最強のチームといわれたチェルシーが思わぬ苦戦を重ねている。シェフチェンコとバラックの加入で、攻撃力を増したはずなのに、なかなか強さを発揮できない。得意にしてきた1-0で勝つサッカーができなくなっている。GKツェフ、MFジョー・コールと負傷者が続き、DFジョン・テリーの腰の手術が重なって、チームは崩壊寸前になっている。1月の移籍シーズンを迎えて、守備力の強化が最重要課題だが、チェルシーレベルのDFは簡単に見つからない。
 チェルシー包囲網がプレミアリーグに完成しつつある。ライバルから徹底的にマークされているので、過去2年間のような勝利は期待できない。他のクラブもチェルシーを研究して隙を狙ってくる。強すぎて嫌われてきたモウリーニョ監督にとって、ストレスがたまる日が続くことになる。マンチェスターUがプレミアの先頭を走っているのは、むしろ幸いだろう。チェルシーに対する風当たりが弱くなる。周囲の圧力にさらされ続けていたモウリーニョには、むしろ2位という地位は過ごしやすいはずである。
 モウリーニョは今シーズン限りでチェルシーを去ると噂されている。数十年間も優勝に無縁だったチェルシーをトップクラブに押し上げたのに、イングランドでは悪魔のように嫌われて、チェルシーを批判する声ばかりが大きくなる。金をつぎ込んでスター選手を集めるという戦略がモウリーニョの本心ではないことを理解されない。自分の理想とするサッカーに合致した選手を集めてきただけなのに、石油マネーでチャンピオンを買ったと罵倒される。皮肉や失言が世論の怒りに油を注いできた。
 モウリーニョに残された役割は、欧州CLで優勝することしかない。過去2年間はバルセロナやアーセナルに足元をすくわれて、チェルシーの持つ力を発揮する前に敗退してしまった。モウリーニョの最終年度であるならば、当然欧州CLの勝利を狙いに行く。その最初の標的がFCポルトであるというのは皮肉だろう。かつて優勝させたFCポルトを打ち破って、念願のCLチャンピオンの座に着くことができるか、それとも過去2年間と同じように、決勝トーナメントで挫折させられるかを読むことはできないだろう。ライバルの監督たちも、モウリーニョだけには勝利の美酒を味合わせたくないことは明白であり、チェルシー対策に知恵を絞ってくる。はたしてチェルシーは念願のバルセロナ打倒をはたすことができるだろうか。 





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Last updated  2007.01.09 05:58:48
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