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そうして、バフェットはもっとも尊敬する二人の意見には従わず、割安な株がいっぱい掲載されている「ムーディーズ・マニュアル」を参考に個別株を買った。
とにかくいっぱいチャンスがあったので、
初めて借金をしてもいいと思うようになった。
「資金がすでに不足していた。ある株を買おうとすれば他の株を売るしかなかった。金を借りるのは大嫌いだったが、オマハ・ナショナル銀行から5000ドルを借り入れた。」
この本の中で、上記借り入れについて、
【純資産の4分の1までなら大丈夫だった。】
と記載があるのですが、これは、
1.4分の1までなら銀行より借り入れができた
2.4分の1までなら理論的に借金しても(このころはバフェットは働いているので)入金投資法でなんとか勝負でき、破産の恐れが非常に小さいと判断できた(経営に影響をあたえるやり方はまだ身につけていないし資金が足りない)
のどちらなのかはよくわかりませんで
原文を確認したら、
【He was willing to take on debt equal to a quarter of his net worth.】
とあったので、自分の意思で4分の1までなら喜んで借りたということで、2なんじゃないかと。
ということで、タイトルに書いた「信用取引はいくらまでか」との問いに対して、バフェットレベル(高すぎだろ!)で21歳2万ドル(今のお金だと2000万円程度か)の際には、4分の1までは銀行から借り入れてまで株を買っていたことを参考にすると結論としては、
・だいたい年間給与額程度までは信用取引をしてもよい(入金投資法)
・経営に影響を与えられるようになった場合には、またその資金管理は別物
となるような。。。
注)当時の銀行借り入れの返済方法と今の信用取引の約款との違いは考慮してません。
(続くかも 後編は、現在の個人投資家の危うい点を自分の場合も含めて書くつもりです。
ストレステストの軽視、それをするためには不断の努力が必要なこと等)
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