花の乱 0
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名前をなくした女神前回日記が2度も消えて。気を取り直し・・・テレビをゆっくりと観れないので。(家にいるときは、大体 子どものリクエストによって教育番組かアニメ)最近は、ワンセグ録画をして日々の通勤「ドラマを見る」ことにハマっています(笑)1.3倍速で再生すると往復で2番組見れちゃう4月からは日曜日「江」「JIN」「マルモのおきて」月曜日「幸せになろうよ」 火曜日「名前をなくした女神」 「グッドライフ」水曜日「リバウンド」木曜日「ハガネの女」「BOSS」金曜日「生まれる。」ドラマ三昧~。何年ぶりでしょうね、このブログを始めたころでもあまりドラマは見ていなかったので、こんだけ見てるのは高校生から20歳くらい以来か???あのころは「とれんでーどらま」豊作時代だったのだ(歳が・・・)萬華鏡も、観劇再開したらブログを綴ろうと思いつつ~・・・なかなか行けないしネタもないので、たまーにドラマの感想などでも書こうとこうしてパソコンに向かってみるものの・・・仕事から帰宅、保育園へお迎え行って、夕食、お風呂をバタバタ済ませて 子どもを寝かしつけててそのまま寝てしまうことしばしば・・・(苦笑)で。火曜日の「名前をなくした女神」これ、結構ハマってます。子どもが出ていて「ほのぼの」するシーンもあるけれど、「ようこそ ママ友地獄へ」という第一話のサブタイトルもなかなかセンセーショナル。「んな、大げさな~」と思いながら見始めたものの、目が離せない「ママ友は所詮、子どもが小さいうちだけの付き合いなのよ」こんなセリフも出てくるのだけれど、私はこれだけドライにも 真剣にも考えたことってないなもともとこのヒロインの侑子は、22歳で子どもを産み保育園に預けて働くワーキングママ。あるときリストラに遭って、専業主婦になり、この「ママ友地獄」に身を投じることになるというストーリー展開なんだけれど、確かに保育園のお母さん付き合いは「浅い」というか、深い付き合いをしている時間ってもんがないから。私の場合、6時半にお迎え行って、子どもの寄り道に付き合いながら帰宅すると7時。「ママ友でお茶~」とか、ないんだもんだからメルアドを交換しているママ友っていうのも、皆無に等しい(1人くらい・笑)違う学年の子たちは、土日に「クリスマス会」やら「ハロウィン」なんて集まったりしているようなんだけれど、うちの学年にはそういう企画好きな人がいないせいか、全然。それはそれで、なんだかつまらないなーとも思うけれど、そういう企画が頻繁な学年のお母さんに聞くと大変そうだし、面倒そうだしw気の合うママ友で仲良くできたら、すごく良いんだけれど、すべての人が気が合うってわけでもないものね基本、「あまり敵を作らない典型的O型」なもんで、そういう難しい人間関係には無頓着なタイプな私。。。だから、この杏ちゃん演じる「侑子」に近いんじゃないかなーと思う。あ、ダンナのキャラとか全然違いますが(笑)侑子は視聴者の私が見ていてもハラハラするほどに「KY」初回では、ひそかに「お受験」を目指しているママたちに向かって「親のエゴのような気がするんです!子どもはのびのび育てたい」とか言っちゃうトコ・・・結構な「天然系」(それは私でもいわないぞ)侑子だけに限らず、綾香ちゃんママや ららちゃんママ 爽くんママ 海斗くんママ このグループの相関図にも注目。ドラマではわざわざ語られないエピソードをホームページで読むとますます面白いそういえば、このドラマで主題にあげられる「お受験」うちは3歳になったばっかりで「お勉強」の「お」の字も意識してませんが・・・幼稚園を受験するんであれば、今頃いろんな教育を開始してたりするんだねぇ私の義妹は6歳の男の子(うちの子の従兄)のお母さん。3年先行く彼女にいろいろ話を聞いたことがあるけれど、お隣の家の子が何の習い事をしているのか、お互い「秘密」にしている、、とのこと。え、なんで?って感じだったんだけれど、真似されたくない、出し抜かれたくない とかいう競争心なのかね従兄は4歳くらいからおじいちゃんおばあちゃんのすすめで「算数」「国語」「英語」の3教科 公文塾に通っているんだけれど、そういうこともお隣には言わないらしいお互いの情報交換で「いいよ」って感じなら、真似したっていいじゃん って 私は思っちゃうし、友人が自分のやってることに興味もってくれたら 嬉しいんだけどドラマを見て、そういうもんかー、そういうもんでもあるんだねーと思った。うちはまだ「お勉強」とか「お受験」とか考える手前の段階だからねって・・・そういうと義妹に「のんびり」とか言われちゃうのかしら(苦笑)2年くらいしたら、私も変わるかしら???うちの保育園は、保育時間内に習い事をさせてくれるのが便利なところ。だけど定員があるらしく、来年の「体験入学」 ここは抑えないとなーとは思うだけど・・・どうかなぁ 5歳にして小6レベルの英検に合格してしまった従兄がそばにいると いやはや 私もなんだかドキドキはしちゃうねぇ・・・自分のハナシになっちゃったけれど、名前をなくした女神。子どもたちの演技もかわいくて、健気で 涙がでます。今後の展開が楽しみだー
2011年05月12日
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最近、CMを観ているとどーしても気になってしまうのです。玉山鉄二さんが出ているe-maのど飴 のコマーシャル(動画が観られます)[以下、ホームページより抜粋]まるで狂言のような、能の様な、はたまた歌舞伎の様な世界で一風変わった節回しの「♪タマイ~マ」の歌が流れます。バックでは、お面をつけた黒子たちが、イーマの香りのよさを表現した振り付けをしながら不思議に登場します。ここで新情報。何とこの黒子たちのつけているお面は、全部「玉山鉄二」さんの顔のお面なのです。それを意識してCMを見てみたら、まるで玉山鉄二さんがたくさん踊っているように見えます。玉山鉄二さんもこの不思議な世界観に自分がいる面白さを表現してくれました。 それって、能でも歌舞伎でもないだろうー??それって「ややこしや ややこしや」のナニモノでもないだろうー??玉山鉄二さんのお面を被った黒子がいっぱいってwと同時に、「タマイーマー」と謳う声がどーしても たかのん に聞こえて仕方がない・・・最近、狂言観に行ってないから・・・空耳か・・・???
2008年09月30日
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「ちりとてちん」以降あまり見るつもりはなかったのだけれど、育休中の輝かしい専業主婦時代でないと観ないだろうと、引き続き「瞳」も最終話まで鑑賞。次の「だんだん」は仕事復帰しちゃうと途中になっちゃうので見るつもりはなかったのだけれど、たまたま見ていたらイッペちゃん??!「ちりとてちん」でお兄ちゃんモッピーが底抜けに面白いキャラ演じていたけれど(笑)ヒロイン 双子のカナちゃん演じる芸妓さん一条のぞみ(夢花)を着付けているヒトに見覚えが・・・・・・・・・・・・台詞のない回だったからキャスティングに名前もなかったのだけれど見っけ~どうやら「だんだん」のホームページを見ると祇園の芸妓舞妓を着付ける男衆役らしいうーん、今回は観ないと思っていたこの番組だけれど。。。どーするかなぁ~(笑)茂山家のこのご兄弟、お外に出て頑張ってらっしゃいますね~ととと、萬斎さんの秋のCMは飲料メーカーだとか。早く見たいなー「おー○、お茶」とか、次は歌舞伎じゃなくて狂言からとか←コラ海○蔵さんファンから怒られますから日本酒なんてーのもいいのになぁ。え。コカ○ーラ?ヤクルトとか・・・ちょっとイメージ違うぞwなんせあまり情報を収集できていないんで、「何を今さら?」なコメントだったら見逃してください(苦笑)かくいう私あめみこはチビあめの保育園情報収集に右往左往でござる(→ω←)
2008年09月30日
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めっきりパソコンに座らずケータイからのブロガーと化しているため、いまさら巷で噂というその存在を知りました(笑)なだぎ武の「ややこしや」パロッてると聞いて、ちょっとおっかなびっくり動画を拝見。…あ、ディランの人だ友近の彼氏か…最近のお笑いには激しく疎いあめみこです…( ̄▽ ̄;)結論から言えば。笑えました(≧m≦)あの。野村萬斎のモノマネかな?と思われる狂言というか何と分類したら良いのやら?な動きはビミョーですけど(苦笑)いや、ディランより好きかも(≧m≦)はてさて。当の万作の会ではどんな反響なのかしら( ̄ー ̄)謡の「ややこしやややこしや」は本物だし、著作権もあるから許可は取ってるのでしょうが(笑)「ややこしや」は数年前に流行語大賞のノミネートにもいたくらいだから、案外メジャー。これを機に本家本元もクローズアップされたりして?(。-∀-)いつか、芸術監督から解体新書へのお招きも?ファンとしては変な方向にエスカレートしないで、ブレイク期待。応援しますよ、なだぎさん(笑)
2008年02月21日
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「国盗人」祭りの合間にちょっと一息風林火山。公式ホームページはコチラ→風林火山壮絶!信方の最期(ロケリポート)最終回かぇ~と言うくらいの濃い~回でした。上田原の戦い。武田晴信VS村上義清甘利に裏切られたと憤慨する晴信(市川亀治郎さん)の睨みもまたすごい。これは歌舞伎役者ならでは。普通の役者さんじゃできないなぁそして…「板垣ぃぃぃ~」録画を続けて二度観ちゃいましたよ。【甘利様はお屋形さまの槍となり、板垣様は楯となられたのです】by勘助死を持って、晴信へ一国の主としての生き方を教えた武田軍筆頭家老の両雄ふたり。壮絶な最期でした。特に、板垣信方(千葉真一さん)殺陣シーンのキレ。早送り?と思うほど刀や槍を振るうスピードが早くてびっくり。68歳になんて見えない。他の役者の殺陣が…霞んじゃうよね(~Д~;)これは仕方ない。長年の鍛練の成果、すぐに真似できるものではないだろうから。意外なのは、千葉真一さんにとって大河ドラマは初出演だったこと。脚本が素晴らしいので、引き受けることにしたとか。何か人気アイドルを起用して話題だけを取るような昨今のテレビドラマ界に一石を投じるような気持ちもあったとか。だけれど、この板垣討ち死にの回に千葉真一引退?会見。今回の板垣役では体力の限界を感じたため、これからは「千葉真一二世」の育成者として新たな目標を目指してのことらしいけれど、あれほどの迫力と存在感を魅せてくれた後だけに非常に惜しい~。完全に俳優引退と言うわけではないみたいですが、大河ドラマでまた観るというのは難しいのかなぁ…。いつも年齢を感じさせない万作さんの強い足腰にも驚きなのだけれど、千葉真一さんにも驚愕し、感動しちゃいました。そんな板垣殿に拮抗できる存在感があったお館さま。対峙する回が徐々に近づくGackt謙信との戦いは期待通りの迫力になるでしょうか。つい最近、初披露でしたが坂東武者風情の面々から比べるとかなり…ゲームキャラ的(爆)で綺麗だけど…Gacktファンには待ちわびた瞬間でしょうね。私としては「あれがさ、もしもだよ、萬斎謙信だったら…。そう、萬斎謙信だったらどんな感じ~?似合うよねぇ…。年齢はまだビジュアル的にはギリでイケるだろう」←ギリって失礼な(爆)…と妄想してもはじまらないキャスティングで喜んでいたりします(≧m≦)←○ホともあれ、恐らく年末くらいになるであろう川中島の合戦。Gackt謙信が刀(小豆の名刀とやらだっけ?)を振り下ろし、信玄が持っていた軍配で受け止める、あの有名なシーンが今からすごく楽しみなのです( ̄ー ̄) 「飽かなくも なお木のもとの夕映えに 月影やどせ花も色そふ」板垣信方
2007年07月18日
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力が抜けたような気が~・・・(笑)毎話レビューも忙しいながら楽しかったのですが、やっぱり勝元が出なくなった「花の御所炎上」でほぼ完結してしまいました。いやいや、その後のお話も面白かったんですよ。富子は歳相応になってきたので違和感なく観れるようになり・・(爆)将軍義尚の生母としての迫力もありました。最終回はゴールデンウィーク中に見終わって、最終回はちょっとウルっときましたねぇ。後半は気を抜いて観ていたので(爆)レビューらしいものは記憶も薄くかけなくなっちゃいましたが、いくつかの印象点を挙げておきましょう(笑)◇将軍義尚くん(松岡昌宏)vs我が子を溺愛する富子さん将軍たるもの・・・と帝王学について教育ママゴンな富子御台さま。初代足利尊氏公を目指そうと奮闘する義尚くんは、山城国一揆騒動あたりでキレちゃって大変。。。暴君 六代将軍義教公再来・・・みたくなっちゃいました(汗)◇なぜか天狗の面をつけて烏飛びの練習に励む細川政元(今井雅之)・・・父は萬斎勝元勝元暗殺の回で、龍安寺石庭の所以について説明を聞き、骨皮道賢(ルー大柴)に切りかかろうとする幼いながら勇猛果敢で利発そうな子どもが20歳を超え、最終回では立派な(アクのある?)管領に・・・。でもかつて萬斎勝元が北斗七星に祈願していた自邸のお堂で烏飛びの特訓。・・・なぜ?!父上も天文道にマニアックだったけれど嫡男も・・・でも顔は全然似てません(爆)←注・ドラマの話◇将軍義尚にいらんことを教えたのは宿老だった細川政元。こっそり御所を抜け出して女遊びを教えたり、寵童の味なんぞも教えちゃったようです>ドラマですよ現代で言う「BOYS LOVE系」というやつですかね(爆)でもこのドラマに出ていた寵童とやらは白塗りで美しくなかった。。。お陰で義尚はアル中で肝臓を病んでしまいました・・◇恋情の回日野家を怨んで死んでいったお今局(今参局←日野勝光の陰謀により自害)にそっくりな「徳大寺某の娘 鏡子姫」と名乗る かたせ梨乃さんが再登場。ここで「義政(市川団十郎) vs 義尚(松岡昌宏)」が鏡子姫を巡って三角関係。お今さん生き写しという設定はドラマ独自のものですが、この親子の三角関係恋情バトルは室町幕府の記録として残っている話です。富子Wショック(ですよね)◇ほとんど晩年はラリってしまう御所さま・・(義尚)御酒の飲みすぎで黄疸が・・・(汗)余命僅かといわれた富子は夢うつつ。思わず十一代将軍となる義材(大沢たかお)と政元に「あとはよろしく」などと言ってしまい、その言葉が後々義尚の誤解を招く。「ボクのことなんて、どーだっていいんだ、かーさんわっ(悔し泣き・怒)」六角攻めの陣中で病没(享年25歳)と史実では言われていますが、花の乱では赴いてくる富子に「将軍としてのプライド」を見せんがため、たった一人で「やぁやぁ我こそはっ!」と攻め入って敵陣の矢尻の的となり討死。←誰か止められなかったのか・・(爆)とはいえ、悲しい結末です。。。冷たくなった我が子の遺体を前に「母は泣きませんよ!」と気を張る御台(富子)の姿には泣けました。番外編愚談:畠山義就と足利義尚 憤慨の姿が酷似 ワナワナと震え怒る様子は非常に激似です(笑)◇最期の最期に心が触れ合った夫婦応仁の乱以来、夫婦として心の通わなくなっていた義政と富子すでに富子の身代わりとなって亡くなった森女の導きによって和解します。大御所と大御台所としての衣を脱ぎ捨て、椿の庄へと旅に出る二人。洛外へ出る橋の途中、義政は波乱の生涯に幕を閉じる。富子の腕に抱かれて・・・そうそう。畠山政長もドラマ上では暗殺されました。細川勝元暗殺を企てた張本人です。勝元の子、政元の陰謀によりあっけなく・・・因果応報とはまさにこのこと??!政元は父 勝元を凌ぐほどの政治手腕があった、などとも言われているとか。。。でも、ドラマ上ではクライマックスにかけて「おぬしワルよのぉ」的なキャラでした(笑)勝元の教え。龍安寺石庭の石の話を目を輝かせて聞いていたあの頃は~、純粋で聡明でした(笑)10年の歳月ってこわいわくどいようですが・・・総集編で観ていると義政最期のこのシーンですらも、感慨深く観られないんですよね。途中がカットされすぎていて感情移入が不可能です。。。出家したはずの富子が最後にはまた元の俗世の姿になって歩んでいく、ちょっと不思議で幻想的な終わり方をするのも、昔だったら「はぁ???」と思ってしまうようなところですが、能のような余韻を残すクライマックスで、これはこれでいいのかなと思うようになりました。それにしても三田さんは終盤にかけて美しく見映えがしました。尼僧姿が一番美しかったような気がしたな~・・・と、レビューでもなく、感想というまでもなく、書いていてワケがわからなくなってしましましたが「花の乱」全部通して観ても良い作品だったと思いますね。まぁ、ちょっとしたツッコミどころもドラマですから、面白ろかったです。・・・疲れて眠くなってきたのでこの辺で・・徒然花の乱締めくくりはおしまい(笑)さて。久々にリチャード三世を引っ張り出して読み直し。ハムレットよりも面白くて好きだったのだけれど、大昔に読んだときよりさらに面白く感じます。相変わらず「え?それって誰だっけ?」状態に陥るんですが(爆)←私には騎士の名前がややこしいしかし疲れちゃって、何だかすぐ眠くなるので1ページか2ページくらいしか進まないので、ある意味「大事に」読んでます(笑)6/22のプレビュー公演までに再読なるか?!はてさて・・・追記。急遽!(ほんと、すごい急遽だ・)会社のスタッフさんが行けなくなったチケットを譲り受け。12日の「ざゞん座」へいざーっ午前中に通院送迎やらテニスやら、元々なかったはずの午後の予定のために大変だ。。。浄土僧 深田さん 法華僧 萬斎さん の宗論が一番楽しみなんだけれど高野さんの解説と千切木、竹山さんの隠狸も名曲揃い(私が好きなだけ)で楽しみです。
2007年05月10日
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日野勝光(草刈正雄)野望は『花の乱、富子摩り替え事件』から始まり、やりたい放題( ̄▽ ̄;)ついには日野家の快挙、左大臣の位にまで上り詰めました。図に乗った(爆)勝光は義就に室町御所への反旗を促し幕府転覆を謀ろうと画策。ここは大きな力の協力が欲しかった二人は、大内政弘(藤岡弘)をたらしこもうとしますが仮面ライダーは正義の味方(違)富子に漏らして不成功に終わります。大内政弘が富子に暴露したのは真乗院 山名宗全の墓前でした。二人が立ち去った山名宗全の墓前には熟れた柿。富子が人知れず供えさせていたものでした。そこへ。放浪者勝元と森女。何日も食事を摂ってないのでしょう。力なく座り込む森女。(…どう見ても勝元のほうが倒れそうだけど・爆)宗全の墓前に備えられた柿を見つけ、森女に与え自らも貪り喰う勝元。そんな勝元の脳裏に過去の回想フラッシュバック。一休禅師が東軍の陣を訪れたとき『あなた様は未だかつて餓えと言うものをご体験されたことはありますまい』と問われたことを思い出します。勝元『…これが餓えると言うことか…』第9回放送『米狂言』の回あたりでは都は激しい飢餓に襲われていました。時の管領であった勝元は民の苦しみに目を向けず他の役人と同じように米商人からの賄賂を受け、幕府の威光のみを考え動いていたことがありました。勝元の目に十五の石は見付けられたのでしょうか。世には『失ってみて気付くことの多さ』のたくさんあること。人は失うことを畏れ、失うまいとしてもがくがゆえに、己の視界を塞ぐことの道理を教えられる瞬間です。失うことは、決してマイナスではないのです。意味のないことはないんですね。さて。森女を置いて食べ物を探しに行った勝元はやがて戻ってきましたが、そこには森女の姿はありませんでした。。富子が日野勝光を介して探させていたために室町第へ連れ去られたのでした。。宗全の墓石にすがり付き『それがしの御台様をお返しくだされ』と号泣する勝元。あまりに哀れで涙が出ますねぇ…(武将として耀いていた勝元とのギャップがより濃淡を付けていて)幻となった真の富子御台を愛する勝元は室町御所をも同じように愛していた…。一方、室町第。左大臣就任の祝いと称して室町御所へ勝光を招き、森女と衣装を取り替え、初めて姉妹揃っての相舞を披露します。水の橋火の橋二つの扇が一対になる瞬間。富子は森女に毒を盛る…と見せ掛け日野勝光へその毒を飲ませます。かつて義視に囁き、春王を毒殺せしめようとしたあの『鼠殺しの毒薬』です。日野勝光が幕府転覆を謀る企み、過去からの所業、恨みを全て暴露した富子。毒が回った勝光は苦しみもがきながら太刀を持って誰彼構わず斬りつけ暴れまくります。こ…こわっ((((;゜Д゜)))この辺りは総集編にもありますね。草刈勝光、壮絶です。倒した灯台の火が室町御所を飲み込んでいきます。成敗しようと斬りかかる武者を払い除け…あり得ないくらい強いし…室町御所が激しく火を吹く。その光景にオーバラップするように龍安寺石庭から萬斎勝元の謡い。勝元が命を賭して守ってきた室町御所の炎上を目にして、激しく舞い、着座。室町御所と共に勝元死す。蝋燭の炎が果てる寸前、一気にその勢いを増すように赤々と燃え上がった勝元の命はここに燃え尽きました。勝元が愛した龍安寺の石庭にて…。ふぅ…。終わりました(涙)10年以上前の私ならこの勝元の最期にパッと燃え上がる命の炎を現すような死直前の舞の良さなんてわからなかったかな。28歳、萬斎襲名直後。この若者、すごいではないか←生意気発言(爆)現在でも何度か繰り返し観たあと、胸に去来する寂しさを感じつつ狂言師 野村萬斎演じる勝元にしか迎えられないクライマックスに、呼吸を忘れましたね。激しく舞いドンっと安座。萬斎さんのアイデアなんでしょうかねぇ。長々と書いてきましたが、ようやっと勝元の最期まで来ました。ここまでが花の乱、第一部って感じですね。フェイドアウトしても悔いなし、にも思えますが引き続き最後まで録画中。今週そろそろ第37回『風花』でフィニッシュですね。勝元死去以降もなかなかオモロイです(≧m≦)
2007年04月25日
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その夜…。北斗七星を祀って祈祷を続ける勝元。白装束に身を包み、印を切るお姿は…やっぱり安倍晴明さまを彷彿とさせる( ̄ー ̄)←またその話題にいくんかい晴明さまのこんな必死な祈祷は幻角の石室からの脱出時しか見たことないけど←一般には激しく解りづらい話題(≧m≦)さて…。祈祷も成就寸前。聡明丸(勝元の嫡男)が『父上、今帰りました~』と…堂へ無邪気に乱入(笑)灯明の焔は消え失せました( ̄▽ ̄;)あらん祈願成就ならず…無念なり。我が息子に消されては…『ふっ…』←勝元憂いを含んだ苦笑そこで祈祷は諦め(早っ)、龍安寺まで歩いてきた勝元親子。寺は応仁の乱で焼け落ちていますが、石庭跡は健在しています。そこには大小の石が点在しており、聡明丸にその石が幾つ見えるかを数えさせます。『14』と答えた聡明丸に勝元はこう話し出します。勝元『こなたの眼(まなこ)で14個見えたというのは正しい』『しかし本当には石の数は15個あるのだ。』『15の石をわざと14にしか見えぬように配置したのはなぜか』『そもそも天文道では、満月を15夜の月と称する。15という数は全てが満ち満ちて完全なものを意味するのだ。』『但し我ら人間は未だ完全なるものを知らぬ。15の石を14にしか見えぬよう配したのも己が眼で見えるものだけが全てではないと言うことを、どこかに必ず見えないものがあることを忘れまじという亡き師の教えに従うたまでのことじゃ』龍安寺に行ったことはないのですが、細川勝元建立のこの場所、訪れてみたくなりました。余談ですが、実際に庭のどこから見てもやはり石は14個しか見えないようですね。しかし寺の一室から見た唯一のポイント、一ヶ所だけ15個の石が見渡せる位置があるようです。意図的に石を配置したかどうかは、わからないのだそうです。ドラマの中で勝元に言わせた台詞が上記の内容ですが、なにか教訓として胸に染み入ります。両の眼を見開いても見渡せないことは確かに沢山あるんですよね。勝元が、ふと星を見上げる。三台の星の間に客星が現れ、宗全、義政…そして勝元の星も位を失い、やがて消え去る運命を見て悟ります。『全ては万物天変の如く、何人も逆らえない…』呟く勝元の背後に忍び寄る殺気…!頭巾に顔を被い立ち塞がる道賢。聡明丸が身を呈して父を守ろうとします。『ここはワタクシが!』←小さいのに(多分九歳くらい)勇敢だ~勝元『刺客の相手はわしじゃ。』初めてしっかり剣を振るうシーンを見ましたが、軽やかに舞う感じ。日本の武士というより、西洋の剣術(ん~…フェンシング?)っぽかったなぁ(笑)ハムレットの最後のシーンとかの(≧m≦)そこに現れる森女。勝元『し…森女…』↑見惚れてる場合じゃありませんことよ森女『道賢さん、剣を納めなさい』↑あ、名前呼んだ、刺客の正体バラしたね(笑)だからって、今さら刀を納められない道賢。『お命頂戴つかまつる!』振り被った太刀を勝元に払い避けられ、一瞬のうち身体のバランスを崩したルー道賢。よ…よわっ(汗)…。いや、私のチャチヤのほうがうるさいですね…(すみません)道賢が刺客として差し向けられた、と言うことは東軍諸将のうちの誰かが密命を下したことに違いない。勝元『味方に見限られては、わしの命運もこれまでだ。』『わしが一命、そなたにやろう』侍烏帽子を脱ぎ髻を切り落として、刀と共に道賢に渡します。密命を下した主にはこれを見せ『勝元はしかと討ち取ったことを伝えよ』、と。『今宵、全くの別人となり、勝元の眼では見えなかった世界を…森女に導かれてな…』この日、右京大夫 細川勝元は死にました。…(T-T)でも髻を落とした勝元は晴々として満足そうでした。15個目の石を探しに…。名門の武家に生まれたがゆえ、『清らかさを保って生きること』が出来なかった細川勝元。彼にとって森侍者はまさに観音菩薩のような存在だったんでしょう。勝元暗殺の夜から五ヶ月後。小川御所にて将軍義政と富子御台。その年の12月に控えた新将軍 義尚着任の儀。この儀式は管領なく執り行うことはできないのですが、そのポジションは勝元亡き後空席のまま。義政は三管領家のうちより、畠山政長を選任することを推しますが、富子は意義を申し立てます。室町御所内では細川右京大夫勝元の急逝について政長殿の仕業とのもっぱらの噂が立っており、そのような人物を管領にするのは不適切だと。どうしてもと仰るなら義就殿を…と。しかし義政にとってみれば、逆賊である義就を管領にすることはできないわけです。結局、儀式が行われる期間限定での政長管領職任命に落ち着くのでした。小川御所の外から聴こえる清らかな笛の音。森女の笛と悟った二人。富子は『あの森女こそが真の富子なのです』と義政に日野家での過去を打ち明けます。もはや二人の間には守るべきものは何もない…。夫婦の心はより遠く離れていきました。小川御所の外。いつか義政に森女の奏でる笛の音を聴かせ、心の慰みをと願う勝元が放浪の身となって森女を伴っていたのでした。ここのシーンだけは総集編にもありますね。でもこんな経緯があったとは初めて知りました。総集編だといきなり髻切って、気付いたら森女と旅をしてるのだもの…┐('~`;)┌そして、義政は38歳で将軍を退位し、新将軍の義尚が誕生したのでした。勝元暗殺。総集編で見ても何となく察しはつくものの、実はお亡くなりにはなってなかったんですね!←花の乱では自身が建立した龍安寺の石庭にて細川勝元はこの世から消え、新たな境地を探し求めに旅立つストーリー立ては、一捻りあって見応えがありました。総集編での勝元最後のシーンはいきなり『あんなんで』不満極まりない状態でしたが、良いドラマ展開ですよ。スレンダーな萬斎勝元だとイメージ的に『病没』なんですが(笑)それでは何だか散るにも華やかさがないですからね。この先『花の御所炎上』(第27回)で、本当に本当の勝元最期の時が訪れます。勝元日記。長々書いてきましたが、いよいよクライマックス。放送自体はもちろん本当の最終回まで録画、見届ける予定ですが回数を追っての花の乱日記は多分終わりかなぁ…(^ー^)
2007年04月19日
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宗全の死を持って乱を終結とし、細川勝元は乱の収縮に乗り出しますが戦は混迷を極めおさまる気配はありません。富子は義兄で内府 日野勝光から『これは金で解決せねば収まりませんよ』とか何とか言い含められ、御台様直轄領地から大金を捻出してしまいます。義就ら西軍荒くれ武将へ仲介をと言いながら、コレしっかりとした勝光の賄賂。(自分のお金じゃないけど)密かに義就らに付け入り、幕府転覆を企むのでした。(後日談)義就の陰に隠れてインパクトのない斯波義廉も愚痴ってますね。『それがしが管領であったのに、今は勝手に右京大夫が管領を名乗ってる( ̄ヘ ̄メ)』…将軍義政公の命ですけど…なにか(爆)この和議申し入れ。管領の勝元は元々、金銭での解決は承服していなかったのですが、富子の行いは幕府の行いも同じ。東軍 畠山政長。従兄弟で家督を争う義就(西軍)に急襲を仕掛けます。和議に応じる構えを見せないためのアピールです。勝元激怒。『誰の許しを得て義就の陣を攻めたのだ!』政長『金銭での和議を申し入れたそうではありませんか。さような恥辱に甘んじるような武将はこの東軍には1人もござらん!管領殿こそ、己が弱腰を恥じられるがいい!』勝元『黙れっ!罪のない争いは逆服を及ぼす凶事に過ぎぬ。武を持って雌雄を決するときは既に過ぎたのだ』『さようなことは二度と許さん!許さんぞ!』凛々し~(//∇//)←をい政長くん、あんなに勝元を頼ってたのにねぇ…。あれ。勝元は真乗院首脳会談のときと同じ大紋(笑)一番お洒落さん、て感じなのにねぇ場所は変わり小川御所。まだ義政は家出中…(爆)今回は管領としての細川勝元登場は最後だから、大盤振る舞いです(≧m≦)乱の終息を願い、室町第に御戻りくださいと懇願する勝元ですが、不貞腐れ義政はウンザリ顔です。勝元渾身の説得を試みます。以下、台詞。あまりよく調べてないので誤字は後程修正(>ω
2007年04月17日
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小川御所。義政は室町御所から不貞腐れて家出中…( ̄▽ ̄;)え。勝元邸で身を預かっていた森女が失踪した、という悲しい知らせを義政に話す勝元。森女にとってみれば、将軍義政との対面は決して良い未来を生まないと、思ったからでしょうけれどね…。でも手厚く庇護してもらえたかもしれなくない?…←こういう安易な考え方しかできないワタクシめはこの世に生き延びられないかも(爆)森女としては姉、富子のためにもならないと言う思いもあったんでしょうか。宗全は、自分が大切にしている鷹を勝元に送るよう命じます。『右京大夫殿であれば、その鷹を送られれば解る』と。が、しかし。途中、畠山義就の手の者に奪われてしまうのです。『古来より鷹を送るは、和睦を求める証し。』鷹を見た義就はそれを理解し、いよいよ宗全が和議に臨むことを知り、なんとか阻む手段を考えます。そこで。一時瀕死の西軍に挽回をもたらし、いちば~ん活躍した大内政弘の元へ訪れ、これを相談。『本気で和睦を構えるつもりならば、山名勢に兵をあげましょう』鼻息相変わらず荒い義就です。いつも力入ってて、血管キレそうだし(笑)大内政弘にとって、天敵の右京大夫 細川勝元の首は取りたいものの、それには賛成できず苦い顔。山名家とは確か、姻戚関係があるし、宗全自身に惚れ込んでいるようだから、無理でしょうね。『これは宗全殿の策略かもしれませんぞ。和議の場で勝元の首を…』義就からの逃げ口上だったのか、暗に細川右京大夫を殺させる契機と吹き込んだのか謎ですが、藤岡弘さんの様子だと後者っぽいなぁ( ̄ー ̄)和睦を望まない勢力に阻まれ、なかなか東西大将の対面はままなりませんでしたが、富子の仲介により実現することになります。麗しの~(〃∇〃)細川右京大夫勝元さま。富子と対面。老けました( ̄ー ̄)でも老け具合もねお髭とお髪は白いものが混じってねぇ…なかなか渋くてステキだぞ20代の肌に老いを出すためにチーク入ってるけれど…入れすぎ(爆)お互いに積年のいさかいも消え、一点の曇りない、素直に国の平和と幕府の安泰を願うふたり。和議の場は富子によって『真乗院』になりました。勝元の妻、綾もいるから、と富子の計らいです。もちろん、和議を認めたくない東軍諸将もまだまだ諦めきれません。『それがしの領地は、それがしは…』自分の領地や処遇を口々に気にし、特に畠山政長、赤松政則、斯波義敏は勝元に詰め寄ります。『幕府が掲げる武家の御旗は私利私欲のためではない』と勝元の凛々しき一言。(#`皿´)……うっ黙るしかない諸将。畠山政長、赤松政則らは密かに談合。悪い顔になってるよ~(>ω<)/。・゜゜・『真乗院に乗り込み、山名宗全の首を取り、場合によっては…管領殿(勝元)も供に……』『やむを得まい』と。全く。人間の欲深さと言ったら、なんと醜いことか…畠山政長も赤松政則も、勝元が手際よく事を進めなければ官軍として立場的に優位なポジションにはいなかったかもしれないじゃん~そもそも、ドラマでは勝手な行動取って寺院に火をかけたりしたからバチが当たったんだよぉー…さて。(コホン…)真乗院での和議。勝元と宗全は六年ぶりの再会。両国の分譲、撤兵指図は宿老の寄り合いによって定め、御所の采配を頂くことにしよう、などと本来の有るべき幕府の姿へ戻そうと言う話し合いが着々と持たれます。しかし。門前には血走った諸将が小競り合い中。畠山政長(東軍)vs畠山義就(西軍)斯波義敏(東軍)vs斯波義廉(西軍)赤松政則(東軍)vs…中にいる山名宗全大内政弘(西軍)は…細川勝元が憎いけれど、ここには姿を見せてませんねぇ(笑)和議の結ばれている部屋に踏み込む大乱万歳な諸将。一触即発で、緊迫した空気。『引けぇーっ!引かぬかーーっ!』by勝元くぅーーっシビレルー(≧m≦)ここは総集編に入ってるのでご覧くださいませ(^ー^)山吹色の大紋姿。すごく美しいです。かっこよすぎ(~▽~@)♪♪♪宗全『聞き分けのないやつ』勝元『困った者どもです』権勢を誇り、様々な諸将が頼ってきた二人にはもはや、それらを束ねる力はなく、無念でしかない。二人がすれ違うシーンは感慨深いです。長いですね( ̄▽ ̄;)佳境なんでまだ続いちゃうんですけれどね(>ω<)/。・゜゜・その後、富子は宗全邸へ和睦が成立したことに対して御礼を述べに訪れます。富子強行突破。畠山義就、斯波義廉は仏頂面(笑)富子が帰る時、宗全に柿を渡しました。『今度は甘柿ですよ』大輪の如く咲く富子を眩しくてまともに見られない、老人の身で何か羞じらいを帯びたような細かな眼の演技には惹き付けられますね。私欲にまみれた富子と宗全の密談(応仁の乱前)は、何だか見てるのもカユイくらい二人の恋心描写が気味悪かったけれど(爆)全てが終わり、平穏な世を望むのみの時代となって、ちょっと微笑ましくて切ないシーンでした。この日、宗全は思い残すことなしと切腹。かかる大乱を招いた片方の大将としての責務と、戦いの終結を祈って…非常~に見応えがある回。タイトルがもう衝撃的ですもんね。次は勝元暗殺。SePTの『翁・三番叟』も書きたいし、勝元日記も書きたいし(笑)
2007年04月15日
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『春王を家督となす』正式に天下へ公布されてご満悦の富子です。義視はすでに官位剥奪され無為無冠。西軍にとっても、もはや利用価値なしです。…殺生な…( ̄▽ ̄;)ねぇ春王改め、義尚将軍職継承を約束された今、戦い続ける理由はなくなってしまいました。宗全、東西和睦の道を探り始めます。が、納得いかない義就らです。鼻息で宗全吹っ飛びそう(笑)一方。荒れ果てた祇園門前通りを町女に身をやつして歩く富子。己が修羅の心によって導いた惨状のむごたらしさに改めて気付きます。早く元の姿に戻さねば…胸に誓う富子。って、今さら遅いよー(汗)富子は御所に帰り、管領職に返り咲いた細川勝元始め諸将らに和睦の道を歩みたいと話します。しかし勝元以下の諸将(畠山政長、赤松政則、斯波義敏ら)はもちろん面白くありません。武家の御旗を掲げ、幕府の威光をバックに散々たる犠牲を払いながら闘って来たのです。しかも、敵方との領地争いだってまだケリがついてませんしねぇ。←ココが一番大事らしいただひとり、東軍大将である勝元だけは『天下の安泰を図るが武門の勤め…御台様のご決意には感服した』と諸将らに話し、激しく反感を買うことになります。まずはここに、富子と勝元も和睦が成立。この頃、笛の音に誘われた勝元は森女と再会します。勝元邸に招いて笛の調べを聴きいる萬斎勝元。森女といるときだけは、穏やかな優しい顔になるんだよなぁ~(〃´o`)=3一休宗純に居場所を伝えてやらねば、と勝元が立ち上がると森女は『それには及びません。何も言わずに出てきたのです』と一枚の手紙を勝元に見せます。それは森女へ向けた一休和尚の恋歌でした。一休宗純は僧侶でありながら戒律や女犯を犯した、とかそう言う話を読んだことがありましたが、森女への執着は並々ならぬものでしたからねぇ。みんな悲劇的で、か弱いピュアな女が好きなのね…でも、森女はいつも神出鬼没…。回を追うごと、時に気味が悪くなるのは私だけでありましょうか(爆)勝元が同席している場で富子と義政、夫婦喧嘩勃発。発端は勝手に義視(今出川殿)の正室と子を西軍へ引き渡したことからなのですが…。『お前は大樹に絡み付く蔦葛だ。多情多欲の雌狐だ』酒を飲んで悪態つきまくる義政。酷い(汗)富子は我が子を将軍に据えるため、鬼にも身を変えて都のみならず全国に戦火の炎を撒き散らした張本人ではあるけれど、元と言えば義政が気紛れで政治したりするから…富子反撃『私が多情多欲な雌狐ならば、あなたは、無能無欲の獅子です。すぐ箱庭に逃げ込んで、民にさえ目を向けない。私は私の好きにしますからっ(フンッ)』ごもっとも。激しい夫婦バトルです。アイタタタ…な表情、苦い顔の勝元。退座する富子。傷心な義政。勝元に『そちも、富子を追って良いぞ…』背を向ける義政は大人になりきれなかった子どもみたいです。慰めてくれるな、と力なく項垂れる義政に勝元は『森女の笛を聴かせてさしあげましょう』と提案。盲た森女の存在など知る由もないと思っていた勝元は、すでに義政が森女と出逢っていた過去を聞いて涙を流しました。もし。森女が盲目とならずに御台となっていたら、或いは…このような戦乱の世は訪れなかったかもしれない今の勝元は人一倍、幕府と国の安泰を願う、管領に相応しい人格なのかなぁとここにきて感じるところです。それとも森女との出逢いで変わったのかなぁ。
2007年04月14日
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鬼面(父・酒呑童子に身をやつした盗賊が着けていた面)は椿の庄国人 伊吹三郎から富子のもとへ届けられました。いわば、酒呑童子(松本幸四郎)の鬼面は父の形見。さて。義視、室町御所への帰還の将軍下知を聞いた富子はその鬼面を着け、密命を下します。『義視を亡き者にせよ』ひゅるるるる~((((;゜Д゜)))オソロシイ。鬼面を着けて暗殺を下知する姿は『生成の鬼』さながら。ちょっと『能』っぽくて良いですねぇ(。-∀-)しかし。この密命を聞かされた宗全は富子の身を案じ懸念します。もし首尾よく今出川殿を暗殺できたとして、この密命を下した主を、あの勝元は見逃すような男ではない。細川右京大夫を甘く見てはならん、と。富子に及ぶリスクを身を持って制したい宗全は、ある狂言(ひと芝居)を思い付きます。一方、今出川殿は義政の命を受け、室町御所帰還後は速やかな将軍継承を行うと言われていたのでしょう。富子の密命など知らず、安心して帰路をたどりますが、途中の宿場にて襲撃に遭い、誘拐されてしまうのです。その賊は富子の密命を実行する者ではなく、宗全(西軍)の手によるものでした。宗全は今出川殿を丁重に館へ迎え入れ、なんと『我ら西軍の総大将になってくれるよう』願い出たのです。このまま、室町御所に戻ったら勝元やら将軍義政によって殺されるかめしれませんよ…今回の暗殺未遂も勝元が企んだかも!などなどあらゆる虚言も交えつつ今出川殿(義視)を承服させてしまうのでした。東軍から一転して西軍の総大将へ。まさに珍事。突然の伊勢出奔以上に呆気に取られた義政と勝元。そりゃそうですよね。これで春王へ家督を譲ることが、すんなりと決まってしまうわけです。細川勝元も承諾。義政立っての希望により管領職も復帰。まさに鳩が豆鉄砲?珍事がもたらした棚ボタ。驚いたのは富子も同じです。全ては宗全の狂言において、思う壺になったわけですね。なんか…安易だけど(≧m≦)(爆)ここまで計算出来ていたら、西軍諸将の処遇はどう解決するつもりだったんでしょ(>ω<)/。・゜゜・西軍のムサクレ武将らより、富子ラブか…(笑)まぁ、このお話では宗全と富子の恋愛感情も絡んでくるから、春王さえ将軍になりさえすれば構わないと…。目論見どおりとなった宗全、富子。お互いに違う場所で同時に高笑い。…ちょっとコワイ(笑)話はちょっと遡りますが、優位に先行している西軍を撹乱させるため、勝元は骨皮道賢(ルー大柴)を大将に盗賊の群れをかき集め、稲荷山を本拠地とし、あらゆる荷駄を襲えと命じました。これで、西軍も一時てんやわんやになりましたが、最終的に怒り狂った畠山義就に襲撃を受けて離散してしまいます。この骨皮道賢。ただの盗人まがいのキャラかと思えば、『勝元暗殺』の回では重要な役どころになってました。総集編だけじゃ読み取れない部分ばかりです(>ω<)/。・゜゜・24話『修羅の華』、25話『宗全切腹』、26話『勝元暗殺』と続きます。もう26話まで観たのですが…うっうっ…(涙)ま…、またのちほど(≧m≦)話を忘れてしまうので、コメレスより先に記事を立ててます~読んでくださりありがとうございます。こちらもまたのちほど参りますゆえお待ちくださいませ(^ー^)通勤前の更新。読み返してない書き散らした日記でかなり不安ですが、ご許されませ(>ω<)/。・゜゜・
2007年04月12日
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1467年10月…三代将軍足利義満が建立した相国寺に西軍による火の手が回りました。『この騒乱に乗じて内通するものが出るやもしれぬ…御台様を細川軍の手勢にて警護するように』勝元の下知が発せられた頃…富子は、まさに伊勢貞宗の手引きにより宗全側に逃げ込もうとしていたところでした。富子は勝元に『私の警護を手厚くするよりも、御所に戦火の迫っているこの状況をどうにかしたらいかがっ( ̄ヘ ̄メ)』『警護、警護と仰るが、上皇様や御所様、私までも盾としているではないか!正々堂々と闘いなさいませ』半ば切れ気味の富子に『敵方の侵入、この勝元が許しません』『武士の本分とは…死ぬこと!』依然強気な勝元です。富子は細川勝元より、随分年下のはずではありますが(笑)このあたり、三田さんの御台所があまりにも風格ありすぎで、さすがの萬斎勝元も一歩誤ると若輩者意気がる印象となり今までの毅然とした存在感が薄くなるので気を抜けないシーンですね。うん、アップになると勝元は若々しいから危なっかしかったけれど、負けない存在感作ってましたねぇ(。-∀-)東軍次々と討ち死にし、もはや敗北目前。ここで東軍の砦でもあった相国寺を一旦明け渡し、敵軍が油断した隙に攻め込む覚悟を決めます。勝元、諸将らに『死に花を咲かせましょう!』死を目前にし、ここにきてようやく一致団結の様を見せる東軍。武者の本分は、軍略、諜略のみならず、最期まで闘い抜き死ぬこと。こういう武者の死を眼前としたイッチャッテるテンション。平和ボケだからこそなのか、道徳的に命は無駄にするものではない、と頭で考えられる時代に生きていてさえ、こういうシーンを観てやたら胸騒ぎワクワクしてしまうのは、不思議です。命の尊さや大切さ、生きる喜びを実感できないまま、若くして自らの死を選びたがる少年少女が増えた昨今。逆にこういった『武士道』『サムライスピリット』のような作品が流行るのは屈折した豊かさが原因なのかなぁ。決死の東軍抵抗により、敗戦は免れ逆に闘いは終結に及びませんでした。軍を指揮する細川勝元も、チラリと剣で闘う姿が映りました( ̄ー ̄)一秒もないくらいのカットでしたが…↑巻き戻した(笑)そして、今出川殿(義視)逃亡中の今、春王の家督相続ももはや疑うところはなし。ライバルの消えた富子には、闘う動機はなくなったわけです。その昔、都の飢饉に憂いを感じて東奔西走した富子でしたが、我が子、春王のために修羅となり応仁の大乱を引き起こしました。振り返れば焼け野原と化した都。もう無益な殺戮はやめて、義政と仲良く暮らしたい、と願った…その矢先。義政が今出川殿を室町御所に呼び戻す意思を顕に。再び、修羅の心を胸に宿した富子。まだまだ波乱は続きます。昨夜は新入社員歓迎会。早く帰宅したかったのに、なかなか帰れず眠い朝。歳だ…(>ω<)/。・゜゜・またまたケータイ更新で読みづらい状態( ̄▽ ̄;)ここもケータイ絵文字が使えたらいいのになぁ…
2007年04月11日
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1467月9月。東軍が総大将に掲げていた足利義視(今出川殿)失踪!。。。。゛(ノ‥)ノ伊勢国常光寺に出奔してしまったのでありました…( ̄▽ ̄;)『あー、やってらんないねー』やるせない将軍義政と勝元です。『もはや、戻ってきたとしても、そんな弟に将軍職は譲れまい』今の義政の心境をひたすら苦~い顔で聞いている勝元。義政はもはや和睦を図る道を選択したいようですが、幕府の威光を信じ御旗を掲げて闘う諸将が納得しません!と承諾しない勝元。どっちが将軍だろう(笑)宗全率いる西軍は、依然として『内部ですったもんだ』しているのを尻目に着々と進行中。西軍が放つ戦火は室町御所は目前です。ドラマでは勝元と宗全を『龍と虎』に例えるシーンがありますが、まさに絵になる二人ですねぇ。三代将軍 足利義満が建立した相国寺の中に立て籠る東軍を焼き払うことになっていきます。火の粉が室町第を舞う。さて。勝元…史上最大のピンチ(T-T)見ている勝元ファンな私は、ヤキモキ状態ですね。このあたりは、御所内から舞い散る火の粉を見ながらハラハラしている状態。勝元ゲンナリ中で、私もゲンナリ(笑)なのに、義政と富子は依然、夫婦喧嘩中…(>ω<)/。・゜゜・イケメン後土御門天皇と富子は和歌なんて交わしあっちゃったりして、何だかちょっといい感じ。義政は義政で今出川殿の正室で、置いてきぼりの日野松子と一緒に過ごしたりして富子嫉妬(#`皿´)松子の奏でている和琴の弦を目の前で切っちゃうし(怖)将軍と御台所という立場ではなかったら、どんな夫婦だったんでしょうね。時代劇専門チャンネル『花の乱』再放送が好評につき、6月くらいからまた放送されるようですね。1話、2話、録画できなかったのでまたとないチャンス( ̄ー ̄)ふふふ(≧m≦)評価があがって大河主役にオファー舞い込んだりして?←勝元くん…引き受ける可能性は低いだろうけど(>ω<)/。・゜゜・
2007年04月10日
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義視の春王毒殺未遂騒ぎ、赤松政則ら禁止されていた寺院焼き討ち暴挙東軍本陣内で次から次へと発生する問題。周防からは、大内政弘(藤岡弘)は宗全の助っ人に参上しちゃうし。やはり仮面ライダーは強かった←違勝元ピンチ。足並みが揃わず戦いに集中できません。勝元の静かな焦りとイラつきが画面を通してよく伝わってきますね。春王毒殺未遂のみならず、政所執事代飯尾まで殺させた義視を激怒する勝元。『わしは知らんっ!日野勝光とこいつ(側近)が勝手にやったんだ』義視もまるで駄々をこねる子供状態で。もはや『なんでわしはこんな男の後見人になったものか』と思ってるんでしょうね(>ω<)/。・゜゜・小さくなって項垂れる義視を見下ろして激怒する勝元。軽蔑の眼差しったら…(汗)あんな蔑んだ目で見られたら立ち直れなかろう( ̄▽ ̄;)戦況は東軍にとって日を追うごとに厳しくなるばかり。『宗全は…この御所へ攻め行ってくるだろうか…』『そうはさせんっ』気合い一発、蝋燭の火を太刀の一振りでかき消す勝元。このシーン、きっと随分…練習したんだろうなぁ(≧m≦)いつも太刀を持って対峙するのは蝋燭(今回)だの、藁(蒼天の夢)だの、そんなのばかりな萬斎さんの殺陣( ̄ー ̄)来年はきっと人間をバッサバッサと行っちゃうのね(鞍馬天狗)間延びしてきた合戦も先に有利だった者たちが追い上げられるのと、死を覚悟していた者たちが挽回してきた状況では後者のほうがダンゼン有利ですよね。次に勝元は朝廷を東軍本陣の室町第に囲うことを画策します。武家の牙旗で官軍として戦っても決着が着かぬなら上皇から院宣を賜ろう、と。西軍を幕府への逆賊であると同時に朝敵にしてしまおうという魂胆です。日野勝光も『そんなの無理ですよ』と一旦は取り次ぎを拒否するのですが、義視に春王毒殺を暗に焚き付けた罪は重い、と半ば勝元から脅迫されてしまいます。負けた勝光(笑)は、その申し出を退けることは出来ず、天皇、上皇を室町第へ『戦火から保護奉るとの名目』で迎え入れます。しかし。あくまで、中立の立場を貫く後花園上皇と後土御門天皇であったため、ついに院宣、調停からの太鼓判は貰えませんでした…そして。室町御所での身の置場を失った今出川の義視は徒歩にて伊勢国へ出奔。逃走しちゃいました。もう23話くらいまで放送されてるのだっけ。26話は『勝元暗殺』というタイトル。ああ、もう来週で終わるのね(涙)私にとっての花の乱(つд;*)6日の金曜日は世田谷パブリックシアター開場10周年記念「翁・三番叟」に行ってきました(^ー^)よかった~(*´∇`*)翁・三番叟は勝元のいた室町御所にワープしたみたいでした(≧m≦)またのちほど。
2007年04月08日
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『兵法より大義』これがスローガン細川右京大夫です。風林火山出演中、山本勘助が聞いたら怒るかも(≧m≦)○東軍=細川軍(今は官軍で有利)○西軍=山名軍(風前の灯火)勝元による室町第包囲から一夜明けても一向に攻める気配はありません。将軍義政から牙旗を授与され正式に官軍としての体裁を整えることに余念は欠かない細川右京大夫。他の名目は各地から馳せ参じる守護大名らの到着を待たずに抜け駆けして終結させることにより禍根を残さぬ配慮のためです。。しかし。そうこうしている間に山名勢には少しずつ援軍が到着しつつありました。まぁ、勝元の読みではそんなことは多少の非ではない計算だったようですが…ここに赤松政則と言う生きの良い大将登場。『勝元殿は綺麗な戦を御望みのようだ(*`Д´)けっ』そんな感じです(笑)←『けっ』は余計か・・(爆)天敵として山名宗全に恨みを持つ者は勝元だけじゃないんですね。赤松政則くんも、宗全が大嫌い。その昔、赤松家は所領であった播磨の国をぶんどられたから…。でも単なる侵攻ではなくて、義政の父・義教が赤松満祐の屋敷に訪れたときに謀反を起こして将軍を殺害。山名軍はこのとき、幕府の命により官軍として赤松家を成敗。『よぅやった!』と言うことで赤松家の所領を御褒美として頂いたからですね。世に言う『1441年の嘉吉の乱』です。ちょっとこの辺の話は詳しくないので、深追いはやめますが(>ω<)/。・゜゜・そんなわけで、赤松政則にとって宗全への禍根の深さは激しいものなのです。獲物(宗全)がほぼ闘う体勢を崩して無防備な体たらくを曝しているにも関わらず、攻撃できないのでかなりフラストレーションが溜まっている状態です。勝元に『各地の守護大名を待っていては遅い、甘い』と噛みつく赤松政則に『兵法より大義』と言い切った勝元です。(大義=官軍としての牙旗を掲げること)勝元の迫力ちがいますねん(ヾ(´・ω・`)でも。この冷静さが仇となり、諸国大将(特に赤松政則くん筆頭)のフラストレーションに拍車をかけ、団結力を乱し無駄に戦を長引かせる原因になっちゃうのでしょうけれど…。戦は大義だけではなく、束ねる大将がどれだけ味方の心を掴み闘志を抱かせるか。このあたりは勝元よりも宗全のほうが一枚上手なんでしょうねぇ。官軍の体裁を整えるまでに時間がかかってしまったことだけではなく東軍のこういう調和の綻びが戦を一気に決することができなかった…と言うイメージのドラマ展開です。総集編にはこの辺りの経緯がないので、残念ながら面白さ半減なのかも…。この回はこれら見所も多く忙しいです(笑)一方。東軍総大将の今出川さま(義視・佐野史郎)名ばかりとは言え軍議にも呼ばれず、御所内で一人。勝元には散々『総大将に』と持ち上げられながら、始まってみれば相手にしてくれず…ふてくされてます( ̄▽ ̄;)『誰も僕を大事にしてくれない。むぅーーっ』冬彦さんのキャラがちらつくし(笑)日野勝光内大臣は、義視のもとにやってきて愚痴を一通り聴いた挙げ句、『ネズミ殺しの毒薬です』『子供が食べると腹を下して死に至るから…くれぐれも気を付けて』…暗に邪魔な春王を毒殺せしめる手段を吹き込んだわけですな。こういった策略や手際の悪い義視にそれは無理だと…なぜ気付かないんでしょうね( ̄▽ ̄;)簡単に。富子の寵臣 政所執事代の飯尾に見破られます。すぐに御所さまへチクりましょう!進言する飯尾に富子は冷静。こんなところはすごいですね。うやむやにされることに我慢ならなかった飯尾は義政に証拠の毒入り餅を持って説明に行きますが、無念にも途中、義視の家臣によって殺されてしまいます。飼い慣らした有能な片腕を失った富子は、元・政所執事で以前、『宗全謀反』の回で近江へ落ちた伊勢守貞親を義政の許しを得て御所へ迎い入れます。義視にとっては驚異が増えました。なおかつ、春王毒殺疑惑が富子側にバレた今、逆に自分の命を危険に曝す結果に陥っています。勝元には『春王君毒殺未遂ばかりか、某に何の相談もなく政所執事代の飯尾をなぜ殺したんです!』激しく怒られ義視はもはや浄土寺の賢僧と言われた面影はまるでありません。ありゃ冬彦さんです( ̄▽ ̄;)諸将の思惑はバラバラ、すったもんだして、東軍本陣内で亀裂を生じさせているうちに勝元のまた天敵、左京夫大内政弘(藤岡弘)が上洛。5月に1日で決すると言われていた戦いは8月になっても勝負がつかないのでした。面白い(≧m≦)室町時代のドラマ化はことごとく失敗だというトラウマもあるようですが、見応え抜群←今のところさて。今日は4月5日。(清明の日)野村萬斎さんのお誕生日ですね。41歳だって…見えないねぇ←どうしても会社にいる40代と比較すると(^o^;)それはそうと。おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪ 明日はそんな41歳なりたてホヤホヤの猿曳き萬斎さんの靭猿。
2007年04月05日
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16~18回までザーッとまとめて観たために…どこからどこまでが、どの回の話だかわからなくなり申した(爆)そのへんの違いは…ご容赦を(>ω<)/。・゜゜・苦笑今回の勝元。『者共続けぇぇぇっ!』これは総集編にありましたね。武将と言えど、常にクール。弓矢持って荒れ狂う義就のような粗忽さはまるっきりなく策士としての一面が多い勝元でしたが…猛々しい武将に変身中。思わずテレビの前で『おぅっ』呼応する家来。そんな気分になるかも(嘘)瞬く間に細川方は室町御所を包囲、将軍義政、御台所富子、今出川ファミリー、伊勢邸にいる春王も一気に『警護』というもっともらしい理由により手中に納めてしまいました。まさに御所の人々には青天の霹靂。宗全、絶体絶命。都へ援軍としてカムバックした畠山政長は、勝元のいる本陣へ馳せ参じ、今すぐにでも宗全邸を襲って義就が首を獲りたいほど息勇んでいますが、そこはやはり勝元。慎重に事を運び敵方の大将首を一つ残らず獲る計画のようです。その隙に逃げられたら困る、と気が急いている政長に『宗全入道は敵に背を向けるような武者ではない』と勝元。宗全入道も細川勝元も、やはりお互いにその力の強さを認め合ってますね。敵ながらアッパレという感じでしょうか。二人ともカッコいいヽ(・∀・)ノ『明日は我らの命日と心得、討って出るもよし、この館に籠って戦うもよし、各々の好きに致そう』と覚悟を決めた宗全。しかしそこへ富子からの矢文が…。源氏物語の歌の中の一節に想いをしたためてありました。『伊勢邸にいる春王を助けて』と。愛は強し。覚悟を決めた宗全、今一度富子のために働きたいと言う気持ちが沸き上がります。その間に、細川右京大夫は今出川氏(義視)を総大将に推し立てます。戦には大義名分、『御所側に正義があることをお示しにならなくては』と言う義視の進言も助け、細川軍率いる東軍は『将軍の命による逆賊成敗という大義と共に牙旗を掲げること』に成功していきます。着々と戦支度と公的な手続きをかましてる間、一休宗純が勝元を訪問。森女を探しているようです。日野内大臣(勝光)登場←アンタいつの間にそんな位まで上がったの(汗)『森女は死にましたよ』愕然。ハートブレイクな二人です。神出鬼没なのは森女だけではなく一休さんも同じで(笑)春王の身が心配で気が気じゃない富子のために預け先の伊勢邸に行き、片腕抱っこで警護の中をスルスル抜けて勝元のところへ。↑(°Д°)えっ『母親が恋しいとむずがるので富子のもとへお連れください』勝元唖然。↑警護はどーしたと怒りまくりたいのかは不明(笑)お坊さんには逆らえないものです。しかし叔父さん萬斎勝元に抱っこされる遼太春王君。かわいい(≧m≦)昨年は二人袴で聟と親をやったということを考えると時の流れを感じます(^ー^)
2007年04月04日
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上御霊社の合戦で幕を開けた応仁の乱。待てど暮らせど勝元の援軍が現れない畠山政長の軍も瀕死寸前。もはやこれまでというところで、勝元は家臣に命じ政長を自分の館まで落ち延びさせます。『武士(もののふ)としてこんな恥辱はなく、死んだ方がマシじゃ(#`皿´)』と憤る政長に『今しばらくは耐えられよ』と冷静な勝元。そして。政長くん、山伏に身をやつして闇に紛れ屈辱の都落ち。つい最近まで立派な管領だったのにね…カワイソ…側にいて見ていた勝元の正室 綾(山名宗全の娘)に向かって勝元。『内応するならそれもよかろう』と冷たく言い放ちます。ぞくっ一気に氷点下50度ですな(^^;)(;^^)綾も気の強い奥方なので、『武門の娘、内通などと、さような卑怯はいたしませぬ』と反発。妻の絡み付く嫌味な言葉に冷ややかな表情を浮かべ、何も言わずに去っていく勝元なのでした…うは~。夫婦関係は最悪。さて。辛酸をなめたのは政長くんだけではありません。細川右京大夫(勝元)も、勝ちを納めた宗全一派に『腰抜けじゃー』なんて言われてますし町衆の輩も陰口言いたい放題。くぅー。悔しー。…と思うのは私だけはないはずですが…(笑)でも勝元はこの先の手立てはしかと考えいるようです。将軍候補 義視に『三月後の五月。一気に事を決したるのち、今出川様を九代公方様として花の御所へお迎えする所存にござりまする…』戦はいかん!もう戦争の道具にはなりたくない、と喚く義視を黙らせた勝元の一言。『弓取ってこその武者!』『武者はそれがために生まれてきた者にござる』うひょーっ迫力(≧m≦)こうして勝元は着々と自邸ね周囲に防御の濠を築き、密偵を各地方へ放ち戦闘モードの身支度余念がありません。それを見ても畠山政長の上御霊社の合戦で立ち上がらなかった勝元だけに、義就らは『自らの屋敷にあれほどの防備を施すなんざ、我らが攻め入ると思っておるのかのー!和議を申し出たらいつだって答えてくれようものをなぁー。わっはっは!』…と悪態つく始末。そんな中、勝元の狡猾さと驚異を知る宗全だけが固い表情を崩しません。そこに、家臣から細川勝元が御所を占拠したことを聞かされ慌てふためく宗全一派。気付いてみれば室町御所はおろか、一色邸はすでに敵方の手に堕ち、周りは勝元率いる東軍だらけ。いよいよ勝元反撃開始( ̄ー ̄)↑嬉しい合戦の駆け引き、軍略云々。なかなか面白いですね。前はあまりこういうのは興味がなかったんですが、歴史を探りながら史実にはない空間をフィクションとして脚本にのせていく歴史長編ドラマって楽しいですね。いささか、今のところは義政がどうしてそんな態度を取ったのか、単に捨て鉢だったのか、気紛れなのか、ドラマの中としてよく読み取れない部分がヒジョーにムズムズと気持ち悪いところです(笑)主役のはずなのに…富子と義政より。宗全入道VS勝元のほうが見ごたえがあって…ネタバレだけど総集編で観た宗全切腹と勝元暗殺の回以降のテンションが保てるのか激しく不安(>ω<)/。・゜゜・ ↑多分、国盗人モードへシフト予定(爆)
2007年04月03日
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義視もろとも失脚計画が狂ったものの山名宗全は細川右京大夫の謀により命が助かりました。が…。『右京大夫にはいいようにやられ口惜しい』と悪態つきまくる富子と宗全(笑)勝元に頼ったのアンタじゃんかぁぁあ(爆)…とツッコミたくなりますな(≧m≦)ここから。宗全and富子の反撃開始。やりたい放題。まずは都落ちしていた畠山義就(よしなり)に合力し上洛させ、将軍義政に謁見、赦免を果たさせてしまいます。将軍義政も義就は嫌いではないからですね。簡単に言うと、ここに。山名宗全and畠山義就 VS 細川勝元and畠山政長宗全は畠山家の家督争いに乗じて後ろ楯となっている細川勝元を引きずり出し成敗したいわけです。ちょっとやそっとの挑発に乗る勝元ではないですからね。さらに、畠山政長失脚を謀る山名宗全は富子と一緒にセッセと義就当主への道を固めていきます。まずは3月に応仁元年て元号を改めることになる正月。将軍義政は管領である畠山政長へのお成りを中止。宗全邸で義就と対面。この意図するところは幕府として世に畠山家当主は『義就である』と世に知らしめたわけです。ほくそ笑む富子と政所執事代飯尾。米狂言の回では世のため人のために苦労してイイ人だったのに……いぢわるな顔になってきたよ、ふたりとも(汗)『御所様は何を考えておいでか』狼狽する政長。対して落ち着き払った萬斎@勝元。『まだお分かりにならぬか…』頼みの綱は勝元のみ。勝元を信じきる政長くん、健気だよ~将軍義政は畠山家の家督争いは当事者のみで決着を付けることは認める、がしかし、他の大名らの関与は許さん!と命じます。柳腰な態度だったのに、ちょいヤル気出てきてカッコいいですよ、團十郎さん。でも待って…そもそも、その柳腰な態度が畠山家の争いを激化させたんですよね( ̄▽ ̄;)けれど山名宗全らは言うこと聞きゃしません(^-^;勝元も打って出ようとしますが、義政は宗全入道の罠であると説き、政長を捨てよと説得します。勝元は弟・義視の大切な後見人であり、富子の企むままに事を運びたくない義政は、ここで勝元を失うことはしたくないんですよね。義政の裏の意図を読み取りつつ、勝元は承諾。政長に合力しないことを誓います。しかしここはひとつ、大義名分のためには義視(今出川様)を大将に擁して挙兵したい政長くん。頼み込まれた勝元は渋~い顔。このままではまずい。勝元は御所へ今出川一家を避難させ手出しをさせぬように裏で手を回します。さすが迅速。ぬかりなし。またまた富子と飯尾は思うように罠にかからぬ勝元にイーッ…となってますね(笑)畠山政長は已む無く自邸に火を放って上御霊社へ陣を敷きます。ここに応仁の大乱の火蓋が切られる『上御霊社の戦い』が来るわけですね。すぐに細川勝元が援軍に来ると信じて待つ政長くん…でも待ち人現れず。あれ。この回はどこまでの話だったかなぁ(^-^;18回まで観ちゃったのでワケわからなくなっちゃいました(笑)(>ω<)/。・゜゜・ま、いいか…そういえば今出川一家を室町御所に呼んで夜の宴会。石田さんが狂言してました。若いなぁ(^ー^)後ろには亀井広忠さんもいる←大鼓鳴らしてないから本物でなくとも…って感じなんですが(≧m≦)でも、能楽ファンには嬉しいワンシーンでしょうねぇ。鞨皷を打ち鳴らし舞う石田さんに女官や義政も…吹き出すくらい笑ってるんだけど…。吹き出すとこなんか…そこは?←現代人の感覚細川右京大夫は策士の妖しげな流し目で(笑)狂言などの流行りモノには夢中にならないようなクールさ。萬斎さんが勝元の成りをして能楽シーンにいると何だか不思議(≧m≦)やっぱり一人室町時代の風情だなぁ…( ̄ー ̄)
2007年04月02日
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ややこしくて。あらすじも・・・長くなってしまいました(汗)作文能力ないなぁ。さて・・・宗全のただならぬ、御台所富子への加担と忠誠心は…尋常ならざるものと思っていましたが。『そういうことであったか』By晴明( ̄ー ̄)ニヤリ↑どういうことでしょう。《将軍御台所と山名宗全 禁断の不倫発覚》・・・か?!(東スポ風に書いてみました・爆)冗談です。そんな下世話な話にはなっておりませんので誤解なきよう(汗)とある策略を胸に秘め宗全は富子のもとへ別れの挨拶にまかりこします。『御台様のためならこの命惜しくはありませぬ』と言わんばかりの目力…。(萬屋錦之介さんの目の演技がすごかった)数奇な運命を歩んできた富子に対する親心から出たものなのか、それとも女性としての魅力にかられたものかはわかりませんが…( ̄ー ̄)さてこのまま放っておけば『義視・宗全謀反説』が義政の耳に入り、討伐の命が下ってしまいます。是が非でも宗全に生きていてほしい富子は『藁をもすがる』状態。そこで、藁となったのは細川右京大夫(勝元)。このような苦肉の打開案は勝元を置いて解決出来るものはいないと踏んだのでしょうね。勝元はこれを幸いに管領畠山政長を伴い、ある策略を持って山名宗全と義視に謀反心がないことを義政に進言するのです。政長くん、勝元のいいなりっこです(^_^;)前回の日記では宗全と勝元が協力するのかと勝手な思い込みをしましたが、この物語では勝元の働きは富子の身を削る計略によるものだったわけですね。勝元の出した策略では…犠牲者を二人出す。とのこと。その犠牲者の名は『伊勢守貞親』『季瓊真蘂』←難しいなー将軍義政に進言した内容は以下のようなことです。伊勢守貞親は、春王の親代わりであり将軍擁立を優位に運ばせるため、わざわざ『義視謀反のデマ』を流した。また、目下家督争いで大わらわの斯波家の方では斯波義敏側にいる伊勢守貞親らとしては、斯波義廉の後ろ楯になっている驚異、山名宗全も曲者。したがって、伊勢守にとって邪魔者二人を揃って追放せしめれば一石二鳥。ゆえにこのような讒言をしたのだ、動機はしかとある!これは誅すべし!…と。伊勢貞親もこの『右京大夫チクリの事実』を知り、早速義政に言い訳しようにも、御所はすでに細川・管領畠山家に包囲されており近づけません。結局、都落ちしか手立てはなくなってしまったのです。将軍への道。危うしと思われた義視は晴れて誤解が解け、義政から『疑ってごめんねm(__)m』の誓詞を受け落着。これで、春王一歩リードからイーブンになりました。そして、義政にとっての近臣がこのように意とそぐわないままに遠ざけられていくわけです。陰謀家、勝元の出番はなかなか多くなってきましたよ~(^ー^)もうやりたい放題(≧m≦)『二人ほど、犠牲になってもらいましょう。(不敵な笑み)』By勝元そして現管領の畠山政長くん。おちおちしてられません。勝元からの宣戦布告とも思える不義な態度に静かに怒り浸透の宗全。鮮やかな手回しにより一気に畠山政長を窮地に追い込んでいくんですよね。勝元の勢力を周りから削る画策です。宗全と富子。強力タッグを組んでパワーアップ。史実から、伊勢貞親と富子ラブラブ説もあったと言われているようですが、花の乱では宗全と想いを通わせる、ということになってたのね~愛で結ばれた契約は将軍への忠誠心より固い、と。(え、そんなもん最初からない?)固き絆であるときは揺らぎない反面、一本の解れ糸から いとも簡単に崩れ去る脆さも愛なのかもしれないけれど。応仁元年を迎え、政局は大きく揺らぎはじめます。右京大夫。細川勝元、さぁどう立ち向かうのかなあ~( ̄ー ̄)…が楽しみな展開。おもしろくなってきた…( ̄ー ̄)さぁて。ようやく金曜日の朝を迎えた~。終わってない山積みな仕事にプレッシャーを感じつつ、だんだん疲れがたまってきて『あと1日…』と力を振り絞って起き上がる。眠い…週末の朝は大概死んだように眠っているんだけれど、寝過ぎても逆にダルくなるし、本来は普通に起きてサッサと用事を済ませた方が体には楽なんですよねとはいえ。また明日も自分の誓いに負け、八時過ぎまでは寝てるんだろうなぁわかっちゃいるけーど、やめらーれない。植木等さん亡くなっちゃいましたね…春は体調管理が難しい季節。会社もお休みする人や不調を訴える人が多いようです。みなさんも気を付けてくださいね。今朝。家の近くの桜が雨粒に濡れながら咲き始めてます。週末はお花見日和かな。
2007年03月30日
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ここらへんから陰謀渦巻き、人間関係相関図でもないとややこしや~です。そろそろ、参考資料なくして片手のケータイだけで書くのが困難になりつつありますがわかるとこだけ書いてます(汗)さて。斯波家と言う名門の家があります。管領家のひとつですが、ここでも家督争いが勃発。『斯波義敏VS斯波義廉』将軍義政に斯波義敏を推挙するよう進言したのが伊勢貞親。これを聞き入れ義廉は家督継承者ではなくなります。義廉は山名家とは姻戚関係。義政が勝元と宗全の義廉擁立の進言を退け、伊勢貞親側の義敏を擁立したことに対しては、宗全も面白くないんですね。なおかつ、和子『春王』誕生後、速やかに隠居するべき将軍義政はここにきて何か渋っている。ここは義廉のことでも将軍義政には腹が立ってるし、早く義視に一刻も早く次の将軍になってほしい。だから。『御所を襲う』By宗全義視も宙ぶらりんで身の置き場のない中、宗全からのこの発言に素直に喜び、心を許します。あ。れ。宗全は富子の和子を時期将軍にすると誓っていたはずでしたねこれは山名宗全の巧みなる頭脳合戦だったんですね。義視に肩入れ、斯波家の家督争いのすったもんだに乗じて、『義視、謀反の企てあり』との風評を流し、義政から義視への信頼を奪う兄弟喧嘩をさせようということですね。とともに、もう一つの博打がありました。この『義視&宗全 謀反』の噂話は伊勢貞親(春王の親代わり)にとっても『棚からぼた餅』的なもの。飛び付いてはさらに風評を煽り広め、いっそ義視と大嫌いな宗全もろとも消えてくれたら楽ですよね。でも。やっきになってこの噂を流しまくる伊勢貞親が、恨みを持つ宗全と春王君擁立には邪魔な義視を貶めるための陰謀だということを義政に納得させれば…『伊勢貞親 内乱を起こすべく陰謀せしめた大罪』で、はい、さようならです。宗全。オセロで最終的に全部ひっくり返しちゃうようなゲームさばき。でも、一歩間違えれば宗全だって命を失いかけません。『宗全謀反』の疑いを自ら被るのだから。伊勢貞親を負かすため、今後に細川勝元も一枚噛むようですが、それは次回かなぁ。この宗全の頭脳戦略と大博打は、婿どの勝元もいぶかしみ悩んでます。だけれど権大納言 日野勝光はこの謀略見抜いてます。勝元色ボケか(爆)(≧m≦)うそです。いかに勝元が義視の後見人とはいえ、宗全が謀反人となったとき共倒れする気なんてさらさらなく、さっさと見限る怖さと冷たさを見せました。佐野史郎さんの義視。チラリと将軍職という輝かしい身分への欲望が色を覗かせますが、元々仏門にあり、人を疑うことの知らない人なので完全にカルチャーショックな状態ですね。悲惨だなぁ…さて。萬華鏡別館のつぶやきブログで『鞍馬天狗と目があった』の日記を書きました(^ー^)調子に乗ってまた古本屋に行くと2巻が本棚に鎮座。じっと見つめるので(笑)買いました。80円。良い買い物をした(≧m≦)でも、国盗人モードに入る人も多くリチャード三世が自室の本棚から『俺、もっかい読んでみたら』って言ってる気がするし( ・∇・)薔薇戦争よりは舞台はもう少しシンプルになるかしら。あれも王位継承すったもんだな話だけれど、応仁の乱よりややこしや~だから(^o^ゞ
2007年03月28日
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『おことの吹く笛の音にこそ不思議な高貴が漂うておる…。落人となった平家の公達が吹く笛の音…。落ち行く九郎判官の笛の音と思えるような、悲しくも気品に満ちた調べだ…』『おこと、名を何と申す』森侍者(壇ふみ)『森女(しんじょ)と申します』『わしの宿所へ来て笛を吹いてくれぬか』By勝元…はーとぶれいくByあめみこ(笑)将軍家 岩清水八幡宮参詣の折り。森女の吹く笛の音に誘われ公務を終えて勝元散歩中のワンシーン。はい。いい雰囲気だったんで、ジェラスィーです。勝元役で見せる一番優しげな表情じゃないかなぁ。その後、京へ戻って細川邸に森女を逗留。…うぅむ。何かあるに違いない。勝元も男だもん(T-T)←妄想も甚だしい(笑)実年齢でいくと壇ふみさんとは一回り近く違うんじゃなかろうかと思うと…ちょっとアンバランスさを感じて現実に引き戻されてしまうのだけど、三田さんの富子と一つ違いの妹だから仕方ない(苦笑)冗談はさておき…ここでは、勝元は管領職を降りて宿老になってます。時の管領は畠山政長。そんな折りに御台所富子は若君を産みました。波乱の予感。森女と出逢った勝元は日野家伝来の『水の橋』の扇を見て、富子の持つ『火の扇』と一対であると気付き、権大納言 日野勝光へ真偽を問います。はっきりと確証は得られなかったものの、何か裏があると確信する。その後、一休宗純(奥田瑛二)より日野富子と森女の幼少期に起きた運命を聞かされる。日野勝光が森女を殺してまで葬ろうとしたダブル富子のスキャンダル(過去)を、そんな簡単に話しちゃって…いいんですか一休さん…(笑)あんな出で立ちだけれど、一休さんは天皇家の血筋説もあるから勝光も手出しは出来ないのかな。さて。勝元は対立関係の富子に対してこのネタをどのように利用するのか…それとも、森女に対する興味と恋慕?←こだわる24、5歳で眉目秀麗。清らかで高貴な雰囲気を醸し出す森女を見つめる瞳はただならぬ心理が見えちゃうもん。ずるいぞ←何が御台所富子の産んだ和子は『春王』(後の足利義尚)と名付けられました。義政も『将軍職は弟に譲るもん』と突っぱねながら、なかなか将軍を退かないし…弟 義視も和子の誕生で宙ぶらりん。いつの時代もトップがしっかり決断しないと部下が右往左往。かといって、ワンマン政治に走れば不平不満が募って謀叛の種にもなるし。で、次の回では右往左往です。応仁の大乱。いよいよ宗全が命を賭して火種を投げるのです。このブログを書くにあたり、役名とキャストの度忘れがあると書けないので、花の乱のタイトルとキャスティングリストをケータイに入れてあるのですが…和子の時期将軍『義尚』子役に『高田遼太』だって…あの現・野村遼太くんか?野村萬斎繋がりで?叔父さんと共演?え、今さら?有名な話?総集編でもよくわからなかったし、知らなかったよ…。これからの放送。面差しでわかるかも
2007年03月27日
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『富子め、将軍正室の座を失うと聞いて狼狽するのは当然だ。何かと政道にくちばしを挟む御台所を花の御所より追い払えるというだけで小気味良い…。(扇パチッ)義尋を将軍に据えてやろう( ̄ー ̄)』by 勝元お主、悪よのぅ…あ。勝元ばかりに気をとられて大事なことを書くの忘れていました( ̄▽ ̄;)若かりし義政から『ボクを愚弄するなぁ、ボクだってやるときはやるんぞー』…と追放された山名宗全入道(萬屋錦之介)は政界にカムバックを果たしています。勝元や富子の後押しで、義政は承諾した、ということです。富子としては五歳のときに一度、山名宗全に出逢っていて…懐かしさの中に何か共通する想いを感じているんでしょうね。権威を失いつつある将軍家と腐敗した政治を何とかしてくれる…と期待したからかも。(約20年前。南朝復興の野望を掲げて朝廷の宝(三種の神器・勾玉)を持って椿の庄へ逃げ込んだ日野有光を討伐すべく乗り込んだ幕府軍 山名宗全は少女時代の富子(当時は椿)から差し出された柿の実を見つめ、椿の庄を攻め入ることを思い止まり退去した。)勝元の言い分。自分が追い出した畠山義就の制圧には毘沙門天の化身とまで言われた山名宗全入道の力を頼ることが必定と、義政を説得。富子と勝元が企む先のメリットは違えど、ここに宗全の復帰が叶ったわけです。クルクルと情勢が変わる度に擁立したり、邪魔にしたり、敵にしたり…とまぁ、忙しいものです。今回の『地獄門』では舅どの(宗全)と婿どの(勝元)との初対立。富子に男子(後継ぎ)が生まれた暁には、その子を時期将軍として推挙すると宣言する山名宗全対して…政治にまで口出しする小うるさい富子の威光を削ぎ落とすためには、義尋を将軍に据えるという考えを辞さない勝元。あんなに義政と結ばせるために陰陽師まで雇ったのに…。勝手な男です(笑)そして舅殿とは物別れ。勝元邸に舅として酒宴に招かれた宗全と勝元の言い争いは緊迫して見ごたえ抜群。口出しなさるな、と宗全に対抗する勝元は綾(妻)や養子として受け入れた宗全の子の行く末にも関わりまするぞ、と脅迫めいた発言。『そなたの妻と子じゃ。人質ではない!』と睨む宗全。迫力。勝元はバツの悪そうな表情してましたけどね(≧m≦)こんな意地の悪い、己の立身と野望しか考えてない今の段階の勝元は、『野村萬斎』が演じてなかったら…すごーく嫌いになってたかも(笑)さて。富子と義政ですが…『夢のお告げで出逢った運命の夫婦』だったということを思いだし、心を一つにして行けそうだった…のに…日野勝光(富子の義兄)が『あれは陰陽道の術によるカラクリ。知らなかった?』と口を滑らせます。この、お喋りがぁぁーっ富子も黙っていればいいものを、気を許して寝所にやってきた義政に、自分達はすっかり操られていたのだと暴露。『みじめじゃぁぁぁあ、みじめですぅぅ』『猿楽の役者のように滑稽ですぅ』オンオン号泣する二人。このドラマ、能のような綺麗な描写もあるのですが…ちょっと…これはあまり美しい絵ではないよ…( ̄▽ ̄;)やや、能で言う『シオリ』程度に止めて欲しかった…かな(苦笑)まだ12回かぁ。ずっと書けるのかな、これ(苦笑)我ながら謎3/25の朝。北陸地方に大きな地震がありました。倒壊した建物を見ると自然がもたらした激しい爪痕がまざまざと映し出されて怖くなります。被害に遭われた方々が一日も早く、安心した眠りにつけますように…。
2007年03月26日
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『ボク。普通の男の子に戻ります』なんて言いませんが(笑)八代将軍義政の引退宣言。富子が将軍家に嫁いで10年目。後継ぎがいない義政は出家していた弟の義尋を還俗させ将軍家の養子として迎える手筈は富子に知らされないまま進められていた。細川勝元はこの後に富子に男子が生まれても将軍職の継承は行わせず、仏門に帰依する旨を義政に約束させ、誓詞を取る。ほとんど。勝元の出番のない回です。残念~…義政(市川團十郎)は義尋の寺で、盲目の森侍女(檀ふみ)に出逢うんですね。お互いに何か気になる存在。。。のようです。確かにこの二人、実は本来なら将軍と御台所として出会っていたかもしれない二人なんですよね。日野富子として五歳まで育てられながら、熱病により盲目となったために、椿の庄で育っていた富子の姉、椿とすり替えられた人です。人生ってわからないもんです。この時代、家督争いが特に熾烈ですねぇ。子どもが生まれないからと養子を迎えておきながら、あとになって実子が生まれてしまい、醜い争いが勃発してます。将軍家もここが火種になって応仁の乱になっていくのですが、勝元に追い出された畠山義就も従兄弟の政長と大きな争いをしてますもんね。さて。久々にマンサイナ夢を観ました( ̄ー ̄)(笑)↑1日ウヒョヒョだった(めでたいヤツ)ロケーション、居酒屋。(庶民的だな)円卓に。なぜか?少年隊のヒガシとニッキ↑カッチャンは?上座(正面)には、まんさいさん。(≧m≦)←ばかまるだしメニューを広げて俯く睫毛、長っっっ下座の真ん前から見惚れてたら目があった(//∇//)なんでこんな夢見たんだか(笑)睫毛インパクトな夢だったのを考えると…。この日、ルビコンさんのブログに書いてあった『マスカラのベースコート』が気になって買ってきたことも原因か(笑)生ですんごく間近の舞台(トーク)で見たとき。確かに『睫毛、長っっっ!睫毛、ふさふさっっ』と思ったもの。だから、あまり大きな声では言えませんが…(えっ)生で見たときTVや写真映りが割と悪い人なんだなぁ…とね思ったわけですよ(笑)↑誉めてますでもなんで居酒屋なんだろう…それで、なんで少年隊なんだ?わけわからんよ…(笑)
2007年03月24日
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「また花の乱かぃ!」と突っ込まれるかもしれませんが(苦笑)花の乱シリーズ日記。怒濤の更新です(笑)毎日毎日放送があるのでどうしてもこのネタだらけになってしまいます。でも勝元がフレームアウトしたら・・・終わるかも(爆)さて。第10話、今日の勝元( ̄ー ̄)勝元の妻(山名宗全の娘)、綾に向かっての一言鬼の形相で上から見下ろし『不埒者っ!』 でしょうな(≧m≦)↑アンタは一体何フェチかふらちもの です(笑)こわいぞ・・御台所富子も煙たい存在だけれど、妻もウザイ。謀略にて邪魔なライバルは失脚せしめても、女どもたちはどうにもならないわわしい女だったのでは( ̄ー ̄)能や狂言が流行し取り立てられた室町時代ゆえに、わわしさ溢れる時代背景がこんなところから感じられて私的にはかなり面白いドラマ。あらすじは簡潔にいきまする。将軍義政(市川團十郎)の生母、日野重子(京マチ子)、今参局の怨霊に苦しめられながら死す。義政は死に際の母に『お前が(兄将軍・義勝の代わりに)死ねばよかったのに』と言われてフラフラ。富子も『お前の父は鬼じゃ。お前は鬼の子じゃ』と言われて、これもまたフラフラです。義政にとって、兄が死んだことや母に愛されなかったことは幼少期のトラウマとなっており、余興に細川勝元邸へ招かれても上の空。そんな義政の御前に家臣の制止を振り切って現れた勝元の妻 綾。『山名宗全入道の娘として…御所様が追討した父の謹慎を解いていただきたい』と願い出る。義政はさほど気にも止めていなかったが、気分が悪くなってきたと座を退席。管領としての立場を重んじる勝元は妻の無作法に対し、激しく綾を罵倒する。あくまで。勝元を追うあらすじになっちゃうんですけれどね(笑)日野重子(京マチ子)にオーバーラップした今参局(かたせ梨乃)の怨霊が、これまた陰陽師ちっくで、おどろおどろしいし。子どもの頃に母から受けた言葉はずっと残るものです。激動の時代、将軍職にある義政にとってみれば影響の大きなトラウマですよね。この時代に出てくる女性はみんな強い。勝元の妻 綾も、さすがは毘沙門天の化身とも言われた山名宗全の娘。勝元に怒鳴られても真っ直ぐ前を見据える綾はすごいなぁ。私ならビビりまくりで泣くかなぁ(笑)
2007年03月23日
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時代劇専門ブログになってるし( ̄▽ ̄;)いえ。能狂言をやめたわけではないのでござるよ(苦笑)またまた通勤中のケータイメール更新ですので誤字脱字は後程修正しまする。。ついに。信虎追放です。血を流さない謀叛を決意した晴信にいさんに着いていくと決めた弟・信繁にも泣かされました。実際の歴史は…どうなんだろう。にいさん怖かったのかもしれないけど。ただでさえプライドの高そうな信虎パパが、今川家にも謀られただけではなく、家臣や寵児・信繁にまで見放されたと解ったときには。自分の部下たちから、甲斐への国境で矢尻を向けられ閉め出されたポツネン…。何だか可哀想な気さえしちゃうなぁ。ドラマチックな要素としては、家臣らや信繁も甲斐の国を善くしたいがためという設定。そして信虎・晴信親子のため。決して『Oh!人事』だけじゃないのね(笑)勘助VSロンリー信虎のと息を飲むような一騎討ちのあと、『今川が甲斐を切り取ろうとしても無駄じゃ。わしが育てた猛々しい武将、晴信がおる。憶えておけ』という信虎の小さくなった背中。一気に老け込んだ。泣けちゃいます。でも反面、他国に攻められて甲斐を追われるよりも嬉しかったのかもしれない。でも最後に流れた北条家の家訓(忠義を怠り天下を奪っても…云々)も晴信の行いにオーバーラップして考えさせられますね。。蛇足。小山田(田辺誠一)、すーんごい、やな感じなんだけど…気になるのは同時進行で見ている勝元効果か?(≧m≦)次は、『勘助仕官』今まで見逃していた人も、まだ着いていけるかも(^ー^)
2007年03月22日
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米の不作に毎日数百の死人が洛中には増え続けるが幕府は一向に政策を変ようとしない。対策に窮した富子は政所執事代から五山(ござん)の米の存在を聞き目をつける。幕府は年貢を徴収する直轄の領地が少ないため、相国寺を始めとする京都五山(ござん)で徴収した年貢を吸い上げて財政を保っていた。その蓄えを都に運び込ませ米の価格を下げようとする。が…富子の力でも自由にはならない。どうするか…とある日。3日間に渡り、大量の米俵が幕府の米蔵に運ばれた。米の売人たちは米価格の暴落を怖れ、こぞって値を下げ始めた。実は膨大な量に見せ掛けた米俵の中身は籾殻だった。富子の機転により商人たちへ偽の米俵を見せつけることで米相場をコントロールしたのだった。義政は、利発で価値観の違う富子を疎ましく思い始め、夫婦の距離は次第に離れ始める。きっかけは陰陽道による呪術とはいえお互いに好きになって夫婦となったのに、少しずつ距離が開いてしまうのは哀しいこと。富子の慈悲の心に呼応して働く政所執事代…飯尾…(だったと思うんだけど忘れた・汗)いいやつ~それにひきかえ今日の勝元( ̄ー ̄)…あまり目立たなかった…日記に書くにはテンション上がらないぞ。つまんないな……富子の画策をただ冷たい眼差しで見てるだけ~…女だてら、政務に口出しするなんてウザッ…と思っているに違いない(笑)クールで、冷徹。さて。花の乱はコピワンなので。DVDをパソコンに通してのキャプチャーが出来ない…。だからケータイのiモーションを使ってテレビ画面の前に鎮座しムービー撮っては喜んでいるアホな時間を過ごした(笑)再生してはニヤつき花の乱を試聴できないでいるパケホーダイらしき萬友さんへメール送ってみる↑ヘタすると迷惑メール(爆)そして。ほくそえむ。病んでるのかな。病んでるとも。(笑)あ、明日と明後日はオシゴト。
2007年03月21日
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『義就(よしなり)め、ぬかったな。(ニヤリ)』 by 萬斎勝元振り向き様のアップ。今回はこの決め台詞にて完結。うそです(笑)若いなぁ~お肌(≧m≦)して。何の脈絡もなく書き出した勝元の台詞だけれど、私にとっての見どころはこれなのだ(笑)では拙きあらすじをちょこっと…天変地異で米は不作。市場での米相場は高騰し、飢餓にあえぐ民百姓が洛中で日々死んでいる。身分を隠し施業を行う三田佳子@日野富子(将軍御台所)は、地獄のような都を目の当たりにし、米相場の値を下げさせるよう将軍義政(市川團十郎)や管領細川勝元(野村萬斎)に働きかけるが、将軍は無関心、役人らにはすでに賄賂が回っており糠に釘。管領家の一つである畠山家の義就(はたけやまよしなり)。時の管領 細川勝元へ米騒動を鎮圧すべく打診策を講じるが、足元を救われ御所を追われ都落ちとなる。…と、こんな感じだったかなぁ…。『臭いものにはフタ』という将軍はじめ管領の政治に、やきもきしている富子さんです。将軍義政なんて、洛中の噂通り、猿楽と庭園作りに興じ政治には無関心。賀茂川から引き入れた水を『死人の臭いがする』と気付いた義政と、気付かない富子や庭師 善阿弥の差が都の現状を見たものと見なかったものとの違いを色濃く出してるんだなぁ…さて今日の勝元(≧m≦)…応仁の乱火種でもある畠山義就くんVS細川勝元くん。ここでは義就は熱くていいやつ。洛中に溢れる飢餓に苦しむ民に米蔵を明け渡しましょう!義就と富子が一緒にいたらば、意気投合。歴史は微妙に変わったかな?義就は手勢にて幕府の米蔵を襲撃しても民百姓に米を分けたい、と熱くなり、勝元はすかさずその一言を正式な『幕府への謀叛企て』として将軍義政へチクるのです。半ば誘導尋問的な勝元のやり口は人の挙げ足取るやなやつ…に他ならない…けどステキ(≧m≦)←おいそこで。振り向き様、カメラ目線の『義就め、ぬかったな!(ニヤッ)』なのでござる(〃ω〃)ちびれるねぇ~←壊どうやら賄賂もらってるみたいだけど( ̄▽ ̄;)細川家なんて、むしろ幕府よりもいっぱいお金持ってるかもしれないのにねぇでも。それだけで都からサッサと逃げちゃう義就…。いいのか?謀叛の心ありと見なされちゃうよ。…て思うのだけれど…このあたり、安易な設定にやや…不満を抱えつつ、勝元がカッコいいから良しとして(爆)たった一言が命取り。宿敵と座を共にして、ちょっと言ったことが正式な発言と取られて失脚…なんて…おちおちお酒なんかも飲めないなぁたった一言が政治家生命を失う、なんてあ、現代も似たようなことあるわ(笑)…。ケータイからの更新なので、また後程ゆっくりと再編集しますf(^ー^;
2007年03月19日
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後妻討ち(うわなりうち)…が、キーワード。[うわなりうち]だなんて読めないちゅーの(>ω<)/。・゜゜・ これは前妻が後妻に殴り込みに行く風習のひとつらしいのです。今回のあらすじをザラッと…花の乱では、身籠った八代将軍御台所 富子(松たか子)が待望の男子を産むが産声をあげることなくこの世を去った。巷では花の御所から暇を貰って宿下がりしていた『今参局の呪詛によるもの』と言う噂が広まっていた。日野重子(京マチ子)は富子には秘して日野勝光(草刈正雄)と画策。日野家侍女たちに[後妻討ち(うわなりうち)]を装って今参局邸を襲撃。混乱に乗じて呪詛には不可欠な梟の矢を偽装して祭壇に置き、それを証拠品として押収した。祈祷の依頼を受けていた陰陽師 土御門久光は口封じのために暗殺され、人知れず堀川の水底に沈められ、日野重子と勝光の罠に堕ちた今参局は流罪となる。その途中、日野勝光が差し向けた刺客により暗殺を企てられるが、今参局は自刃した。あらすじを真面目に書くと、固くなっちゃいますね(´。`)・・後妻討ち。前妻の家の女たちは、台所から乱入。一見ただの暴挙みたいですがちゃんとお約束というか、ルールがあるんです。襲撃された後妻は反抗はしないのだそうです。前妻の怨みを晴らすためには、なすがままになるんですね。鉄輪のように呪われたりするよりは、こっちのほうが双方すっきりしていいのかもねf(^ー^;でも、『ちょっとアンタたち、やりすぎじゃないのっ。腹立ちや腹立ちや』…とは言わないでしょうが(笑)乱闘になることも多々あったそうな…。話は花の乱に戻して。今参局(かたせ梨乃)もあれなら怨霊になっちゃうだろうなぁと思う。陰陽師の土御門さんも、祝詞を聞いたら『健やかなる…産み参らせ賜え』みたいなこと言っていたから、無実だったんでしょうね。刺客に襲われたお今さん。陰謀の主は日野家と知り、『名も名乗れぬ者に犬のように殺されるならば』『女の自刃、見届けよ』と胸を付き自害。潔くて。かたせ@お今はかっこよかったねぇ。でも。お宿下がりののち。罠にかけられたのも。やはり昔、己が権力を保持せんがために富子姫に毒を盛った因果応報なのかな。女の怨み。呪詛。陰陽師。ああ、まさにこのときに、「陰陽師」の基礎が溢れていたわけですな ( ̄m ̄*) …て。今日の勝元は?(。・_・?)?↑いつからそんなサブタイトルが?そう、ちぴーっとしか出番なかったの(涙)画面にチラっと見切れるほどの・・次回では…(≧m≦)美味しい出番マンサイ…なんですけど過去の能狂言レポも中途半端で書けてないものも多いことに気付きました。「井筒」という能のお話も、「鉄輪」も書けてないんだっけ~。有楽町朝日ホールの「田植」(白い矢が云々・・ピンク解説(?)のあった狂言も・笑)感想は、残念ながらもう忘れちゃったなぁ・・(→ω←)ああ、そろそろ能や狂言が観たい、観たいぞー。この前、友達とランチタイムと午後を一緒に過ごして。ここのブログのことも知っているのだけれど「難しくてわかんないんだもん」と言われた(笑)確かにねぇ、ここの趣味は全然被らないもんね。どんなに熱く説得しようとも、説き伏せることはならないもんです←説き伏せてどーするんだ(笑)友達「姉ちゃんが「あめさんはまだ・・・あの、肩のない人(爆)好きなの?わからないわぁ~」って言ってたよ」・・・肩のない人って・・・(苦笑)友達「いつも眠そうに喋ってるよね」眠そう・・(→ω←)ぶーっなんとでも言いなされ、否定はしない(笑)ブルース・リーを愛しているお姉ちゃんの気持ちも私にはわからないのだけどね ( ̄m ̄*)
2007年03月18日
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このネタを毎回書いていますが…。いつまで続くやら(苦笑)応仁の乱は授業でもあまり興味をそそられてなかったか寝てたか(多分寝てた・爆)で、細かい歴史的背景やあらすじもよくは書けないけど、そちこちの家督争いやら勢力争いに。あっちに付いたり、こっちに付いたりでややこしや。…まぁ大体突き詰めると…どの時代のどの国の話も私にとっちゃややこしいんですけど(^_^;)徳政一揆。いろんな時代に一揆ってありましたが。徳政とは、つまり『負債(借金)免除したげる』ってことでしょうか。現代風に簡単に今に例えれば自己破産?!昔は天皇や将軍が変わるとこの徳政令が出たりしていたみたいです。一揆。いわゆるゲリラですかねぇ。怖いですね((((;゜Д゜)))で、この徳政令を公方様に聞き入れてもらわなければ、寺社を焼き尽くすぞと幕府が民に脅迫され時の管領 萬斎@細川勝元が『借用書などを破り捨てる暴挙に打って出ながら、徳政令を出せとは言語道断っ!』言い放つ姿は凛々しーっ(*´▼`*人)・:*:・↑今回の勝元見どころ。その1(結局そこかぃ)※台詞はよく憶えてないけどこのときにも、今参局とも結託してる畠山義就は勝元へ敵対心ムキムキで、後に山名宗全に後ろ楯してもらったりして、舅婿の関係をより悪化させるんだから、厄介なやつ↑完全に細川派でも、舅の萬屋錦之介@山名宗全もカッコよくて渋いんだけど(≧m≦)一時は狂乱状態に陥った気になる富子姫はすでに正気を取り戻しており、毒を盛った今参局に反撃開始か?!((o( ̄ー ̄)o))わくわく…輿入れのときも狂った振りで舞を披露する勝元を押し退け扇を奪う所業をやってのける。可愛い顔して…やりおる( ̄ー ̄)でも。萬斎@勝元の舞をもそっと見せてほしかったぞ↑だから主役じゃないからあの舞は能の舞なのか、それともオリジナル勝元の舞なのか分からないけど(早舞なんだろうけど・・・やっぱり能楽考証の観世清和師のチェックを受けるのかしらん。それとも習わずとも出来ちゃうのかなぁ。)そんなことはともかく。いいねぇ(〃ω〃)ポ・・扇を富子姫に奪われやむ無く着座の勝元くん。ちょっと不機嫌そうだった(≧m≦)
2007年03月16日
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陰陽師 土御門久光の方術が冴えに冴えまくって富子姫、錯乱の巻。義政将軍を取り囲む管領 細川勝元ら・日野軍団vs今参局(乳母)将軍義政も才気溢れる正室を迎えれば、政権にまで口出しする今参局の言いなりにはなるまい、と日野勝光の妹姫を輿入れさせるよう謀る。琵琶の弦に仕組まれた日野家策略に気付いた今参局は、我を失わせる秘薬を日野家侍女に持たせ、富子へ食事毎に服用させる。勢力争いに巻き込まれた若き義政と富子の悲劇はここから始まった……。輿入れ前の大事な姫様なのに狂ったように鼓は打ちまくるわ、ユリは食べちゃうわ、夜中に白馬を乗り回しちゃうわ、お兄さんの勝光も冷や汗もん。輿入れの話がパーになってはあかんと管領 細川勝元にさえも秘して黙っていたところ、動揺隠せず←判りやすすぎですから(笑)萬斎勝元が『ずぇーんぶお見通し』とばかりに勝光を試すような質問を浴びせるときの小意地の悪そうな表情(≧m≦)気に入っちゃったあちこちで、義政と富子を巡って大人たちは大変そう(笑)『えぇいっ!僕はバカじゃないぞ、今こそ将軍としての力を見せてやるぅぅ』と山名宗全入道討伐の烽をあげちゃったりしても全く相手にされないし(笑)この回はルー大柴が赤松家残党 骨皮道賢として登場。今参局側の下っぱにいるより管領側にいたほうが得策と、勝元に取り入るひと。後々、赤松家復興に肩を貸すことになるんだから、約束は守る男?細川勝元( ̄ー ̄)いつの間にか…私の中での花の乱 の主役は勝元になってるし(笑)
2007年03月15日
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ケーブル(時代劇チャンネル)で毎日放送、花の乱。どうしても録画なので観るのもブログも時代遅れだけど(>ω<)/。・゜゜・公式サイト時代劇専門チャンネルしばらく。能狂言観劇もないので萬華鏡はドラマネタに走ります(笑)『三田@御台所富子と團十郎@義政はどうしても20代には見えないってーっ』という邪推を懸命に捨て去り(笑)楽しんでます(≧m≦)右京大夫 萬斎@勝元。今回は将軍義政と日野富子をくっつけるべく陰陽師(土御門久光)と結託(≧m≦)少女時代の富子(松たか子)の髪の毛を琵琶の弦に絡ませ義政に与えれば…たちまち義政は恋に堕ちるという算段。『火の気性を持つ娘(富子)か…おもしろい( ̄ー ̄)ニヤリ』なんて不敵な笑みを浮かべたと思ったらぼろ~ん…と弦を弾いてみる勝元。あ、いかんよ、富子を好きになっちゃうぞぃ↑えっ(°Д°)ないない花の乱は、将軍を退くと義政に告白されて隠ってしまった富子の回想シーンから始まっている展開。あの世に名高い『応仁の乱』が陰陽師の仕組んだ方術が原因でもたらされたなら、祖・陰陽師 安倍晴明も大びっくりだ↑絶対違う(爆)さて。4と5話はいつ観られるかなぁ(。-∀-)
2007年03月14日
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「晴信謀反」ワクワクしちゃう、この展開((o( ̄ー ̄)o))信玄となってからの話はドラマなどで見たこともあったけれど、父・信虎を甲斐から追放してしまうくだりはあまりよく知らなかった( ̄ー ̄)利発すぎる息子が疎ましくなり廃嫡しようとする父。甲斐一国の未来を案じ、父に謀反を企てる息子。今までは『いーっ(*`Д´)ノ!!!仲代信虎パパったら、ムカつくわ~』思ってたのに…来週は完全に駿河へ追放されちゃうのね…と思うと可哀想に…にしても、谷原@今川義元。エライところへ嫁に来てしまった!では、どうしようもない愚夫を演じきったのに(笑)ここでは不敵でデキル殿である( ̄ー ̄)しかし内野@勘助は、今回あまり目立ったとこがなかったなぁ(笑)だけど佐々木蔵之介さんの真田幸村・・・じゃなくって真田幸隆もいいっ!海ノ口の戦いから5年の歳月が経っていたなんて。ってことは、勘助は5年もフテ寝状態であったのか・・・(苦笑)次週『信虎追放』見逃せない(≧m≦)↑功名が辻前半よりハマってる公式サイト「風林火山」
2007年03月13日
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フィギア 荒川静香選手 金メダル♪※yahooニュースより頭の先から爪先まで神経が行き届いて美しい~あの指先に釘付け。誰よりも美しくて、文句なしだと思う。しなやかで・・・ほぉっと溜息。おめでとう、荒川選手☆ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホォ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ
2006年02月24日
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Blog(鈴花のほう)違いかなぁ・・・(笑)最近、「腹空鏡手術(内視鏡)」という言葉をテレビなどで聞くと過敏に反応しちゃう(笑)たまたま自分が入院したことで「腹空鏡」なんて単語が身近に感じて、余計に「医療の舞台」に興味津々だからなのだけれど(笑)N'sあおい も楽しく観ている(´∀`)←あちらは舞台が内科小早川伸木の恋 では主人公が大学病院の外科医。ドロドロ恋愛ものながらオペシーンもあり。胆嚢のオペについて古谷一行さん演じる美村教授が「腹空鏡でやれ」と言い、患者の病状と癒着の状態を危惧した小早川伸木は「開腹手術でないとリスクを伴う」と主張。意見は対立。美村教授は「病院として腹空鏡でのオペ実績件数を上げたい」「腹空鏡での専門医になって実績を上げれば助教授だって夢じゃないぞぉ~」みたいなことを言ってる( ̄∀ ̄;)←あくまでドラマ病院のオペ実績や患者数を比較する雑誌なんかを見ていると、つい患者もその数字を信じたくなっちゃうもの。病院側も経営としての側面で患者を選別し治療方針を決めちゃったりするもんなのかと…まぁ恐ろしくなっちゃう←あくまでドラマだからね( ̄∀ ̄;)白い巨塔なんぞ観たらもっと大学病院信じられなくなっちゃう←ドラマだっつの「小早川伸木の恋」は恋愛ドラマだけれど、腹空鏡オペや練習の様子をスローにしてジィィィ~っと観てしまった(笑)当然、患者はお人形だろうけれどブルーシートをかけられてお腹に手術器具と内視鏡が差し込まれて…あんなふうにやっているのか、ふむふむ。モニター観ながら長い器具で手術操作。医局で竹林に腹空鏡研修中の小早川伸木のセリフ「モニターを観ながらだから遠近感に慣れるまで難しいんですよ」なるほど…←難しそうだということだけ理解(笑)…あんなんで、私の小さくなった卵巣(アーモンドか親指程度)縫ったのか…信じられん(やっぱりblogが違うか(* ̄m ̄)ぷっ)というか、何かあの腹空鏡オペで調子に乗った竹林隼人(谷原章介さん)が事故をしなきゃいいんだけど…し・ん・ぱ・いσ(⌒д⌒;)←ドラマドラマにしても。イケメンな竹林医師。院内でナースあちこちに手を出しまくり、日中ナースの肩を抱き寄せナンパ…。ありえんだろう(* ̄▽ ̄)y-~~~~…でも谷原さんカッコイイなぁ、イケメンだ←浮気心勃発ヒロイン、作田カナ。今回の出番は少なかったけれど、唐沢寿明さん演じる小早川伸木という敏腕外科医に、藤木直人さん演じる弁護士。世の多く人々が憧れる二大知的職業の、しかもイケメン二人から本気で好かれるとわっ!なおかつ10年前は資産家のおじいさんと結婚、死別、何十億の遺産相続は放棄したけど、そんなシュチュエーション…ありえな~い(笑)私ならありがたく相続しちゃうかも(爆)その、ありえなさが面白いヽ(´ー`)ノ来週も観よ~♪( ̄▽ ̄*)本日の「鈴花のSkrapbooks」Blog更新手術後の癒着
2006年02月17日
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◇明日2月11日(土) 芸能花舞台 NHK教育 13:00~三響会から「船弁慶」「石橋」能と長唄による「船弁慶」能と歌舞伎による「石橋」観世喜正 梅若晋矢 中村勘太郎 亀井広忠 田中傳左衛門 田中傳次郎 生稲晃子 古谷敏郎(敬称略)詳しい番組表はこちら 芸術花舞台 NHK教育◇同じく2月11日(土)第20回能楽鑑賞会 BSハイヴィジョン 15:00~「時々の花・それぞれの芸・狂言づくし」~東京・国立能楽堂こちらは野村萬斎さんが「金岡」でご出演。詳しい番組表はこちら 第20回能楽鑑賞会 BS-HiNHK教育(地上波)での放送は3月です。乞うご期待!!ってね・・・・・・・・・・( ̄□ ̄;)!! あれ?えと?うそ?これは三響会、でしたよね。二人三番叟は・・・(涙)萬斎さんと染五郎さんは・・・?ないのですかーーーーーーーざ・・・残念すぎる||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||BSハイヴィジョンの第20回能楽鑑賞会に「金岡」で放送されるから?だとしたら、NHKさん、許しませんよぉぉーーーヽ(`Д´)ノかむばぁーーっく、二人三番叟・・・
2006年02月10日
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今は、あめみこ的に「中島敦フェアー」を開催中でしたが(笑)まず映画みたいな大河「義経」の次週予告に胸躍りました。やはり源平はいいっ!まさに平知盛 VS 九郎判官義経船頭に立ち、二人が剣を交える、義経が跳ぶ!!って、あれッ?!Σ(・∇・)予告でやはり・・と思ったのだけれど能登の守 平教経がいません・・・本来は教経の豪快な攻めに、あの有名な義経の八艘跳びが見られるのですが。予告を見たところでは、知盛VS義経ですね。教経は結構好きな武将だったんだけれど、残念です。安徳天皇と二位の尼の最期もまた泣けそうな・・・「見るべきほどのことは見つ。今は何をか期(ご)すべき」※見るべきものは全て見た。今は他に何を期待すべきであろうか。という平知盛の有名な最期の台詞は聞けるだろうか・・←お願いしますよ~って、もう撮影済みだろうけれど予告では知盛殿が鎧を二着身につけて海に沈んでいく姿がチラリ・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。うわーん(悲)平知盛は、萬斎さんが演じたから注目しがちなのかと思っていたけれども、どうやら智将で勇敢な「平知盛」という人物が魅力的で好きになってしまったようですなので、知盛を演じている阿部寛さんも好きになった←単純。それにしても40分程度で壇ノ浦・・平家滅亡を描くのって早いです( ̄□ ̄;)!!「義経」を描くドラマだとしても、何となく残念・・・って・・・そういえば一の谷も屋島も1回の放送で完了してましたね。ここまできて「義経」が好き~♪とならない私もどうか?どうも気性が優しすぎて、上手いこと義経のカリスマ性が伝わってこないのかなぁ。来週は壇ノ浦で非戦闘員である水主梶取(船頭さん)を攻撃してしまうという、この時代の戦争では掟破りな暴挙に打って出ますが、これもまたどう視聴者の反感を買わずに表現するのでしょう。私は義経の非人道的でルールも打ち壊す、型破りなところもまた魅力なのかなぁと思うのですが。何はともあれ、来週は見逃せませんっ!!!大河「義経」公式サイト
2005年08月29日
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こちらの日記更新はお久しぶりです( ̄▽ ̄:) ふふ・・・生きてます(苦笑)なんだかんだと妨害が多い日々、大河「義経」もまとめて3回分観たりして・・・そしてこちらの萬華鏡のあめみこ日記も全然更新出来ず~←前回がいつだかも忘れてしまった( ̄▽ ̄:) そう、気がつけば!気がつけば!!すでに戦いは屋島まで来てたりして・・・。那須与一も登場してました。あ、タッキー&翼 ペア(⌒◇⌒)その前の回も梶原景時と義経の逆櫓(さかろ)の論争シーンがあり、昨年12月の子午線の祀りがそのまんま思い出される~~~!!←タイムリーに観てタイムリーに日記が掛けなかったことが悔やまれる。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。それにしてもこの逆櫓の論争。人の話を結構ちゃんと聞こうとする、弁慶の苦言も必要なし、な「いい子ちゃん的義経」が、梶原景時とどうやって争うのかと思えば、やっぱり優等生的な雰囲気のタッキー@義経でした。何だか宮尾さんの義経像の描写により、私の中での異端児「義経」のあまり良くないイメージが煙に巻かれた感じ(笑)←私は平家ファン(爆)良かれと思ったことが逆に意図しない方向に回り、運命が転回するっていう・・・まさに悲劇。明日はタイムリーに見れるかしら・・・。未だ野村狂言座のレポも中途となり( ̄▽ ̄:) せっかく観てきたのに、温かい感想が脳みそから逃げてしまっています(笑)と、オチオチしていたらもうそろそろ9月ですね。世田谷パブリックシアターで上演される山月記・名人伝「敦」もまだまだ先かと思っていましたが、9月は目前。今はまさにお稽古中真っ盛りでしょうね。そろそろ中島敦ワールドへ埋没しよう(⌒◇⌒)
2005年08月20日
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伊藤英明さんが主演している「海猿」これは映画化されたときにも映画館へ観に行きましたが、ドラマでもほぼ同じキャスト。今回で4回目を数えましたが、面白い!というか、感動します←毎回泣く。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。そういえば、あめみこ「海猿」鑑賞日記なんていうのも書いたことがありました。エライ丁寧に更新していた時期かも( ̄▽ ̄:) 感想が途中で終わっているようですが気にしないで下さい(苦笑)そしてスポンサーは"資生堂""資生堂"といえば、SHISEIDO MEN ですが・・・←そうか?野村萬斎さんの跳ぶCMも観れた!晴明さんと博雅くんが同一時刻に観れた←こじつけなんだか嬉しかった・・・(笑)それにしても、博雅・・いや仙崎大輔はいい漢だなぁ(笑)何より海上保安官たちの友情も熱いし。映画よりもドラマの方が好きかも。スケール感が広いしGOOD(≧∀≦)ノ映画「海猿」DVDもお奨めコミックもお奨め!あめみこ家には全巻揃っています(オットのですが)そういえば・・弓矢太郎のレポ・・・進まず(*ーー*)うーん
2005年07月26日
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いよいよ、ここまで来てしまった・・。もうね、壁に寄りかかって最初は観ていたのだけれど鵯越の逆落としシーンでは鳥肌立ちましたね。気付いたら背筋伸ばして観てました。梶原平三景時も(中尾彬さん)、一の谷の戦いに勝利した義経に向かって、ネチネチ嫌味が出てきたし、荒れるのでしょうか。義経が割と人格者に描かれているから、梶原平三景時に、すごーいクセモノになってもらうしかないのかな(笑)いや、そうじゃなくてもクセモノか・・平家軍を夜襲するシーン。民家に火をつける、戦のためなら手段を選ばず、時に非道な義経・・・あの滝沢義経の人の良いキャラクター設定でどう表現するのかと思えば、予め民間人は逃げるように伝えてあったのね。一の谷の戦に負けた平家軍。平知盛は命からがら御座舟に戻る・・・というはずなんだけれど、この大河ドラマではなかなかどうして、そんな苦労があったような表情は微塵も感じさせないのである・・・( ̄▽ ̄:) 最愛の子、知章を亡くし悲しみに打ちひしがれている頃のはずなんだけどなぁ・・・だから、これは「義経」だから!!そういうシーンはカットなのーー(苦笑)でもね、観たかった・・・。懐かしいのでちょうどそのシーンを思い浮かべながら過去のコンテンツ読んでました・・あめみこの「子午線の祀り」を紐解く過去ログやはり「平家物語」は面白い!!!あらゆるジャンルの古典芸能にもこの平家物語は多く取り扱われているし、やはりきちんと全巻読みたいものです。ああ・・・平家滅亡後、私は大河「義経」を観るテンションは保っていられるのであろうか・・・?(笑)いや、頑張るぞ!MANSAI@解体新書 その七【2】レポはまた後日(⌒◇⌒)
2005年07月10日
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今日の午後9時からフジテレビ系にて伊藤英明さん主演「海猿」が放送。映画で大ヒット。何と言っても、「陰陽師」仲間、博雅君が出るのである。見逃せないでしょう(笑)陰陽師撮影のときと海猿の撮影が一時ダブっていたとか?あまりに日焼けしすぎて滝田監督に怒られた、なんて噂を聞きましたが、勘違いかな。とにかく今日は「海猿」とーっても熱くて、とーって感動できる。見逃せないドラマです。「海猿」オフィシャルサイト
2005年07月05日
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気付けばもう7月。しかも、久々の更新です( ̄▽ ̄:) 大河「義経」が始まる~と騒いでいたのは最近のような気がしていたのに、完全の折り返し地点を過ぎました。ともすると、「子午線の祀り」よりすでにそれだけの月日が流れているんだなぁ・・。そろそろ一の谷の合戦が始まってくる!!ああ、もう平家の滅亡が近づいてきているのね・・・早いなぁ。予告では知盛役の阿部寛さんと義経の滝沢さんが映っていました。いわゆる搦め手から攻める義経の「鵯越の逆落とし」という名場面ですね。断崖絶壁を馬に乗って駆け下りる。馬も命がけ( ̄□ ̄;)!! ですね。平家の有名な武将もたくさん出てきて欲しいけれど、どうだろう。これは「義経」・・・清盛が栄華を極めるところから、滅亡まで、平成の「平家物語」も放送してほしいかも。
2005年07月03日
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最近、リアルタイムで大河が観られず、ブログにも感想を載せられず・・・とかしていたら、すっかりいつも乗り遅れ( ̄▽ ̄:) 昨日は2本連続で観ました。こればっかりは、キングも付き合わせて毎週観ているため(珍しく文句を言わない)、何とか観る事が出来るんです。宗盛は、幼少時よりコンプレックスと押しつぶされそうになりながら生きてきたんでしょうね。福原の港が描かれた屏風を前に、清盛が義経に遷都の夢を語る過去を思い出しては、涙を一杯に目に浮かべ、その屏風を焼き払おうとする宗盛。人を突き動かす力がない、武芸にも自信がない、己を大きく見せることは、権力に頼ることしか出来なかったのでしょう。重盛が早くに亡くならなければ、平家は都落ちせずに済んだかもしれませんね。または、知盛が二位の尼の長男であったなら・・・どうだったんでしょう。役どころとしては憎らしい鶴見さんの宗盛ですが、とてもインパクトのある演技です。・・にしても、平知盛贔屓な私としては、阿部寛さんの知盛もまた「いい武将だ~!やっぱり知盛だね」などと思ってしまう(笑)壇ノ浦で死ぬときは、泣くんだろうな・・・主人公は「義経」だってばっどうしても平家寄り・・・なんですね、まだ( ̄▽ ̄:) 「子午線の祀り」がかなり後を引いています・・・(苦笑)あ~、「子午線の祀り」DVD化しないかしら~ ( ̄m ̄*)
2005年06月13日
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女流作家で天台寺ご住職の瀬戸内寂聴さん。源氏物語などの現代語訳の本を持っていたりする程度で、あまり良く知りませんでした。今日でお寺の住職を退かれるということで、今朝のめざましテレビではこの瀬戸内寂聴さんを特集していました。この青空説法を聞くために、多くの人々がバスツアーで訪れるそうです。宗教というものに、特別な感心があるわけでもない私なのですが、今朝聞いた話には、「なるほどなぁ・・」と思うことがいっぱい。人生は苦を乗り越えるためにある。自殺を考える人、する人。誰でも、誰かに必ず必要とされている。苦を乗り越えずに自らの命を絶つことは、その役割を果たしたことにならないのです。ここで活字で書いても胸に響かないかもしれないのだけれど、寂聴さんが話すとこれまたとっても信憑性があるというか、説得力があるというか、「そうかぁああ」などと思ってしまうのです( ̄∀ ̄)b波乱万丈の人生を送ってきた寂聴さんみたいですが、現在の年齢は80歳を越えていると聞いてびっくりしました。それに、なんで、あんなに若いの?( ̄∀ ̄*)あれだけの人々が話を聞きに来る、あるいは救いを求めてやってくる。やはり、それだけのオーラというか、カリスマ性というか、不思議と人が集まるものを持っているのでしょうね。たった一言で、心の雲が取れたような気持ちにもなったりするから、多くの人がわざわざ遠くまで聴きに行くんでしょう。仏教のことはあまりよくわからないのだけれど、すごい力だと思いますね。寂聴さんの説法を聴くことは一つのキッカケで、人間、心の切り替えによりスッキリ悩みも解消できることも多々あるんだろうと思いました。
2005年06月10日
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今頃先週の義経観ています。。。死んでしまった、清盛入道相国さま。清盛のイメージがガラっと変わった大河ドラマでした。思えばとても頭の良い人だったんですよね。日宋貿易を思い描き、外国からの輸入により日本を繁栄に導こうとした。なんだか悪いイメージが強い清盛だったけれど、この宮尾さんの義経に出てくる清盛のような素敵な人物像であったことを信じたいなぁ。渡哲也さんの清盛がことさらに良かったのかもしれない。カッコよかった( ̄∀ ̄*)ニヤり☆さて、今週の放映分、いつ観よう・・・
2005年05月15日
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我が家のキングがレンタルしてきたジパング戦闘モノはあまり観ないのだけれど、これは面白かった。21世紀初頭の海上自衛隊(イージス艦みらい乗務員たち)が、訓練中、突如昭和17年 第二次世界大戦真っ只中の太平洋へイージス艦ごとタイムスリップストーリー訓練のみで、実際の戦闘を行ったことのない、戦争を知らない自衛隊。戦争と言うものを目の当たりにして・・・観ている間にどんどんとストーリーの中に引き込まれます。まだ全てを観終わっていないのだけれど、戦争というもの、日本という国をどのように愛するべきか、ちょうど憲法第九条について議論が交わされ続けている昨今、色々と考えさせられるものです。
2005年05月09日
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(*ーー*)うーん 身にしみるタイトルだ。久々に大河「義経」以外のドラマを観ました。稲森いずみさんの可愛らしさとテンポの良さそうなドラマだったので、惹かれる。観る・・・・・・・・・。(*ーー*)うーん 面白い。ププッ ( ̄m ̄*)キーワードその壱。厄年おお、そうじゃ。まさに、年代的にあめみこのストライクゾーンなのだ。釈由美子さん演じる若い後輩社員とのバトルも壮絶。でも、不思議と嫌な気分にならない。強く前向きに生きようと悪戦奮闘する主人公のキャラクターが爽やかだから。若くてチヤホヤされて、化粧直しもササっとで終わる、そんな後輩に私は((_ヾ(≧血≦;)ノ_))きぃぃぃぃっ!とはならないのだけれど(笑)←競っても敵わないので・・・おっと競う位の心持が必要なのかも。でもやっぱり気持ちは分るなぁ~( ̄∀ ̄)←一応女心アリでもお仕事などで追い抜かれると凹むのかな?先輩へのダメ出しとか(/∀\)イヤン! 身に覚えがなくはない?←失敗は日常茶飯事鏡を覗き込むと、驚く疲れると出現する目の下のクマとか( ̄□ ̄;)!! 気になるmヒップアップとか(笑)稲森さん演じる主人公とは違いキャリアを積むとかそういう雰囲気ではないから、まるっきり共感というわけではないけれど、あらゆることに揺れ動く30代。大人になりきれない、でも子どもでもない 何かにつけ葛藤が多い年代なのだだけれど稲森さんみたいなOLはなかなかいないぞ(笑)来週も観よう。さて、そろそろ習志野狂言の夕べのレポでも仕上げたいものですが・・・
2005年04月19日
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中村勘三郎さんの襲名披露公演までのドキュメンタリー番組を観ていました←風邪が治らないので大人しくしてましたそう・・・ブログも書かずに。(何日ぶり?)大人しく・・・横浜能楽堂のレポも進まずに・・・( ̄□ ̄;)わーん仕事が絶頂期で多忙。日々「ヒィーヒィー(→ω←)」しながら日中を送っているため、夜になると思考回路が止まってしまう←もう何も考えたくないと脳みそが拒絶っそんな話は良いとして・・・(すぐ脱線するのも脳みそ疲れてる証拠?)歌舞伎。一度も拝見したことはなく、何となく能楽に比べると「派手だなぁ」とか・・・それでも最近「古典芸能」「伝統芸能」という単語にとても敏感になった私としては、とても気になるのです。それにしても、ドキュメンタリーで観ただけですが、芸能に賭けるその情熱は凄いですね。伝統芸能でもお能や狂言とはまた違う部分も多いようで、少し伸びやかなイメージを持ちましたが、一つのものを継承する、作り上げる、成功させる、その喜びや生き甲斐を、このドキュメンタリーの中で感じましたね。この勘九郎さん改め「勘三郎さん」お得意の演目では「棒しばり」というものがあるそうで、これは最近狂言を観るようになった私にとってもお馴染み。(狂言では「棒縛」と表記されます)その「棒しばり」がテレビ放映で少しその様子を見ることが出来ました。狂言「棒縛」しか観たことがないのですが、ストーリーは同じですね。ただ棒を威勢良く振り回したり、その棒に縛り付けられて舞う様子は狂言とは違ってスピード感があって力強いですね。歌舞伎の三番叟も観てみたいと思っていましたが、そのうちこの勘三郎さんの「棒しばり」も観る機会があったらいいなぁ・・・とはいえ、今は能楽だけで手一杯なんですけれど←やっぱりミーハー会社に歌舞伎のファンの方がいらっしゃって、なかなかこの「勘三郎襲名披露公演」のチケットが取れないということ。ものすごい人気なのですね!能楽も押されずに頑張って欲しい。さて・・・久々のブログ更新でしたが、そのうちまた横浜能楽堂のレポ・・・いや、レポというにはもう時期を逸したので感想文を、いつか書けますように(笑)わっ( ̄□ ̄;)なんすか?楽天の管理画面の設定が変わっている・・・いつの間に・・・画像が挿入できるのか・・よし、やってみよう全く浦島太郎状態のあめみこでござる(苦笑)
2005年03月04日
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第三回「源氏の御曹司」とうとう、母と牛若の別れ。最初から最後までウルウルもの(TдT)でした。「只今より、母はなきものと思いなさい」どんなにか胸が張り裂けそうな想いだったんだろう・・とか。あんなに小さいのに一人鞍馬山に預けられて、母の温もりもない部屋で眠る気持ち。重盛は五足と都を徘徊する牛若を見て、このまま放置しておくわけにはいかないと清盛に進言しましたが、石を投げつけた輩と一緒に居たと言ってしまうのではないかとヒヤヒヤしました。でもそこは、やはり平家物語のキャラクター設定では温厚で思慮深いとされる重盛ですね。(実際は少し違ったようなエピソードを読みましたが、それはまたの機会にでも)あれが、宗盛だったなら・・・完全にチクってたんだろうなぁ「あいつは、私に石を投げつけて参りました、西方にでも流罪とすべきです!」なんつって。(イメージ・笑)来週はいよいよタッキー遮那王の登場らしい。大河「義経」公式サイト怪しげな陰陽師・鬼一法眼(きいちほうげん/美輪明宏さん)もまた登場。写真で観たとき、少し「こわっ」・・・などと思ってしまいましたが、映像で観る限り、なんだか釈迦のように穏やかな顔でしたね。鬼一法眼が、「急々如律令」と言った時、ヘンな呪にかかりそうでした(笑)義経を見終わってすぐにでも日記を書きたい~と思うのだけれど、なかなか書けず、他の人の感想も観に行けず・・・平日も残業でいつもより帰宅が遅めになっているので、思う存分パソコンで遊べないですね。いかに、このネット生活でブログ更新することがストレス解消だったりするんだなぁと思います。
2005年01月23日
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いよいよ第二話は「我が父 清盛」牛若が大きくなってきましたね。でもまだ肝心のタッキーは冒頭部分だけでしたね。ファンの方・・・残念!(→ω←)ランチタイムもまだ大河は2話目ということで、話題にあがってました。ある友人の会話:「稲森いずみが、清盛のところから蛭子さんのところに嫁に出されてさぁ~」※どうやら役名がいっぱいあって覚えきれないらしい。確かにややこしいですね。「稲森いずみ、かわいそう~(→ω←)」(稲森さんが蛭子さんに嫁いだわけではないですから( ̄▽ ̄:) )「あれ、家来でしょう?」あめみこ:「あれはねぇ、お公家さんで一条長成っていうらしいよ」と言おうとして、やっぱり口をつぐみましたσ(⌒д⌒;)だって・・・あんまりノッちゃうとマニアックなやつだと思われるので(苦笑)おとなしく・・・( ̄∀ ̄)確かに公家なのに、あの腰の低さはなんだ?でしたね(笑)「どうぞ、どうぞ、どうぞ、どうぞ」と上座に常盤を座らせようとする長成。ちょっとくらい京都弁は喋れないのかしら?ちょっと雰囲気台無しでは?NHKさま( ̄▽ ̄:) 蛭子さんの役どころは京・一条の公家で官職は大蔵卿。だけれど大した仕事も無くて質素な暮らしだったとか。確かにあの渋い渡清盛さんから蛭子長成さんところへ嫁ぐなんて。いやな顔一つもしないで・・・( ̄▽ ̄:) 全ては牛若のためでもあり、能子(清盛と常盤の子)のためでもあるんですね。能子は後々、後藤真希さんが演じるらしいですね。平宗盛(子役)は、宮尾さんの本のなかでもまた「憎らしい」ですな(笑)ある意味かわいそうな人でもあるんですが、兄、弟、武将として優秀な中に挟まれて肩身も狭かったのかも。重盛が早くして亡くなったのもまた運命なんですね(TдT)平知盛の子役さんもちょこっと出ていて反応しましたね(子午線の祀り繋がりですから)なんか、私ったらやっぱり感想が平家寄りですね(今のとこ・笑)でも、平清盛は悪役として描かれることが多いですけれど、武人としての才能だけではなく、外国との貿易に目をつけ着手、政治的手腕にも長けていた、スゴイ人なんだと思います。今回、渡哲也さんによって、良いイメージの清盛が観られてとても嬉しい。でもストーリーとしては、主人公の良さを出そうとすると、どうしても悪の存在が必要となりますね。しかしこの「義経」は戦闘シーンばかり多い乱暴的なものではなく、それぞれの人生の悲哀を上手に表現してくれるのかもしれません。今後、さらにどうやって面白い展開にしていくのかに期待が持てます。「我が父 清盛」として慕い続けてきた六波羅様が実の父の敵であったと知ることは、幼い牛若にとってどんなに辛い事実だったんだろうと思いますね。来週はいよいよ鞍馬寺に預けられてしまいます。母・常盤との別れです。また涙腺緩みっぱなしかも(TдT)
2005年01月16日
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