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2008年9月21日(日)
州政府観光局が主催している、市内ツアーがありました。それに、
参加してみることにしました。 たった100ルピー(240円)なのですよ。
こんな、オンボロバスで行きます。観光バスとは思えませんが、何せ、
たったの100ルピーですから、文句は言えません。
最初の、クリシュナ・ジャンマブーミーで、トラブル発生。
結局、中へ入れず、見られずじまいでした。
30分で、帰って来て下さいと、ガイドから言われました。バスから入り口まで、
数分で、往復考えると、残り、25分もない。
入り口付近で、うろうろし、説明など読むと、どうもカメラが持ち込めない模様。
預り所があり、列をなして並んでいます。
ようやくカメラを預けて、入り口の列に並ぶと、
ipod は持ち込めないと、
係員が偉そうに言いやがる。
なんでやー! あそこの説明文を読んでみろ!
Ipod 駄目だと、全く
書いてないぞ! と係員と揉めるも、許可権を持っている敵さんに
勝てる訳なし。再び、預り所へ。ここで、既に10数分経過してました。
やれやれ、これで、入れるわい、と又、又、入り口の列に並ぶと、今度は
電子辞書は持ち込めないと、言いやがる。 この! 俺をネパール人だと
思って、舐めてやがるな! (そうそう、ネパール人か? と聞かれました。
面倒なので、そうだ、と答えておいたのです。)
揉めていても、時間は過ぎる一方なので、又、又、預かり所に戻り、
荷物全部を預ました。身軽になって、入り口に並び、検査の順番を
待っていると、もう、残り時間、7分ほどしかありません。
で、入場を諦めて、荷物を引き取り、バスに戻ったのであります。
ったく、困ったものです。
しかし、その後が、又、問題。
決められた。8時30分までに帰って来たのは、僕一人。
40分頃、大半の人は帰って来ましたが、まだまだ、帰って来ない人あり。
僕は、ガイドに、8時半出発だよな? 入場すると、時間に間に合いそうも
ないので、入らずに帰って来た、と説明済みでありました。
客とガイドが揉めていましたが、最終的に、25分遅れの、8時55分に
最後の一人が帰って来ました。
そしたら、ガイドが怒りまくって、乗客に何やら言ってます。
おい! お前ら! 8時半に集合ってのに、何時だと思っている!
時間通りに帰って来たのは、あそこの日本人だけだ!
しかも、時間に遅れるからと、中にも入らずに帰って来たのだ!
それが、何だ! 貴様ら! インド人の恥じだ!(全て推定)
乗客も黙ってはおらず、応酬していましたが、ガイドの剣幕に恐れをなし、
最後には、分かった、分かった、と乗客が謝っていたようです。(推定)
決着が付くまで、5分以上かかったと思いますが、最後に、僕の所へ
来て、「大変、申し訳なかった」、とガイドが謝るのです。
「いやいや、あなたが悪いのではない、」、とこちらは恐縮してしまいました。
どうです? すごいガイドでしょう? 感心しました。
その後、乗客全員が、全ての場所で、きっちり時間を守って帰って
来ましたから、この最初の、5分間のガイドの、毅然たる態度と、要請は、
ツアーを、素晴らしいものにしたのであります。
あー、良かった、良かった。
おしまい。
では、ありません。まだ、ツアー始まったばかりなのであります。
続けます。
二つ目は、ヴリンダーバンで、クリシュナが、育った土地です。
毎日、多くの信者が巡礼に訪れ、この周辺だけで、な、なんと、4000もの
寺院があり、そてが、全て、クリシュナを祀ってあると言います。
すごいですな。
ここも写真撮影禁止なので、何にも撮れませんでした。
そして、その後、バスは、ガタガタ道を北上します。
周囲は、緑豊かな、田園風景であります。サウジとは違いますねー。
こんなに豊かな土地を持っているから、多くの人口を養っていけるのでしょう。
1時間20分ほど走って、着いたのが、ナンダガオンです。
マツゥラーの北方、40キロ地点にあります。ここもクリシュナを
祀ってあります。
小高い丘の上にあります。
中の撮影は禁止なので、外からしか写真は撮れません。
早めに、丘を降りてきたら、ガイドさんが、ティを飲んでいました。
で、僕も、同じく、そのティを頼みました。
この少年が、鍋にお湯とお茶をいれて、沸かします、それを、素焼きの
茶碗(手前にちょろっと映ってます)で飲むのです。
3杯分あり、一緒のインド人と飲みましたが、僕がお金を払おうとすると、
ガイドが、いや、彼らが払うからいい、と僕を制します。
ご馳走になりました。まぁ、でも、3ルピー(8円)程度だったようです。
10000字を超えてしまいました。
続く
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