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ということは母が謝恩会で『マツケンサンバ』を披露するまであと1ヶ月とちょっとしかない
うげげ
謝恩会 - それはもしかするとよそ様の幼稚園とは趣向が異なるかもしれない
怪獣兄弟の行っている幼稚園の謝恩会は参加できるのが先生と父兄のみ
子供は参加できないのだ
場所はディズニーランド近辺のホテル内宴会場
日にちは卒園式と同日 夕方遅くから行われる
それもこれもすべて理事長の都合によるものだそうだ
午前中に子供たちの卒園式が園で行われ、
先生方と涙涙のお別れをし、
その足で母たちは子供をどこかに預け、
人によってはお召し変えをした後に、
タクシーなどでホテルに駆けつけるのだ
そしてそこで父兄有志による出し物が披露される
その有志グループに毎年恒例でサッカーをやっていた子を持つ母たちが参加することとなっているらしいのだ
今年の役員さんが妙に謝恩会に熱心で
普段なら自然発生的に参加者が募られるサッカーの出し物を
役員さん主導であれよあれよとみなの知らぬ間に話が進められ
どういうわけか『マツケンサンバ』をやることとなってしまったのだ
その進め方に反発を抱いた人たちも少なくなく、
結局参加者は10数名となってしまった(ま、そもそも謝恩会自体参加できない人も結構いるんだけどね)
私や私に近い友人も心から楽しんで参加しているとは言いがたかったのだけれど、
みなで一致団結し、「どうせやるなら楽しいもう」と腹をくくったのだった
ママ友の1人がネットで『マツケンサンバ』の踊り方というものをダウンロードしてみなに配布してくれた
DVDをつけてみてびっくりした
最初にケンさまの挨拶があったのだ
金髪のちょんまげという衝撃のお姿で登場したケンさまが一言
「こんにちは松平健です 『マツケンサンバ』の歌と踊りのすべてをお送りします」
と述べると口角をぎゅっとあげ白い歯をキラ~~ン
怪獣兄弟はこの部分を何度も何度も繰り返し再生してゲラゲラ笑いこけておりました
いよいよ、ダンスの解説
私はケンさまの後ろで踊る腰元ダンサーズなのでその部分を再生する
画面にはこのダンスの振付師本人が登場
細身のボディにぴったりフィットの黒の上下
見るからに振付師だ
彼が解説をしながら踊って見せてくれるのだが、
一区切りつくたびにニッカ~ンと笑うのが気になって仕方が無い
振付師はヘッドフォン型のマイクをつけているので
踊っているときの息づかいまでもが生々しく聞こえてくるのも
最初はどーも受け付けなかった
が、そんなことは言ってられないのだ
謝恩会までに何とかこの振り付けを覚えなくてはならない
特に私はみなが集まってしている練習に仕事で参加できないのだ
なんとか、がんばらねば
そんな落ちこぼれ母に救いの手を差し伸べてくれた友達がいた
彼女曰く、「子供達が幼稚園で覚えるみたいに フリに言葉をあてはめて覚えるとすんなり入っていくよ」だそうだ
我が家まで来てくれて、彼女が考案したフリあて言葉をレクチャーしてくれた
これが結構面白い
「万歳 腰、腰 走る~ 走る~」
「キャ~ キャ~ ケンさま いらっしゃい」
「クロス クロス 手は後ろ クロス クロス ヘイオ~レ!」
うーん、これなら覚えられるかも
でも、これが思いのほか重労働
歌の半分もいかないところで息があがってきてしまった
ノロノロと四つん這いになって台所まで移動し
「甘いものタイム入りまーす」と勝手に休憩を取る始末
しか~し、ここでがんばったのが怪獣兄弟と友達兄弟の子供衆4人組だ
友達の子は既に『マツケンサンバ』を習得済みだったのだが
初めて見た怪獣兄弟も見るそばから踊りを完成させていく
その学習能力の高さと持久力はあっぱれとしか言いようが無い
行事大好き兄怪獣はみなが飽きて他のことをしている間も
ず~っと1人テレビの前で踊り続けておりました
あ、あ、あなたは別に覚える必要が無いんだけど・・・
ま、いっか
子供に覚えさせておいて、母は子供たちに教えてもらう作戦といこう
ぐふふふふ
今日も子供達が「『マツケン』やろう!」と大騒ぎ
母、急遽子供たちのために割り箸にフサフサをつけた棒をこしらえ、母子3人で踊り続ける
「万歳 腰、腰 走る~ 走る~」x4回
「右に手出し ぐるっと回る 左に手出し ぐるっと回る」
「キック トントン キック トントン 万歳 腰、腰」
うーん、段々と覚えてきたぞ~
出来るようになると本当に楽しくなってきた
エアコンは切って、3人とも半そで姿
それでも汗ばんでくる
この調子でがんばれば謝恩会までにダイエットができるかも
いいねぇ、いいねぇ
やる気がでてきたぞ~~~~!!!