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シャトー・コス・デストゥルネル CH.COS D’ESTOURNEL は、ボルドー サン・テステフ村AOCワインで、特級の中の2級格付。1級のムートンやラフィットに近いポテンシャルのいわゆるスーパーセカンドと言われる事もある。2012年の収穫葡萄で作られ、リリースは2013年冬だったがその頃12000円ぐらいで2本買ってセラーに寝かせといた。今や円安もあって実勢価格30000円はしてる!この値上がりの事実を鑑みると、いま私のセラー内全部の価値は購入した価格は安くとも、今は100万円は下らないと思われる。いやポムロールとか凄いのがあるので200かもしれない。死ぬまでに完飲してみせる!まだ黒に近い色。インクや茎の香り。タンニンは細かいが強め、酸味はかなり強い。香りはインク、青い茎のような。最初は軽いのかなと思ったが、そうではなくて先入観ではなくジワジワと質量が増してくる感じて余韻がメチャクチャ長くて強い。12年前のものなのでもちろんフルボディではないがミディアムというよりは極めが細かい作り。精緻な無駄が一切ない構造的ワインとしか言いようがない感じ。もう一本あるから生きてたら3年後ぐらいに開けてみよ。
2024.11.15
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ファッションのはなし。ドーバーストリートマーケット銀座、は流行の最先端を追う7階建てセレクトショップ複合ビルである。メゾン、ストリートのハイブランドが重層的に集まったおそらく日本最強のハイセンス・セレクトショップなのではないか?よく分からないが、コムデギャルソンが運営していて、ニューヨーク、ロスアンゼルス、ロンドンにも店があるらしい。銀座のすずらん通りに面しユニクロの裏にある。 アートとファッションの融合、と謳っている。韓国ソウルにはこういう店はかなりあるが、日本にはアートとアパレルが協奏する複合セレクトショップはあまり無い。家賃が高くてそこまで面積的余裕はないのだろう。 メゾン・マルジェラのデザイナーと、BLEACHブリーチの作者 久保帯人が知り合いとかで、マルジェラの為に書き下ろした絵↓右下にKUBO TAITOと書いてある。 で、そのキャラクターがマルジェラの服を着ている立体トルソー↓ 凄過ぎる。。 マルジェラのディスプレイ。ねこまんまねこ氏はマルジェラなんて高価過ぎて縁のない異次元のブランドだけど、ここに来れば何かを感じることは出来る。ホントはねこまんま氏ぐらいのおっさんは入場禁止である。外国人旅行者もいるが、来ている日本人はオシャレな人が多い。東京のエンタメ企業に所属してるからには出来る限り東京の先端的事例を知ろうとするのは義務だと思うんだけどな。
2024.11.14
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大作! 91点!!2億5000万ドル=382億円かかってるらしい。今どき珍しい高額。150億円は出演料だろな。SFX キャラクターの造り込み、衣装、乗り物、凄すぎ。クリスマスにサンタクロースがおもちゃを届けにくると信じている人は、どうやって1日で一人で世界中の何億人の子におもちゃを届ける事が出来るのか少し疑問だと思う。この映画はその答えが分かる。ファンタジー好きには堪らないが、夢の無い人には白ける映画かも。白ける人は可哀想。。ドウェイン・ジョンソンとキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)が誘拐されたサンタクロースを捜索する話し。100点満点映画だった「セッション」の鬼教官、JKシモンズがサンタ役で登場。主役級キャストのシカゴ出身の女優キーナン・シプカ(25歳)の容姿は現実離れしている。衣装もウルトラ素晴らしい!
2024.11.13
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新橋から徒歩5分のパナソニック美術館には5年ぶりの訪問。正確に言うと場所は@汐留。ベル・エポックとは19世紀末から1914年までのパリが最も華やかだった時代のことらしい。何故1914年までかというと、第一次世界大戦が1914〜1918年と続いてしまい、平和な時代が終わったのが1914年だったから。この時代、芸術家の多くがモンマルトルに集まり大衆の暮らしやサーカス、ムーラン・ルージュに代表される娯楽の様子などを描いた。絵画だけではなく、衣装や装飾品、エミール・ガレ、ドームなどの部屋の調度や家具の総合的生活様式の展覧会となっている。この時代は退廃的で狂乱的で刹那的な感じがする。そんなに感動的ではないが、勉強になる展覧会である。12/15まで。
2024.11.12
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日本橋にある三井本館7階、三井記念美術館で開催している「バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ガンダーラから日本へ」、会期は11/12火曜日までのもう僅かで、駆け込み鑑賞。バーミヤンと聞くとすかいらーくグループのレストランを思い浮かべてしまうが、アフガニスタンの中央部、標高2500mの高地にある地名である。紀元600年には崖に彫られた800もの仏教石窟があって、1キロ離れて東西に二つの巨大磨崖大仏があったという事を知る。玄奘三蔵も往路で訪れた事が大唐西域記に書かれている。標高2500メートルの高地は交通の要衝で、仏教石窟である東の釈迦仏の頭上には、ゾロアスター教のイランの太陽神・ミスラが描かれていたそう。この地には城や砦があり、国家と呼べるような街だったようだ。ゾロアスター教など異なる宗教でも混在、共存した。タリバンによる2001年の大仏爆破があり、この衝撃的事件により、日本ではタリバンって極悪非道みたいなイメージとなった。たしかに文化遺産が無くなることは残念であるが、それは文化財保護という視点からのものであり、イスラム教至上主義のタリバンには爆破する方の論理もあるだろう。タリバンは大仏が無い方が良いと思ってる訳で、仏教大仏なんか要らないわけで、我々だっていらなくなった寺や建物は壊す。それを関係ない国の人間が非難するのは越権行為だろう。しかもタリバンは今やアフガニスタンの実権を持つ政府だから、彼等の善悪が彼の地の論理だろう。外野が何か言えるとか、こうなると最早良いも悪いもないのだよ。さておきバーミヤン、その西の55mの大仏はそれは弥勒菩薩大仏であり、東の38m大仏が釈迦の大仏だったという。西も東もも爆破されたんだけど、爆破される前から顔もないしかなり崩壊は進んでいた。今回の展覧会は弥勒菩薩信仰を辿る展示となっている。弥勒菩薩とは56億年後に降臨して世界を救済する神様だという。意味はよくわからないが、この展覧会の一番の見どころは、バーミヤンではなくて、敦煌で発見された経典、の中で三井が所蔵している長安宮廷写経の、麻の紙に書かれている妙法蓮華経であろう。コレが凄い!676年に書写された第7巻は馬元礼という人物が書いたと記され 675年の第2巻は成公敬という人が書いたと記されている。と思う。。いずれも太原寺寺主彗立が概説みたいな事書かれている。彗立は三蔵の弟子としてインドの経典を翻訳した人物だから、この写経の価値は計り知れない!この長安宮廷写経の文字はいずれも上手すぎてとても1400年前の人が書いたとは信じられない。
2024.11.10
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レガレイラがかなり被った2.1倍の1番人気となっている。この馬はホープフルステークスG1を勝ったことと、その時シンエンペラーを負かしていることで過大に評価され続けて来た。しかしシンエンペラーは実はそんなに強くない事は証明されつつあるし、ホープフルSはG1とは呼べないレース。出遅れ癖もあるので勝つまでの信頼はどうだろうか。と、言っても他にコレぞっ、という馬もいないのだが、長距離が得意で前走は叩き台でエリザベスに照準を合わせて来た感じのサリエラ。前走に2200mの同じ距離を走らせて、ライアン・ムーアを手配して完全に勝負がかりな気配。あと前走2200で勝ち、ずっと乗ってきた西塚を坂井瑠星にチェンジしてきたホールネス。ゴドルフィンの馬なら血統には優れているはずで今回の様な名ばかりG1なら実質G3なので勝っても驚けない。3連単1着サリエラ、ホールネス2着レガレイラ、サリエラ、ホールネス3着サリエラ、ホールネス、キミノナハマリア(福島記念は落馬の影響で度外視)、上がりの競馬になればしぶといコスタボニータ、牝馬に乗せたら忘れたらいけない池添謙一のルージュリナージュ。
2024.11.10
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文京区の日中友好会館博物館で開催している。小型の博物館だが入場無料だし唐とか長安に興味があればかなり有意義な訪問となるだろう。12/1迄長安は唐の都であり、古代西周、秦、漢、隋、ほか13の王朝の首都となった。唐王朝は618年から約300年続いた。長安の人口は当時100万人で世界最大の繁栄した世界の中心都市だったという。長安は現在の西安で、現在の西安城壁は明時代1370年に造られた周囲14キロで唐の時代のものより全然小さい(それでも大きいのだが)。唐の城壁は南は大雁塔を内側に含み、東西は東市、西市よりも外側にあり、周囲36キロに及んだ。面積は84平方キロで、今の千代田区、港区、渋谷区、新宿区、中央区を合わせたより大きい。分かりにくいがそう展示されていた。都の南北に朱雀大路が通っていて、この道幅は150m以上あったという。何故かというと、皇帝がこの道の真ん中を通るのだが、道の両端から弓で皇帝を狙っても当時の弓の射程では届かない距離で道幅を決めたという。当時の弓は矢を75メートル飛ばせなかったのか?キングダムでは紀元前230年の昔でも、趙の白麗は弓矢で300メートルぐらい先の敵を倒していたが、あれは何なのか?ねこまんま氏は西安に3回行っており、唐の勉強もしてこの時代の知識は人には負けないぐらいと思ってるが唐の人々の暮らしぶりは知らない事だらけ。知っていると思う人ほど無知だと思う。いや、知れば知るほど知らない事が分かってくるという事か。。いつも驚かされるのは唐時代の衣服で、男性は基本的には丸首の服、女性は日本でいう着物みたいな襟合わせの服を着ており、非常に洗練された色とデザインで現在でも通じるぐらい新しい感があることだ。 料理は、鉄の生産の関係でまだ鉄鍋が無く、したがって陶器で蒸す、煮る、それか炙る、料理手法であり、現在のフライパンを使う料理は無かった。北部では羊肉が食べられ、中国南部では魚がよく食べられていた。豚肉も食べられていたが、食肉と同時に油を作る為の肉とみなされていたという。米、小麦、大麦、粟、キビなどが作られ、饅頭、餃子、ワンタンもあった。豆も各種食べられていた。熊、鹿、鶏、雉、などの肉などを日常生活で食べ、宴席ではラクダの肉も頻繁に食べられたという。酒は濁り酒でアルコール度数は低く、緑色をしていた。
2024.11.07
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コドルニュー、又はコドーニュウ、はスペイン最大のワインメーカー。主にカヴァというスパークリングをシャンパン製法で量産している。近年スペインワインは値段がバカ上がりしていて1300円。少し前なら880円ぐらいだった。辛口で美味しいです。
2024.11.06
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見応えのある素晴らしい時代アクション映画である。 95点っ!!俳優陣は大物という人はそれほど多くないが、新しい才能のある役者が活力を伴い補っている。殺陣のシーンがものすごい!「侍タイムスリッパー!」の殺陣シーンも圧倒的だったけど、この映画のはそれとは異なる、そーねー、、生と死が隣り合っている事を感じさせる、ガチ勝負の斬り合いがそこに在る。新潟の新発田市に行ったことがあるが平野の真ん中にあり、長岡市から新発田に行く為には断崖絶壁の渓谷を渡らないと新発田の城下町に行けない!という設定はおかしいのだが、、、。実際には福島県須賀川市で撮影したらしい。爺っさん、と呼ばれていた罪人、槍術指南役とか急に言って驚くっ。山田孝之、、合っている。仲野太賀、、殺陣の動きが凄いけど昔からやってたのかな。斬撃が凄すぎる。尾上右近、、合っている。鞘師里保、、、新星登場!岡山天音、、、悲惨な役回り。本山力、、、爺っさん。斬撃と気合いが凄まじい。ゆりやんレトリィバァ、、こんな人どっかにいたかな。野村周平、、この俳優最近凄みが出てきたな〜と思ってたら笑福亭鶴瓶さんの息子なんだって。上手い役者だよ。ついでに笑福亭鶴瓶って、清水国明と原田伸郎と、あのねのね結成して一緒に歌手やってたんだって。あのねのねって2人組だと思ってた。どーでもいいけど、だから息子も音楽やってるんだ。玉木宏、阿部サダヲ、、白石和彌監督。
2024.11.04
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11/11までの展覧会。火曜日休館で、行くならあと6日しかチャンスはない。田名網敬一の事は全く知らないが、美術関連の知識の幅を拡げるために東京の大型展覧会は全て行こうと思ってるので、会期末だが駆け込み。人生とは毎日、一瞬一瞬が全て学びの機会であり、学びの場が連続しているのである。この画家というかデザイナーはかなり特異な方なので、来場者はデザインを学ぶ学生風かまたはそういう仕事関係の人っぽい、ぽいというのは何故デザインぽいかと言うと、普通着るのが恥ずかしくなる様な訳分からん服を着ている方だからなのだが、それが2割ぐらい居る。しかしねこまんま氏のように田名網敬一を全く知らないけどなんかオモロいかもって人だってかなり居るはずである。また、知り合いとか家族に付き合わされて来た興味のあまり無い人も含めて、50%は田名網敬一を知らない人が居るはずなのだが、このような展覧会だと客の全員が田名網敬一のファンかの様にしたり顔で私はこの芸術性が理解出来ます全く素晴らしいですっ!と言う風にうなづきつつ見ている人ばかりなのである。私は作品を観察する8割と同時に来場者を2割観察している。客を観察するのはサービス業の性サガなのだ。。マニアックな展覧会なのに、来場者がほぼ私は知ってます!この芸術が分かります!という顔で見ているというここんとこが日本の七不思議だと思う。どこのいつの展覧会でもそうなのだ。ねこまんま氏は知ったかをしないのでヒョエエ〜!スンゲー!と言いながら初めて見た顔をしている。 田名網敬一はこの展覧会が始まって三日後の8/9に亡くなったようである。偉業を成した天才と思われる。価値ある展覧会である。展示作品が多過ぎて2時間では足りない。野田洋次郎が感想を言ってるのが聞けたりする。芸術を志す人は行った方が良い。音楽を志す人は寧ろ行った方がいい。 11/11まで。
2024.11.04
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イントロヴァート というワイン。酸味、タンニン共にまあまあ強くて、香りも強くクロスグリ、リコリス、墨汁、コーヒー、など。余韻も長く、楽しめるワイン。輸入は港区のジェロボーム株式会社だからまあまあ信用出来る。RESERVE リザーブ というのは、樽で熟成させた という意味だと私は捉えている。チリのワインでRESERVEというと一年は樽熟成させたと考えている。グラン リザーブと言えば、18ヶ月から2年の熟成と思う。 ハリーポッターとタリーズコーヒーのコラボドリンク。炎のゴブレット ロイヤルミルクティー。 横浜いいチームだな。羨ましい。 湯島天神
2024.11.04
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山形県の鶴岡市、冨士酒造株式会社の純米大吟醸・アルケミストという新作と思われる。兵庫県産山田錦を50%精米した無濾過生原酒、素晴らしいコクと香り、キレ、旨味の凝縮度はずば抜けている。本当に水の様に飲めてしまう。2200円、安い!
2024.11.03
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