黒部アルペンルートの長野側からの入り口となる扇沢駅へ向かって
山道を登っていきます。
眼前に広がる銀世界にワクワクしながらも、楽しみにしていたアル
ペンルートからのぞむ山々の見晴らしは大丈夫かな?そんな一抹の
不安が過ぎります。
スキー客の皆さんと一緒に扇沢駅からトローリーバスで黒部ダムへ。
何だか、季節外れな時期にやって来た感が次第に強くなっていき
ます。(笑)
黒部ダムへ到着です。
山々にかかっていた厚い雲が切れ始め、陽の光が湖面に注ぎ始めて
いました。
黒部湖周辺の景色をのんびりと楽しむ遊覧船には、シーズンオフ
に入っていて残念ながらのることはできませんでしたが、しばし、
目の前に広がる景色に足が止まります(遊覧船の運航期間は毎年
6月から11月上旬となっています)。
ケーブルカーで黒部平へとやって来ました。
澄み渡った山々の景色を堪能することは残念ながら、叶いませんで
したが、雪のアルペンルートもこれはこれとしてなかなか味わいの
ある光景を目にすることができたと思います。
また、機会があれば今度は富山方面から今度は時間をかけてゆっくり
と満喫してみたいものです。
雪深い景色に別れを告げ、今度は車で松本へ向かって一気に南下して
いきます。
久々の松本市内へ到着。
散策前に腹ごしらえということとなり、松本城前にある「手打ちそば
川船」さんにて昼食とすることとしました。
信州旅の道中、蕎麦に満足した私は天丼を、最後まで蕎麦を満喫したい
妻は山菜蕎麦を頂きました。
松本といえば「馬刺し」。前回頂いた際にも感じたことですが、甘い風味
の熊本の馬刺しとは違ってサッパリとして食べやすい味です。
松本城へとやって来ました。
黒を基調とし、別名、烏城と呼ばれる松本城。
天守のタイプは複合連結式でこちらの城もいろんな角度からその佇まい
を堪能できる御城だと思います。
明治維新後、競売にかけられたことや天守が大きく傾いたことにより、
城存続の危機を迎えたこともあったといいます。そうした危機を救って
きたのは地元の有志をはじめとする、この土地を愛する人々だったそう
です。そうした方達の尽力により、天守保存会が設立され、やがて国宝
に指定された経緯をたどっていくと感慨深いものがありますね。
何だか、日本犬保存の歴史にも通ずるところが多々ある様にも思えます。
旧開智学校を訪ねてみました。
松本城から北上していくとまず、開智小学校が見えてきます。この小学校
に隣接して旧開智学校は建っています。ちょうど小学校の正門の向こうに
旧開智学校が見えます。
温故知新の精神が脈々と息づく松本の町。
また訪ねてみたい町です。
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